娘とお弁当作り

2017.05.31

「自分のお弁当は自分で作る!」とやる気満々中1長女。
お菓子作り上手だし、やる気があるのはいいことだ、とやらせてみました。
まず卵焼きを焼いてもらうと、
あーだこーだ、やんややんや…。
「ダメだ、イライラする。」
こんな毎朝私が耐えられないので(笑)、次の手段。
夜に、色々下ごしらえ・準備をすることを一緒にして、朝焼くだけ・詰めるだけの状態にしました。彼女も何を詰めるのかすでに想像できているので、手際が良くなった気がしました。
でも5月から、朝練から最終下校まで本格的に部活が始まり、帰ってきたら、宿題・勉強でぐったり。夕ご飯を食べたらウトウト…。
今は一緒には作れなくなってしまいましたが、また余裕が出てきたら一緒に作れるのかな?でも、一緒に台所に立たない方がお互いうまくできてる気がするよね、kissako さんからのアドバイス通りでした(笑)。
お弁当を娘達に食べてもらえる時間は後10年あるのかしら。
お弁当生活、気楽にやっていこうと思います。

今までも夫婦2人はお弁当でしたが、「何が違うの?」とおとうさん。
毎朝炊きたてご飯とおかずの彩りと私の思い、だよ(笑)。

家具づくり

2017.05.30

2017053000120170530003かなりお待たせしてしまいましたが、本日ようやくHさんからご依頼頂いていた家具をお引き渡しすることができました。
「うわぁ、いいですね。」と穏やかな表情がにこやかな笑顔に。
喜んでもらえてよかったね。ノガミ君。
こういう言葉が何よりもうれしいですね。
ここに辿り着くまで、いろいろと試行錯誤しながらできあがった形です。思い出深い仕事のひとつになるでしょう。
Hさんが気に入った海外の作家さんの家具の形をもとに考えた形ですのであまりおおやけにお披露目できないのですが、いろんな苦労や思いがたくさんつまった形になりました。

Hさん、貴重な機会をくださってありがとうございました。
いろいろお勉強をさせていただいた家具作りになりました。

コーリアンラバロックとクルミを使ったセパレートキッチン

2017.05.27

201705270022017052700320170527004201705270052017052700620170527007夏のような暑さになると言われていたのですが、まだパッと晴れ上がらない早朝、東名高速を下っていくのでした。緩やかなカーブを曲がるたびに大きくなる富士山にうれしくなりながら、三島に到着。
平成建設さんのアトリエでまずは打ち合わせ。昨年まで大工工事部にいたというキラキラした美しい女性設計士さんのKさんが担当されるお仕事。
現場の経験を経てから設計に入るという平成さんのシステムはとても良いです。
もの作りを体で覚えている分お話がスムーズなのです。
前回、難しいキッチンのご依頼をしてくださったWさんも一緒に打ち合わせに加わり、あれこれ悩みながら形をまとめていきます。頑張ります。
そのあとは、先日設置が終わった三島のOさん(やはり平成さんの設計士さん)のところにお伺いします。
食器洗浄機の扉を開けると巾木が当たってしまうということで修正しに来たのですが、どうやら問題なさそう。
また何か勝手が良くない部分が出てきたらいつでも声を掛けてくださいね、ということで、写真を撮らせて頂きます。
クルミとコーリアンの「ラバロック」という少しあせた印象の静かなたたずまいのキッチンなのですが、写真を撮る私の後ろは、二人のお子さんが賑やかにおしゃべりする声で溢れています。
家ではOさんもすてきなお父さんなのです。
「お邪魔しました。」
外に出るとまるで夏のような陽射しになっていました。良い一日になりますように。

ゆきどまりの庭

2017.05.26

ゆきどまりの庭は緑が鮮やかです。
淡い緑から少しずつ深みを増して、向こうのほうではこんもりと茂って遠くが見渡せないくらい。
ここには誰も居りません。
温かな春の午後のような陽射しがあたりにスゥッと広がっていて、目をとじるとふわりと毛布が私を包むようです。
チョウは飛んでおりました。テントウムシも後ろからやってきて向こうへフーッと行き過ぎていきます。
でも他には誰もいない。
ネコも居ないし、友人も来ていない。
そもそも入り口がありませんもの。
でもね、ここでキシキシ音がする少しささくれた椅子に座って黙って目をつむってあたたかな紅茶を飲んでいると、こそこそします。
風の音かしら。
こっそりと気配があります。
まるで、みんなが真夏の午後の気だるい空気から一歩退いて涼しい木陰で休んでおしゃべりしているように、姿はないし声もないのですがこそこそとそこかしこでみんなが生き生きとしている様子が分かります。
みんながみんな楽しそうに暖かそうにおしゃべりしている様子が目をつむると、浮かんできます。
おや、今あちらの片隅ですらっとした人が通り過ぎましたか。

誰も居ないのにみんなが居てくれて温かいから、淋しくないし、気分よく私もここでお茶を飲んでいます。

そういう夢でしょうか。

テリーワイフェンバックさんの写真展が開かれているそうです。

わたしの「ゆきどまりの庭」があるかも知れません。

「CreemaかえるCOFFEELIFE」を終えて

2017.05.26

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昨日無事搬出を終えて、「CreemaかえるCOFFEELIFE」への出展を終了しました。
私達のような規模の会社が渋谷ヒカリエさんに出展するとなると、かかる手続き諸々、大変ですし、費用的にまず無理なことだと思うのです(笑)。Creemaさんのこういうイベントに参加することで、それを疑似体験することができます(大変なところは全てCreemaさんがサポートしてくれているので)。とてもありがたい機会なのです。
そして、店頭で色々なものづくりをしている作家さんたちと交流ができます。作品が出来上がるまでの、ものづくりに関する苦労話・パッケージなどの販売に関する工夫、とても興味深いことばかりで、勉強になります。手づくり市が好きな方は、直接作家さんとの交流できることを楽しまれていると思います。私達も同じなのです。
今回も色々な作家さんたちと出会うことができてうれしかったです。お話してくださって感謝しております。
そして、さらにありがたいことに、以前家具を頼んでくださったお客様が足を運んでくださいます。
「facebookで見たので、来てみました。家具、問題なくどころか大活躍してますよ。また何かあったら今井さんにお願いしますので。」
「facebookで見たので、今井さんに会えるのかな?と思いまして、来てみました。」
とてもありがたいのです。そんな風に思ってくださっているだなんて。うれしいのです。何よりも励みになります。
渋谷ヒカリエのスタッフの方々、Creemaスタッフの皆様、お話しすることができた作家の皆様、お世話になりました。また、次にお会いできる機会を楽しみにしております。
お買い上げ下さったり、足を運んでくださったお客様「フリーハンドイマイさんの家具・雑貨を選んでよかったよね。」と思っていただけるように、これからも頑張っていきたいと思います。
みなさま、本当にありがとうございました。
次回は何か新作を持って参加できるように頑張ります!

ホッと一息

2017.05.24

「もう着工していて・・。」
「今週末にお客様と打ち合わせをするのです。」
と、いろいろなご相談が重なって、スケッチを3件分今日中に仕上げないと間に合わない感じで・・。
どうにかできあがり。
このかたちたちが完成ではなくて始まりです。
ここからどのようにドラマチックな家具になっていくのかな。
皆さんとお話しながら形は変化して最良の形へと成っていくのですが、その時にはこのスケッチの面影もない時もあります。
儚いけれど、たいせつなものなのです。

プレイグラウンド 間仕切り収納

2017.05.22

20170522002いつもお世話になっている建築士さんのご自宅に間仕切り収納を作らせて頂きました。地下に住むIさんのリビングには、バルコニーから荷降ろししなければ入らなくて、この陽気でしたので搬入だけで大変良い運動。でも細かく作らなかった分、きちんとラインが出せて良かった。
ちなみに今回の材は、タモの突き板ですが、ロータリー挽きの興味深い木柄。杢が不思議そうに語りかけてくるような感じは、もののけ姫の無心に見つめてくるこだまのよう。
その中を彼は、ずっと駆けつづけているよ。

おわりのはじまり

2017.05.22

結末が書かれていないものがたりはおもしろみに欠けますよね。
そう、テーブル脚の最後のお話をしていませんでした。

ナラで作り直した試作はの脚は、予想通りの強度を得ることができて、無事にクリーマさんのイベント会場に運ぶことができたのでした。
そして、肝心のAさんのテーブルはと言うと、クロスしている部分をナラと同じく解体し、新しく選んだ材でパーツを作り直し、無事先週の日曜日に納品させて頂いたのでした。
どんなパーツを使っているのかは、ただいま展示されているヒカリエの8階でご覧くださいませ。(24日までですので。)
Aさんからも、「イマイ様へ。お借りしていたスチールとは違う温もりを感じる一品で芸術的です。大切に使わせていただきます。」とお便りを頂いて、胸を撫で下ろすことができたのでした。

しかし、初めて作ったかたちを届けた責任はありますので、この先この家具がどんな風に使われていくのかは勉強でもあり、楽しみでもあります。

「CreemaかえるCOFFEELIFE」の店頭に立って

2017.05.22

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渋谷ヒカリエの週末のお店番は無事終了しました。常に多くの人が流れている渋谷は学生時代ぶりで、あまり渋谷に遊びに行くような若者時代を過ごして来なかったので(笑)ちょっとドキドキしましたが、穏やかなCreemaスタッフの方々と、お知り合いになれたおひさま堂珈琲焙煎部さん、IRODORIさん、銀工房Wanlingさん、AtelierPeltoさん、くらしのぬのさん、そしてJaldimさん、HITSUJI COMPANYさんのお陰でリラックスしながら店頭に立つことができました。ありがとうございます!
以前食器棚をオーダーしてくださったNさんご家族とIさん、カナイ君力作のテーブルをご家族で見にきてくださったMさんご家族、他にも、「insta見ました。」と足を運んでくださり、手にとって見てくださったり、お買い上げくくださった皆様ありがとうございました。
この場所に来たからこそ再会できる、出会えた方々がいたのだと思うと、とても嬉しいです。ありがとうございました。
このイベントは5/24水曜日まで開催中です。四角い木のお皿「senkaku 」のウォルナットは売り切れてしまいましたが、他の雑貨や、木とガラスとアイアンのラウンドテーブルやイスをこの機会にご覧いただけたら嬉しいです。
引き続き、よろしくお願い致します!

5月18日(木)~24日(水)11時~20時
渋谷ヒカリエ 8F COURT
「CreemaかえるCOFFEELIFE」
https://www.creema.jp/event/hikarie

「CreemaかえるCOFFEELIFE」に出展します。

2017.05.17

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今回の出店の目的は、この2つのテーブルを同時にお披露目することなのです。
昨年の夏ごろから、カナイ君が作るのはもう5台目かな。
同じデザインを木と鉄と、2つの素材で表現して完成したものを、うちのショールームだけではなくて、都会で、おしゃれで、もっと多くの人がいる場所で(笑)お披露目できたらいいなと思っていたのです。こんな機会を与えてくださってありがとうございます!Creema さん!
昨年夏の「Creema meets ISETAN」でご一緒した作家さんたちとまたご一緒できるようで、とても嬉しくて、また、新しい出会いもありそうで、私個人的にもとても楽しみなのです。みなさま、ぜひ遊びに来てくださいね。
5月18日(木)~24日(水)
渋谷ヒカリエ 8F COURT
「CreemaかえるCOFFEELIFE」
https://www.creema.jp/event/hikarie
(5/20・5/21の土日は店頭に居ります)

ナラ節アリ材とコーリアンを使ったキッチン背面収納 バックカウンター

2017.05.16

2017051600320170516002今回のKさんの家具もナラの節アリ突板を使っております。
最近この表情を好まれる方々が多いのです。
心配していた荷揚げを行なうことなく、全て階段から搬入できて、取付のほうもノガミ君と役割分担して進めていたら、とても順調に作業が進みました。
「そろそろお昼にしませんか。」
Kさんが用意してくださったのは、おぉハンバーガー。
今まで使っていた食器棚から出されてしまった食器たちがまだ床じゅうにどっしり置かれていましたので、Kさんと3人でキッチンカウンターを囲んで立ちながらご飯をほおばっていると、食器棚の柄の印象と、リビングから流れてくる音楽が相まって、まるで僕たちアメリカン。

はい、おなか一杯になったところで残りの作業を完了させて完成。

「わぁ、すてきすてき。この場所の印象がとても変わって、この表情もとても良いです!」
「イマイさんには、長い時間いろいろとお話を聞いて頂いて、グチまで聞いて頂いて、こうしてすてきな家具を作ってくださってありがとうございました。」とKさんニコニコ。

ありがとうございます!では、またこの食器たちが居場所に戻った頃にご挨拶にお伺いしますね。
その時家具はどんな表情しているでしょうか、楽しみです。

ナラ柾目のテレビボード

2017.05.15

2017051500220170515003「ずっと前から、いつかイマイさんの家具を頼みたいって思ってたんです。」うん、愛の告白のようにうれしい言葉です。
まずはこのテレビボードが納まって、次に天童木工さんのダイニングテーブルや椅子が並んで、それからカーテンを考えていくのだそうです。
「本当はもっとパパッと決めようと思ったけれど、やっぱりこうして一つずつ実物を見ながら判断していくかたちで良かったです。」とニコニコ。
心配していた雨は、Iさんの玄関を出たらポツポツと始まりました。
良いね、おかげで2600mmの天板を運ぶのに苦労しませんでした。
ありがとう、お天道様。
Iさん、ダイニングが届いたら見に来ますね。

カイ君と少し遅いお昼を採って会社に戻って、しばらくするとアイがそばに来ていた。朝から出掛けていてお昼を食べていないからか、ニャアとうるさい。
はいはい、ご飯だね。
さて、とMさんの図面の作成に戻りはじめたら、今度はブチの妹がやってきた。こちらはもっとうるさい。
ハイハイ、ご飯だね。
さて、と思ったら、今度はシロさん。どこかでケンカして作ったかさぶたが今にも取れそうでブラブラさせながら、やってきた。
君は本当は中に入れてあげたいのだけれど、アイとケンカするし、最近はオシッコするようになっちゃったじゃないか。
ご飯を食べたら、外にお行きよ。

うれしいけれどさわがしくてなかなかはかどらない。

ブラックウォールナットのテレビボードとデスクに再会

2017.05.14

20170514002先日の納品時に立ち会えなかったので、本日あらためてご挨拶に伺ってまいりました。

「おぉ、ピッタリピッタリ。」
スピーカーがこうして入ってみると、特注したよって印象がよく分かります。
「ちょっとだけ熱のことが気になっているのですが。」とJさん。
放熱が高い機器はうまくテレビの後ろに置いたりしてレイアウトを工夫して使ってくださっているのですが、夏を迎えるとまたこの環境も変わってくると思います。その時にも対応できるように、格子扉の裏面のアクリルの外し方を説明して、それから、デスクについてしまった器の白っぽい跡をオイルのお手入れの方法をご説明しながら消したりして、今日の訪問は終わり。
実のこのデスクに隣りあうスペースと向こうのダイニングにも物がしまえる場所がほしいって考えているのです。と、新たなご相談も頂いていつでも対応できるように設置予定場所の寸法を測らせていただいて。

はい、またいつでも声を掛けてくださいね。
これからもよろしくお願い致します。

うれしいお便り

2017.05.11

「写真は、Fさんのシンク下の様子。こういう使い勝手の良い小物収納があるのは勉強になりました。」

昨日、Fさんからうれしいお便りをいただきました。
「昨日はわざわざ遠くまでお越しいただき、本当にありがとうございました。
小平のFです。
細かい扉の調整をしていただき、また炊飯器の蒸気の対策が聞けて安心しました。
炊飯器の蒸気も、一ヶ月に一度くらいの頻度でオイルでお手入れしていけば、木がコーティングされるんですね。本来予定していたバックの食器棚に戻して使ってみます。

子供もいたりだったので、使ってみた感想やお伝えきれなかったことを・・・と思い、メールしました。
イマイさんのキッチンにして本当に良かった、と日々実感しながら使っています。

リフォームの際に、キッチンの一般的なショールームを5箇所まわっても、夫婦でこれが良いねというものに巡り合えずにいました。
「オーダーキッチン」で検索して、ホームページをみる毎日。
たくさんのキッチン屋さんがあるのも初めて知りました。

リフォームでタイトなスケジュールの中で焦り始めた頃、たまたま今井さんを見つけることができました。
作例がたくさん載っていて、人それぞれに寄り添って作ってくれそう、また、希望の形に近い作例があり、キッチンと食器棚の費用ものっていたところに惹かれました。
そうでないと、旦那さんを説得できないので・・・(笑)
お忙しい中、希望のスケジュールに合わせて製作していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

オーク無垢の木の表情、木の手触り(引き出しを開けるたびに嬉しくなります)、人の手で作られたと感じながら使えるところ、引き出しのサイズ感(コンロ脇の2段の引き出し、調味料入れも使いやすいです)、など、どこをとっても素敵なキッチンにしていただき、本当にありがとうございました。

この度、新しくキッチンを作っていただき、自分たち夫婦の家になってきたと嬉しく思っています。本当にありがとうございました。」

ありがたくうれしい言葉です。

ひと段落

2017.05.04

先月末に小学校の体育館で開かれたPTA総会。私の役目はその総会の議長で、その役を終えて、副会長、会長、監査、議長の役を務めてわたしの4年間の役員としての活動は終わりました。
最近は、PTAという活動自体、存在自体が問われているところもあるようですが、私自身はこの活動はとても楽しいものでした。
家庭の暮らしのスケジュールの中に保護者としての活動を組み入れるって、親にとっては大変なことなのだと思います。
活動自体も今のようにコミュニケーションをとる方法が多様になってきた現在では、もっとうまくできる部分もあるのでは無いか、という意見も聞いたりするから、みんな活動には参加しても役を務めることからは遠ざかってしまうところもあると思います。
でもね、私は楽しかったし、いろいろ知らないことを教えてもらえることができてとても有意義な日々でした。
子供達が学校で楽しく居られるように、先生たちがどんな工夫をしているか、近所の年配の皆さんがどんな形でどれほど関わってくれているのか。
私たちが空気があることを意識しないで、毎日呼吸ができているように、子供たちには見えていないかもしれないけれど後ろからそっと支えてくれていたり、いろんな工夫をして学ぶことを楽しんでもらえる工夫をしてくれていることをこうして知ることができたことはとても楽しく興味深い4年間でした。
もちろん、この時期をこうしてきちんと過ごすことができたのは、家族の理解、スタッフの理解があってできたことです。
とてもありがたいことです。

そしてまたご縁があって、今度は長女が今年から通う中学校の役員を務めさせて頂くことになりました。
引き受けたからには楽しく活動させていただこうと思います。
みんなにはまた少し迷惑をかけてしまうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

表情豊かなキッチンに

2017.05.09

2017050900120170509002201705090043月にキッチンを作らせて頂いたFさんのところにご挨拶に伺ってきました。
「イマイさんの作る家具はほんとうに多彩な形にあふれていて、ウェブサイトを見ていてとても楽しかったのです。だからこうして家具を作ってもらえてうれしくって。」と、ウェブデザインの仕事をされているFさんにそう言われると照れくさいのです。
家具としての佇まいが好きな形にしたいか、使っている人の顔が見える形にしたいか、どちらを主に考えているかというと、後のほうです。
私たちは作家ではないので独り善がりに「自分のイメージを形にしていく。」というよりは、その人が何を望んでいるか、どんな暮らしを描いているかを思いながら家具を形作っていくのです。
思いや時間やつながりを聞き取って、何かそのひとのための形となるのか考えながら作っていくのです。

私が皆さんとその家具の様子をこうしてあらためて訪ねるのは、その姿を見たいから。
だってほら、家具がこんなにキラキラして見えるのは人のそばにあるからです。

木工教室、無事終了しました。

2017.05.03

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「さむかわイキイキフェスタ」無事終了しました。
こういうイベントに参加をするといつもありがたくて驚いてしまうのですが、お客様がご家族で遊びに来てくださいます。
Wさん、Oさん、Sさん、Kさん、Tさん、ありがとうございました。
「今井さん。」と言って声をかけてくださるのが本当にのうれしいです。またお会いできて、感謝しております。
ただ、今日は反省点が…。朝からいいお天気と思ったら、曇ってきて、風が強く冷たくなってきて、と思ったら、固定していたビニールテープが引きちぎれてしまい、テントがひっくり返りそうになってしまいました。間一髪で社長がアームをつかめたのでよかったのですが、ステージではダンスの発表もされていて、人が密集していた場所なので、本当に無事でよかったです。お客様にもご協力をしていただきまして、ありがとうございました。今後このようなことがないように気をつけていきたいと思います。
遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

節アリナラ材を使った食器棚とキッチン対面カウンター収納

2017.05.02

2017050200220170502006201705020032017050200420170502005今日は朝から茅ヶ崎のWさんのところまで。
待ちに待った家具の取付でございます。またしても取付日和。
「できたら、ゴールデンウィークまでに食器棚だけでも取り付けてもらえるとうれしいのです。」と言われておりまして、ゴールデンウィーク始まってしまいましたが、どうにか本日取付完了。
今回は2台も家具があるし対面カウンターのほうは納まりがシビアだからきっと夕方までかかるかなって思っていたのですが、大変順調に作業は進みまして、町が暑くなりはじめる9時から始めて、お昼の鐘をきく頃には作業が完了。おぉ、我ながら素晴らしい。
私が食器棚を主に取り付けて、両方の家具の製作を担当したコバヤシ君とカイ君が細かい段取りを打ち合わせながらテキパキとカウンターの収納を設置していきます。
食器棚は今回は電気の細かい工作もなく、吊戸棚も天井まで作らずに右の部屋の入口の高さに揃えたこともさいわいして、作業がとてもはかどったのです。
まずは食器棚が終わると同時に、奥様が「わぁ、見ても良いですか。ふむふむ。」といろいろ使い心地を試してくださって、「うーんレンジはどっちに置こうかな・・。」と悩み始めました。
ふと気がついて、「あぁ、そうですね!もう家電を置いても、食器をしまってくださっても良いですよ。」とお伝えすると、「わぁ、いいんですか。」と言いながら、大変テキパキとあるべき場所に物がしまわれていきます。
そうしているうちにカウンターのほうもほぼ設置が終わって、あとは細かい調整かな、というタイミングで、ご主人が幼稚園帰りのお嬢さんを連れて戻ってきました。
「おぉ!いいですね、いいですね。印象がだいぶ変わりましたね。」とニコニコしながら、キッチンに立ちおもむろに野菜を切りはじめて、フライパンに油を引いて、良い香りが漂ってきて、家具の設置がすべて終わる頃にはお嬢さんのお昼ごはんも完成していたのでした。
おぉ、何もかもスピーディです。
おかげでとても良い写真も撮れました。

それから、家具のご説明をしましょう。
今回は、扉や引き出しの前板には節アリのナラ材を合板と重ねた構造にして反りが出にくいように作っています。本体は節アリのナラの突板を使い、天板は節アリ材だとゴミがたまっちゃうかもしれないので、きれいな柄のナラ材。
最初はすべて普通のナラ材を使う形で考えていたんですが、表情豊かな印象に、ということでこの素材になったのです。
また、最初は食器棚だけのお話だったのですが、リビング側にもある程度収納できるスペースを作りたいというお話になりまして、今回はシステムキッチンを囲うような形で収納も作らせて頂いたのです。
キッチンの天板に揃えてナラのカウンターをつけているので、収納量もありますし、とても優しい印象になりました。
またこのキッチンのそば光ケーブルのコンセントがあって、ルーターを置く場所にも困っておりましたので、ガスファンにーたーを置くスペースの奥にちょっとしたスペースを作ってルーターを隠すようにしました。
配線だけは露出してしまう部部分があるのですが、かなりすっきりした印象になったのではないかと思います。

また家具を使いこんで良い印象になる頃にお邪魔させて頂きたいと思います。
この季節は心地良いのですが、ちょっとこわいのは、すぐそばが海ということもあって、湘南の海風が家具にどんなイタズラをするかです。
家具がこの先どんな風に動くかも見守っていきたいと思います。

今日はありがとうございました。
20170502007ちなみにこちらが、お引越し前の写真になります。だいぶ印象が変わりましたね。

木工教室を開きます!

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明日、5月3日水曜日に寒川中央公園で開かれます「さむかわイキイキフェスタ」に参加し、青空木工教室を開きます!
ペン立て、小箱・ポケットティッシュケースなど、色々キット化してご用意してあります。幼稚園くらいのお年頃のお子様なら、おとうさん・おかあさんといっしょに作れますよ。お値段も、お世話になっている寒川町での開催ということで、ワンコイン以下で参加できます。
お天気も良さそうなので、ぜひ遊びに来てくださいね。
皆様にお会いできるのを、楽しみにしております!

<ご注意>
*今回は木工教室開催ということで参加しますので、木製雑貨等の販売は行いません。ご了承ください。
*寒川中央公園の駐車場がございますが、台数に限りがございます。
*イベント参加の為、工房・ショールームは不在となります。

漫画家さんのデスク

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201705010052017050100620170501004と、午前中は穏やかな気持ちでおりましたが、気持ちが少し焦っていたのは、「昼過ぎから空模様が怪しいよ。」って、テレビがそう言っていたからでした。
と、そう思っていると程なく雲が広がり始めて、まわりが暗くなってきましたね。急げ!
予定よりも1時間早く作業を始めさせて頂いたのですが、心配していた搬入でちょっと躓いてしまいました。
最後に取り付ける予定のパネルが大きくて階段を通らなくて・・。
雨の勢いが弱くなった時に、それ急げと、庭にブルーシートを敷いて、もうルでグルグルにしたパネルにロープを巻き付けて、私は上で、ノガミ君は下でエイヤッとどうにか搬入できまして、ひと安心。
こうしてユニークなデスクが完成致しました。
トレーサーという道具に下にペンタブレットが置ける台があったり、原稿をしまえるワゴンがあったり、これからどんな風に使っていってくださるのかが楽しみです。
ありがとうございました。

ステンレスとタモのキッチンバックカウンター

2017.05.01

20170501002「どうしてもレンジをカウンターの上に載せたくないんだよ。」と奥様に強く思いを伝えていたご主人の願い叶って、すっきりとしたカウンターができました。
そのご主人にニコニコ立ち会って頂いて、私は暑くてタラタラ汗かきながら失礼しました。
納品日和でしたね。
ありがとうございました。