節アリナラ材の食器棚

2017.07.20

2017072000220170720003先日、食器棚を納品してしばらく経ちましたので、Kさんにご挨拶に伺ってきました。
以前にもお話しましたが、Kさん、そして、お姉さんのSさんのご実家はこの寒川。昨年のクレミルからとても積極的に私たちに考え方にご賛同くださって、家具作り、小物作り、この町の良さを知ってもらうことなど、いろんな部分でご相談に載ってもらっている心強い存在です。
そのKさん(そしてお姉さんのSさんも)来月が臨月で、ちょうどこの時期はいそいそと準備に忙しい時期ですね。
「ほんとうは歩いたほうが良いのでしょうけれど、この暑さだと考えてしまいます。」
「このスペースは主人のコーヒーのスペースなんです。毎朝楽しそうに開け閉めしているんですよ。」
と、うれしそうにお話しするKさん。
子育て落ち着いたら、また大家族でクレミルに来てくれるかな。

「今考えているのは、この食器棚に合うカトラリーケースを探すことと、もし子供が生まれて食器が増えてきたら、吊戸棚が必要になるかもしれない、ということですね。」
なるほど、Kさんならご主人と二人できっと吊戸棚さえも作っちゃえるはずです。
その時を楽しみにしていますよ。

タモのダイニング収納

2017.07.20

いつもお世話にお世話になっている青葉台のナチュラルウッドさんから独立して、海老名で仕事を始めたE-life工房の本田さんは、実は子供が中学校で同じクラスだったりして、何かとうれしい出会いになったわけですが、そのE-lifeさんからお話頂いていた、タモのシンプルなダイニング収納を昨日ノガミ君とワタナベ君の二人で取付に行ってもらいました。
何気ないシンプルな形ですが、これが今年の4月から仕事を始めたワタナベ君が作ったとなるとまた見方が違ってきます。
私たちの工房では、新人ができる作業を3カ月させてみて、その間に家具作りのそれぞれのパートについての感覚を掴んでもらいます。それぞれの作業のコツや仕上がりの具合、全部説明しても覚えられないので、まずはこういう流れでこういう仕上がりがうちの家具だってことを見て覚えていってもらいます。
あとはその都度ひとつずつ大事なことを覚えていってもらって、最終的に一人で大きな家具を1台作れるようになっていくのですが、ここで一連の流れを把握できるかどうかで家具を作るというスタンスが大きく変わってくると思っています。
ワタナベ君は以前はこの家具作りとは全く違う仕事をしてきましたが、この3カ月見ていてみんなが「なかなか良いですよ。」と言っていたので、今回彼は初めて箱ものを作ることになったのでした。
ノガミ君がうまくサポートして取付も無事に完了したようです。E-lifeさんも気を使ってくださって現場はとても作業しやすかったそうで、いろんなご縁ですね。

新しいことを覚えるのって気分が良いのです。
その心地良さが分かるとどんどんいろんなことを吸収できる。
どんどん良いものになっていく。
楽しみであります。