節ありナラ材とステンレスの食器棚

2017.07.22

Nさんとの最初の出会いは3年前の横浜のマーケットでした。「食器棚の問い合わせをさせたいただいているNです。」と奥様がわざわざご挨拶に来てくださいました。
そこで私は気持ちが近くあることを感じていたので、Nさんのお宅で打ち合わせと採寸をさせていただく時に、社長に同行させていただきました。その時、奥様はお仕事でいらっしゃらず、旦那さんにお会いすることができました。
そして、この食器棚を納品させていただいたのは今から約2年前。
その間、今年の6月に私達がCreemaさんのイベントに参加して、渋谷ヒカリエに出店していた時にわざわざご家族揃って遊びに来てくださったのです。
そして今日Nさんの食器棚を使っている様子を見にお邪魔してきました。
「なんの問題もなく、快適に使えています。」と7ヶ月の可愛らしいCちゃんを抱っこした奥様とにこやかな旦那さんの姿と食器棚。
うれしいな。幸せです。
お客様のご家族の暮らしを家具製作を通して一緒に感じさせていただいたこと。
そして、Nさんが私達を作り手として身近に感じてくださっていること、とても感謝しております。
私達が目指していることに「使う人と作る人がもっともっと近づくことができますように」ということがあります。
その気持ちがないとより良いものづくりはできないと思っているからです。
節ありナラ材は動きが読めない部分があるので、未だに怖さがあるのですが、無事に快適に使われているとのこと安心いたしました。
でも、もし動きがあったとしても、きちんとメンテナンスさせていただきますので、いつでも声をかけてくださいね。
みなさんの暮らしの一部になる家具を作らせていただくというこの仕事、これからも気を引き締めて頑張っていきたいと思います。
Nさん、今日は本当にありがとうございました。