はかり売りのお店作りのお手伝い

2017.11.01

その頃私はお客様が来るのを待っておりました。
シキナミさんとLPACKさんが立ち上げるお店のお手伝いをさせて頂くといことで、3人がこちらにいらして下さるのです。
「いよいよという意気込みは大きく持ってきましたが、まだイメージだけです。今日は自分たちがお施主さんの気分でやってきました。(笑)」という3人といろいろとお話して、とても魅力的なお店になりそうなお話をガヤガヤとしておりました。
日用品が量り売りしてくれるお店作りのスタートです。
お店のメインとなる厨房部分を私たちにお任せ頂けることに。
人の笑い声や息づかいがいつもそこにあって、誰もがそのまま歩くようなスタンスで入ってくる、そよ風がいつも通り抜けているようなお店。
そのようなお店になるといいなあ。

タモの食器棚

2017.11.01

今日はここからほど近い立場のSさんのところに食器棚の納品でした。
ワタナベ君が初めてほぼ最初から最後までを担当した家具。
私たちの工房では分業にしないで1人1台の家具を作っています。
もちろんその技術や知識を身につけるまでは、パートごとの作業を繰り返し覚えていくのですが、最後にはそのパートパートをつなぎ合わせて、ひとつの家具作りの流れをつかんでいく。
「もちろん大変なこともありますが、とても楽しいです。」先日ワタナベ君はこう言っていました。
物を作るって楽しいよね。
自分の頭の中で組み立ててあるイメージを実際に手を動かしていくことで、形ができあがっていく。木を削っていると、この木はこんな堅さなのか、この金物はこういう動きをするのか、という発見から、その動きを抑えるにはこういう工夫をしていくんだって、言う展開と発展、そして身についていく。
楽しい流れです。
でも、ただただ作るだけではね、その人から信頼されているから作れるんです。
それが大事なこと。
作らせてもらえることはありがたいことです。

そうして、設置は完了。今回はSさんご自身で塗装を行なうために1枚だけ扉を塗ってみてその方法をお伝えします。
その方法をお伝えするのはノガミ君。お伝えする楽しさもまた、Sさんから頂いていること。
家具作りに参加してもらえることもありがたいことです。
いろいろな形で皆さんと私たちはこうしてつながっていくのです。

Sさん、頑張ってくださいね。
完成を楽しみにしています。
そして、クレミルでも楽しんで物作りしましょうね。
お待ちしております。