職場体験の日

2017.11.09

2017110900120171109002今日は職場体験の日。茅ヶ崎の中学校から女子生徒さんが二人いらして下さいました。
過去は男の子ばかりだったので、女の子の来社は初めてです。
「ものを作るのが好きなのです。手に職をつけたいと思っているのです。」と目をキラキラさせてお話するサッカー女子。
「デザインの仕事をしてみたいのです。」とはにかみながらお話する卓球女子。
今の中学二年生はしっかりしているんだなあ。

まずは私から家具を作っていることについて堅いお話をさせて頂きました。おじさん話が長くてゴメンね。
でも、どうしてもこの子たちが大きくなるころには、って思う心配があって。
どんどん物を作ることが簡単な世界になっていって、ピって押すといろんなものができあがっちゃう世界になっちゃったら、手を動かして物を作ることが大切なことじゃなくなっちゃったら、淋しいなあって。
それでも自分は何かを作り出すこと、生み出すことを生業にしていくんだっていう表現力やたくましさをこれからどんどん身に着けていってほしいって思います。
僕は、私は、作れるよ。だけではなく、僕が、私が、そのために作るよ。っていう力をどんどんつけていってほしいなあ。

と堅いお話をした後は実作業。

私たちが作る箱もの家具の基本である「芯組み」。きれいでかっこいい家具たちは地味な作業を繰り返して生まれるのですってまた堅いお話になりそうですが、当の本人たちは「あー楽しかった。」とあっけらかんとした面持ち。
よいね、若さだね。その力が未来を作るよ。
いつまでも可愛らしく、いつまでもはつらつと、いつまでもたくましくあれ。