チェリーのキッチンのお引き渡し

2018.04.13

2018041300220180413001午前中にNさんの現場にカナイ君、ノガミ君、カイ君と一緒に出掛けて、搬入と打合せを済ませたらNさんにご挨拶をして先に会社に戻ってきたのです。
そして、お昼を過ぎた頃に横須賀からTさんがいらしてくださいました。
「私はイマイさんのもとに訪ねてこられる皆さんのように若くはないのですが、気持ちの良いキッチンを探すとどうしてもどこにも無くて。そして、母の思い入れがあった品物を整理していると自分が小さかった頃が思い出されて・・。やっぱりそういう場所って良いなって思うと、やっぱり自分の思い描く台所にしたいなって思うのです。」
お母さまのことを思い出すようにやさしくTさんは語りかけるようにお話してくださいました。
子供の時分の気持ちって、そう、いつまでも心地良く残っております。
私はやっぱり、甘えて母にシャツのボタンが閉められないよってその背中に語り掛けたら、母はきっと夕ご飯の準備で忙しかったのでしょう。
「もうすんなこと自分でできるしょう。」と言いながら水をピシャっとかけられたのがとてもよく記憶に残っているのです。(笑)
その時に「ああ、ぼくはいつまでもだらしなくしていてはいけないのだ。」そう思ったのでした。(笑)
そんな優しい打ち合わせを終えて間もなく今度は逗子まで。
本日ご新居のお引き渡しだったAさんにご挨拶とキッチンの使いかたのご説明です。
家を建てるっていろんなことが初めてのことばかりです。
使いかたを工夫することで木の家も木のキッチンもとても長持ちしますし、どういったことに気を付けたら良いかなどをいろいろとお話して無事キッチンもお引き渡し。
いよいよ明日お引っ越しだそうで、先ほどお部屋中ぐるりと見せて頂いたのですが、2階のホールの印象がとても気持ちよかった。
そこでどんなお話が生まれるのか、そこからキッチンを見下ろすとどんな温かな匂いがするのか、楽しみですね。
ありがとうございました。

木のキッチン

2018.04.13

2018041300520180413004もともとは食器棚を作りたいというご相談だったのです。
マンションの内覧会で初めてNさんとお会いしてNさんも初めて入る室内で、いろいろとお話を重ねているといろんな可能性が出てきたのです。
そして、今回でき上ったのが、食器棚とその手前に見えてくるスペースもキッチンを囲うような棚にすることで、リビングから見た時の印象を整えることができました。
ナラの節アリ材の表情がとても豊かな家具になったのです。
あとは明日届くオイルをNさんご自身で塗装して完成。
少し色を入れるということで、どんな仕上がりになるのかはお楽しみに。
また時期を見てできあがりの様子を見に伺いますね。
ありがとうございました。