どうり

2018.04.18

2018041800120180418003その形がこうして実現されるのには、いろいろな理由があって、その形が現れるのです。
私たちの考える理由、使ってくださる方それぞれの考える理由。
赤色に黄色を混ぜれば茶色になって、そこに赤色を足すと橙色になるけれど、白色を足せば肌色になる。どの色を選ぶかは生まれたコミュニケーションで鮮やかに変わっていきます。
今日は、ディスポーザーを設置したということで、その形状に合わせて加工した引き出しを再設置してきました。
Mさんとのやり取りは、本当にいろいろな色に変わっていき、やっとたどり着いた形です。
その人の色(特にお母さま)を見つけるまでがなかなか大変だったなあ、とぐるりと室内を眺めてはそう思うのでした。
その色をすくってさまざまな形にできる手こそが自由な手なのです。

和の離乳食パクパクセミナー2回目中期~後期編 無事終了しました。

2018.04.18

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「赤ちゃん連れで雨の中は大変だろうな。」と昨夜から気になっていたのですが、ご予約いただいた皆様、無事に揃って、始まりました。
和の離乳食の基本となるお出汁をとるには少し時間が必要です。離乳食中期~後期から使用できる煮干し出汁の準備をしながら、座学から始まります。月齢に合わせて、赤ちゃんは今どういう状態なのか、そのひと手間が必要な理由を学びます。はじめさんのクラスでは、実際に生活の中に取り入れていくための工夫の仕方も実体験を交えながら教えてくださいます。
講義が進み、馴染みのない場所で、最初はお母さんにおとなしく抱っこされていた赤ちゃんたちも、お母さんが真剣にメモを取っていても、みんな思い思い自由に動き出します。この時期は、ハイハイできて、たっちできて、つかまり歩きができる頃です。かわいいですね。娘たちにもこんな時期があったのだなと、愛おしくなりました。
そして、キッチンを囲んで、実践しながらの講習です。「こういう場合はどうすればいいのですか?」「この道具は使いやすいですね。どこのですか?」など、実践があると意見交換が活発になって、いい雰囲気です。
お出汁のいい香りと、お母さんたちがおいしいものを作っていることは赤ちゃんもちゃんとわかっていて自然と手が伸びます。
赤ちゃんはちゃんと見ているのですね。おうちでお母さんに作ってもらってね。
はじめさんは「おうちに帰って、離乳食でわからないことがあったらいつでも連絡してください。」とアフターフォローもしっかりされているので、子育てママにはその言葉だけでも心強いですよね。
もう赤ちゃんを産み育てる予定のない私ですが、離乳食教室は「食のはじまり」を再認識できる機会となりました。
個人的には、この先いつか必要になる介護食にも生かせるのではないかと思いました。
セミナーにご参加してくださった皆様ありがとうございました。撮影・掲載にも快く応じてくださって感謝しております。
はじめさん、ありがとうございました。次回の開催も検討してくださっているそうなので、決まり次第お知らせしていきたいと思います。
楽しみにしていてくださいね。