「夏のクレミル 木工教室」を終えて

2018.09.03

_dsc1660_dsc1665_dsc1671_dsc1675_dsc1679_dsc1684_dsc1693_dsc1717_dsc1721_dsc1748_dsc1753_dsc1754_dsc1654_dsc1677_dsc1682_dsc1697_dsc1703_dsc1728_dsc1730_dsc1735_dsc1741_dsc1746「夏の~」とつく割には、涼しい雨の日曜日の朝、2日目の木工教室が始まりました。
今日のお客様も2組の参加となりました。(お子様の体調不良でキャンセルされたWさん。また次回もありますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。)今回もお客様1組にスタッフ1人がついて作業できる状態でしたので、スタッフの各工程の説明も「普段はこういう風にしていますが、今日は木工教室なので、○○さんのお好みのやり方でも大丈夫ですよ。」と、より丁寧なものに感じられました。
「リビングで、下の段にルーターとかを置いて、上に鍵とか貴重品とかを置く台が欲しくて。」とその台を製作されたHさん。今回木工教室で初めてプレス機とテープ貼り機も稼働しての加工を体験していただきました。より工程が多くて大変だったと思いますが、お2人でとても熱心に取り組んでくださって、見ていて微笑ましくてとてもうれしかったです。
「娘が台所のお手伝いをしたいと言うようになったのですが、まだ届かないので、スツールがちょうどいいなと思いまして。」とそのスツールを作られたFさん。昨年「木のキッチン」作りにも参加してくださったおとうさん。DIY好きということで、慣れた物腰が、見ていてとても安心感がありました。実は、宣伝した割に今まで誰からもお申し込みがなかったもので、Fさんがスツールを作ってくださってよかったです。(笑)「作りたいものが作れますよ。」と言われたら、自分に今必要なものを作りたいですよね。でもたまに「木工教室に参加したいのですが、何が作れるのかよくわからなくて…。」と言われる方もいらっしゃるので、毎回テーマを決めて企画をしています。
「なんとなく作業を進めながら大きさや使う部分を決めていくのではだめなんですね。はじめに全部きちんと決めてないとだめなんだ。」
「こんなにいろんな工程があるなんて思っていなかったです。家具作りって大変ですね。でも楽しかったです。想像以上のものができました。」
毎回色々なご意見をいただけて、感謝の言葉もいただけて、こういうことを実感できる機会はありがたいです。
自分が当たり前のように普段している仕事も、知らない人にわかりやすく伝えて安全に作業をしてもらえる為にはどうすればいいか、自分も、スタッフも、仕事の本質というか、日々を見直す良い機会になると思います。お客様からのリクエストで始めた工房開放の木工教室ですが、自分たちの為にもなっているのだなと改めて実感しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。次回は例年通りの「冬のクレミル」で開催予定です。Fさんの奥様にあるヒントをいただきましたので、次のテーマももう考えていますよ。10月頃から告知をしていきます。よろしくお願いいたします。