お家づくりの始まり :家具屋の家づくり

2019.02.17

本日は午前と午後で2組のお客様が新しい暮らしに合わせたキッチンのご相談に来てくださいました。
皆様も同じようにお家づくりをされているのだなと思うと、より近く感じられて、「お互いに頑張りましょうね。」という気持ちでコーヒーを入れさせていただきました。
こんな機会もないですから、私達のお家づくりのお話を少しづつ書かせていただこうと思います。

今の住居はマンションです。(写真は暮らし始めた頃の子供が生まれる前の我が家のインテリア。家電に時代を感じますね。笑)
結婚当初は賃貸アパートに住んでいて、家賃と同じくらいの負担で新築のマンションはないかな?と探し、約1年後今の場所に引っ越しました。

この場所を選んだ理由は、お互いの実家のちょうど真ん中辺りの地域だからということ。
この家を選んだのは、当時私は電車通勤で看護師をしていたので、通勤に便利な場所に建っていることという点で選びました。
今年で、17年目。
2人の娘に恵まれて、こども達も1日中出かけても自分の足で歩けるようになってきたところで、ふと考えたのです。
これからの自分たちの生活はどうなっていくのだろう。
今のペースで仕事をしていけるのは何歳までだろう。
向こう10年は今のペースでやっていけるのかな、皆様から声がかかる限りはやってゆきたい。
キッチンを作り始めて14年目。オーダーキッチンを作る家具屋も珍しくなくなってきました。その後は違う形を取らなくてはならないかもしれないし、そうせざるおえなくなるのかもしれない…。
そうやっていろいろ考えた時に、家を建てるのは今かもしれないと考え始めました。
家を建てる。
どこに、誰に、建ててもらいたいのか。
どんな家がいいのか?
昨年のお正月頃に色々考え始めたのです。

みんなで意見を出し合いました。
すると、
「庭が欲しいな。庭ができないなら、引っ越さなくてもいいと思ってる。」とダイスケさん。
そんな思いがあったなんて今まで知りませんでした。そして、
「学生の頃からずっと夢に思っていたから、福原さんに建ててもらいたい。この2つが叶わないなら家は建てなくてもいいと思っている。」
そこまで言うのなら、その条件に合う土地を探さなくてはね。
ハルとチイにも聞きました。
「どこでもいいけど、学校が変わるのは嫌だ。」
そりゃそうだ。お父さんとお母さんだって、幼稚園・小学校・中学校で、やっと地域のことがわかり始めて、この地域の先輩方とお父さん・お母さん達とつながりができた。できることなら繋がっていたい。
学区内でお庭が取れそうな、建築条件のない場所、できれば、駅からあまり遠くない場所で、と言う条件で、私たちの土地探しが始まりました。
(不定期更新で続きます…。)