チェリーとスチール

2019.06.04

カナイ君が足早に流しと作業場を行き来しながら背板の接着を行なっております。いよいよワークデスクの製作も大詰めでございます。

オーダーキッチン「ステンレスヘアラインとアメリカンチェリーを使ったアイランドキッチン」

2019.06.04

2019060400220190604003「ここでお料理教室を開きたいんです。」とおっしゃっていた逗子に新築したSさん。
「実はまだ準備はこれからで。」ってはにかみながらそう伝えてくださいました。
「でも今はこの地域で月に一回開かれている食堂のお手伝いをしているんです。自分たちのような子育て世代と、子育てを終えたご年配の皆さんが一緒になって地元の食材を分けて頂いて、このあたりの子供達やもちろん大人たちにも食事をふるまうのです。それがとても楽しくて。」
ステキな取り組み、つながりですこと。

「料理はご主人とお二人でここに立つのですか。」
キッチンの周りをいろいろと拝見させて頂きながら、お話を聞かせて頂いていた時。
「そうなのです、主人も料理が好きで、料理だけではなくて、手を動かすことが好きなんですね。」
部屋の珪藻土も床の濃いオイルもタイルだってSさんご家族で仕上げたそうで、ご主人は物作りの楽しさが高じて背面収納やリビングのこの縦格子の引き戸まで作ってしまったそうで。
すごいね。

ちなみに8本ある包丁。奥様は2本で、ご主人が5本で、お嬢さんが1本。
すごいね、すごいね。

それはもう早く準備を整えて、この町の魅力とSさんご家族の魅力が伝わるようなお料理のお仕事をここで開いていかないといけませんね!
楽しみにしています、Sさん。