アイラブトミヤさん

2017.06.08

その頃私は何をしていたかというと、1年に一度この時期に行なわれるチアキが通う小学校の恒例行事でもある体力測定のお手伝い。
平日ということでなかなか集まれるお父さんも少ないのですが、なるべくできる手伝いはしたいなと思いまして、チアキがいる3年生の計測がある本日にお手伝いに参加しておりました。
チィちゃん、喜んでくれたかな。
こういう活動への参加って子供のためでもあるのですが、どちらかというと自分のため、普段会えないひとたちと接することができる大切な機会です。
自分の住む町がどういうふうになっているか、学校や近隣のご年配の方々がどう子供たちを見て、どう私たちを見ていてくれているか、そういうことを知る大切な機会でもあります。
作業が終わって帰る時に、蛍光ベストを着て、早く帰っている1年生の後ろ姿を見守っている、近所のおじいさん。(と言っては失礼かな。)
そのおじいさんの背中ってなかなか見る機会がないですから。
こういう時間はうれしい時間なのです。

夕方会社に戻って、しばらくするとトミヤさんが予定通りにいらして下さいました。
何というか大好きな建築士さんで、最初の出会いは、今から9年前にキッチンを作らせて頂いたKさんの内覧会でした。とても声が大きな建築士さんという印象で、その時はそれほどお話する時間も取れなかったのですが、私もトミヤさんもどこからお互いを覚えていてくださって、2年前にOさんのキッチンをリフォームする際に再びお会いできたのです。
その時に、富谷さんに打ち合わせのあとにいろいろと連れ回されたおかげで(笑)、どんどんすてきな人たちと出会うことができたのでした。
その大変ユニークなキャラクターにみんな惹かれちゃうのです。
そのようなトミヤさんと今度お仕事で再びご一緒させて頂けることになりそうで、今日は私たちの工房を訪ねてくださったのでした。
「ようこそ、トミヤさん!」
今日のお仕事のお話は、24日の大きな打ち合わせの事前確認ということで5分で終わってしまいまして、あとの3時間55分(4時間55分!)はひたすら気の合うお話を。良くも悪くも似ているところがたくさんあって、とてもうれしい時間でした。
近い感覚を持った人と一緒に過ごせる、一緒にお仕事できることのすばらしさ、とてもとてもうれしいです。
帰り際には、男二人でショールームの明かりを落として、ならんで記念撮影。
とてもとてもうれしいのです。