日記「自由な手たち」

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ステンレスバイブレーション仕上げのカウンターとナラ柾目のキッチンと食器棚

201709130022017091300320170913004Fさんの設置工事は今日で完了。

毎日使うキッチンと言う場所。その場所を一緒に考えてほしいって言ってくれるみなさんがいます。

母が作るカレーは私の大好物でした。
母が作る煮豚はご馳走です。
子供の頃、甘えてシャツのボタンがしめられないって泣き付いたら、「そんなことは自分でできるようになりなさい。」って言いながら洗い物している手で水を掛けられた。
家で留守番している時に友達とおやつ食べようって残っていた千歳飴を包丁で切ったらざっくり指を切って血が止まらなくて、「おぉ、自分は死んじゃうのか・・。」なんて思いながら、ずっと水道の水を掛けていた。
冬になって湯沸かし器のお湯をひねるたびに大きなボウゥって音と一緒につく青い火を見ていつか爆発するんじゃないかって怖がっていた。
父方の祖母の家に遊びに行くと、いつも豚のひき肉だけを使ったの柔らかい煮込んだハンバーグを作ってくれた。
のちに、母も私の娘たちが遊びに行くと煮込みハンバーグ(こちらは合挽き肉)を作ってくれるようになった。
母方の祖母の台所では、お仏壇がそばにあったからいつもお線香の香りと、床板を外すと出てくる大きな桶に入ったぬか漬けの香りがしていた。
結婚して最初に住んだ家のキッチンは狭くて使いにくかったけれど、向かいに昔作ったテーブルを置いて、そこを作業台にして、何ていろいろやっていたからいつも二人で食べるご飯は美味しかったなあ。
料理を作るところってそういう場所です。
そういう場所を作らせてもらえることは幸せです。