日記「自由な手たち」

20180709001

愛だよね

PTAなんていうと、最近あまり良い声を聴けないことが多いのですが、こうして活動に携わってみるといろいろと知らなかったことが見えてくるのです。
ちょうど4年前に小学校の活動にかかわらせて頂いた経緯があって、今回もご縁があり中学校の会長として1年活動をさせて頂いております。

小学校と違って、中学校は生徒が主体で動く場面が多いので、私たちは本当にそっと支える程度の活動なのですが、その「そっと」が本当はとても大切だなって思っております。
先日の大雨のことや地震のこともあり、ここ最近、通学路の危険な場所を確認する機会が増えております。

子供たち、生徒たちが登校する時間は、私はいつもは会社に居る時間でして、実際彼らがどんな道を通っているのか正直なところあまり強く気に留めておりませんでした。
今回、自分の子供が通う学区をぐるりと見まわしてみますと、交通量の多い場所、物陰になっていて外から見えにくい場所、町はいろんな人の息づかいででき上っているものですからそういういろいろな場所が生まれては変わっていきます。
そういう場所がどうなっているのかを見るということは、とても私のなかで気持ちがしっくりくるものでした。

なにげなく子供に挨拶しているおじいさんや毎日交代しながら旗を振るお母さんやお父さん。
子供はね、私も子供の時分はね、あまり気にも留めていなかったけれど、いろんな人がそっと子供たちを支えてくれているんだなあ、そう思うのです。
そして、子供達のために頑張ろう、そう思ってくださるたくさんの大人たちも、子供が居るから、子供がいてくれるから気持ちを一つにしてくださるのだなあ、となんだか偉そうな物の言い方になってしまいましたがそう思うのです。
よく見れば車から子供たちを見つめる大人たちも、子供たちの通学時間なのだから、ちょっとはゆっくり走ろうかなって思いで、止まってくれる人も多かったりして、かえって道に広がってしまう子供たちがもう少ししっかり歩こうぜって思えたりして。

すべてがうまくいかないときもあるけれど、そういう場面を見ていると、子供はしっかりまわりを見てくれる大人たちにありがとうと言うし、大人たちも子供たちがこの町で元気で居てくれて、この町に元気をくれてありがとうと思っている。
みんながみんなにありがとうって言っている場所にあるのは愛だよね。

汗をだらだらかきながらとぼとぼを登校時間の終わった通学路をひとり歩いていてそう思ったのです。