マツとスギを使ったカトラリーケース

2019.07.04

20190704001自宅の引き渡しの時に、「この床材が少し余りましたのでよかったらイマイさんお使いください。」と加賀妻さんにそう言われまして、ずっと片隅に置いていたのですが、そういえばアキコがカトラリーを入れるケースがほしいって言っていたのを思い出しまして、ここにいらして頂く皆さんにお見せする良い機会でもありますので、材の薄さを生かしてケースにしました。
ちょうど工房に古い古い私が入社する前から残っていた杉の縁甲板も余っておりましたので、こちらも使って7つのケースを作ってみました。
うん、きれいに納まるってやはり気持ちが良いです。
仕切りが入っているほうは杉で、柔らかいから作るのはなかなか手間が掛かりますが、できあがると表情も良く清々しい香りがします。
大きく使っているほうは自宅の床材の赤松で、パインのような甘い香りはなく、また肌触りもそこまでしっとりはしていないのですが、ほどよい硬さできれいな表情に仕上がりました。
今までは樹脂のケースに食器が触れ合うカツっていう硬質な音だったのですが、木に当たってコトってくもるように響く音が優しいよね、ってアキコが言っていて、なるほど暮らしていくってこういうことなのかなと思えたのです。