オーダー製作例

クルミのダイニングテーブル

ありがとうの気持ちを込めて

川崎 K様

design:Kさん
planning:daisuke imai
producer:masakane murakami
painting:masakane murakami

クルミのダイニングテーブル
奥にある黒い背もたれの椅子が以前作らせて頂いたタモの椅子です。良い具合に色焼けしてきていました。

以前に、タモと黒いレザーを使った椅子を作らせて頂いたKさんから、大変懐かしくご連絡を頂いたのでした。
あの時、Kさんとはいろいろなお話をして、いろいろ試行錯誤しながら良い形を求めて1脚の椅子を作ったのでした。懐かしいです。
その後も、「これはお嬢さんに。」と、手作りの服を作って持ってきてくださったり、私たちのイベントに川崎から出掛けてきてくださって、店番で手が離せないところを、ぐずる娘たちと遊んでくださったり、家具を作る人と使う人以上のお付き合いをさせて頂いている大切な人です。
「イマイさん、実は今度家を新築することになりまして、ダイニングテーブルを作りたのです。」
「えっ今度はダイニングテーブルも作るのですかっ。」
ご主人は、自分で家具を作っちゃうのも一つの趣味で、今までも椅子の作り方や編み方をお伝えしたらその通りに作ってしまったり、「服飾の手仕事なので、こういうふうに作るのが好きなんですよ。」といろいろと作っちゃう人でした。だから、今度はいよいよテーブルも作るのかー、と思っていたのですが、「いやいや、テーブルまではさすがに。新しいうちの大きな顔になるからしっかりと作ってもらいたいなあって思って。しかも、今まで座卓みたいな低いテーブルで食事をする生活だったから、ダイニングテーブルってイメージが湧かなくって・・。相談に乗って頂けますか。」
「もちろんです。」
最初は、まだできあがらないご新居をイメージしながら、「円形のテーブルをみんなで囲うのも良いよね。」とか、「半円形にして壁にくっつけながらもみんなで丸くなって食事するのも良いよね。」などといろいろとお話は広がっていったのですが、実際家ができあがっていって、ダイニングの雰囲気が分かり始めると、「やっぱりシンプルな四角い形が一番かな。」って。
でも、どこかに自分たちだけの思いを込めたい、ということで、素材を今まであまり使わなかった大柄のクルミを使ったテーブルにすることに。そのおかげで独特の表情のダイニングテーブルになりました。
さて、納品が終わってそろそろ帰ろうかなとした時に、「イマイさん、お支払は振込みじゃなくて現金でも良いですか。」
「もちろんです。Kさんの都合の良い方法で大丈夫ですので。」
「同じもの作りの仕事をしていると、モノを作る大変さってよく分かるから、やっぱりその気持ちに自分たちなりに応えたくて。代金は振り込めばそれで済んじゃうからそれでも良いのですが、なんか味気なくて・・。できれば感謝の気持ちを込めて、現金でお支払いしたいのです。ありがとうございました。」
とてもうれしい言葉でした。こちらこそありがとうございました。
Kさん、まだいつでも声を掛けてくださいね。

クルミのダイニングテーブル
クルミは、すべてがきれいながらじゃないのです。色ムラやシミに見えるような部分もあったり、黒いブチが入ったりします。でもそれがいいんです。

クルミのダイニングテーブル
天板は43mmほどの厚みで仕上げました。そして、なるべくみんなで広く座れるように、脚は四隅ギリギリに。でも、四隅ピッタリにしちゃうと、天板が縮んで着た時に足が出っ張って納まりが悪くなってしまうので、ちょっと内側に入れて。

クルミのダイニングテーブル
クルミは、もともとの表情がとても味わい深いので、この先使い込むことでどう変化していくかが楽しみです。

クルミのダイニングテーブル
価格:260,000(製作費,塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は10,000円から
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