オーダー製作例

キッチン面材合わせの大型背面収納

選ばれた

あざみ野 N様

design:Nさん/seiji imai
planning:daisuke imai
producer:gaku suzuki
キッチン面材合わせの大型背面収納

8月の暮れにメールとFAXを頂いたのです。
「初めまして。先日お電話でお話しさせていただきましたNと申します。
今月、新居に入居しまして、食器棚をどうするか、かなり迷っている中、こちらのHPを見つけまして、とても丁寧なお仕事をされているな~という印象を受けお電話させて頂きました。
図面のセンスが無いので、このような棚が可能かどうかも分からないのですが、取り敢えず贅沢な希望を目一杯盛り込んで、イメージ図(FAXでこれから送らせて頂きます)を描いてみました。(寸法等は、度外視しているので、すみません。)・・・」
とあざみ野のNさんからでした。
頂いたFAXは本当に盛り沢山な内容でしたので、まずはその盛り沢山を詰め込んだプランを作ってみました。大きなガラスを入れた引き戸(当初のプランでは)、米びつをしまえるワゴン、スライドテーブル、普段炊飯器をしまっておいて必要時に引っ張り出して使えるフリッパータイプのドアの着いたスライドテーブル、スパイスラック。うーん、盛り沢山です。盛り沢山すぎかな・・。
この原案を元にお話を進めていきます。そして、引き戸は開き扉に変わり、ワゴンを修正したりと、だんだんと使いやすい形へとプランはそぎ落とされていきました。うん、これでおおよそのところのプランがまとまりました。
続いて、Nさんがこちらまでいらっしゃってくださって、さらに細かい部分までお話を詰めていきます。食器棚と冷蔵庫を仕切る予定で考えていたパネルを省いたり、扉の使う素材をキッチンに合わせることにしたり・・・。
しかし、このキッチンに合わせる素材がなかなか大変でした。
イビデンのメラミン化粧板がキッチンに使われていたのですが、イビデンオリジナルのアルミのバーハンドルと一体になった扉と言う特殊なものが使われていたのです。取り寄せられるかなあと心配していましたが、建材屋さんに確認するとOKとのこと。ホッとひと安心して、できると言うことをNさんに伝えて、ひと段落かなあなんて思っていたら、規格サイズがあって、扉のメーカー製作寸法が限られてしまうとのこと。うーん、初めて使うものは分かりづらい・・・。さらに食器棚のカウンターには、アイカ工業のポストフォームカウンターを使う予定だったのですが、選んだ柄だと希望通りのアール加工が難しいと言われ・・・。
むむむ・・。
そんな情報の間違いが数度あって、Nさんにはお時間を採らせてしまい、またお手数を掛けてしまったりとご迷惑を掛けてしまいましたが、カウンターは別の柄で良いものがあり落着し、扉も建材屋さんがメーカーに掛け合って何とか製作できることに。助かりました。
おかけで、とてもきれいなスマートな食器棚にすることができました。
こうして、私たちが家具の作り手として選ばれたからには、絶対に良いものを作りたい。そして、それを作る責任があります。1台1台が違った形でも、それをきちんと形にできる技術とアイデアを持ち続けなくてはいけません。今回もいろいろと勉強になりました。
ほぅ、きちんと納まって何よりです。良かった。

キッチン面材合わせの大型背面収納
引き戸から変更した開き扉。引き戸だと本体のラインが表に出てくるのですが、開き扉だと正面からは扉だけしか見えないので、すっきりとした印象になります。

キッチン面材合わせの大型背面収納
レンジが置かれるスペースを考慮してつけられた小さなスパイスラック。

キッチン面材合わせの大型背面収納
一見、調理用のスライドテーブルなのですが。

キッチン面材合わせの大型背面収納
天板がフタになっていて、開けるとうすい引き出しが現れます。

キッチン面材合わせの大型背面収納
Nさんがお持ちの、ちょっと変わったデザインのゴミ箱に合わせて作ったスペース。

キッチン面材合わせの大型背面収納
炊飯器をしまっておくスライドテーブル。炊飯器だけではなく、トースターもしまえるように2台のスライドテーブルになっています。そして、扉は収納フリッパードアです。

キッチン面材合わせの大型背面収納
こちらが米びつやお盆を入れたりするワゴン。上部は、トレイのように囲いのある棚になっていて、下が側面から収納できるスペースになっています。

キッチン面材に合わせて作った機能的な食器棚
価格:510,000(製作費,塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は10,000円から取付施工費は29,000円から
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