オーダー製作例

ブックラックのあるカウンター下収納

新入り

海老名 M様

esign:Mさん
planning:daisuke imai
producer:gaku suzuki

年明け早々にお電話を戴きました。
「これから、神社にお参りに行くので、その帰り道に寄らせてもらっても良いでしょうか。」と。
「いいですよ。」とひとまずお返事だけして、その方のお名前も、どんな家具なのかも聞かずにのんびりと待っておりました。と言うのは、お電話だけ頂いても、道が途中で分からなくなったりするのか、こちらまでお見えにならない方が時々いらっしゃるのです。そういう時は結構淋しかったりするので、(こういう言い方は失礼かもしれませんが、)あまり構えずにいつものんびりと待っているのです。予定の時間に近づいて「どうなんだろうなあ。」と思っていましたら、しばらくすると、階段を足音が聞こえてきましたよ。
お話を聞くと、Mさんは私の自宅から1駅となりのマンションに住んでいる方でした。リビングに収納が少ないので、対面カウンターの下に収納を作りたいということでした。
形はシンプルでしたので、その場でスケッチしてその場で見積を出してみて、作ることとなりました。
一つだけ変わっているのは、左端の下の収納部に立ち上がりをつけていることです。奥さんのアイデアで、「ポンと雑誌を入れて置けるようにできたらいいなあって思って。」ということで、こういう形にしているのです。なかなか良いですよね。ちなみに使った素材は、オレフィン化粧板の白い木目のもの。この立ち上がりの部分も化粧板の厚みを落として、曲げやすくして積層にして圧着しています。なかなか手が込んでいるのです。
そんな家具ができあがりを見て、彼(だと思います。)がさっそく検分。
「この白い大きな箱はなんだろう。オレがチェックするのだ。」
フンフンフン、フンフンフン。
フンフンフンフン。
きっとそのうちそこに入っちゃうんじゃないかな。だってそこばかりずっと匂い嗅いでいるんだもの。
「イマイさん、実は将来的にはこのダイニングにも収納が必要だと考えているんです。
やっぱりね子供が生まれると、北側の部屋は子供たちの部屋になっていくわけで、そうなると自分たちのものはこの和室かダイニングに持ってこなくてはいけなくなると思いますので。その時はこのダイニングの壁にクローゼットを作りたいなあって考えているのです。その時はよろしくお願いしますね。」
「もちろんです。近いのですからいつでも連絡を下さいね。」
と気軽に言ったのですが、そういえば我が家もMさんのお宅と同じ状況だなあ・・・。
生活スタイルは、その時々によって変わるということを何だかあらためて実感したのでした。

ブックラックのあるカウンター下収納
収納内部は、シナ合板で製作しています。

ブックラックのあるカウンター下収納
「そう、ここには雑誌を入れてくださいね。」君が入っちゃダメだぜ。

ブックラックのあるカウンター下収納
「何だろうね。この匂いは。」でも、入っちゃダメだぜ。

ブックラックのあるカウンター下収納
はじめて作ったかたちですからね。こういうマガジンラックは。それは、きれいにできた匂いがするのでしょうね。でも、入っちゃダメだぜ。

費用については、お問い合わせくださいませ。
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