オーダー製作例

ラウンジチェアの塗り替え

木製ラウンジチェアの塗り替え

稲毛 B様

made by: daisuke imai

前回、机と椅子のセットを作らせてもらった稲毛のBさんに頼まれたのです。
納品を終えて、一安心していた時に、
「もっと前もって言っておけば良かったのですが、こうやってできあがった机を見てみるとやっぱりお願いしたいことがあるんです。急ですみません・・。」
と言って案内してくれたのがアンティークな形と色をした椅子の前でした。
「実はこの椅子の色を変えたいんですよね・・。」
(なるほど、塗り替え方法を伝えてあげればいいんだな。)と思い、「えーと、ペンキも塗り慣れるとそんなに難しいものではないですよ。これもヤスリで塗装をはがせばBさんでも良い感じに塗り替えることができると思いますよ。」とお返事をしました。
「その塗り替えをまたイマイさんにお願いしたいんです。」
「えっ、そうでしたか・・。
いいですよ。ただ、塗装をはがすのに結構手間が掛かっちゃうから塗り替え費用も掛かってしまいますよ。」
「それでもいいんです。せっかくあるのにずっと使っていなかったから。気に入った色にしてもらえれるのなら。」

椅子の塗り替えはとっても、とっても、大変だからあまりしたくはない、と言ってはいけないのですが、引き受ければ手間が掛かるからそれなりに費用を頂かなくてはならないのです。でも、Bさんにここまで言われては頑張るしかないですね。
「分かりました。塗り替えしましょう。何色にしましょうか。」
と言ってBさんが伝えてくれた色は、淡い水色と、ミルクのような白と、レモンのような黄色。この3色を織り交ぜたいとのこと。難しそう・・。

ラウンジチェアの塗り替え
そのようなわけで工場に引き取ってきました。

ラウンジチェアの塗り替え
まずは傷んでいるところと変更する部分に手を入れることにします。中古で買ったと言うこの椅子はデザインはきれいなのですが作りが無骨でしかも接着剤が古く硬化しすぎていてもろくなっています。ガタついている部分を直さなくては・・。

ラウンジチェアの塗り替え
ハートのくり貫きは、可愛らしくなってしまうのでこれを無くしたい、と言われましたので、このハートの部分の板を外して新しく板を作ります。それから、今までは座ると横に揺ら揺らグラつく感じがしたガタがある部分は、解体できないのでネジで補強をしてネジ頭を木栓で隠します。

ラウンジチェアの塗り替え
それから剥離。剥離材は少し強い酸が含まれているので、相変わらず「イタッ、イタッ。」って一人で体をくねらせながら塗装をはがします。塗られているのはラッカーなので柔らかい塗膜は比較的簡単にはがれます。

ラウンジチェアの塗り替え
水洗い後、塗装開始。まずは外側の色を塗っていきます。結構複雑な形をしているので角を塗るのが大変。ローラーは届かないし、へんに塗ると刷毛ムラが出るし・・。
ラウンジチェアの塗り替え
どうにか塗り終え、続いてあいだのレモン色。可愛くできましたね。いや、大変でした。 でもBさんには、前回と同じく「可愛い。」と、とても喜んでもらえたので良かった、良かった。
費用については、お問い合わせくださいませ。
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