オーダー製作例

白いクラシカルなドアとエントランス収納

優雅な日常

藤沢 I様

design:Hさん
planning:daisuke imai
producer:hidemasa terai

白いクラシカルなドアとエントランス収納
玄関収納の印象。

2005年の12月に湘南台にお住まいのIさんからお見積依頼が届きました。
こうやって見返すとだいぶ時間が経ったのだなぁー。
「もの:下駄箱
雰囲気:クラシック&エレガントな雰囲気が希望です。。
色:真っ白。天板の部分はぴかぴかの鏡面仕上げ
その他:扉は3枚、内部の棚は高さを調節できるようになっていると嬉しいです。いちばん右側の扉の内側には小さな引き出しをつけたいです。」と言う内容でした。
一緒に添付されていた写真は当たり前ですがクラシカルな玄関収納でした。
クラシックな感じの家具で困ることが一つあります。
それは、飾り面です。飾り面と言うのは、良く扉の端の部分や天板の角についている曲線を用いた面のカット方法です。これはメールのやり取りでは説明しにくく文章で「ここは、こういう飾りをつけると雰囲気が出ますよ。」なんて言っても分かりません。それなら直接あったときにお話しましょう、と意気込んでも飾り面を加工するカッター(専用機械のパーツ)を皆さんに見せて、「このカッターを使うと、ここはこういう飾り面が取れます。この面なら優しい雰囲気になって良いですよ。」なんて説明してもやっぱりカッターを見ただけでは分からない。
「じゃあ絵を描きましょう。」と言うことで絵を描いて何となく説明すると、分かってもらえます。それでもイメージしにくい場合は、実際にカッターを回して木材をその場で加工してしまいます。そうすれば一目瞭然ですからね。
だったら、最初からそのカットしたサンプルをいくつか作っておけば良いのではないかって。おっしゃるとおりです。そうしておけばそれを見てもらえば一番分かりやすいですからね。さっそく作っておこうかな。でも、クラシックな形ってなかなか依頼が少ないものですぐ忘れちゃったりして・・・。
でも、この飾り面と言うものはその形によって家具の印象を大きく変えるのです。あまりゴテゴテしていない飾りでもカットが細かく多いものだと扉が重く、うるさく見えたりするのです。
クラシカルな玄関収納と建具
そこで選んだのが私たちが良く使っている「ヒョウタン面」と呼ばれている面飾りです。Iさんには「そのあたりは、もうイマイさんのセンスにお任せします。」と言われてしまいましたのでそれならあまりゴテゴテしていない方が良いだろうと思ったのです。左のイラストのような形なのですが、うーん、分かりづらいですね。
そんな感じで玄関収納の形はおおよそ決まり、その後廊下とリビングを隔てるドアも製作することになりました。間口が広いので親子ドアです。Iさんの希望でエッチング加工も施されて何とも優雅な玄関ができましたね。

白いクラシカルなドアとエントランス収納
玄関収納の左端は傘置きのスペースです。傘が手前に倒れてこないようにパイプを渡しています。

白いクラシカルなドアとエントランス収納
玄関収納の右端は小さな引き出し。このくらいの大きさの引き出しって何かと使いやすくて良いですよね。

白いクラシカルなドアとエントランス収納
天板は天然石。石の種類は「タイガーベージュ」と言う大理石です。

白いクラシカルなドアとエントランス収納
吹き抜けから見下ろす。
白いクラシカルなドアとエントランス収納
天板は少し丸く角を面取っています。あまり丸くしすぎるとフニャフニャなイメージになってしまうので「少し」です。

白いクラシカルなドアとエントランス収納
親子ドアの蝶番も丸く飾りのついた義星のものを使い、レバーハンドルも緩やかなアールのついたものを使いました。どちらもIさんが選んだものです。とても良く合っています。

白いクラシカルなドアとエントランス収納
ドアの開口部分の上部はアールをつけています。そして、Iさんから渡されたエッチングガラス。どんな絵が入ってくるのかと思っていました。そこには大きなバラの花がちりばめられています。

玄関収納
価格:330,000(製作費,塗装費)
建具一式
価格:360,000(製作費,塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は20,000円から取付施工費は45,000円から

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