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家具を注文すること、それはたった一つしか存在しないものを手に入れるということです。
私たちが作るのは、注文家具です。たった一枚の棚板にも、作る人・使う人の思いが込められています。
ふっと何気なく戸棚の扉を開けた時、
「あっ、これが注文家具なんだ・・・。」
と言ってくださった方もいらっしゃいます。
私たちが作るのは、注文家具です。私たちが提案するのはその家具がお部屋に運ばれたあとの暮らしです。
使うその人の暮らしを演出し、また永くつきあってゆけるものを私たちはつくり続けています。


まずは、そのオーダー家具に使われる木の素材についてご説明しましょう。


無垢材
呼び名の通り木のかたまりから製材して作り上げる家具です。
各材料の中では一番長持ちしますし、きちんとした手入れをして、(無垢の材は呼吸をしますので、当然季節によって反りが出てきます。また、その中に収納するものによっても扉が下がったり、引出しがきつくなったりということが生じます。また、家具の表面に施されている塗装は、ただ色を付けるためだけではなく家具を日焼けから守ったりするという保護の役目も果たしています。風通しを良くしたり、直射日光を避けたり、また、物のしまいかたを工夫して家具の中も通気を良くしたり、半年に一度は塗装の塗り替え、塗り重ねをおこなったり。)大事に使い込んでゆけば非常に味わい深い表情が生まれ、何十年と使い続けることさえ出来るのです。
価格面としましては、材料の値段というものが時期によって変動しますので高い・安いと一概には言えません。

突き板
木の表面に薄くスライスした無垢材を貼った板です。見た目も仕上がりも無垢材のような感じで仕上がります。価格も手頃なものから非常に高価なものまで多種です。
塗装を施すことで仕上げます(塗装の仕上がりは、無垢に比べると目が浅い為フラットな感じになります。)ので、無垢材のように適度な手入れを行えばその寿命は非常に長くなります。
この材料を用いて製作する場合は、板の内側を中空にしたフラッシュ構造という方法で家具を製作していきます。
無垢材のような反りやあばれが非常に少なく、また重量が軽くなるという点で無垢材より優れています。

ポリエステル・メラミン化粧板
共にポリエステル・メラミンの各樹脂の塗装が施されている化粧板です。ポリは価格が安価な代わりに傷がつきやすいので、家具の内部によく使用されます。メラミン化粧板は、表面が硬質な仕上がりとなっているため傷がつきにくくカウンターの天板や、扉の表面などによく使用されます。水拭き等の掃除が容易な点がメリットといえます。
各種柄も無地から、木目、鏡面、石目、最近では、アルミ・ステンなどの金属を張った化粧板もあります。
最近ではホルムアルデヒドを抑えたJASの最高基準である・防カビ・防虫などの各配慮がなされたものが多く出てきています。

オレフィン化粧板
木目の表情をつけたビニール質のシートを張った板です。F☆☆☆☆認定の製品や、抗菌などの各配慮がなされています。一般的にマンションや戸建ての建具やその枠、キッチンの扉の表面に使われていることが多いです。
一目見た感じでは、塗装した突き板かと見まがうほどのしっかりしたものもあります。
その材質のため、熱には弱く水には強いというメリット・デメリットがあります。最近のマンションでは、建具や枠などにMDF(紙を圧縮して硬質の板状にしたもの)にシート(紙に木目等が印刷されたもの)を張ったものがエンビに代わって使われているところもあるようです。

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