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フラッシュ構造家具の製作工程
*フラッシュ構造・・・基本的に無垢材と大きく違って内部に中空の部分があります。
これは、家具の部材に沿った形で組んだ材芯となる材料に、各化粧板(突き板合板(無垢材を薄くスライスして、ベニヤに圧着させたもの)他にポリエステル合板、オレフィン化粧板があります。)、を表裏に貼り合わせて作る板の構造のことを指します。(簡単に言いますと、ベニヤで、芯をサンドイッチしているのです。)

*製作は基本的に一人がその一台を最後の工程まで受け持って製作していきます。スタッフの得手不得手があるところは、お互いに手助けをしながら製作しているのです。

木取り

板を作るための設計図を書いていきます。いくつの寸法で構造となる芯を組んで、その上にどのような化粧材を貼るのかが分かるような表を作ります。また芯組の表の他に化粧材の木取りを行います。3×6尺や4×8尺などの板の規格の中からどの部分の部材をどのようにカットしてゆくかを考えるのです。

芯組み

設計図に合わせて板の骨となる芯を組んでいきます。芯の太さも家具にかかる荷重を考えて使い分けます。
芯材には、

「ランバーコア」(中心に軽くて曲がりにくい材を入れてラワンベニヤ等でサンドイッチした芯材)

「パーチクルボード」(木のチップを圧縮して接着剤で固めたものでのこぎりの刃がすぐだめになってしまうほど硬いのですが、一度欠けるともろいのでねじがあまり効きにくく、また非常に重いのが弱点です)

「MDF」(木の繊維を圧縮し手接着剤で固めたもの、繊維ですのでやはりビスが効きにくく重いです)

「集成材」(短くなった木をジョイントして板にしたもの)、などがあります。

当社では扱いやすい「ランバーコア」「集成材」を用いています。

プレス

突き板や、化粧板を張り合わせる為に芯にローラーを使ってボンドを塗り、プレスと呼ばれる機械で合板どうしを圧着します。
2時間ほど圧着乾燥させるとようやく一枚の板の完成です。

切り回し

あらかじめ寸法の余裕を見て作ってある板を設計図の寸法どおりにカットしていきます。
このパネル一台で板の平行・垂直が全て出せるのです。

組立て

切り回した板を箱状に組み上げていきます。裏板(背板)まで付けた後に可動棚があればダボを開けたり、引き出しがあれば桟やスライドレールをつけたりします。また、平行して扉や引き出しの前板の製作等を行います。

仕上げ

家具を納めた時に見える部分を化粧します。
側板(帆立)、天板や地板、板の木口などを共材(扉などに仕上げ材として使っているものと同材料)を貼っていきます。
すべてが組み立て終わった状態です。塗装仕上げのものだと、塗ってから扉や引き出しを仕込むのでこの状態で塗装まで待ちます。

素地調整
解体したユニットを塗装をするために、素地調整をします。
素地調整とは、細かいキズを水で拭いて治したり、細かいヤスリで全体を研磨することで塗料の乗りを良くさせるのです。

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