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無垢材家具の製作工程
先ずは木取りです。
一枚の板から各部材を無駄のないように取っていきます。
木は乾燥状態によって湿度や温度ですぐに動きますので板を繊維方向に切るのにはなるべく摩擦の少ない帯鋸と言う刃厚が0.7m/mの鋸で挽いてゆきます。仕上がり寸法よりも少し余裕を取ってカットしていきます。

続いて板接ぎです。
一枚の板の幅が40cmちかく必要な今回のような場合は一枚で仕上げることが難しいので半分の幅の約20cmの材料を接ぎ合わせて作ることにしています。「雇いざねはぎ」と言う方法で厚み、幅共に仕上げた2枚の板の中に無垢材を仕込んで接着してます。

すべて接ぎ合わせて各部材が揃ったところです。はぎ合わせた接合面を削って仕上げ、長さをカットして揃えるとようやく一枚の板の完成です。
この量でかなりの重さです。

続いて長さをカットし終わったら帆立と天板や地板に板どうしを継ぐ為の加工をします。
写真は引き出し収納の帆立、天地板、引き出し用の桟一式です。

継ぎの加工をすると同時に裏板(背板)も接ぎ合わせます。厚み6m/mに仕上げた板を「相欠きはぎ」で接着。はたがねで締められないのでここではプレス用の合板台、芯材を使ってくさびを使って締めています。

一気に飛びますが、各板を接着して箱にした状態です。箱組みする時ははたがねを使って直角が狂わないように締めます。それからはみ出た接着剤をきれいにふき取って乾燥。
写真は組んだ後に引き出しを作りそれを中に納めた状態のものです。

こちらは扉収納の様子です。
組んだ後に可動棚用のダボ穴を開けます。金属製のダボは塗装後に打ちますのでここでは穴を開けるだけです。

箱を組むのと平行して扉の加工をします。框扉は通常「四方胴付き」で作っています。

そして接着。
乾燥させた後板の目違いをはらって仕上げ、鏡板を落としこむための溝を加工して完成です。
このあと扉や箱の全ての部分を一度水拭きして接着剤がはみ出ている部分をとったり、小さくへこんだ傷があったら水分を含ませてへこみを戻します。そのあと#180番から#320番までのペーパーで全体を磨き上げて塗装をするための準備をします。

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