トップ>オーダー家具の製作例>リビングボードの製作例 4page>「ゆっくり進む時間」 錦糸町 K邸
design:Kさん
planning:daisuke imai
producer:yasukazu kanai
painting:yasugazu kanai
思っていなかったことが、突然現れることもあります。
Kさんにはカウンター下収納の製作を依頼されていたので、ご新居の内覧会に合わせて採寸にお伺いしたのです。
すると、設置場所には、大きな点検口がついていました。カウンター下収納にはよくあることです。対面カウンターの向かい側はキッチンになるので、キッチンとなると水を流さなくてはいけません。その排水をするためのパイプがキッチンのそばに必ず通っているのです。パイプは最上階から地階まで縦に通っていて、各戸の排水を受けるために横に細いパイプが枝分かれしています。マンションの長期修繕にあたっては、そのあたりを点検する必要があるため点検口がついているのです。だから、隠してしまうとメンテナンスの都合が良くないので、露出させておく必要があります。極端なことを言いますと、隠してしまっても定期点検の時にカウンター下収納を一度取り外してしまえば良いのですが、そういう粗野な仕上げになってしまうのは良くないので、これをうまく考える必要があるのです。
メンテナンスしやすいような方法はいくつかありますが、今回はコストを優先してもっともシンプルな形にするために、この部分の収納を省いて、扉をつけると言う一番簡単な方法を採りました。でも、こうして扉を閉めると、違和感は感じられません。シンプルイズベストと言うわけです。
隣でお子様のおむつを帰るご主人。優しく見守る奥様。Kさんご家族と一緒にゆっくりと年経ていく家具がここにできましたね。
コーナーの印象。
その点検口の扉の部分。
今回はカウンター下収納だけではなく、カウンターの上に引き出しもつけています。
我孫子のAさんのようなイメージですね。
小さな引き出しですが、細々したもの、例えば携帯電話の充電器や鍵やメモなどの細かいものをしまいやすいですね。
全体の印象。
参考価格:
335,000円 (製作費、運搬費、取付費、設計費を含みます。)