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キッチンリノベーション

もともと水場がダイニングに向いていて、火元が壁に向く形だった二列型のレイアウトだったキッチンをあえてコンパクトにI型にして、作業台とキッチン、そして食器棚という3つのゾーンに分ける形にしたキッチン。
またもともとあった垂れ壁がキッチンへの採光を遮っていたこともあって、他の部屋よりも暗く感じる部分があったのですが、そこを切り取って明るくコンパクトな空間にすることに。
土曜日と本日とでKさんのところに作業に入らせて頂いて、今日はちょっと写真が撮れませんでしたが、懐かしいコバヤシ君にも取付作業を手伝ってもらって、本日ひとまず作業が終了。
次回棚板など細かい部分の作業を終えれば完了する予定。
少しね、懐かしい感じにしたかったのです。Kさんもそういう空気を持つ人で、この家もそういう空気が流れていましたので。
できあがりが楽しみですよ。

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秋の火ごはん

先日、千葉の四街道のSさんのキッチンを作らせていただいたあとに、その設計事務所さんから良い評判を頂いて、新たなキッチンのお話を頂いていたのですが、お客様の都合が悪くなってしまいまして、ぽっかりと時間が空いてしまいました。
アキコが日美(日曜美術館)をよく見ているのですね。
「じゃあ、行きたかった横須賀美術館に行こうよ。」
そのなかで上田薫さんの作品が見られるというので3人で出掛けることに。(ハルはもう部活です。)
今まで来たことなかったのですが、すてきな美術館。
ふわりと回遊する感覚や壁と天井がつながる柔らかい印象と海に緩やかに続くような鮮やかな芝の前庭などとても心地よい場所でした。
上田さんの時間を止めたその見せかたの美しさに驚いて、もう一つうれしかったのが谷内六郎さんの気持ちの蝋燭が灯るような作品に触れられて、心地よく帰ってきたのでした。
夜はみんなで約束していた庭ご飯。(オグさん煙かったですかね、すみません!)
お野菜からお肉へと移ると日がパチパチとはぜて、よい香りも漂って。こうして陽が落ちると少し肌寒く感じますが、アキコが用意した野菜をごった煮した汁物で体を温めながら、火が通ったお野菜とお肉を頂いて、最後はハルカが作る濃い味の焼きおにぎりを頂いて、最後はチィが楽しみにしていた夏の残りの線香花火でおしまい。
おいしい一日でした。

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小学校最後の運動会

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今日は次女チイの運動会に変わるイベント「スポーツフェスタ」の日でした。
2・4・5学年は前半、1・3・6学年は後半に1時間半ずつ各学年2種目ずつで午前中には終了するイベントとなりました。
声を出しての応援は控えて、応援団も手作りのマラカスのような道具をシャカシャカして旗をたくさん振って、放送も最小限。その代わりにたくさんの拍手をと言う事でしたが、皆さん少しのお子さんの出番を撮り逃すまいと撮影に集中しているので、拍手は少なめで本当に静かなイベントでした。
縮小されたイベントで名前は変わっても「最後の小学校の運動会」であることには変わりないので、通常通り行われていたら、やっておきたかったことはしておきたいなということで、おとうさんは朝早くに家を出てパパボランティアに参加して校庭の水たまりを埋めたり来校者の誘導を、私はチイのお弁当リクエストのおいなりさんとから揚げをたくさんということで1キロ分揚げました(笑)。帰宅後縁側に座って3人で食べました。(ハルは部活でしたので。)
チイ「クラス対抗リレーはもう少し早く走れたのかな…。ソーラン節はうまくできたと思う。」
よかったね。うん、かっこよかったよ。
チイ「先生が、今日このイベントが開催できるのは皆さんが普段感染に気をつけて頑張って生活してきたからなのですよ。来年運動会が普通に開催されても今年のことは特別な思い出になりますし、もし今年と同じ形になったとしても初めての開催年として思い出になります。だから6年生みんなで伝説を作りましょう!ってお話ししてくれたの。」と教えてくれました。
すてきですね。先生から生徒へしか伝えるができない言葉なので、彼女の心には大切に残ることと思います。
今日はK様の納品があったのですが、スタッフのみんなに任せてお休みをさせて頂きました。快く引き受けてくれてありがとう。
K様、後日伺わせていただきます。よろしくお願い致します。

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頭をまわせ

今週から始まっている茅ケ崎のKさんのキッチンリノベーション。解体がほぼ終わった今朝、現状確認にお邪魔してきました。
「イマイさん、今さらなんですが・・。」とKさん。
聞くとお母様がダイニングについていたカウンターをすべて取り払ってしまうのは気持ちが淋しいとのこと。
「でもね、お任せするわ。」とお母様はおっしゃるのですが、Kさん(は娘さん)とお話して、うまく残せる方向に。
あとは内装の施工を担当してくれているkotiの伊藤さんと週末スムーズにキッチンを取り付けられるように段取りにして現場を後にします。
すみません、週末はチアキの小学校最後の運動会があるので、私はお休みさせて頂くのです・・。

一度会社に戻って製作を担当するノガミ君に伝言したら、今度は石神井まで。
Uさんのキッチンはどうにも忙しすぎて木工事完了まもなく施工に伺えないので、監督さんとUさんとで細かい部分を打ち合わせて。
石神井、遠いのですが、実はいろいろとお客様がいらっしゃって懐かしい町だったりします。
私の好きな上井草から石神井までの通りを抜けると、少しずつ町の様子が変わったことに気がついたり。
このUさんのご新居が建つ場所から歩いて10分くらいの距離に以前家具を作らせて頂いたYさんの家があったり。
どうにか仕上げ工事の最中にキッチンを設置させて頂く形で順調に進みそうです。

そのあとは、会社に戻る途中に一番心配している登戸のIさんの現場に。
2階にあるキッチンまでたどり着くのに階段しか搬入経路がなくて、はたして、あのニッチがあるステンレスカウンターが入るのかどうか、ハラハラドキドキしていたのでした。
階段を上がりきったスペースの寸法を測ると、どうにか対角でも問題なく高さを確保できそうな感じでほっと一息。

会社に戻るとまもなく日が暮れそうな感じ。
うまく頭を回していかないと。緊張感と共に10月が終わりそうです。

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記念撮影

「卒業式に袴を着たい。」とチイが言い出したのは夏休み頃のことでした。
驚きました。姉のハルは式用の洋服を購入して参加しましたし、「袴を着て参加すると大変そう。」と言いそうだなと思っていたからです。
コロナの影響で卒業式もどうなるかわからないしどうなのだろうとも思ったのですが、もうこの先どうなるのかを考えてもわからないのであってもなくても関係ないのかも、本人が着たいという望みを叶えるだけでも十分なのかもと思えたのでした。
今日はその事前撮影の日でおとうさんに現場の取付の予定が入っていたのですが、現場帰りにノガミ君に自宅で先に降ろしてもらったので間に合い家族揃った写真を撮ることもできました。わがまま言ってすみません。協力してくれてありがとう。
ハルの入学式にも参加できなかったので「みんなで正装した写真を撮れていなかったよね。」と言う話にもなりとても良い機会になりました。スタジオの方々も感染に気をつけながらも楽しい雰囲気づくりをしてくださりいい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

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クルミのキッチンバックカウンター

今日はノガミ君と二人で青梅のTさんのところにクルミのバックカウンターを取付に行ってきました。
晴れ間も顔をのぞかせてくれましてよい時間です。
最近、バックカウンターの奥行は深い方が使いやすい、というお話でまとまることが多くて、奥行60センチ近くにすることが多くなってきました。
今回のKさんも奥行55センチで作らせて頂きました。そして、引き出しの底付のソフトクローズレールです。
そうなると重いのです。
この大きさになると箱そのものが重いですし、ソフトクローズレールは通常のスライドレールの倍近い重さがありまして、引き出しの数が増えるとね、キッチンスペースで食器棚をひっくり返すのも躊躇するくらいになってきます。
今回はそこにバイブレーションに仕上げた厚み5ミリのステンレス板をカウンターにします。
この板がまた重いのです。(60キロくらい)
だから、お天気が大切になってきて、雨だと余分な作業が増えるので、この重量がさらに重く感じてしまうわけで、こういう晴れた日は心強いのです。
おかげ様ですんなりと納まりまして、Tさんにもとても喜んで頂けました。

そういえば、来年に厚み4ミリで長さが4メートルを超えるキッチンカウンターをクレーンで2階のキッチンに搬入させて頂く予定がありました。
この大きさでこの苦労だと、きちんとうまくいくのかどうか心配になるのでした。
頑張ります。

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ナラのキッチン

今日は稲城のMさんのところまで。
9時から雨になるって言われていたので、心配しておりましたがどうにか雨には降られずに住みました。
今回のキッチンはバックパネルとサイドパネルが特長なのですが、突板で仕上げているため、ちょうど角になる部分は「ヒモ」を回しているのです。
(なんで「ヒモ」って呼ぶのかは知らずに父からそのまま教わったまま使っていますね。)
突板だとどうしてもコーナー部分の強度に不安があったりするので、ぶつかりやすい角には無垢を練り付けるのです。
ですので、パネルをバラバラにして運べなくて。
そうなると玄関からは運べないから当然外から裏のリビングに面した掃き出し窓までもっていかなくちゃならないので、雨降りは困るなあと思っていたのです。
まずはその心配もなく無事に搬入できて、現場は思っていた以上に作業が進んでいて、もうクロスも張られていたので、他の職人さんはいらっしゃらず、私たちだけで快適に作業させて頂きました。
ありがとうございました。
玄関に小さな戸棚、キッチンに食器棚とペニンシュラキッチンを設置させて頂いて作業は完了。

次回は、この白っぽく見えるナラ材にオイルを塗るためのその塗り方をお伝えしにお邪魔致します。
Mさん、引き続きよろしくお願い致します。

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タムキュー

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先日、山梨のOさんのキッチンの取付に行き、作業が終わった後にカメラに詳しいOさんに教えてもらったレンズ。
「アキコとも最近よく話しているのが、もっと近づいて写真を撮りたい時があるよねって。マクロレンズというのですか、あのレンズを使ってみたくて。」
「ああ、いいですね、マクロ。おもしろいですよ。タムキューなんか使いやすくて良いですよ。」
「タムキュー?」
「タムロンの90ミリの中望遠のマクロレンズです。ボケがとてもふんわりとして柔らかい写真が撮れるのです。それと、90ミリですから、普段使いできますし金額も決して高くないので、とても使いやすいと思いますよ。」
と教えて頂いて、さっそく使ってみたのでした。
写真にとても詳しいわけではないので、何がどう違うかはよく分からないのですが、純粋に楽しい。
自分の目で見えていないところまで存在感が分かるってすごいなあ。

蜜蝋が入っているブリキ缶がこんなに生き生きとしていて。
クリのダイニングチェアの張地は前後が丸張り、左右が角がきちんと出るようにマチを取った張り方。
かなぐやさんに特注で作ってもらったタオル掛けのくすんできた感じ。
フェザーのクッションがグニュってなってる感じ。

良いことも良くないことも、もっとリアルに暮らしの様子を伝えられたら楽しそうだなあ。

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Nさんのキッチンを担当して:スタッフ カイ君の制作日記

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今回のこのキッチンはステンレスカウンターとその奥につくニッチスペースが一体になった大きなカウンターになっています。
そして、それを木部がぐるりと取り囲むデザインになっています。
その木部ですが、バックパネルが無垢の幅接ぎ板でカウンターも無垢ですので、外面と内面ではどうしても調湿の差で木の動きが大きく出てしまいます。
以前に、その動きが読みくれなくて大きく家具に狂いが出てお客様にご迷惑をおかけしてしまったこともあるので、このあたりの作りは大変緊張します。
そのため、どのように組み立てると良いのか、その順序を何度も考えました。
最終的には、カウンターの天板(40ミリ厚の無垢材)と、その下の大きなバックパネル、そして側面にかぶさっている突板のサイドパネルを一度逆さまで合体させてから、またひっくり返してキッチンの構造部分にはめ込むというような少し大掛かりな方法に行き着きました。
巨大なパーツをお客様のお宅でひっくり返すときには緊張が走りましたが無事に予定通りに組み上げることができて良かったです。
工房と現場では同じ動作でも、少しのニュアンスの違いでうまく進まないこともあったりしますので。

また、もう一つ苦労した点は、大きくC面を取る(角を取る)デザインが随所に用いられている点があります。面取り加工自体は難しいものではないのですが、カウンターの天板とサイドパネルとが交わる部分があって、その接する部分は面を取ってしまっては変に隙間が開いてしますので、面をその場所で切り替え、再び露出する部分で面を細工し直して、と図面では読み取りづらい部分もあって大変作り甲斐のある形になりました。

また、食器棚の天板は奥行を広く取る方が使いやすい、というメリットを生かすために、勝手口のドアと干渉する部分だけを奥行を小さくして、あとは広く採るという変形したデザインになっています。
その変形に合わせて面取り加工も施していますので、とてもエッジのくっきりとした印象に仕上がりました。
そこに(ここも少し苦労しましたが)ダークブラウンの着色塗装(ウレタン塗装で着色する部分とオイル塗装で着色する部分とでの色合わせがなかなかシビアだったのです。)が合わさることでオリジナリティのある家具になりました。

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ヤマザクラのキッチンバックボード

本当は先週の10日に納品させて頂く予定だったUさんのサクラのバックボード。
あの日は台風が来るかもしれないし、来なくても雨風強いからということで、Uさんと相談して本日に延期させて頂いたのでした。
Uさんご主人は本日お仕事でお会いできず残念でしたが、やはり無理して土曜日にしなくてよかったな。
2階のキッチンまでうまく運べるように小分けにして作ったのですが、それでも奥行を大きく取った今回のこのサイズだと階段を回るのがギリギリで、あの雨風強い中で手間取っていたら、家具が汚れてしまったかもしれない。
家具は物でも、それを作るのはひと、使うのもひと。
みんなでいろいろ相談して作り、運び、納めるわけです。
届けているのはただのものではなく、使う人も作る人もその者に思いを込めて待ち、届けるわけです。
雨でも何でも濡れてもいいから届ける、というのではなく、その人やその家具があってそういう思いがあるわけですから、今日ここにこの家具が届けられたことはとても当たり前なことなのだと思うのです。
(うーん、分かりづらい文章・・。)

しかし、この奥行きにしてよかった。広い作業面ってとても使いやすいですからね。
Uさんのキッチンがかなり広かったので実現できたサイズですね。
とても使いやすいサイズになったと思います。奥様も「わーい。」と喜んでくださってキッチンが温かくなりました。
そして、サクラ。いつもよく使っているブラックチェリーとはまた違って、表面の手触りはブラックチェリーと同じくピシッとした感じですが色合いが柔らかい。どんなふうに色が変化していくのか楽しみです。
Uさん、ありがとうございました。