タモのペニンシュラキッチンと食器カウンターと電話台

2020.07.18

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マンションのキッチンをリフォームさせて頂くことになりまして、今までついていたキッチンの上の吊戸棚を取り払い、大きな食器棚も取り払ってすっきりとした印象のキッチンにすることができました。
最近は大柄の材を使うことが多く、今回はとても良い表情の板を使うことができました。

「今までため込んでしまったものたちは残念だけれどもうそれほど使わないし。主人と二人だから使う食器も決まってきてしまうの。」とにこやかに奥様。
良く見せて頂くと、使い込んだキッチンの下に大きなシミが。
「だいぶ前から漏れていたようなのよ。」とどうやら水栓のシャワーホースから水がジワリと浸みだしていたようです。
さいわい1階でしたので水漏れで大ごとにはならなかったのですが、こういうことがやはりあるのだなあと勉強になります。
私たちが作らせて頂いたキッチンでも経過4年で水栓のシャワーホースの水が浸みだしたことが一度ありましたので。

今回、内装工事を担当してくださったのは、kotiの伊藤さん。いよいよ伊藤さん自身でリフォーム会社を立ち上げてくださったので、これからいろいろと相談に載って頂けそうでうれしいのです。
その一緒にさせてもらう最初のお仕事が今回のTさんのリフォーム。
伊藤さんとのきっかけも最初はお客様としてキッチンを作らせて頂いたことがきっかけですので、とても仕事がしやすくて助かります。
このあとも2件のお客様のリフォームのご相談をさせて頂いてます。
仕事がしやすい環境が在るということにたいへん感謝しております。
よいかたちを届けられるように頑張っていきます。

木のトレイを買いました。

2020.07.18

今までマンションで階段がない生活でしたので、トレイを使って運ぶ暮らしをしていませんでした。
引っ越してから家族でトレイが欲しいねという話になりました。
家具屋ですから、「おとうさんに時間がある時に作ってもらおうか。」と言うと、
チイ「木じゃないやつの方がいいな。」
おい、家具屋姫。(笑)
ということで雑貨屋さんに出掛けた時に色々探していたのです。
「これかわいい!」と見つけたのはリサ・ラーソンさんの絵が描かれたトレイ。
「ぶーネコにゃんにゃんの赤いのいいね。」ということで、この赤いトレイになりました。
我が家ではずっとこの猫の絵を「ぶーネコにゃんにゃん」と呼んでいたのですが「マイキー」という名前があったのですね。
今まで知りませんでした。

私「チイちゃん、このトレイ木製なんだよ。プラスチックみたいに見えるけど。」
チイ「え!ほんと?」
私「うすい木を重ねて圧着させてあるんだよ。白樺の樹だって。裏を見ると木目だし、ふちをよく見ると何層にもなっているでしょう。」
チイ「へ~、すごい!」

同じ木製でもうちでは絶対に作れない形なので使っていておとうさんも気になりませんね。
うちの技術で作るともっと厚みが出て重くなるから子供には使いづらいものになってしまうだろうし。
同じ材料でも技術で叶う形は違うのだなと改めて勉強になります。
大切に使っていこうと思います。