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「ウォールナットのこたつになる座卓のオーダー」

海老名 O様

design:Oさん
planning:daisuke imai
producer:yasukazu kanai/gaku suzuki
painting:yasukazu kanai/gaku suzuki

ウォールナットのベッドフレーム

「上には布団を敷くから、フレームだけをお願いしたいのです。」とOさん。

Oさんからオーダー頂いていた家具も今回で終了です。
いろいろとこちらの都合に合わせて時間を頂いたりして、Oさんには大変お世話になりました。
最初はテレビボードとスツールでした。もう5年前になります。
それから、またスツール。そして、食器棚。そして、網戸。そして、今回のベッドフレームとコタツでようやく一揃いです。お待たせしました。

ウォールナットのベッドフレーム

檜のスノコは奥様が取り外しやすいように、2分割にしています。

ウォールナットのベッドフレーム

取り外すとこのような感じ。ベッドから起きた時にきちんとすわれるような高さにしたので、結構な収納量はあります。

ウォールナットのベッドフレーム

気持ちのよい外光が入る寝室なのです。ウォールナッとの色もここではとても明るく見えます。

このベッドフレームは、Oさんお二人で使用するのではなく、時々来られるご両親のためのベッドなのだそうです。「だから、当分はまだ使わないのですけれどね。(笑)」とOさん。
フレームはウォールナットの突き板を使っていて、スノコは桧を削って作りました。

ウォールナット無垢材のこたつ

簡単に布団をかぶせやすいようにと、天板はフレームにくっつけたゴムの上に置かれて滑らないようにしているだけ。

こちらがコタツ。「コタツと言っても特にヒーターは要らないので。寒くなってきたら、布団をかぶせて使うのです。」と言うことでとてもシンプルなローテーブルを作らせて頂きました。

ウォールナット無垢材のこたつ

いろいろな木が混じり合うOさんの部屋ですが、ちぐはぐな印象は全くなく、お互いがお互いの色に調和して一つの温かい空間になっていて、まるで森のようです。

ウォールナットの良い柄が出ました。この日当たりの良い場所で、ウォールナットはこれから少しずつ経年変化で退色(色褪せて)いきます。それがまた楽しみのひとつです。
天板は、脚の上に置いてあるだけ。もしかしたら、退色とともに反りが出るかな・・。その時は調整しますので声をおかけくださいね。

ウォールナットとヒノキのベッドフレーム(2台一式)

価格:410,000円(制作費・塗装費)

ウォールナットのコタツ

価格:160000円(制作費・塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は20,000円から)

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