オイルフィニッシュの日

2017.09.15

201709150042017091500320170915002一昨日、設置作業が終わったFさんのところに再びやってきました。
今日は「コストダウンのひとつの方法として、オイル塗装を自分でしてみよう。」の日です。
コストダウンだけではなく、オイル塗装仕上げの家具って、最初に塗装された状態のままずっと使えるのではなくて、自分で時々オイルをすり込んであげると、もっとずっと表情が良くなっていくのです。
ツヤも出るし、汚れも付きにくくなるし。
冬場にお化粧しないで外に出るとあっという間に肌がカサカサになっちゃう。
オイル塗装は、その肌に化粧水を染み込ませて、クリームをすり込んで肌に潤いを与えるようなもの。
使っていれば表面はやっぱりスk沿費ずつカサカサになりやすくなってくるから時々塗ってあげる。肌と一緒です。
それを最初から自分でやっておければ、お手入れする時に身構えなくても気軽にできちゃう。そういう意味もあって、自分で塗ることは良いことだと思っているのです。
そして、Fさん。今日はご主人がお仕事で来られなかったので、お父さんと一緒に。
そして、塗り終わったFさんから先ほどお便りが届きました。

「父と二人で、なんとか一度目を塗り終えることができました。
最初は、ただ、誰でもいいから手伝ってほしい、という気持ちで父に頼んだのですが、考えてみたら、こんなに父と二人で作業したことがこれまであったかな、と。
普段は、反発したりすることも今だにあって、仲良しとは言えない関係ですが、だからこそ、お互い黙々と作業する時間は貴重な時間になりました。」

すてきにドラマティックですね。
ひとつのものを新しく迎えるということは、そこ至るまでいろんなドラマがきっとあります。
いよいよ来週お引き渡しになるということですが、ここに来るまで、キッチンのやり取りだけでもとても楽しいドラマがありました。
私たちは家具を提供して、そのおかえしというかそういう宝物を私たちは皆さんから頂いているのです。

2回目の塗装、頑張ってくださいね。
また、お引越ししたらお邪魔します。