日記「自由な手たち」

20201202003

チェリーと積層合板のベンチ

20201202004
横浜のハドソン靴店さん。
昨年、ご縁があってワークスペースの什器を作らせて頂いたハドソン靴店さんに今度はベンチを作らせて頂きました。
つないでくれたのはマイズミさん。
姉妹で作る家」からのお付き合いで、魅力的な形を考えてくださいます。
今回のベンチもルーターの堀跡の残る合板と真新しいチェリーの対比が時間の感じさせてくれて、ハドソンさんによく合う、ということでマイズミさんが考えた形が正面に置かれることになりました。
ブラックウォールナットの差し色と、鉄染めナラの足元の表情と小さな形ですが、豊かな表情を見せています。
マイズミさん、ハドソンさん、いろいろ勉強になりました。
ありがとうございました。

20201202001

シーザーストーンとナラのキッチン

20201202002
昨日と今日とで設置工事を進めてきたIさんのキッチン。まずは壁付けのコンロ側のキャビネットと塗りつぶしで仕上げた吊戸棚の取付。
今回のカウンターはクォーツストーンのシーザーストーン。コンクリート柄のシートは、ナラの白太の要素や塗りつぶしのカラーなど相まって全体的にハイキーな印象にまとまりました。
アイランドカウンターのバックパネルのナラの印象がこの手前にやってくるので、その存在でどれだけこの空間が引き締まるか、楽しみなのです。
そして、たいへん重たいシーザーストーン。ステンレスシンクが組み込まれてより重くなっちゃったあのカウンターが無事に搬入できるか、不安なのです。

Dsc_7503

チイのおかず

先日、小6チイの家庭科の宿題で「料理を一品自分でメニューを考えて作ってみましょう。」というものがありました。
週末に作ることになり、
私「じゃあ、今日の夕ご飯に作る?」と聞くと、
チイ「お母さんが会社に行ってる間に作る。それをお昼にする。」という返事。
かわいくないわ~と思いつつも、お昼作っていかなくていいし、本人がそうしたいっていうのだからいいかしら。多分、私がいる時にやるとやんややんや言われるのが嫌なのだろうなということで(笑)、「じゃあ、火の元には気をつけてやってね。」と伝え出かけたのでした。帰宅して「宿題上手くできた?」と聞くと、
チイ「お母さんの分。」とラップして取っておいてありました。キュンっとして、
私「お母さんの分取っておいてくれたの!」と聞くと、
チイ「ここに感想書いてね。」とプリントを渡されました。
クールだわ~と思いつつも、味は濃い目でしたが美味しくて、
チイ「ニンジンが硬かったの。」
私「そんなことなかったよ。」
チイ「今チンしたからだと思う。」「一番きれいに見えるお皿を選んだつもり。」
私「うん、山本さんのね、すてきすてき。」と。
なんだかうれしくて、家族みんなで共有しなくてはと、ハルとダイスケさんにも残しておいて(一口ずつでしたが…)感想をチイに伝えていました。
野菜の切り方も、お料理としては直す点があるのだと思いますが、私にとってはごちそうなのでした。

20201127001

おもしろい

20201127002Kさんからキッチンの相談を頂いた時に、似ているなあって思ったのです。
私の家に。
玄関上がってすぐにキッチンに入れるようになっていて、その奥に冷蔵庫がある。
おもしろいなあってKさんとお話していて。
それで、レイアウトが同じなら自宅も見てもらった方が早くて、自宅のキッチンにご案内して、最初はキッチンを作るだけだったのですけれどね、バックカウンターの懐の広さを考えたり、パントリーがないならそういう収納が必要だと思いますってお話したりして。
家の印象もどこか似通った印象を持っていそうだったので、私たちの素っ気ない表情(と言ってはKさんごめんなさい)というかシンプルな表情を見て頂くほうがイメージが伝わりやすくて、今回はとても不思議な感覚でお話が進んでいったように覚えております。
無事に設置が終わりましたので、あとはKさんが塗装をすれば完了です。
次回、頑張りましょう。

20201122003

塗装だ、塗装だ。

20201122001
20201122002
「キッチンを作ってくれた人ですか。」
可愛らしいお嬢さん2人が迎えてくれました。
先日お引渡が終わったMさんの家です。
今日はお引越し前にキッチンと食器棚と玄関の下足入れを塗装するのです。
けっこう大変ですよ、頑張りましょう。
お嬢さんたちも一緒にヤスリを小さく切ってくれて。ご主人はまず養生。奥様に塗装方法をお伝えして。
2日間かけて塗り上げるとナラは美しい黄褐色になりますので、楽しみです。
今回のMさんのキッチンは作りがとてもシンプルですので、キッチンだけ見ていてもその良さが伝わりにくかったりします。また暮らし始めてMさんがどう使っているかでこの形にしたMさんの思いももっと分かってくるだろうな。
その時が楽しみです。
またお邪魔させて頂きます。
皆さん、頑張ってくださいね。

20201121001

senbon

新しいsenbonができあがりました。
端正な顔立ちになりましたね。

今日は年内最後の納品となる予定のIさんの現場にお邪魔してきました。
Iさんご家族と設計のKさんと一緒に納まりの確認です。
今回はコの字のキッチン-今からカウンターをどのようにトラックに載せるか頭を悩ませております-ので、納まりに問題がないかの確認です。
隣で作業されている物静かな大工さんがきれいに作ってくださっているので、問題なく納まりそうです。
次回はクリスマスにトラックに乗ってやってきます。

Dsc_7482

蛇紋岩

昨年のお正月くらいから両親と話す機会がある度に「これ使うか?要らないならもう処分しようと思って。」と声をかけられるようになりました。身軽にしておかなくちゃと身辺整理を始めているのです。
見せてもらうと直径30cmくらいある立派な石の花器が二つ。大理石と蛇紋岩のものだそうです。
こういうものが実家にあったんだという驚きと、かっこいいけどどう使えばいいんだろうという戸惑いと。
剣山出してお花を生けるのはお正月くらいだし。
捨てられたら考えられないので「いる。」と言って持ち帰りました、その重さに驚きながら。
使いながら考えてみようということで、玄関に置きフルーツ置き場になりました。(笑)
我が家らしくていい感じ。そして石の美しさ。なんだか宇宙を感じます。
両親の身辺整理のもらい物は切ない気持ちもありますが、こういう機会があること自体がありがたいことなのだと考えるようにしています。
ショールームのキッチンの天板を天然石にしてから石とのご縁が増えました。呼ぶ力があるのでしょうか。

20201118008

senbonの新しいかたち(本当のかたち)

ちょうど作り置きしていたsenbonが無くなりつつありまして、家具制作の合間を縫って小物の制作も進めていたのです。
反りを抑える端ばめが取っ手になっているのが特徴のsenbon。その納まりをきちんと見せたいって思っていたので、今回からちょっと印象を変えることにしました。
いつも唐突ですみません。
でも、そういう部分も含めて私たちを好きでいてくれるととてもうれしいです。

20201118007

再び静かな作業場

午前中にワタナベ君が鎌倉のKさんの本棚の残作業に出かけて帰ってきた頃に皆バタバタと出掛けて行きました。

昨日私が自動鉋を使った時に「だいぶくたびれたなあ。」と感じたのです。
ノガミ君には以前からさんざん「自動の調子が・・」と言われていたのですが、そうそう木工機械を買い替える機会もなくどうにか調整しながら使っていたのですが、いよいよ昨日感じたくたびれた印象で、そろそろ変えても良いのかなあと思ったわけです。
みんなに言わせれば、もっと早くに思ってほしかったところかもしれませんね・・。
機械屋さんが本日いらっしゃるということで、みんなで午後から出掛けて行きました。
私自身は大掛かりな制作からは遠ざかってしまいましたので、みんなで気に入ったものがあるかどうか見てきておくれ。

というわけで再び静かな作業場。

写真の部材は鉄染めしたナラ材の脚。ベンチの脚になります。