ゴールデンウイークの営業時間について

2026.04.24

私たちの工房では、4月29日(水)〜5月6日(水)まで工房を閉める予定です。

(家具やキッチンの取り付けやお打ち合わせ等のお約束が入っているお客様は、予定してありますのでご安心くださいね。)

ただ、今家作りを計画され始めていて、この連休中に考えを深めたいと思われるお客様もいらっしゃると思います。
そのためにオーダーでできるキッチンや家具のことを詳しく見聞きしておきたいと思われる皆様には、1日1組限定とはなってしまいますが、工房と展示室をご覧頂けるように準備いたしますので、気軽にご予約のご連絡をいただければと思います。
なにぶん、打ち合わせは1人で行っておりまして、予約なしだと大変バタバタしてしまいますため、ご協力をよろしくお願い致します。

毎年必ず「近くまで行く予定があるので、空いていたらショールームの見学をしたいのですが。」と当日のご連絡をいただきます。大変ありがたいことなのですが、先にご予約のお客様を案内していたり、他の予定を入れていたりしますので、日時を改めていただくことになっております。

お打ち合わせ中ですと電話にも出られない場合もございます。申し訳ございません。希望日の2日前までの事前予約のご協力を、よろしくお願いいたします。

キッチンカタログのご請求のご請求については、郵便局のクリックポストを利用しておりまして、GW中でも発送いたします。ご希望の方はお申し込みフォームからお願いいたします。

木製雑貨の注文へ4月28日(火)までの受付対応分、それ以降は全て5月7日(木)から順次対応させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

皆様すてきなゴールデンウイークをお過ごしください。

今年のお知らせの写真は、我が家の庭に水を飲みに来るお外の黒猫ちゃんの写真にしました。

(本当は水鉢の方が猫ちゃん用なのですが、メダカ鉢用の汲み置きのバケツの水を飲まれているようです。)

黒猫ちゃん、うちの庭を通ってくれてありがとう。

テーブル

2026.04.28

子供の時分には良く祖母の家に連れて行ってもらったのでしたが、その台所にある白い小さな食器棚の引き出しがいつも開いていて、その上にお盆が載っていたんだよね。

まだ小さかった私はちょうど頭くらいの高さに引き出しが出ていたから、うっかりぶつかりそうになることが何度もあって、「しまえばいいのに。」っていっつも思っていたっけ。

アキコがインスタグラムなどでどこかに書いていたかもしれませんが、今ショールームには食器棚が1台あります。普通に制作してもなあ・・なんて思って、いろいろな見せ方ができるように引き出しそれぞれ開け方が違ったり、ちぐはぐにならない程度に仕上げの見せ方を変えたりしています。

その中の一つのシンプルなテーブルを設けてみました。引き出しの奥の板を引っ張り出すと作業スペースができるというテーブルです。子供の時分の私は、あのごくごく狭い台所だからこういう使い勝手をしていたのだ、ということに気が付かないまま、祖母の煮込みハンバーグばかり食べていたなあ。

クロネコ

2026.04.28

朝ごはんをたべる、オケツ。

伊藤久也さんの「像を結ぶ」展へ

2026.04.28

目白山版画工房のハルコさんと知り合ってもう13年になりますね。ハルコさんと知り合ったのは、辻堂のKISSAKO labo&pantryのセイコさんがはじまり。いろいろな形で皆さんとつながっていられるのはうれしいこと。

その目白山版画工房さんのインスタグラムを見ていて、「目白山産のそばですてきな個展が開かれているの。」ということで、本当はチアキと彼女でティーカップを見に行くそうだったのだけれど、チィも引っ張り出して3人でARTandCAFE湘南くじら館さんに拝見させて頂きに出かけたのでした。

しまった・・大船のモノレールはやはり酔うのだ。湘南町屋の駅ですでに頭がふわーとするのをどうにか落ち着けて無事到着。

「こんにちは。」とお邪魔させて頂くと、ちょうどモノレールで隣に座っていたご家族も同じ道程のようだったみたいで、小さなギャラリーが急に熱気が帯びるのでした。

「ここはね、以前診療所だったのですが、先生が高齢で医院を閉じてしまわれたので、その面影を残したギャラリーにしているのですよ。」とオーナーさんが教えてくださったその空間には、木でできた人、人、人。顔はないのにみんな表情が豊かだ。

作家の伊藤久也さんも在廊されていて、いろいろなお話を伺うことができました。「木の表情や木を割った時にできる流れに任せていると人が表れてくるのですよ。」とおっしゃっていました。なるほど、凛々しい様子もあれば首を傾げる人もいる。

八百万の神さまたちというわけではないのですが、そこかしこにそういう気配を感じながら心地よい緊張感をもって過ごしていくことは素晴らしいことだと思うのです。自分たちが作る家具もそうであってほしいなあ。

Dさんこんにちは。

2026.04.27

内田雄介さん設計のDさんのキッチン。現在は海外での暮らす時間が長いそうで、Dさんのお父様が主に使ってくださっているのですが、ちょうどこちらに戻られるというタイミングでアキコと二人でご挨拶にお伺いしてきました。

途中でご主人が、「みんなを呼んでキッチンを囲んで食事ができる場所がありましてね。このキッチンもそういうワイワイと囲める場所にしたかったのですよ。」と楽しそうにみんなで食事をしている写真を見せてくださいました。「そういう場所をこうして実現してもらえたので、とてもうれしく思っています。」とうれしい言葉を頂けてひと安心。

そのあとに、写真を撮らせて頂いていると、ふと横で「やっぱり内田さんの作る空間は光の入り方がすてきですよね。」とアキコがDさんに伝えていたけれど、なるほど、そうか。だからこの場の空気が柔らかく感じられるのだ。今さらあらためて気が付いたのでした。

そういう性質というのかqualityというのか、そこに立つことで受け取ることができるものはやはりその場所でしか感じることができないで、それがいつの間にか自然に感じられているというのは、見事なことなのだと思うのです。それを実現されている空間にすっと馴染むような形作りを私たちはこれからも心掛けていかないといけないと柔らかさの中にある緊張感を感じながら思うのです。

シンク下のゴミ箱

2026.04.26

先日ゴミ箱のお掃除をしました。 その汚れ方を見て、表に出して使っていたらこういう汚れ方はしなかったのかもしれないと思うことがありました。

シンク下をオープンにしてゴミ箱を置くというスタイル。リビングやキッチンのゴミ箱をここに隠せるということで皆さんから好評いただいております。

今までキッチンメーカーさんのシステムキッチンではシンク下をオープンにした仕様がほとんどなかったことから、オーダーキッチンならではスタイルだったと思いますが、今ではそういうシステムキッチンも出てきましたので、あまり特別な仕様ではなくなってきました。

シンク下に置いてすぐ捨てられることで一番重宝するなと思うことは、シンクで出たごみがその場ですぐゴミ箱に入れられることだと思います。(ただ、キッチンは火の元、熱源があるため温度が高めなので、生ごみは玄関などフタ付きのゴミ箱を置いて回収日まで入れています。)

ただ、プラごみなど水を切って捨てたつもりでも、ちゃんと水切りできていなくて、フタの上や周りに汚れを含んだと思われる水分が乾いたシミ汚れがありました。 ノールックでフットペダルを踏んで中に入れたつもりでも、フタの上の乗ったままのこともありました・・。

シンク下のゴミ置き箱を選ばれない人の理由のひとつは、 シンクで作業をしている時に捨てられると、作業している人が移動しなくちゃいけないのが煩わしいというご意見が多い気がします。確かに洗い物をしている時に横にずれなきゃいけないのは、「面倒だなあ」と思ってしまいます。(多分洗い物があまり好きな家事ではないということもあるのでしょう。)

では、リビングなどから見える形になってしまっても良いから燃やせるごみ、プラスチックごみ、紙ごみが分別できるゴミ箱をキッチンの近くに置くだろうか・・と考えると、やはり見えることが個人的に好みではないのでシンク下に置くだろうなあとあらためて思うのです。(間取りなどにもよると思いますが。)

キッチンのお打ち合わせをしていても、ここは皆様の意見が分かれるところなので、興味深いです。私はどちらにもメリットデメリットを感じておりますので、そのあたりをきちんとお伝えできたら良いなと思っているのです。

製作スタッフを募集します。

2026.03.03

一緒に働いてくださるスタッフを1名募集致します。
私たちと一緒に家具を作ることの楽しさを皆さんにお伝えできる方を望んでおります。

資格・条件等:年齢20~40歳くらいの方(経験者不問)。性別は問いません。私たちの工房は制作だけではなく、そのキッチン・家具の搬入・取付作業もあります。キッチンの天板・20~30kgの食洗機などの運搬・搬入など、他のスタッフと共に重い荷物の持ち運び業務ができる方が望ましいです。普通自動車免許をお持ちのかた。職業技術訓練校で木工科を卒業されているかた。
勤務内容:家具・キッチン製作・取付等/設計補助等
勤務時間:8時~17時30分ですが、状況により異なります。
休日:1年単位の変形労働時間制
給与:弊社規定により決定
待遇:交通費全額支給

応募される方は、info@freehandimai.comまでご連絡ください。
拝見させて頂きましたあとに、こちらから折り返しご連絡させて頂き、工房見学と面接をさせていただければと思います。

お待ちしております。

ジョギングする

2026.04.19

腰やモモの裏が痛くなってしまうと走り出すのが億劫になってしまって、もっと痛くなるのかなあ、どうなんだろうなあ、とあれこれ悩んでしまうのだけれど、おなかがきつく感じることが自分にとっては一番ストレスなので、思い切って走り出すことに。走っている間は腰は痛くないんだよね。

最近は週に30キロがぜんぜん達成できていないのに、お酒とお菓子に延ばす手は止まらないもので。

最近は夜でも南風が吹いたままになってきたので、帰りに冷えないように南下するほうが良いかもねと久しぶりに工房から銀河大橋まで。

途中で照明に照らされた工場を見つめる。スマートフォンというのはすごいね。こんなに暗くてもある程度きれいに写真が撮れるのだから。

私がアキコと交際を始めた30数年前によく出かけていたのは、東扇島。仕事が終わって19時頃から二人で待ち合わせて湾岸線を走るのだ。工場を見るのが好きで不当に車を停めて、初めて自分で買った一眼レフカメラ(ニコンのFM10だったかな)を持ってどうやったら工場がきれいに撮れるのだろうなんてやっていたなあ。「あの時間は楽しかったよ。」と言ってくれるけれどアキコも良くそれに付き合ってくれたよね。

時折用意してくれたお弁当は今でも覚えていて、ショウガ醤油に付け込んで焼いた鶏もも肉を詰めたお弁当が一番好きだったなあ。

なんて思って帰ってきたけれど、うーんやはり足腰痛いなあ。今日はお酒はやめようかしら。

ラワンのキッチン

2026.04.20

後藤組設計室さんと知り合うきっかけを作ってくださったSさんのところにご挨拶にお伺いしてきました。昨年の夏の見学会以来ですので、だいぶ使い込んでいる様子が見られるかな、と楽しみに出かけたのです。

美術館のキュレーターのお仕事をされているご主人とキッチンの奥に所狭しと並ぶミシンやトルソーなどに囲まれて服飾のお仕事をされる奥様とリビングダイニングをショベルカーに乗って所狭しと走り回るお兄ちゃんと保護ネコ姉妹が迎えてくれました。

程なくして後藤さんも到着して、部屋中がたいへん賑やかな様相。おおらかで可愛らしい空間を作る後藤さんの色とSさんの暮らしかたが相まって今日に居心地が良い。

後藤さんとお兄ちゃんを抱っこするSさんご夫妻がお話さされている間もなんだかのんびりとネコ姉妹を撫で続ける私とアキコでした。

うーん、やはり猫のおなかには夢がある。

オーダーキッチン制作例を更新しました。

2026.04.20

セラミック「ネオリス」とメラミンとステンレスを使ったセパレートキッチン

コンパクトな空間にSouq Designさん独特の素材の取り入れ方で表現されたセラミックとメラミンを使ったセパレートオーダーキッチンの制作例と、

ステンレスバイブレーションとナラ柾目の壁付けキッチンと吊戸棚

技拓さんとはじめてお付き合いさせて頂けることになったチョークアートの作家さんの壁付けオーダーキッチンの制作例を掲載しました。

お時間ありましたらご覧いただけますとうれしく思います。

ブラックチェリーのセパレートオーダーキッチン

2026.04.17

少し、時間が開いてしまいましたね。

平成建設さんからのご依頼で、昨年12月にブラックチェリーのセパレートキッチンを納品させて頂いたKさんのところにアキコとご挨拶に伺ってきました。

普段instagramをまとめているのはアキコでして、彼女から「Kさんがいつも見てくださっていて、ダイちゃんが来るのを楽しみにしてくださっているよ。」と言われておりまして、早くご挨拶に行かねばと思っておりましたが、3月末でようやく自分の慌ただしさがひと段落したタイミングで伺わせて頂きました。

今回はチェリーのオイル塗装をKさんご家族で行なってくださったので、その仕上がりの様子も確認しておきたかったのですが、心配の必要がないくらいきれいな仕上がりになっていました。ざらつきもほとんどなくステンレスもきれいに使ってくださっています。あらためてそのあたりのお手入れ方法の再確認をした後にこうしてキッチンを眺めてみると、やはりチェリーの色の深みが出るのはほかの樹種に比べて早いですね。窓が近いせいもあるのか、だいぶ赤みが増してよい色です。ここにオイルや蜜蝋を時々擦り込んであげるとツヤも増すので、さらに良い表情になるはず。そういう楽しさを見つけながら使っていってもらえたらうれしいです。

と、ふと見上げると、キッチンのスケッチが丁寧に額装されている。なんだかちょっと照れくさい。

茅ヶ崎のSさんのキッチン

2026.04.17

後藤組設計室さんから続いてご相談頂いていたのがブラックチェリーのセパレートキッチンと洗面カウンター。

先日の国府津のSさんも海のそばの旧い家はとても心和むすてきな印象だったのですが、こちらのSさんも大岡越前で有名な茅ヶ崎北部の里山に建つ静かなところ。私たちがおが屑を持ち込ませてもらっている山羊の牧場もすぐそばにあったりしてとても緑が心地よいところであります。私も高校から二十歳になるくらいまではこのあたりで過ごした懐かしい町でもあります。

そのような立地に後藤さんの作る空間はやはり可愛らしいというか心地良い。細かくリズムよくレベルが分けられた空間にコンパクトなキッチンと洗面のスペースがあって、見える景色もその階高によっておもしろく違っている。そのぶん搬入は少し気を使いましたが、先に作業されていた塗装屋さんの配慮もあってスムーズに進めることができまして、今日明日の予定が今日1日で無事に完了。

またお引き渡しのタイミングで全容が見られるのを楽しみにしております。

猫階段現る

2026.04.16

昨年の12月22日に打ち合わせにお伺いした「おすそわけ」のIさんの家具がおおよそ組みあがってきました。

蛇腹扉に折れ扉、格子扉に富士山取って。特徴的な形が盛りだくさんのIさんの家具ですが、ヒロセ君がきれいに仕上げてくれました。蛇腹扉や折れ扉の動きを調整して間もなく制作が完了する予定。

はたしてネコさんたちはここで優雅に遊んでくれるのだろうか、楽しみです。

懐かしい曲

2026.04.16

昨年の冬からおもむろにラジオを聴くようになりました。

工房では常に音が流れているほうが心地よく気がまぎれると思っていて、私が作業場に居りていた頃からラジオを流していたのですが、今はこうしてパソコンに向かうことが多くなって、図面を眺めながら気が張りつめているところに賑やかな曲が流れてくると少し気分が散り散りになったりするので、だいぶ前からデスクのそばではラジオの電源は切っていたのでした。

でもその冬に急にクリスマスソングを聞きたくなったのです、なぜかとてもね。

それで静かなクリスマスソングが流れているところを探していたら(今は過去の番組が聞けるなんてすばらしい)、J-WAVEの深夜番組をいつの間にか聞く習慣ができてしまった。

でもやはりなんだか静かな感じの番組が良いので、27時からやっている番組をよく聞いているのですが、その中でくるりの岸田さんが選んだ曲に耳が止まった。

うわぁ、懐かしい、どこかで聞いていた曲だ・・。出ている曲目を見てみたら(すぐに曲が分かるなんてすばらしい)COILの「BARDS」という曲だった。どこで聞いたのか忘れてしまったのだけれど、メロディを聞いていると20年以上前の自分の若い気持ちが思い出された。

音楽ってその当時の記憶やにおいも思い出すことができる不思議なものです。

いまだに不思議だなあと思っている曲に、米米CLUBの「浪漫飛行」という曲があって、この曲は当時私が高校1年の時によく街中で流れていた曲なのだけれど、この曲を聞いてすぐに浮かんだのは、まだ小学校にも上がらない時分に母に手を引かれてデパートの地下で何か誰かに贈るものをずっと足早に次から次のお店へと探しているシーンなのだ。なんだこれ。

今時分になって、学生時代当時の懐かしい邦楽が聞こえてくるのがうれしくてこうしてよく聞くようになりましたが、当時はジェームステイラーやボブディランやスティーブミラーバンドやCCRをよく聞いていたっけ。これは父の影響なのかしら。

今日は、子供の小学校のパパボランティアつながりで知り合うことができたお父さんになんだか痛みが出てきた腰の調子を見てもらいに行くのです。ありがたいご縁です。暖かくなりましたね。

ブラックチェリーの壁付けキッチンのお引き渡し

2026.04.15

今日はカナリヤさんのご実家のお引き渡し。そのタイミングに合わせてアキコと二人でお手入れ方法のご説明にお伺いしてきました。

現地に到着すると、お姉さんが「みんな中に居ますのでー。」と言いながらどこかに出かけてしまわれた。相変わらずはつらつとした方だ。

ではだれに説明しようかな・・と思っていたら、実際にこのキッチンを使うことになるお母さんと息子さんがいらっしゃって、引っ越し前のこまごました準備をされていた。

「こんにちは。お世話になります。」とお声を掛けてさっそくひと通り説明させて頂く。私の両親と同じくらいの世代だと思うのですが、かくしゃくとしたご様子でお手入れの方法も楽しそうに聞いてくださいました。

「庭の工事はこれからですが、いよいよ来週からここで暮らすことになるのです。」とにこやかにお話される。コンパクトなリビングダイニングには大きな窓があってそこからたくさんの光が静かに入り込んでくる。たしかに庭ができたら心地よさそうです。

またそういう機会に尋ねることができたら気持ちがよさそうですね。そういう気持ちも含めて、「これほど近い距離ですから、何かあればいつでもどうぞ。」とお伝えして、アキコと私はにこやかに見送られながら戻ってきたのでした。

Nさんのクルミのキッチンに会いに

2026.04.13

ご挨拶にお伺いする日程を決めている間にあっという間に1年が経ってしまったNさんのキッチンに会いにアキコと出かけてきました。

「こんにちは、Nさん。」エコハウスさん作ってくださった玄関は16時の日差しを明るく取り込んでいました。

「どうぞどうぞ、イマイさん。」とリビングからキッチンにご案内いただくと、ふわりと優しい明るさ。

心地が良い。

お引っ越しされてから今日が初めての挨拶でしたので、あらためてオイルのお手入れ方法や引き出しの外し方やステンレス天板のお手入れ方法をご説明させて頂いて、そのあとに、前回Nさんからメールで頂いていた「ガスコンロのトッププレートが浮いてきてしまったのですが、メーカーさんで修理してもらえました。」という内容についても教えて頂きました。

聞くと、使っているうちにトッププレートの奥が山なりに歪んでしまった(指が入るほどではないのですが)ということで原因はメーカーさんでも分からないような珍しいケースだったということで、トッププレートをそっくり交換してくださったのだそうです。教えてくださいましてありがとうございました。

そのほかに気になる部分をお伺いすると、引き出しにちょっと重曹を垂らしてしまったということで黒みが増してしまった引き出しをきれいにする方法をお伝えし、冬の間に焚いていたペレットストーブの影響が少なからずあったようで、開け閉めできないほどではないけれど引き戸が少し硬くなってしまっていたということで、今は戻ってスムーズに動くようになりました、とのこと。さっそく引き戸を外して見てみると、やはり表側が乾燥の影響を受けて少し反りが出ていました。3枚とも同じように反りが出ているので、動きには影響はないのでしたが、もう少し様子を見て使い勝手に支障が出るようならお預かりして調整しましょうということに。

そのあとに、「それと、なぜか食洗機の扉がきちんと閉まりにくくなってしまって。」と相談されて、何だろうかと覗いてみたら、ステンレスの裏面に張った化粧材が熱の影響なのか接着が弱くなって延びてしまってラッチ部分に悪さをしたのでした。

「これはご不便をお掛けして申し訳ありません。軟化しないような材料を用意して張り直しますね。」ということでまたあらためてお伺いすることにしたのでした。またひとつ良い勉強になりました。

それにしてもNさんのこの空間はとても柔らかい光が入る。やさしいところ。

コグが外れる

2026.04.13

土曜日の朝とは変わって少しだけ肌寒さを肌着からはみ出た背中に感じながらも、日曜日だからと目覚ましをかけないでいたものだから起きた時間が久しぶりに7時を過ぎてしまった。

黒猫が待っているだろうと支度をして、久しぶりに自転車道ではなく、高架線のそばを通る農道をのんびり走りたいと思って、そこに辿り着くために図書館の脇を抜けていこうと思い、新しいガード下に辿り着いたあたりで、大きな金属音と共にチェーンが外れてペダルが沈み込んだ。

なんだと思ってみると、ロックリングがぶらぶらしてコグまで外れちゃっている。なんでだろう・・。

うーん、直すのは面倒だなあ、なんて思いながらお尻を持ち上げた自転車を押しながら汗だくで帰宅して、アキコに事情を説明して車に自転車を積み込んで工房へ。

「遅いよ。」と黒猫に言われて、「ごめんね、オケツ。」と謝ってご飯をあげて、朝の支度が済んだら重い腰を上げて修理。でもばらしてみたら大事にはならずにネジ山もまだ残っていたので、きれいに組付け直して、次いで延ばし延ばしになっていたブレーキパッドも交換。気持ちがすっきりした。

後から電車で来てくれたアキコが言っていた。

「あなたはそうやって直せるからすてきよね。」

先日ウェブを見ていたら、日本の住宅は本来手を加えながら長く住んでいけるはずなのに、住宅が商品になってしまっているように思われる部分がある、と書いている人が居て、何となくそういう思いも分かるような気がします。

たまたま自転車が好きで、自分でいじってみたいっていう興味があったからこうして直せるだけで、やはり知らなかったらきっとお店に持ち込んでいたことでしょう。

ただ、知ってはいても、よしやろうと思える時間が持てなかったりすることもある。

先日、床を掃除した時も、日常のリズムに慣れてしまってずるずると汚れが積もるにまかせてしまって、やってみたら何のことはなく1時間もかからずに終わってしまって、(もっと早くやれば良かったな)なんて思ったものでした。

なんというか、自分の持ち物は自分の手で自分たちのものにしていく、という行動がもっと気負いなく(というのかな)、歯磨きのように日常の動作になっていけたらよいなあなんて、少しきれいになった自転車を見て思った日曜の朝だったのです。

【家具屋の休日:キッチンの床を拭く】

2026.04.11

お家では年中裸足で過ごしているダイスケさん。私は寒がりなので真夏以外は靴下を履いて過ごしています。

ダイスケさん「キッチンの床がベタベタする気がする。」 

何回か話に出ていたのですが、実感がないのでする気にはなれず、休日ということで自ら動いてくれました。(気の利かない妻ですみません。)

我が家は暮らし始めて約7年目のアカマツの無垢材のオイル塗装です。
特にコンロ周りは油跳ねがありますから、ひどい所には、今回はウタマロクリーナーを少しずつ使いながら拭いてくれてサラサラになりました。
シンク下のゴミ箱を置いているところ、コンロ下のスライドワイヤーシェルフの床の部分・レールの上もきれいになりました。

「床がサラサラだと気持ちがいい。」とダイスケさんは満足そうでした。(いつもありがとうございます。)

振り返ってみると、前回キッチン周りの床を拭いたのはお正月休みの時でした。
気温の低い冬よりも、暖かい時期の方が、油汚れも柔らかく、人が行動がしやすいので、お掃除しやすく感じます。
年末の大掃除の時期だと気忙しくて負担に感じやすいので、気づいた時に、「キッチンの床だけ」と一箇所ずつやっていくのが自分たちには合っている気がします。

ダイスケさんが床を拭いてくれている間、玄関周りの木の部分を拭いたり洗ったりしてみました。

こうしてみるとすごく汚いですね。失礼します。
この染みは、資源ごみを出す前にここに置いたりするので、プラごみの袋のついた何かの染みか何かだと思います、、。

日常的にかかとやつま先を突いて靴を脱いでしまいますので、その時に靴の汚れが移るのでしょう。

まず水拭きして、それでも落ちない時は、ウタマロクリーナーを吹き付けたら、(木部に洗剤を吹き付けたままにするとシミの原因になりますので注意してください。)すぐに汚れとなじませて伸ばし、きれいな水の入ったバケツを使い、使い古したスポンジを濯ぎながら拭き取っていきました。

ドアを蹴っている覚えはないのですが、、。
洗うの楽しいですよね。この行為だけできれいになっている気がします。
木が濡れ色になって汚れが濃く見えてさっぱりわかりませんが、水は灰色になっているので、何かを落とすことはできたのではないかと思っています、、。

思ったよりはきれいになりませんでしたが、少し表面が白っぽくなり、やらないよりはきれいになってのではないかと思います、、。何より「やったんだ!」という気持ちが大切な気がしています。(笑)

乾いたら、蜜蝋を塗ろうと思いましたが、切らしていたので、後日塗ることにします。

2階のトイレ

2026.04.15

我が家の2階の真正面はトイレです。

朝、お隣さんの壁に当たる日光に照らされてトイレの中が明るくなります。

お昼前頃、天窓からの明かりでドアを開けた時に、トイレの中が照らされます。

その光に照らされた床のタイルがより美しく見えるのです。

日中家にいないとこの光景は見れませんので、お休みで家にいる時の楽しみのひとつなのです。

お気に入りは、こういう小さな些細な「好き」が多くあることなのかなと思います。

リマジナさんのキッチン

2026.04.10

リマジナデザインの柴田さんからたいへんお久しぶりにキッチンのご相談を頂いたのです。
5年振りですね、ありがとうございます。

こちらがその時に作らせて頂いたキッチン。

https://www.freehandimai.com/?p=26881

今回もオーダーキッチンなのですが、柴田さんがリノベーション全体からキッチンの細部まで指揮を執って進めてくださっているので、キッチンの制作というよりは家具の制作という形でお話が進んでいます。

ただいまいろいろ並行して家具やキッチンのお話が進んでいるので、納品までにかなり時間が掛かってしまいそうです、場合によっては7月かも・・、なんて柴田さんにはお伝えしていたのですが、今取り掛かっている大きな改修工事のキッチン制作がもう少し後ろにずれ込みそうということで、先に進められることに。

それでも余裕を見て5月の下旬あたりに工事の予定を組んで頂いたのですが、うまく制作を進めることができて、早々とキッチンキャビネットは完成したのでした。すみません、うまく予定が読めず・・。

ということで、そのチェックの朝でした。

新年度に入って少しずつ慌ただしくなってきました。

Cさんからのお便り

2026.04.10

川崎のCさんがリノベーション工事を行なってくださったFINDさんのウェブサイトに私たちのキッチンが掲載されたというご連絡をくださいました。

「感覚の共鳴で叶えた、愛着ある家具が馴染む大人の住まい」

https://www.a-find.jp/work/158

マンションのリノベーションでもこういうふうに大胆に空間を使うことができるのだなあと、リビングダイニングキッチンに入ったとたんに感じるふわっと大きく風が通り抜ける様子が感じられてうれしく心安らいだのでしたね。施工例には変わらずきれいに使ってくださっているCさんの様子が分かってうれしくなりました。

あの時に、Cさんとのお話で出たのが、実は蕨のOさんとお友達だったということ。

蕨のOさんは、クルミを使った「静かな午後」のOさん。百合丘と蕨という離れた距離がこのようにつながっているなんてとうれしく話を聞かせて頂いていたのですが、その時にもしかしたら・・と思っていたことがあったのです。

そして、先日ご連絡をくださった時に「イマイさん、実は先日、都内に出掛けた時に偶然konasalonの熊崎さんとお会いしました。

イマイさんのキッチンを採用させてもらったお話をすると大変うれしそうに、「イマイ今井さんにもまたお会いしたいです、お話しする機会があればどうかよろしく伝えて欲しいと仰っていました。」

キッチンメーカー数多の中、知人に今井さんのキッチンを採用された方がおふたりもいたことに驚きました。」

おおそうでしたか、やはりそうでしたか、やはりやはり。

と、うれしくなったのでした。

konasalonの熊崎さんは、最初のアトリエを作る時にキッチンの制作を担当させて頂いたたいへん思い出深いフリーハンドイマイ黎明期のキッチンでございます。今から20年前のできごとだ。

「Kona Salonの最初のアトリエ作り」

https://www.freehandimai.com/?p=637

今では、パンのお教室とあわせて出版活動もされているのだそうで、変わらず力強い人だ。https://www.instagram.com/konasalon/

みんな距離は遠いはずなのに、温度が近いと何とも不思議につながっていくのだなあ。

コーリアンとホワイトオークのフロートするテレビボード

2026.04.09

昨年にキッチンの設置を終えたSさんの現場に再びお伺いしてきました。

もう間もなく内装工事は完了となり、間もなく外構工事が始まって5月にはお引き渡しになるというこのタイミングでいよいよSさんのテレビボードの取付です。

細かい作業に監督のTさんがいらっしゃって久しぶりにご挨拶をさせて頂きました。

このSさんをきっかけにたいへん久しぶりに田辺工務店さんから家具のご依頼をいただくことになりました。12年振りですね。

「チェリー材のキッチンと扉が黒板になる対面カウンター」
https://freehands.exblog.jp/21792438/

うれしいご縁をありがとうございます。

テレビボードは、すべて開き扉のシンプルな形なのですが、ウーファを組み込めるように地板を抜いて、かつフロートして見えるようなデザインにしたり、AV機器を入れても熱がこもらないようにSさんが容易さひてくれたファンを組み込んだり、キッチンと意匠を合わせるためにコーリアンとその下の縁取りのデザインを取り入れたりと、実はなかなか手が込んでいます。

さらには、「座るのにはちょうど良い高さだよね。」とご主人と奥様がお話されていたのをビクッとしながら聞いていたわけですが、そうされても問題ないように補強の脚を目立たないように加えたりと、さらになかなか手が込んでいるのですよ。

ヒロセ君がきれいに仕上げてくれて無事に設置完了。

またお引き渡しの時にお会いできるのを楽しみにしております。

ホワイトオークとコーリアンと渋墨のL型キッチン

2026.03.31

12月と先月とで二期に分けて設置させて頂いたMさんのキッチンの様子を拝見させて頂くためにアキコと二人でお邪魔させて頂きました。

「いつの間にか父がいろいろなものをくっつけてしまって。」と見せてもらうと、冷蔵庫との仕切りにはもうぎっしりフックがついていて、換気扇を隠すオークの幕板にも大掛かりに何かをつけようと細工をしていたのだそうですが、「お父さん、ちょっと待って。」ということで、ここはネジ穴を開けようとしていた鉛筆のしるしの他には時計だけが静かに掛けられておりました。楽しく皆さんでキッチンを使ってくださっている様子がよく分かりました。

お茶を頂きながら、大学時代に受けた中村好文さんの授業の様子を離してくださいました。好文さんのことを聞けることと、このキッチンを見たくてついてきたアキコですから、二人して興味津々。

「課題のプレゼンの時に別荘を建築する課題だったかしら。その時にコンセプトや設計の要などをきちんと説明した時に、最後の総評で私たちに向けて、先生がこうおっしゃったのでした、君たちの内容はとてもしっかりしているけれど色気がもっとほしいよね。」と。

そうかー、なんだか私自身ズシンとくる言葉でした。色気かー、そういうものって私にもないなあ・・としんみり考えてしまいました。

「いろいろなところに出掛けて、いろいろなものを見て、いろんな人と話をして、そういうところから何か生まれてくるものがあるんですよ。」という言葉を頂いたのだそうです。

うん、そう思います。私にも足りないものだなあ・・、と。

その作る人の色、使う人の色、形そのものの色気、その場所、その土地の色、いろいろなものを取り入れてひとつの形が生まれてくるのでしょうから、そういう思いを巡らせる余白のある形を作らないといけないなあ、と。

とても良いお話を伺うことができました、ありがとうございました、Mさん。

帰り道、

「でもね、ダイちゃん。お父さんがあんなたくさんフックをつけてあのキッチンをアレンジして使ってくれていたでしょ。あのような使い方を躊躇なくできる形や、そういう作り手とクライアントの関係を提供できていることがもう私たちの特長の一つなんじゃない。」

なるほど、それもひとつの色気ともいえる要素なのかなとも思えたのでした。

続いて家具チェック

2026.03.26

後藤組設計室の後藤さんから続いてご相談を頂いておりまして、今度は茅ケ崎に新築するSさんのセパレートキッチンが完成したのでその仕上がりの確認です。

制作の担当はワタナベ君。

ブラックチェリーとステンレスと真鍮ハンドルの組み合わせで、シンプルな形できれいにまとまりました。今回も少し幅の広いチェリーの単板を使っているので、単板の辺縁の白太に近い部分の明るい印象と中心の赤みのグラデーションがきれいに表現された印象で仕上がりました。シンプルな形だとより期のそういう表情が良く引き立ちます。

このあと、洗面台も仕上げに取り掛かって、来月いよいよ納品です。