ブラックチェリーのキッチンと食器棚を持って

2025.05.23

浦和のほうとなるとこの工房からはけっこう遠くになるのですが、Fさんのご自宅を訪ねてみると、そこから歩いて間もなくのところに、以前キッチンを作らせて頂いた「顔をあわせてお話ししましょう」のUさんのお宅があることに気が付きました。

こういう町の縁というのか、ひとを呼ぶ気持ちというのか、そういう空気っていつもあるのだなあ、ときれいに整備された遊歩道から鯉を眺めながら歩いてたどり着いたのでした。

築20年ほど経つというFさんのお宅に伺うきっかけとなったのは食器棚が最初だったようですが、その話は結構前のことで当時実現できなかったこともあってすっかり頭から離れてしまっていたのですが、Fさんはあれからもずっと思い悩んでいらっしゃったようで、今回こうしてキッチンまで私たちが手掛けさせて頂けることになったのでした。

リフォームは解体しないときちんとした寸法が出ないので、先日工事が始まって解体が完了したタイミングで現場にお邪魔させて頂いたのですが、予定通りに進めることができそうで、いよいよ昨日からノガミ君、ヒロセ君とで作業に伺ったのでした。

日頃の行ないが良かったのでしょう、心配だった雨には降られずに、かえって汗でシャツの色が変わるくらいの陽気のなか無事に搬入が住んで、先日の現調時に事を打ち合わせして、あとは二人に任せてこの2日間で無事に設置完了。

このあとは、工務店さんに給排水工事を行なって頂いて、そのあとにFさんが頑張ってオイルを塗ってくださったら完了ですね。

思い返すと、最初の相談から2年弱の時間が経っていましたね。さあ、いよいよその思いが叶う時です。