
こんにちは、Yさん
2025.05.21

こんにちは、Yさん。
暮らし始めて1年ぶりにようやくここに訪れることができました。キッチン設置当時は大工さんもまだ道半ばという状況での取り付けたものですので、リビングに通されてこの空間を目にして何というかうれしさがふわりとこみあげてきたのでした。
ここは気持ちよい。
実はあの時の工事で施工会社さんとなかなかうまくいかない部分があってYさん自身もとても苦労をされていたのを聞いておりましたので、なんだかこの優しい印象を見ることができてうれしかったのです。
今日もアキコと二人でお邪魔させてもらったのですが、彼女の中では単色多くの面積で占められたキッチンというと、もっと無機質というか表情が抑えられたものになってしまうのではないだろうか・・、という疑問があったようなのですが、Yさんのこのキッチンに足を踏み入れた瞬間にそんなことはないんだと目を輝かせておりました。
私もどんなふうに使ってくださっているのかをとても楽しみにしていて、使っていることを楽しんでくださっている様子がよく分かったことがさらにうれしかったのです。
Yさんいわく、「単色のキッチンにすることは結構多いのです。今回は自宅ということでいろいろな素材を織り交ぜて表現したかった部分もあるので、木の表情もあれば石の表情もありますが、単色を広く使うことで、キッチン自体が主役というよりは、そこに住まわれる皆さんの暮らしかたが主役になって、その物語の彩りがより鮮やかに見えてくるほうが良いなと思っているのです。だから、最初にイマイさんに相談しようと思った時に、イマイさんのキッチンは木の表情を生かす形が多いから、私の思いを受け取ってもらえるだろうかという迷いは少しあったのですが、実はずっと前からウェブサイトを拝見させて頂いていたので、きっと実現してくださるだろうと、もうすっかり依頼するつもりだったのです。」とうれしいお言葉。
ありがとうございます、Yさん。
そのYさんは物件探しから一緒に相談に載ってくださるリノベーションを手掛ける設計士さんでもあります。これからどのような空間が表現されていくのか楽しみなのです。
【Souq design】