寄り添う椅子

「3本脚のキッチンスツール」

design:gaku suzuki
planning:gaku suzuki
producer:gaku suzuki
painting:gaku suzuki

biscotti」のTさんから頂いたお話がきっかけでした。
「イマイさん、以前にお話していた椅子がほしいなあって思って。」
Tさんは、果物などから作られる天然酵母を使った自家製パン(うさぎパン)の作家さんです。キッチンに立つ時間も多く、また、キッチンと併設してパソコンができるコーナーもあるため、ちょっと腰掛けながら作業をしたりするための椅子がほしいって言われていたのでした。
「形はお任せしますので。このキッチンの雰囲気に合ったものをイマイさんのテイストでね。」
そこで、さっそく鈴木君と相談。軽くて、使いやすい形を模索して、2つの形を作りました。
トップの写真の青葉台のKona Salonの熊崎さんには、11脚のなかで最も軽いアルダーの3本足タイプ。以前に作らせて頂いた幅広のスツールと一緒に元気に活躍してもらえるかな。
また、オーダーキッチンを検討されている皆様には、一緒にこのスツールも使ってくださるとうれしいなあと、いろいろと今から企画しているのです。

キッチンハイスツール

「チィちゃん、いんげんのスジってね、ほらこうやってむくのよ。」「ほんとうだ、ピィってとれるね。わたしおかあさんみたいにおりょうりじょうずになるんだ。」

キッチンハイスツール

私たちのショールームには、家のモチーフや時計のようなモチーフを象嵌したスツールも限定販売しております。もしよろしければ、見に来てくださるとうれしいです。

キッチンハイスツール

素材も、アルダー、タモ、ナラ、セン、ウォールナットと手持ちの材でいろいろと作ってみたのです。できあがった11脚は、それぞれ表情が違います。手触りも違います。重さも違います。スツールひとつでこれだけいろんな表情をしているのです。

キッチンハイスツール

Tさんには、キッチンと同じタモ材で。4本脚のオーソドックスなタイプも良いとおっしゃっていましたが、なるべく片手で動かしやすいようにと重量の軽い3本脚のタイプに。タモは比較的重い材なのです。

キッチンハイスツール

弟のお嫁さんであるノリちゃんには、ウォールナットの3本足タイプ。 「お兄ちゃん、こういうふうにおなかが大きい時って、おなかが重いせいでおしりが痛くなっちゃって、ちょっと座れるととてもうれしいの。」

キッチンハイスツール

アルダーのyorisou。

キッチンハイスツール

ちびっ子にも最適。

3本脚のキッチンスツール

費用については、「木工小物と雑貨」の「chair」をご覧くださいませ。

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