2016.02.20
そのあとは、越谷のほうまでぐるりと。そして、再びkoushaでお昼ご飯。そして、隣の飯高さんの工房にお邪魔させて頂き、いろんなお話をさせて頂いて。
ここはいつ来ても(2回目ですが)、気持ちが落ち着く穏やかで良い場所です。
こうしてぐるりと巡っていろんなご縁があることに本当に感謝しております。
美味しいご飯と、すてきな器をありがとうございます。
家具、キッチンというハード面(と言うのかな)からだけではなく、食事や食器などのソフト面(というのかな)からも良い考え方ができるように私たちも頑張ります。
たくさん元気を頂いてまいりました。
2016.02.20

先月お引越しが終わった埼玉のKさんにようやく今日ご挨拶にお伺いすることができました。
Kさんは、元々私たちがキッチン作りを始めるきっかけとなった「海の近く、ソラの近く」茅ヶ崎のKさんのお友達。その茅ヶ崎のKさんのキッチンを作らせて頂いて(もう11年も前のお話ですね。)、埼玉のKさんが茅ヶ崎のKさんのご新居に遊びに行った時に、「いつか家を建てる時は、イマイさんにキッチンを作ってもらおう」って決めていてくださったのだそうです。
「家を建てるまでにあれから10年が経ってしまいましたが、やっと夢が叶いました。」とうれしそうにお話ししてくださいました。
そのように思ってくださっていたなんて私もうれしいです。
そのあとは、その茅ヶ崎のKさんからの贈り物であるダイニングテーブル(Kさんのご主人が作ったものなのです、その時の経緯は、製作例のどこかに乗っているはず・・。)が使っていてグラついてしまったということでその修理をさせて頂き、これでKさんの作業はすべて完了。
このテーブルもあの時Kさん(茅ヶ崎の)から「イマイさん、今度主人がテーブルを作るのですが、ここはどうしたら良いか教えてください。」ってたしか聞かれたんだっけ。懐かしいです。
あの人との出会いがなければ、今こうしてキッチン作りはしていなかったと思うと、いろんなところでいろいろな人とつながりを持てることに本当にうれしく思うのです。
Kさん(埼玉の)ご夫婦のうれしそうなお顔と賑やかにはしゃぐお子さんたちを見て、何か一つ気持ちが落ち着いて、納まるものが納まった気がしたのでした。
2016.02.19


国立のYさんは明日お引き渡しということで、最後の細かい作業を終わらせてきました。
これで完了です。
今回のYさんのご新居は、アンドオンアソシエイツさんの設計。
森藤さんにはいろいろとお世話になりました。
とても良い勉強になり、とても良い仕事ができました。
ありがとうございました。
Yさん、またあらためてご挨拶にお伺い致します。
2016.02.18
Uさんから頼まれていた状差しが完成。
Uさんのところにお届けする1台と、この2階のショールームで皆さんにお見せする1台を作りましたので、こちらにいらした際は、ご覧になっていって下さい。
Uさんと考えて目指したのは「何に使うのかよく分からない形」です。
2016.02.15
今日は三島まで。クルミの表情を好まれる方が多く、今日もクルミを、しかも柾目取りの突板を使ったなかなか見ることのない表情のキッチンを設置してきました。
ここがどこかは今は内緒でございます。
2016.02.11


フラフラとしながら搬入だけ手伝って、あとはゆっくりさせてもらっている間にみんなで終わらせてくれたMさんのキッチン。クルミのバラバラとした表情、コーリアンのラバロックというラフな印象の柄のカウンター、全体を引き締めるグレイカラー、気にってもらえるかな。
2016.02.11
インフルエンザなんて絶対に罹るものか、なんていう根拠のない自信はやはり簡単に崩れるもので、その線同士はこのままじゃ絶対につながらないよ、ってとても良く分からない夢を延々と見続けてひたすら汗をかき続けてようやく体調が戻ってきました。
その間に、行ってもらったのがこの茅ヶ崎のKさんの取付。クルミで作った玄関収納と洗面台です。
独立して頑張っているムラカミ君にも手伝ってもらって無事に完了。
もう体調崩さないように、気を引き締めないと。
2016.02.06

昨年お引き渡ししたMさんのキッチン。お引越しが終わって新しい暮らしがひと段落して、ようやくご挨拶にお伺いできました。
Mさんご自身で塗ったオスモオイル。木地の状態だと、うっすらだった導管や節などのナラの柄がとても良く表れて魅力的なキッチンになっていました。
写真だと分からないのですが、表面を浮造り加工しているので手ざわりがまだ独特で木の肌触りがもっと直に感じられる今までにはない仕上がりになりました。
「これでお料理教室始められますね。」
「はい。今すぐには、とはいかないのですがそろそろ準備を始めないとって思っていて。」
「開かれる時はぜひお知らせ下さいね。楽しみにしています!」
2016.02.05

収納扉。ここには炊飯器をしまうので、中にはスライドテーブルが隠されているのです。

KUMA鍛鉄工房の熊田さんにお願いして作ってもらったロートアイアンのハンドル。ほのかな槌目がとても良い印象です。
今日は、世田谷のMさんのところまで食器棚の取付にお伺いしてきました。チェリーの感じがとても好きで、というMさんのリビングには、家具蔵さんのテーブルやテレビボードが置かれておりました。
そして、キッチンにはこのチェリーの食器棚を置かせて頂けることに。
「うつくしいですね。ずっと見ていたいくらい。」とMさん。
美しいんだ、私たちの家具は。
うれしいなあ。
ずっとずっと美しく在りたい、傷になっても使い古されても。そういう家具を作っていきたいって思っていました。
だから、うれしいなあ。
また、見に来ますね。
2016.02.03
虎斑のあるナラの木のお皿に恵方巻を乗せてみんなで食べたら、いつもより鬼退治気分が出るのです。
2016.02.02
まもなく1年。生まれたばかりのお嬢さんにと思って(実はデザインが気に入って自分のために(?)衝動買いした)アンティークのベビータンス。昔の形だから、引き出しがガタガタして重いので、キッチンの点検を兼ねてアドバイスにお邪魔してきました。
赤ちゃんはとても小さくて、とても目の前にあるすべてのことをしっかり見ようとしていて。
おかあさんは、そのすべてを愛していて。
大人っぽい印象のキッチンだなって思っていたこの場所はとても温かな場所に変化しているように思えたのです。
また、ベビータンスの件、お話がまとまりましたらご連絡下さいね、Mさん。
2016.01.29


キッチン自体はI型のシンプルな形ですが、その背面の傾斜した部分に吊戸棚をつけたり、引き出しがたくさんの食器棚をつけたり、さらにはステンレスのキッチンパネルやキッチンの目隠しになる腰壁の上につく笠木の施工など、いつもよりもボリュームのある工事でしたので、2日間に分けて行ないまして、本日無事に完了致しました。
あとは養生がはがれてその全体が見られるのが楽しみです。
2016.01.29
ナラ材をメインに黒板、コルク、格子扉等表情豊かに作ったお子さんもお父さん、お母さんも使えるデスクの記事と、
クルミ材でキッチンとダイニングを整えて、とても魅力的な空間にしたHさんの記事と、
いつもお世話になっている設計士さんであるFさんのご自宅のキッチンを作らせて頂いた時の3つの楽しいお話を掲載致しました。
もし、よろしければご覧になってくださいね。
2016.01.28
工房で中学生二人が訪れている間に私は一人細かい作業が残っていたYさんのところまで出掛けておりました。
ここまで来るのに山あり谷ありでしたが、本日ようやく設置が完了。
これから、チェリーが焼けてくるとこの家具の表情がじわじわ変わって端正な様子が現れてきます。それが一つの楽しみです。
Yさんには、昨年暮れのクレミルに参加して下さったこともあって、作業が終わったあとに「むかし遊び」の話になりました。
今小学校では、地域のご年配の方々が集まってくださって、ちびっ子にいろんな遊びを教えてくれる、というもの。我が娘の学校でも行なっているけれど、詳しいことは知らなかったなあ・・、役員だったのに。
「でも、小さな大勢の子たちに教えるのは遊びで精いっぱいというところがあるのかもしれなくて・・。」とYさん。
「できれば、自分たちが子供の頃に教えてもらっていたしめ縄作りや凧の作り方を教えてもらえたらなあって。イマイさんのワークショップでもそう言った昔のもの作りが教われたらいいなあ、なんて。」
なるほど、面白そうです。ちょっと考えてみますね、Yさん。
また、4月頃にお邪魔します。
2016.01.28
今までも何回か声をかけていただいていたのですが、今回初めて受けることにした中学生の職業体験。
「1日で家具できないし、怪我でもされたら困るし、忙しいし…。」とネガティブなことばかり思っていたのですが、
社長も私も幼稚園・小学校でPTA活動に参加してきていろんな免疫ができたのか?希望している子が居るのなら応じようということになりました。
「質問してきたり、2人とも意欲的に話を聞いてくれました。」と担当したコバヤシ君。当初は「教えたりするの苦手なんですけど…。」と言っていたけど、中学生2人が1日ずっと意欲的な姿勢で取り組めたのは教え方が上手だったからだと思うよ。この様子だと4月からの新人教育係は安心して任せられそうだね。
私は先に帰ってしまったのですが、「楽しかったですって帰って行ったよ。」と社長からの報告。
よかった。この体験で家具職人になろう!なんて思ってくれなくてもいいんです。ただ、身近な家具がこういう風に作られていて、それを仕事にして働いている人がいるんだってことを知ってもらえただけでうれしいのです。
H君・F君、来てくれてありがとう。お疲れさまでした。
2016.01.27
ただいまスタッフ全員で現場へお出かけ中。
明日は、工房に若い「見習い」さんが2人来るのです。
どうしようかな?そわそわしちゃいますね。こんなときはお掃除をするのが一番な気がするのです。
2016.01.25
ノガミ君が作った食器棚を届けに彼と二人で、いざ葛飾まで。やはり東京の真ん中を抜けて出掛けるのはとても遠いね。
「うれしい、思った以上に素敵です。」ってMさんがはにかみながら言ってくださったので、運転の疲れはどこかに行ってしまったよ。
最近は、クルミ材を使った家具を作る機会がとても多くなってきたのですが、なかなかお目当てのクルミが手に入りにくくなってきていて、材を扱う北洋さんといつも頭を悩ませているのです。
その木が生まれてきたのも一度きりだし、その木を使うのも一度きりだし。
私たちはその機会を与えられたのだからきちんと使わないといけないね。
2016.01.23
今日の夕ご飯はおとうさんのカレーライス。
お休みの日ぐらいゆっくりすればいいのにね。おいしいのです。
2016.01.22
今日で、Yさんの作業がすべて完了。外はまだ雪が残る八王子ですがここは温かい。
2016.01.21
二人が埼玉に取付に出掛けている間に、ノガミ君は工房で黙々と作業で、私は先日キッチンを取り付けたOさんのところにご挨拶に伺ってきました。
Oさんには、先日のクレミルにも参加してくださって、とてもうれしいお付き合いをさせて頂いております。
自分でリボスを塗って仕上げたタモのキッチン。
「色ムラになっちゃって、厚塗りしすぎたかなあ・・。」と言いながらも、「でも、とても気にっているんですよ。」とうれしそうに話す奥様。
「本業よりも楽しくなっちゃって。」とにこやかに話すご主人。
そう、そこかしこにご主人手作りの家具も置かれていて、とてもOさんの匂いがする場所になっておりました。
そんななか、プロのカメラマンでもあるご主人の居るそばで、カメラを引っ張り出してパシャパシャ撮らせて頂く私。ちょっと照れくさいのです。
「イマイさん、ここから撮ると良いですよ。」
「あっ、はい。(照)」
なんだかうれしい時間でした。
そのあとは、国立まで。
こちらのOさんのキッチンはちょっと変わったキッチンになりそうです。
今日から着工ということで、内装工事を担当されるOKUTAさんもいらして下さっていて段取りを打ち合わせます。
床が傾いている以外は、うまくいきそう。
うまくいくかな・・。
2016.01.21

昨日に引き続き、今日も埼玉のKさんの現場です。コバヤシ君とカナイ君とで細かい作業を終わらせて、作業完了。あとは設備屋さんやガス屋さんが配管をつないで下さればキッチンが動き出します。
節のあるナラの表情豊かなキッチンになりました。
温かな場所になりますように。
Kさん、2月になったらまたお伺いしますね。
2016.01.20
きれいに並んだ食器、美しい木の表情、その使いやすさ、納まった空間の美しさ、その高みに到達するためにゴツゴツした手のみんながみんなでひとつに向かっている。
Kさんの現場は、外の寒さに負けないくらい温かくて、皆さんの気遣いのおかげで、無事に搬入できました。あとは丁寧に組み上げていくのです。
2016.01.18

今日は、未明から降り始めた雪のため、葛飾のMさんのところまで食器棚を設置する予定だったのですが、延期させて頂いてみんなで工房にこもることに。
私たちにとっては悩ましいお天気ですが、子供たちにとっては、いつもの日が楽しいイベントの日に早変わりのようで。
アキコが、「二人ともウキウキしながら学校に行ったわ。」と言っていました。
工房では、田園調布のMさんのキッチンがだいぶ形になってきました。
「クルミをラフでランダムな印象に並べたい」「カウンターもゴツゴツした印象」「キャビネットは単色で濃い色」、と言うリクエストを取り入れたペニンシュラタイプのキッチン。
このキッチンと対になる背面収納もあって、2台が並ぶとキッチンがとても良い色になりそう。
でも、この大きなキッチンをどのやって2階に運ぶか、悩むところです。
さて、どうしよう・・。
2016.01.15

本日は、八王子のYさんのところまで家具の取付工事でした。今年最初の納品になります。
作業場ではカナイ君、コバヤシ君、ノガミ君が毎日遅くまで頑張ってるし、最近はとても忙しいから、ここから巣立っていたタツヤ君やイトウ君やムラカミ君の手も借りつつ、私自身もアキコもバタバタと動き回っているけれど、こうして家具を使ってくださる人のところに届け始めると、いよいよ仕事が始まったなあ、と思うのです。
あっという間に1月も真ん中。
「今年はどんな年になるのか。」
毎年、年が明けて仕事が始まるとぼんやりとした不安が生まれるのです。でもね、そういうモヤモヤした中からいろんな人との出会いや素敵なお話などの光を辿っていくうちにあっという間に1年が終わってしまう。
最初からずっと先の光なんて見えていたら、きっと退屈になるくらい1年は長く感じちゃうはず。
自分が靄の中で手探りして光に向かって気持ちを真っ直ぐにして進んでいると、良い1年だったな、って思える日が来る。
けれども、気持ちを真っ直ぐにしていれば何もかもがうまくいくわけではなく、それ以上に気持ちを引き締めていないと、皆さんに迷惑をかけることもある。
昨年も、みなさんにご迷惑をおかけしながら、こうして私たちは成長してきました。
良い家具屋になっているかな。
自分じゃ分からないけれど、みんなに親しまれるような家具工房を目指して今年も頑張ります。
到着してまもなくYさんが、「イマイさん、昨晩は家具が来ると思うとドキドキして、寝れませんでした。(笑)」って本当に目が赤くなりながらおっしゃっていました。
うれしいなあ。
Yさんのキッチンとダイニングに作らせて頂いたのは、シンプルはカウンタータイプの食器棚とシステムキッチンをうまく活用して、ダイニング側の収納と側面をナラ材で囲って、木のキッチンに仕立てた収納です。
どちらもきれいに納まりました。
ちょっと作業が残っちゃったけれど、来週また伺います。その時は家具と一緒に写真に写ってくださいね。
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