香りの引き出し

2018.02.19

家具をいろいろと考える中でよく悩むことの中に引き出しがあります。
この引き出しには何を入れよう、ここはこのくらいの深さがいいなあ、そんな楽しい思いも一緒にしまおうとするくらいみなさん笑顔で悩む家具の中でもすてきな部分でもあります。

私が引き出しで思い出す中の一つにチークの小箱があります。
思い出す限り、私がきちんとした木工工作をした最初の頃のように思えます。
当時の私は小学校4年生で、担任の先生が確か退任されることなったのだと思います。厳しいけれど優しい先生で私たちから見ると、おばあちゃんという感じだったかな。
仲の良かった数人で何か贈りものをしよう、ということになり、じゃあ小物入れを作ろう、ということになったのでした。
当時まだ父は家具作りの仕事をしていたわけではなかったし、図工で木工をしたこともなかったので、何かを見よう見まねでみんなで作ったのだと思います。
今でいうとB5サイズくらいの大きさで高さ10センチくらいの大きさだったかなと記憶しています。
そこに皆で思い思いの絵を描いて、フタと引き出しがついた物入れができあがったのでした。
箱の中に箱がある引き出しを作ることができたということがすごいことをしたんだって気持ちでうれしくて、さっそくプレゼントしようと気持ちが軽やかになったのでした。

よし、では先生にさっそくあげて喜んでもらえればめでたしめでたしとなったのでしょうけれど、ここから何だかあまり覚えがなくて、先生が退任された後も、我が家のサイドボードの中にじっと居座ったままだったのでした。
何故だろうと、今思い起こすと先生は立派すぎて遠慮してもらってくれなかったような記憶がおぼろげに・・。
それでみんなで少ししょんぼりしていたような気持ちがしていたのをなんとなく思い出すのです。
でもね、それからしばらくはサイドボードを開けると、父が綺麗に保管していたレコード針のちょっと金属の香りと、チークの強い香りがふわっと漂ってきて、あの頃住んでいた田の字型の狭い団地の今を思い出すのです。

ワイングラスホルダーと真鍮ハンドルのあるナラの食器棚

2018.02.18

2018021800220180218003201802180052018021800420180218006先週取付に伺ったOさんのところに再びお邪魔してきました。
ちょっと忘れ物をしてしまった部材を届けることと、写真を撮らせて頂くためにでした。
休日の朝からお邪魔致しました。
前回お伺いしてからまだ1週間ですが、Oさんが楽しんでいる様子がよく分かりました。
ありがとうございました。
「子供が生まれたら炊飯器を置こうかとも考えているのですが、土鍋で炊くご飯ってとてもおいしくて何杯でも食べられちゃう。」と奥様。

美味しいものたくさん作って、たくさん良い時間をここで過ごしてくださいね。
ありがとうございました。

文字盤のない時計

2018.02.18

キッチンを作らせて頂くことになったNさんから、時計を作ってほしいと相談を頂いたことがありました。
「時計ですか・・。」
仕事で時計なんて作ることがなかったし、街中すてきな時計やもちろん木でできた時計もある。
いまさら私たちが作ることでNさんにとってどういった魅力があるのか、ということがなかなか当時は分からなかったのです。

「時計といっても、あの時間の数字、文字盤が普通は入っているじゃないですか。それは要らないのです。」
「なるほど・・。」
当時キッチンのほかに円卓、丸い座面のキッチンスツールの製作を依頼頂いていたので、その素材や形状に合わせた時計が欲しかったことと、何よりも文字盤は要らないということが大切なことだったのでした。
「キッチンに立っていて、ふと顔を上げた時に長針と短針がどのあたりを指しているのかがなんとなく分かればいいんです。かえってきちんとした時間が分からなくてよいくらい。」
文字盤のない時計か・・。
当時はなんでだろうって思いながら、同じタモ材を用意してムーブメントを用意して、せめて何となく時間が分かるようにと、目の詰んだ柾目材で作らせて頂きました。(写真の時計は板目ですが・・。)

でも、今になって何となく分かってきました。
全部がひとめではっきり見えてしまうと、全部がはっきりわかるまで物事を進めないといけないという気持ちになったりします。
でも、あいまいなで見えにくい部分があると私たちは自分でイメージして考えるのですよね。
本を読んでいる時に思い描いた風景と、映画で見た時に現れた風景の違いのように。
そういうゆったりした時間の移ろいが、「ああ、そろそろ子どもたちが帰ってくる時間だな。」とか「そろそろ洗濯物取り込もうかしら」とか次を考えるための余裕が生まれるというか。
何というか言葉が足りなくてすみません。
そろそろって思える気持ちに、余裕があるのだなってあらためて思うのです。

日も暮れて鳥たちもだんだん森へ帰ってしまって虫たちが鳴き始めたから、そろそろ寝ないといけないよ。とか、そういう時間の見つめ方っていいなって。時間を見て過ごすのではなく、自分の時間を知って過ごすって。

そういう感じが大切だって思えるようになってきたのです。

ウェブサイト更新

2018.02.17

リノベーションした一戸建てにタモのセパレートのキッチン久しぶりにピーズさんと一緒に仕事をさせて頂いて、温かな空間とSさんの温かな人柄がうまく表現されたリノベーションの記事と、

ナラの節アリ材とグレーのキャビネット
私たちの気持ちの支えになってくれる方々のお一人にこうして家具を依頼してもらえるうれしさを書いたKさんの記事と、

アメリカンチェリーの食器棚人生の大切な節目に私たちに声をかけてくださる懐かしいYさんの記事の3つのお話を掲載しました。

どの方々もすてきな出会いとすてきな家具になりました。
よろしければご覧になってくださいね。

光が射し込む

2018.02.17

先日内覧会に同席させて頂いたNさんが私たちの家具を見てみたい、ということで今日いらしてくださいます。
うちはアイがゴロゴロするので、カーペットがすぐに毛だらけになっちゃう。
まずは掃除から。

ここ最近、家についてよく考える機会があって、皆さんの暮らしをいつも一緒に考えているつもりではいたのですが、実際に家具を家に迎えること、新しい家に住むことってとても大変だけれどとても素晴らしいことなんだってあらためて気づかされる機会でした。
少し早く帰れる日は、小学校3年生のチアキ(次女です。)がいろいろと話してくれます。とりとめのない話だけれどもいっぱい話したいことがあるっていいね。
お姉ちゃんは中学校に入ってしまうとすっかり大人びて、言葉は少なくなってしまったように思えますが、相変わらず素直な笑顔をしています。
こういう時間が心地良いんだなって、あらためて思うのです。
日は昇り、また沈む。

そういう過ごし方ができるよう私たちはお手伝いするのだってあらためて気づかされました。

今日はきっとチビッ子も来るだろうから、おもちゃの場所をきれいにしておかないと。
まずは掃除から。

コーリアンと米松のキッチン

2018.02.17

いろいろ悩んで悩んでようやくここまで進んできたTさんの米松のキッチン。
「懐かしい感じ」ってなかなか表現が難しいところですが、人の思いってそういう茫漠とした気持ちの海の中にある、音や感触や匂いとか、そういう感覚から辿っていくこともあるのです。
言葉じゃ表現しづらいし、私は相変わらず言葉が少ないし。
うまく表現できていると良いなと思うのですが、やはりドキドキしますよ。
私も今回製作を担当したカナイ君も。

春のマーケットのお知らせ

2018.02.16

家具やキッチンの製作の合間を縫って、小物の製作も進んでいます。
春のマーケットのお知らせです。
4/29(日)新宿リビングデザインセンターOZONEで開かれるOZONE CRAFT WEEK 2018に参加します。
青空個展てづくり市
普段お勉強に見に行く場所でマーケットに参加できることはうれしいです。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

ナラ材と真鍮とステンレスとガラスがある食器棚

2018.02.12

20180212002少しずつ寒さが和らいできました今日は、府中のOさんのところまでカイ君と二人で食器棚を届けてまいりました。
昨年の6月下旬に最初のご相談を頂いてから、いろいろと自分の暮らし方を見つめ続けてこの形になりました。
ナラ材の温かな色にガラスの引き締まった印象。ステンレスのグラスハンガーとかなぐやさんオリジナルの真鍮とって。
「わぁ、この感じ。キッチンの印象がこんなに変わるのですね!今からどんなふうにしまおうか楽しみです。」
と言いながら、さらりと扉をなでるOさん。
その使っている様子を見せてくださいね。
ということで日曜日に写真を撮らせて頂くためにあらためてお伺い致します。

では、またあとで。

バレンタインデー

2018.02.11

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我が家は今日がバレンタインデーでした。
おとうさんのリクエストは、「Topsのチョコレートケーキ。」
娘2人にナッツアレルギーがあるので、作ることにしました。
長女が頑張ってくれて、私は片付け専門でしたが(笑)、初めてのレシピにしては上手にできたと思います。
クルミが入っていなくても、おとうさんにも「おいしい。」って言ってもらえてよかったね。

ナラの節アリ材と白いツヤのない化粧板を生かしたキッチンとバックボード

2018.02.09

201802090052018020900420180209006本日レンジフードが現場に納品されるということで、午後からその取付に入らせて頂きました。Tさんのキッチンの作業はこれで完了。
あとは、設備屋さんや電気屋さんが配管してくれたらキッチンが動き出します。
独特の素材の使い方で今までにないさりげない形になりました。
この形を考えたTさんもステキだし、その形をまとめ上げた私もステキだし(ははっ)、その形を作り上げたコバヤシ君もステキだし、最後に命を吹き込む設備屋さんも電気屋さんもステキ。
みんなの協力があって一つのかたちができあがっていくのです。
あとは、Tさんがどのように暮らしていくのかが楽しみです。
また、お引き渡しの後ですね、次回お会いできるのは。

タモ柾とアイアンのラウンドテーブル

2018.02.09

20180209002タモ柾を使った直径1200mmの「静のテーブル」が完成しました。
昨年、大阪からはるばるクレミルにいらしてくださったIさんのところへ運ばれる予定です。
「クレミルが開かれるタイミングでぜひテーブルを見に行きます。」と12月の初めにいらしてくださって、木工のワークショップにも参加くださって。
「やっぱり実物が見られてよかったです。依頼したい気持ちが固まりました!」そうおっしゃってくださったのでした。
それから、2か月が経ちましたね。
ようやくお渡しできる時が来ました。
ありがとうございました。

寒川町のWebsiteに掲載していただいています。

2018.02.08

写真は倉見駅から見た夕暮れの富士山です。

昨年末に寒川町の広報課の方々に私達のことを取材していただいていたのです。
こんなにすてきなページになっていてとてもうれしいです。
この町で皆様のキッチン・家具・木製雑貨を作らせていただいております。
ぜひ皆様もご覧になってみてくださいね。
そして、「こういう町なら、家具の打ち合わせの後にちょっと寄っていこうか。」と足を延ばしていただく機会ができればうれしいです。

特集ページはこちら、寒川町移住定住ポータルサイト
この中の「まちのひと」の特集ページ、「注文家具屋フリーハンドイマイ 今井さん」に掲載していただいてます。
MOVIEはこちらから、 高座のこころ。高座郡さむかわ

よろしくお願いいたします。

クルミとステンレスバイブレーションのキッチン

2018.02.07

「今日はMさんがキッチンの様子を見に来るからね。」とみんなに伝えておいたのです。
仕事を終えて急いで駆けつけてくださったMさん。
「いやあ、やっぱり見に来てよかったです。うれしいなあ。」
「妻はね、その場で見たいっていうので写真も要らないっていうのですが、私はこういう性分なので現場に入る前に見ておきたかったのです。」

よく見ると、シンク側のキッチンとコンロ側のキッチンの距離のワークスペースも図面通りに並んでいる。
2台のキッチンの端もきちんと揃っている。
へぇ、みんなには何も言わなかったのにね。
こういうのがうれしいわけです。
家具を作れることは素晴らしいことです。
その家具を使ってもらえることはとてもうれしいこと。その使う人の立場になって物ごとを考えられることはとてもありがたいことです。

「こうしてここまで家が出来上がってくると、ああここは良いな、とか、ここはこうしておけばよかったな、とかいろいろ思えるのです。だから、毎日現場に見にいっちゃう。細かいディテールが出来上がっていくのを見ることが何より自分が楽しいし、大きくなっていく子供たちにも、家はみんなでこうして出来上がっていくんだっていう過程を見せたいし。」
「いいですね、ステンレスとクルミの印象。」
と、Mさん目をキラキラさせておっしゃいます。
「ありがとうございました。取付の時を楽しみにしていますね。」
嬉しそうに帰られる姿を見て、私たちもうれしいわけです。

さて、午後からもうお二方家具の相談にいらっしゃいます。
みんなが持っているドラマを聞かせて頂きます。

ナラの玄関収納とキッチンバックボード

2018.02.05

20180205001緊張感のある月が始まりました。
並行してキッチン製作を進めている5つの現場が今月ひと段落する予定。
まずは、稲城のTさんの物語がいよいよ山場にさしかかります。

一陽来復の御守

2018.02.03

今日は節分ですね。
豆まきもそうですが、私は早稲田の穴八幡宮で冬至から節分の日まで頒布されている一陽来復御守が思い浮かびます。
岩手で大工をしていた祖父が新宿の早稲田に越してきてから、この御守の頒布を受けてきたそうです。
私が家具屋に嫁ぐと知った時に祖父は、「アキコの所にもこの御守を持つように。」と母経由で渡されたのをきっかけに、この御守の意味を知り、受けるようになりました。そして、フリーハンドイマイでもこの御守を受けていたことを知ったのです。金銀融通・商売繁盛で有名な御守なので、珍しいことではないのかもしれませんが。
何よりも、祖父が私を気遣ってくれたこと、そして、同じ御守のご利益を信じているご縁があることが、うれしくて、より心強いのです。

木のスツール

2018.02.02

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キッチンや食器棚の納品が続いていますが、他の家具の製作も進んでいますよ。
Yさんのナラ材のスツールです。

ホワイトメラミンと節のあるナラのキッチン

2018.01.30

201801300012018013000220180130004ようやく床のタイルが入荷して施工が完了したという連絡を頂いて、Tさんのキッチンを設置するために雪がまだそこかしこに残る目白まで出掛けてまいりました。11月ごろには設置できる予定で進めたおりましたので、工房で年を越したキッチン。ようやくホームに辿り着きましたね。
コーポラティブハウスという小世帯の集合住宅ですがゼネコンさんがきちんと監理して動く現場ですので、朝礼に出席しなければならないので、(戸建ての現場ですと、監督さんに事前に連絡を取っておいて朝礼に出ないで作業に入らせて頂くことが多いのです。)8時に目白に到着しなければいけない。
そうなると、うんうんと逆算すると、ちょうど朝の混雑に捕まってしまう、ということで、4時30分に起きて渋滞が始まる前に出掛けることに。現場前の通行制限の関係で搬入時間は朝礼よりも遅くなるということで、みんなにはあとから現場に来てもらうことに。
まだ暗いうちに走り始めたものですからだいぶ早く現地の近くに着いてしまいまして、それでも遅刻するよりは良いかなということで、8時にはきちんと現場に入ることができて、9時過ぎにみんなのトラックが到着して、大きなコーリアンの天板もどうにか搬入できて、本日の作業は無事に完了。
次回、水栓とレンジフードが届くころに再び作業に入らせて頂きます。
よろしくお願い致します。

色深く

2018.01.26

201801260022018012600320180126004昨年、食器棚とリビングボードを作らせて頂いたSさんのところにお伺いしてきました。もうすぐで1年です。チェリーという木は、みるみるやけていく独特の樹です。あの頃淡い桃色掛かった色をしていたのですが、もう深みのある赤褐色になり始めておりました。
ちょっと天板のメンテナンスに伺ったのですが、汚れた部分を磨いてみると若い淡い色がまた現れてきました。そこに再びオイルを塗ると周りの色よりもほんのりと明るい部分ができるのですが、その部分も間を置かずしてすぐに赤褐色になってくる。木はおもしろい。
おもしろい反面その癖が読めません。いつまでも動き続けて私たちを悩ませるのですが、それが木だということ、と自分に言い聞かせて頑張るのです。
いっしょうけんめい木の癖の謎を解こうと試みるのですが、やはり難しい。でも動かなくなったらそれは木じゃない何かになってしまったってことだろうし、悩みながら良い形作りを今日も心掛けていくのです。
Sさんからのおいしいお昼をごちそうになりながらいろいろお話を聞かせてくださいました。
「イマイさんの書かれている家具作りの過程やその皆さんとのやり取りがあるから、私もお願いしたいって気持ちになるのです。頑張ってくださいね。」
頑張ります。

帰りに、来週設置工事に入るTさんの現場に立ち寄らせて頂いて、無事に設置できるかどうかを確認。
コーポラティブハウスという形態の現場でいろんな職人さんが出入りしていて、要領よく進めないとね。

職業体験学習の日

2018.01.25

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今回は、町の中学生男子2人が来てくれました。

作業の体験に入る前に、私達がどういう流れでお仕事をしているのかを説明しているのですが、「この仕事をしていて、1番うれしいとかよかったなと思う時はどういう時ですか?」という質問を、定番なのか、毎回必ず受けます。

その時には、「お客さんに喜んでもらえた時。」と伝えているのですが、それと同時にイマイダイスケが伝えていることがあります。

「将来みんながどんな仕事に就くのかわからないけど、たぶんみんな『自分の好きなことだから』という理由でその仕事を選んで始めると思う。でもどんなに好きな仕事でも、続けていくと、必ず、大変なこと、辛いことが出てくると思う。その時に、お客さんから感謝されたり、自分の周りの人に褒めてもらえたりすると、『この仕事をしていて、続けていて、よかった。』と励みになってまた頑張れるようになると思うよ。」と。

たぶん今言われてもピンとこないことだと思うけど、大事なことです。

午後の作業が終わり、「腰が痛いです。」「手が疲れました。」「でも、楽しかったです。」と言って、照れくさそうに挨拶をして帰っていきました。

未来を担う若者には、前を向いていってほしいなと思うのです。

 

 

 

 

ウェブサイト更新

2018.01.23

鏡面ホワイトとタモを使ったモダンなキッチン窓から桜が良く見えるその場所にキッチンを作らせて頂いたSさんの記事と、

オーククリア仕上げとウレタンホワイト塗装仕上げのテレビボード私の好きなオーディオの形を取り入れさせて頂いたSさんのテレビボードと、

ステンレスとナラのキッチン背面収納ナラとステンレスを使った作った食器棚で使いやすい空間を手に入れたSさんの3件の記事を掲載致しました。

おなじSさんでも皆さん多様なかたちが生まれました。
そこに家具作りの興味深さがあります。
よろしかったらご覧になってください。

「もうイライラしない!ママとこどものお片付け」の日でした。

2018.01.23

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今日は、整理収納アドバイザーの野中幸子さんによる「ママとこどものお片付け」講座の日でした。
昨日の大雪の為に、キャンセルの方もいらしたり、幼稚園が休園になったり、と色々と変わる部分がありましたが、無事に開催することができました。皆様足元の悪い中ご参加いただきありがとうございました。でも、来たかいがある内容でしたよね。一緒に受講させていただいた私も大変勉強になりました。
「なぜ片付けができないか?→やり方を習っていないから。」
「なぜ物が散らかるのか?→収納と人があっていないから。」とある意味衝撃的な事実を確認するお話から始まり(笑)、「物と場所をつなげて収納を考えてしまいますが、それは間違いで、人と物をつなげて収納場所を考えていくのが正解です。」と「整理とは、収納とは」の興味深いお話の連続でした。また、こどもの意思を尊重しながら、パーソナリティに合わせて一緒にお片付けを取り入れていく方法も教えていただき、積み木を使って、整理をすることを親子で体験するワークタイムもあり、面白かったです。
「キッチンの収納を整理しようとすると畳2畳分位のものは出てきてしまうので、ある程度の時間は必要ですよ。」と先生が言われていましたが、普段キッチンや収納をご依頼いただくお客様も色々悩みぬかれてあの形が出来上がっていくのだろうなと思いました。
今日学んだことを活かしていけるように私も楽しんでお片付けしていこうと思います!
野中先生、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

ナラランダム張り突板を使ったキッチンとリビングボード

2018.01.22

20180122001今朝は、与野のUさんのお引渡しがあってそのあとにオイル塗装をご自身で行なう、ということで、その塗装方法のご説明をしてきたのです。Uさんは建築士さんなので、いつもは家を作る立場、考える立場。その人がにこやかにこうおっしゃってくださいました。
「自分が頼む立場になるなんてね、こうして自分が思い描いていたものができあがるってうれしくて、そしてとても楽しいものです。」
うんうん、分かります。
きれいだなあ、うん、きれいだなあ、ととてもうれしそうにしてくださる姿を見て、私の雪で冷えた体も温まりました。

そうしてさっそく塗り方とコツと引き出しや扉の外し方をお伝えします。
それでですね、ここはこうしてああしてと軽く素地調整をしてオイルを塗る、という方法をお伝えしているうちに先ほどの気持ち以上に私の体はもっと温まるのでした。
オスモは粘度が高いのです。

では、頑張ってくださいね、とお声掛けして、次回お引っ越し後にあらためて伺える時をの楽しみにして帰ってきたとたんに、工房が停電だ!
うちが何かしてしまったのか‥、と思ったらこの一帯が停電だそうです。
雪の降りかたも強くなってきたし、今日は早めにみんな仕事を切り上げて自分も復旧したら安全だけ確認して帰ろう、と待っていたらあたりはもうぼんやりうす暗くなってきて。
電気がないとこれほど静かで時間が柔らかかったんだなあってあらためて感じるのです。
暗がりでできる仕事も限りがあって、あとは雪明りでぼんやりと本を読んでいたら、いつの間にか体が冷えていてアイもまん丸くなっていて、全く暗くなってしまって、気持ちもどこかさみしくなってしまって、困ったねって言っていたら、パチッと戻ってくれました。
電車動いているかな。
今日はこれで帰ります。