印入りのキッチン

2016.09.10

昨日はカナイ君とカイ君に沼津の平成建設さんの現場まで出掛けてもらいました。いよいよできあがったYさんのキッチンです。
イケメン寺本さんの監督のもと、天板の納まりや窓枠との納まりなど、今回もいろいろと勉強になるお仕事でした。
Yさん、楽しみにされていらっしゃったので、またあらためてご挨拶にお伺いしたいと思っております。
今回は、設計の石山さんの提案で、キッチンの正面に焼き印を押させて頂くことに。
ウェブサイトのロゴでお馴染の木の周りにフリーハンドイマイと書いてあるマークです。
あのマーク見ただけだと、どこにも「家具」って書いていないから、実は何屋さんか分からないのです・・(笑)
次回細かいパーツを組み込んで完成です。

そして、今日は、午後から私も伊勢丹に向かいます。16時頃になりますでしょうか。
お昼にハルカ(長女)のうれしいイベントがあって、アキコ(妻)は朝から伊勢丹に向かっているので、チアキ(次女)とバアバ(祖母)と一緒に海老名の駅前に行くのです。
おめでとう、ハルカ(長女)!

試作

2016.09.09

ただいま、いつもの大きな家具製作と並行して少し変わった形の椅子を作っております。
近々リビングの家具を設置に伺うAさんからのご相談が始まりだったのですが、椅子は机の上だけでは形がまったく見えてこないもので、まずは作ってみましょう、ということで試作をしております。
背骨が美しい柔らかい椅子にしたいと思っているのですが、まずはどのような感じになるかな。
Aさんに気に入ってもらえなかったらどうするかって。
好みは人それぞれですものね、私もそこまでは分かりませんが、大丈夫です。
私はもうすでにお気に入りです。

三好さんのところへ

2016.09.07

先日取れてしまった歯のつめものを入れてもらうために向かったのは、もちろん三好さん
表からは歯医者さんと分からないような柔らかい外観のアプローチを進んでいくと、懐かしい再会。

三好さんの下のお兄ちゃんがたまたま私たちのウェブサイトを見付けてくれたおかげで始まったあの時のお仕事。歯医者さんの家具を作ると言う機会はなかったものですからとても楽しく良い勉強になったのでした。
あの時の、チェリーはもうあめ色に日焼けして、ロータリー挽きのメープルもあめ色になっておりました。ウレタン仕上げで陽射しが直接入らないこのような場所でも木ってどんどん変化します。
「あの、実はここの家具を作ったものなのですが・・。」と受付されている可愛らしい女性にお声掛けさせて頂き、写真を撮らせて頂きました。
(怪しげに見えなかったかしら・・。)

「おぉ、イマイさん。もう7年も経ちますね。」と、三好先生。お医者さんと言うよりはスポーツマンな感じの大柄な先生ですが、とても優しいお人柄で、つめものの他の相談にも乗ってくださいました。
「イマイさん、これは食いしばりですね。気づかないうちにギュって歯を食いしばっちゃっているんです。ほら、この歯の裏が盛り上がってきてるでしょう。」
ホントだ。
「力が入ってこぶみたいになっちゃうんです。放っておくと、もっとこぶが盛り上がっちゃいます。だから、もっとリラックスして、休む時はなるべく休んでくださいね。」

ありがとうございます。また何かありましたら相談に乗ってください、先生。
お世話になりました。

伊勢丹新宿店に出店します!「Creema meets ISETAN」

2016.09.06

無事、搬入・ディスプレイを終えました。
今回100名の手作り作家達が集まったこのイベント。
いつも通販サイトで見ていたものを手にとってご覧いただける機会です。しかも新宿伊勢丹で。
お近くにいらっしゃる方はぜひ遊びに来てください。
「Creema meets ISETAN」
9/7?9/12 10時30分?20時まで。伊勢丹新宿店7F催事場開催です。
(最終日は18時までです。)

コーリアンを使った2世帯のキッチン

2016.09.04

201609030012016090300320160903004この春から秋に掛けて、これから湘南に住む予定のみなさんからのキッチン製作の依頼が重なっておりましたが、もうすぐでひと段落を迎えます。

昨日は、逗子の少し高い山の上にご新居を建てるMさんのキッチンの設置でした。
先日1階のキッチンと2階の食器棚の設置を済ませていたのですが、「タイルも梁終わりましたのでどうぞ。」とすばらしい建築をされる楽居の井上さんから連絡を頂きまして、取付に入らせて頂きました。
1100m×2700mmのコーリアンの天板は無事に屋内階段から揚げることができ、柱の細工も井上さんがあらかじめ加工してくださっていたので、無事に設置完了。
とここで、問題が・・。
一緒にご依頼頂いていた洗面質の吊戸棚。この戸棚と窓を開閉するクルクル回すハンドルが干渉してしまいクルクルならない・・。しまった、そこまで見落としておりました・・。
すると、井上さんの提案で、「もしかしたらこのハンドル、短いものがあるかもしれません。」と。
建具屋さんがちょっと調べてくださることになりまして、もしそういうものがあればOK。ない場合は吊戸棚の幅を少し縮めましょう、ということに。
次回その工事と、ガゲナウの食器洗浄機が現場に入ったら、もう一度施工に伺います。
引き続きよろしくお願い致します。

ラワン拭き漆仕上げのキッチンと背面収納

2016.08.31

2016083100220160831003201608310042016083100720160831005以前に平成建設さんのショールームのキッチンを作らせて頂いた時にクスノキを拭き漆仕上げにしたのでしたが、今回はとても野心的な素材と言うべきなのか、懐かしい素材と言うべきなのか、ラワンを使ってキッチンを作らせて頂いたのです。昔の建物を見るとよくラワン材が窓枠に使われていたりして私は個人的にその古めかしい印象として好きなのですが、素朴な表情がなかなか遠慮されてしまう素材でもあります。
特に近年は、下地材として使われてしまうことが多いので、なかなか表には出てこない素材です。
それを仕上げ材として使い、漆で仕上げるというのですから、どんな感じになるかは私も見るまで楽しみでした。
取付は先日までにおおよそ完了していて、今日は、細かいパーツの取付と、スライドレールの調整などをしてきたのです。
「先日から見学会を開いているのですがとても評判が良いのです。」と今回このコンセプトを持って来て下さった設計の和知さん。
「とても良い仕上がりになって、私も塗っていてとても楽しいコラボレーションでした。」と塗師さんでもあり、大工さんでもある有賀さん。
みんなで形を考えて、私たちが作って、平成さんが塗って。
楽しく興味深いお仕事でした。
間もなくお引き渡しということでここでどんな暮らしになるのか、それも楽しみ。
平成さんとは、5年前に三島のKさんのキッチンを作らせて頂いた時に初めてお付き合いさせてもらってから早5年。みなさん、お若い方が多いこともあってとても柔軟で興味深い形作りを提案してくださいます。
だから、それにこたえるのはなかなか大変な部分もあるのですが、とても勉強になります。
今回もとても良い経験ができました。
ありがとうございました。

この数日は

2016.08.28

しばらく前に奥歯の詰めものが取れたのです。これはいけないと思い、いつもお世話になっている三好さんに予約の連絡をしようと思ったのですが、なかなか仕事の手が空かず、(という言い訳なのかもしれません。)連絡をしないままでした。
それでは歯に物が詰まってしまう、と思いいつもよりもよく歯磨きをするようになり、ツルッとしていないとどこか気分が悪いと思えるようになってきたくらいです。
災い転じて福となったかどうかは分かりませんが、少なくとも歯をよりきれいにしたいって気持ちになることはできました。(早く行かなくちゃ。)

私たちの仕事は、どちらかというと必要とされる人からの相談があって成り立つもので、幸いなことに今まではいろいろな皆様から絶えずお話を頂いておりましたので、いつも忙しくさせて頂いておりました。
今なおありがたくお仕事を頂けているのですが、どちらかというと待っているようなスタンスで仕事に取り組んでいるこのままで良いのだろうか、そう思うことも時々あったのです。
そんななか,この1週間で懐しい二人の友人に会う機会があったのです。

二ヶ月ほど前に新しい会社を立ち上げてその内覧会を開くから見に来てくれないか、という誘いをもらっていたのですが、こちらの都合が合わず、先延ばしになってところ、ようやく予定があって先日の火曜日に会うことができた友人がいます。
高校時代からの友人で、ずっと建築の勉強をしていて、自分で設計事務所を開くことができて、そこからさらに自身の設計に自分の作ったものを導入したいという思いから、メーカーになることを始めたのだそう。
「設計の方は、ひとまず自分が思っていたところまでは進めることができたと思う。次は自分の設計の中に自分で作ったものを組み込んでみたいんだ。」
設計と、メーカーとでは勝手が違うから、大変なことが多いと思うのですが、頑張って欲しいと思いつつ、今の自分と少し先の自分をきちんとつなげていこうとする積極的な姿勢に彼の行動力に触発されるものがありました。
続いて金曜日にもともとインテリアが好きだったのが高じて、やはり建築士の資格を取って設計をしている高校時代の友人にあったのです。彼とは、先日キッチンを作らせて頂いたMさんの工事の時、たまたまその彼が勤めて会社さんが施工を担当してくれたのでした。それがきっかけでそのMさんのご友人のSさんのキッチンも今度作らせて頂くことになったのですが、その時の施工も同じその会社さんが行う予定なのです。
それなら、一度挨拶に行っておこうと思い、こうして今回彼に会う機会ができたわけです。
電話では少し話していたけれど、会うのは20年ぶりくらいです。でも、やはりあの頃の気持ちはそのままで高校時代と変わらない風貌や声に懐かしい気持ちでうれしくなったのでした。
「大学を卒業した後に大手のスーパーに就職したけれど、なんとなく、販売ではなくもっと自分で作る仕事をしたいって思ってさ。それからあらためて学校に行きなおして、建築士の資格を取って、それで今こうして設計の仕事をしているんだ。」とどこか誇らしげ。
この会社さんは、リフォームではとても名前が知れている会社さんで、その設計のスタッフは設計だけを受け持たせてくれるのだそう。
「設計以外の他の仕事を覚えることも大切なのだろうけれど、この仕事に専念させてくれるという環境はとてもうれしいんだよ。じゃあ、ダイスケ。飯でも行こう。」
そう言って昼ごはんを久しぶりに二人で食べたのです。
お腹がいっぱいになってひと心地ついている時、ふと彼が呟いたのでした。
「でもやっぱり同じ仕事を続けるというのは大変だよ。モチベーションを保つのがね。贅沢かもしれないけれど退屈に思えてしまうこともある。」
そうだよね、確かに自分でも時々そう思ってしまう時があります。
みんなの家具を作っている、と思っていても、同じ日々の繰り返しのように思えてしまうことがあります。
楽しい、という気持ちよりももっとつまらない思いが先に見えてしまうこともあります。
それでも、私も彼もその与えられた仕事の中で、最良を尽くすことが自分にとっての最善であると思いながら、悩みながら前を向いて進んでいくのです。
その最良の仕事を目指しながら、さらに少し先のことを見つめながら、前に進む新たな覚悟を持っていこう、とふと彼らにあってそんな元気をもらってきたのです。
そのもらって元気が、抜けてしまった詰めもののようにツルッとした歯のように次の新たなステップへのきっかけにしていこう、そんなふうに思った1週間でした。
こうして、夏の休みもきちんともらったし、友人たちからも元気をもらったし、これからは一層頑張らなくては。

ということで、本日は午前中に越谷のFさんの現場を確認して細かい打ち合わせを行なってきた後に、(夏休みじゃなければ、大好きなkoushaさんに立ち寄りたかった・・。)Houseゼロの大浦さんに声を掛けられて、二宮のMさんの現場を確認してきたのでした。
Mさんの現場の帰りに、ふとMさんがガレージに案内してくださって、大切に手を掛けている車を拝見させて頂いたのでした。

「んっ、写真、ブログに書くんだね。いいよいいよ。(笑)ちょっと変わったおじさんのキッチンを作ることになったって書いてくれていいよ。(笑)」

キッチンももちろん楽しみだし、次回またこの車を拝見させて頂けるのも楽しみです。

そのあと日も暮れてしまった頃、ようやく帰宅。
どうにか夕ご飯に間に合いました。
子供達ときゃあきゃあ言っていられるのも今日で終わり。
二人は明日からちょっと早い新学期が始まるし、私もアキコもまた忙しい日々が始まります。

頑張ります。

よろしくお願い致します。

ウェブサイト更新

2016.08.25

モダンリビング賞を受賞したナラのステンレスバイブレーションのキッチン土間
内田雄介さん設計のリノベーションした家に設置させてもらったZさんの美しいキッチンの記事と、

コーリアンとクルミを使ったセパレートキッチン豊かな色
Design Sourceの小林さんからのご依頼で作らせて頂いたドイツ人のオーナーさんの魅力的なデザインのキッチンの記事と、

システムキッチンを木で囲って木のキッチンを作る響く声
歌い手さんでもあるYさんのキッチンを木で囲うことでとても魅力的な空間に変身挿せることができた記事の3つのお話を掲載しました。

Sさんのクルミの食器棚

2016.08.19

2016081900920160819006201608190052016081900820160819007私は結局、今日初めてご主人とお会いしたのでした。
「いやいや、イマイさん。このたびは大変お世話になりました。」と快活な声。
打ち合わせから納品まで奥さんとやり取りしていたので、ご主人とお会いするのが楽しみだったのです。
でも、奥さんから、「facebookでイマイさんをよく見ているようで、私よりもイマイさんのこと詳しいんですよ。」と言うすてきなお話を聞いていましたので、初めて会うのに初めてじゃない気がしますね。
「私はもともとそれほどインテリアや家具に興味はなかったのですが、結婚して家のことを考え始めたら、だんだんと気になりだしてしまって。」と言って、以前にオーダーされたというチークのオーディオボードやBC工房さんの椅子、PFSさんのソファなどいろいろと見せて頂きました。
「イマイさんの家具はね、何と言うかアメリカよりはドイツっぽいんです。もちろん手の跡が残る形なのですが、ピシッとしていて、手作り感だけじゃない美しさがあるっ!」
おぉ、そんなうれしい言葉、初めて言われました。照れますね。
と、ご主人のお話が大きく盛り上がっているところで、奥様がしんみりとひと言。
「私この家具の中で一番気にっているのはここなんです。」
そう教えてくれたのは、本が並ぶスペース。

ここはもともとちょっとした書き物とかができるようにと考えたデスクのようなスペース。まだハイチェアを用意していないということもあって、奥様のこのようにアレンジして使っていらっしゃいました。
もともとの使い方と違って、自分で使いやすくして、それでいてとてもさりげないスペース。
オーダーするだけではなく、きちんと自分の家具になっている感覚。
その言葉にそういう美しさを教えてもらった気がします。

だから、今日ご主人tの奥様から頂いた言葉はとても大切な宝物です。

「またこんどゆっくりいらしてください。おいしいランチが食べられるところが近所にあるのです。」

それは楽しみ。

再びめずらしい素材の使い方

2016.08.19

201608190032016081900420160819002いよいよキッチン本体の塗装が完了したということで、平成さんの加工場にカナイ君とナカガワ君、そして、独立して頑張っている村上君の3人で向かってもらいました。そう、今回の仕上げは、平成さんが仕上げてくださる拭き漆仕上げ。仕上がった部材を引き取ってそのまますぐ近くの現場で取付。
あとは、細かいパーツを機器設置後の寸法に合わせて製作して取り付けて終わりの予定。
表面の素材が何かは次回の作業後にまた次回ご紹介しますね。
フフッお楽しみに。

夏季休暇のお知らせ

2016.08.12

これからお盆休みに入りますね、お休みの方もそうでない方もいらっしゃると思います。お疲れさまです。
私達は8月11日(木)~8月17日(水)の間、お休みをいただきます。
家具についてのご相談・お問い合わせ、カタログの請求、木製雑貨のご注文についてのメール・お電話等のお返事に関しましても、全て8月17日(水)から順次対応とさせていただきますので、どうぞご了承ください。
それでは、みなさまよろしくお願い致します。

ウェブサイト更新

2016.08.11

節アリオーク材とステンレスを使ったペニンシュラキッチンとバックカウンター今から11年前にオーダーキッチン製作のきっかけを作ってくださった茅ヶ崎のKさんご友人のKさんのうれしいお話と、
ステンレストップのチェリー材を使った食器棚ずっと前から私たちのことを知ってくださっていたIさんとのお話と、
タモの格子のデザインが特長のリビングボード建築士の大和のKさんがきっかけで知り合うことができた工務店さんから頂いた和風な意匠のチェストの記事の3つのお話を掲載致しました。
よろしければご覧くださいませ。

移り変わる物語り

2016.08.11

2016081100320160811002今日は、以前に大きなリビング収納を作らせて頂いた藤沢のSさんから、新たにご相談頂いていた食器棚の取付にノガミ君と出掛けておりました。
上が施工前。下が施工後。こうした写真って昔よく見ましたね。
「こんなにきれいに生まれ変わるんです!」って。
それは新しくなったら、何でもきれいに映りますから目を引くかもしれません。
でも本当に知りたいことは、きれいになった姿だけではなくて、どうしてこの形になったのか、ここになるまでにどういうお話があったのかが知りたいって私は思うのです。
だから、前にも書いたかも知れませんが、書きますね。

Sさんにはそのリビングの家具を設置した後に、新たな相談を頂いていたのです。
Sさんの部屋の間取りは、キッチン、ダイニング、リビングがワンルームになっていて、そのリビングに少し背の高いベンチのような置き畳があるのです。この置き畳があるスペースがリビングで、テーブルがあるスペースがダイニングと何となく仕切られているのですが、「それをもっとはっきりと分けられるような間仕切りとなる家具がほしいのです。それから、いつもここで簡単な朝の支度をするのにお化粧道具などをこのワゴンに置いたままなので、きれいに整理できるようなものにもできたらいいなと思っているのです。」と、オーブントースターとお化粧道具などが混ざって置かれたワゴンを示してお話ししてくださいました。
「分かりました。」とさっそく詳しいお話をお聞きしたのですが、私の頭の中は間仕切りを作るイメージが浮かぶよりも、その奥に見えているブラインドが掛かった窓と、そのスチールのワゴンの組み合わせが気になっていたのでした。そして、私の座っているテーブルの後ろにある食器棚も。
「Sさん、この窓はいつもブラインドを閉めていらっしゃるのですか。」
Sさん、ちょっと寂しそうに、照れくさそうに微笑みながら、「ええ、ここに庭を作ったのは良かったのですが、向こうのアパートを出入りされる皆さんからこの部屋が丸見えになってしまうのです。庭をいじる時間も普段が忙しくてなかなか時間が取れないので、いつもブラインドを掛けているのです。」と言いながらブラインドを上げてくださいました。
芝があって、気持ちの良い庭が見えました。
「そうなのですね。これほどきれいなお庭なのに。
実は今、私はお話を聞いていて思ったのです。できればこの庭をいつも眺められるようにできたらいいなって。」
「・・?」とSさん。
「置き畳のそばに間仕切り収納を作るよりも、後ろの食器棚にもう少しものを整理してしまうことができるかも知れないって思うのです。」
Sさんのお婆ちゃんも奥さんも不思議そうに顔を見合わせます。
「このオーブントースターや細かいもの、そして、食器棚の前に並んでしまっているものを整理できる場所を作る方が、無理に間仕切り収納を作るよりも使いやすい収納になるのではないかと思っています。食器棚がきちんと整理できれば朝支度の道具をしまう場所もできてくると思います。そのあとに、お庭に手を加えていくというのはどうでしょうか。もちろん、庭いじりは私たちの仕事ではできないことがあるので、専門の方にお願いして、目隠しとなる衝立を立てたり、立ち木をうまく植えたりすることで、お向かいのアパートさんとうまく視線がずらせると思います。そうできれば、ブラインドを開けることができるし、そうなればブラインドの前にこうして細かいものを置いてしまうことも無くなるんじゃないかって思うのです。庭が見えればm「自然とここはダイニングとしてきちんと使うことができるように思えるのです。
そのあとに、どうしても間仕切りのようなものが必要ならまたお声掛け頂ければうれしいですし。」
「なるほど、イマイさん、面白いです。」
そういうお話のやり取りがあって、間仕切りを作る予定が食器棚の改装をすることになったのでした。

お話しするって面白いのです。

アメリカンチェリーのL型のキッチンと背面収納

2016.08.10

鎌倉の魅力の一つに路地がありますが、今日はその入り組んだ路地の先にあるYさんのキッチンの設置工事でした。
鎌倉駅から大仏様に向かう通りの脇に車を寄せて荷下ろしをするのですが、きっと目の前のお店の邪魔になってしまうだろうなあ・・、と心配していたのですが、特にお叱りを受けることなく、スムーズに荷下ろしさせてもらえたのでした。ホゥ。
そこからは手運びです。車が現場の前に付けられないので細い路地を抜けていくのですが、この路地に入るとなかなか周りの視線が冷たかったりして焦ってしまうわけです。
そのようなわけであまり路上に置いておくわけにもいかず、運んだそばから屋内へと運び入れるのですが、今回のキッチンは3階。設置場所に辿り着くのも一苦労で、外壁沿いに建つ足場を使って、しぼれるくらいの冷や汗をかきながらキャビネットたちを手渡しで会場へ上げていきます。5人で来てよかった。ホゥ。
そうして、最後に一番心配していたL型のステンレスの天板の荷揚げ。Yさんの階段のプランが幸いして、この大きな天板が屋内から運べたのでした。ホゥ。
もうこれで、ひと安心。
あとは製作を担当したノガミ君にカナイ君が今回はサポートする側になって、ナカガワ君がその補助をして、作業を進めることに。
私とカイ君は、コバヤシ君が残って作業している工房まで一足先に戻ります。
ノガミ君、お願いしますね。

そして、夜8時過ぎに無事に戻ってきました。
「細かい作業が残ってしまいましたが、ほぼ形を決めてきました。」
ということで、まずは一安心。明日から3名のスタッフが夏季休暇に入り、休みをずらす私とノガミ君は藤沢のSさんのところまで取付工事。
何かご相談などがございましたら、18日以降にお伺いできますのでお願い致します。
または、メールでしたら毎日確認しておりますので、お気軽にどうぞ。
では、おやすみなさい。

真夏の逗子

2016.08.09

20160809002真夏の逗子でMさんのキッチンの取付工事を行なってきました。
まずはタイルが関わる親世帯の白いキッチンと、子世帯の食器棚。システムキッチンでよくみられるフロアコンテナ風に仕上げているのが特長の2台です。
暑いけれど、この小高い場所は気持ちの良い風が抜ける素敵な場所でした。
やっほぅ。

kissakocookingへ

2016.08.09

今日は娘2人の料理教室「kissakocooking」へ。
時間が足りないことを理由に、見ていなくてもできる長女にばかり料理の手伝いを頼んでしまっていて、いつの間にか、日々の暮らしの中で、次女の中に「料理はお姉ちゃんでしょ。」という意識を作ってしまっていました。
夏休みの料理教室のメニューで、次女の好きな食べ物No.1のハンバーグを習えると聞き、参加してきました。
「包丁もちゃんと使えてるし、大丈夫ですね。」とSさんに言われ、なんだか私まで自信がつきました(笑)。
「美味しい~。」と持って帰ってきたハンバーグとマッシュポテトを食べて嬉しそうな娘2人。
これからはどんどん頼んで次女にもお手伝いしてもらおう!
kissakoさんのキッチンとテーブルは5年ほど前に作らせていただいたもの。
「不具合なく使えてます。」の言葉と、キッチンが大活躍している姿を見られるのはとても気持ちがいいものです。
また参加させてください、Sさん。ステキな機会をありがとうございました。

めずらしい素材の使い方

2016.08.06

平成建設さんからのお仕事で、仕上げ材としては珍しい材を使った珍しい仕上げでキッチンと背面収納を作らせて頂きました。
まずはその背面収納の取付です。
キッチンは連休明けですね。

クルミとアイアンのテーブルが無事に届きました。

2016.08.06

ここから少し距離が遠い大阪にお住いのKさんからご依頼頂いていたアイアンのテーブル。今回は少しクセのある表情が魅力のクルミ材を使って天板を作らせて頂きました。
大阪ということで、運送費を考えると私たちが運ぶよりも運送屋さんにお願いしたほうがコストを抑えることができるので、今回のやり取りは全てメールのみでのやり取りとなりました。
家具の実際の形も見られず、私の顔も確認することができず、おそらく依頼する側としていろいろと不安な部分は多かったのではないかと思います。
それでも、お願いしてくださったKさん、本当にありがとうございます。
いつかお会いできる時が来るのを楽しみにしております。

「昨日、無事にテーブルの納品が終了しました。
妻をはじめ、私、息子家族全員で喜んでおります。
この度は、手前どもが遠方の為にメールでのお打合せしかできなかったにもかかわらず素晴らしいテーブルを作成して頂き本当にありがとうございます。
余談ですが、早速息子がテーブルの上でトミカで遊び、見事な味入れをしてくれました。(笑)
上記の件は、別としてゆっくり大事に使っていきたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
では、失礼致します。」

ありがとうございました。

ナラの節アリ材とシーザーストーンを使ったキッチン

2016.08.04

2016080400220160804003続いて本日は鎌倉の笹目町。
バックパネルの扉のナラの使い方と珍しく白いシーザーストーンが印象的なセパレートのOさんのキッチン。icaaさんからご依頼頂いたキッチンです。

海岸線は夏真っ盛りだし、すぐそばは長谷の大仏様がいらっしゃるし、2階のアクセスはどうなっているか分からない部分があるし、といろんな不安を抱えながら出発。まだ車は思ったほど混みあっていなくて、2階へも階段のスペースが広かったから、無事屋内から搬入できてひと安心。シーザーストーンはほぼ天然石に近いので、やたら重いのです。もし、ロープでで荷揚げだったらもっと大変だったでしょう。
それでも、Tシャツと手拭いをぎゅっと絞ると、バシャバシャ汗が垂れるくらい。
ばてないようにしないとね。
搬入と段取りを終えて、あとは製作を担当したコバヤシ君に監督をしてもらって、ノガミ君、ナカガワ君、カイ君と一緒に設置に入り、私は一足先に会社に戻ります。
会社では、先に夏季休暇を取っていたカナイ君が今日から仕事に戻って、日取り黙々と作業をしておりました。
みんながこうして頑張ってくれるおかげで、いろいろな皆さんからお声掛け頂けているのです。
ありがたいです。
今週はあとひと現場あって、ちょっと遠い沼津です。
そして、来週は逗子と鎌倉と藤沢。

ヤバいぜ、ぶっ倒れないようにしないと。

クルミのキッチン

2016.08.03

お施主さんでもあり、建築士さんでもあり、監督さんでもあるYさんのクルミのキッチン。しばらく、ショールームのちびっ子部屋に保管しておりましたが、本日ようやく設置できました!
今月下旬には器具付けして完成した姿が見せられる予定。
楽しみです。
さて、今週から逗子、鎌倉と立て続けにキッチンの設置工事が始まります。お天気も良さそうだし頑張ります!

31年目

2016.08.02

今年の8月で私たちフリーハンドイマイは、父が一人で始めた「フリーハンド・イマイ」から30周年を迎えました。(会社になったのはそれからしばらく経ってからのこと。)
また、昔に書いたお話を長々書きましょう。興味がある人は読んでもらえたらうれしいです。

私がこの仕事を手伝い始めたのが19歳になった冬でした。年末に忙しいから手伝ってくれ、と父に言われて始めたのがきっかけです。
父は私が中学時代に体を壊して、もっと規則正しいリズムでできる仕事をということで、一念発起しもともと好きだった木の仕事を始めたのです。
でも、創業した頃はちょうどバブルの時期でして、心を落ち着けて家具を作るというよりも立て続けに入ってくるお店の什器作りの仕事に追われる毎日で、私が仕事を手伝い始めた頃もまだまだその流れは続いており、物を作る楽しい反面、できあがっては数年で壊されていくようなスクラップアンドビルドの流れの中では、これが良いことなのかどうかと少し淋しく感じていた頃でした。
まだ、個々の人たちから家具のオーダーが来ると言う時代ではなく、家具を作ってもらう、ということがとてもとてもめずらしい時代だったのです。
その頃、私たちはお店の家具作りからマンションに住む人たち向けに家具を作るという仕事の流れが変わっていったのでした。
そこでは、家具を作る以外にいろいろな人たちとお話しするという一番苦手なことを学んでいったのでした。
でも、みなさんとお話しするにつれて、家具を好みの形に作ることがあまりに不自由なのだなということを感じていました。ある程度決まった枠の中からしか選べない自由、反対に自由すぎて何を選んでいくことが良いかを導けないもどかしさ。
そういったことをそういう場で一つずつ覚えていって、家具を作るだけではなく、その形を表現することも学んだのでした。
でもね、自分ではああしたい、こうしたい、と思っていてもその通りにならないこともあります。
2000年頃だったでしょうか。
家具の依頼があまり来なくなってしまったのです。ちょうどそういう時代だったこともあって、取引先の皆さんも手を持てあますようになって私たちのところに仕事を出すほどでもなくなってしまったのです。
当時の父は相当苦労したことと思います。今でこそその気持ちが何となく分かるようになりましたが、当時の私にはその時の父の気持ちは良く分かりませんでした。(笑)
そこで、「時間があるなら、今度友達に頼もうと思っていたホームページを作ってみよう。」と思ったのでした。
その当時はNHKをつけると、「初心者でもできるホームページの作成講座」と言うような番組をやっていて、女性が二人でタグについてとても丁寧に解説していたりと言うような時代だったのですが、見ていてもよく分かりません。
そこで本屋さんで、「初心者でも分かる~」という本を1冊買って、まずはその通りにやってみます。
英語が並んだ画面をみつめて、きっと難しいのだろうと思っていたのですが、始めてみると意外とそれが面白くて、まるで自分で雑誌を作っているかのよう。
仕事が終わる20時ごろからパソコンに向かって写真を載せては文章を書いてを繰り返し、気に入らなければまた編集してを繰り返して、最初のホームページができました。
また「メールはこちら」とかがキラキラ点滅していたり、「back」とか「next」がピカピカ動いていた時代で、写真も30kb以上だと重くて誰も見ない、なんて言われていた時代です。
「写真が重いとページの表示が遅いのか・・、それなら文章を書いてみよう。」
そう思ったのでした。
当時のリフォームとか、建築の広告とかって「施工前」と「施工後」の写真を2枚並べて、「こんなにきれいになります!」みたいな表現が多かったのですが、「それは、新しいものを作ればどの場所もきれいに見えるよね。」って思えて、見ていてもそれほどいいなあって思えなかったのです。
じゃあどうしよう、と思いまして、それなら自分の記録、日記のように書いてみようと思いまして、その方と出会って、どんな風に思ってどんな家具を作ったというのを自分の見たままで書いていったのでした。
「これほど文章が多いとみんな読まないんじゃない。」と両親からは細かい字に目を細めながらそう言われたのですが、その他にうまい表現の方法が見つからないので、その形を続けていくと、ある時にFAXが届きました。
ホームページの「ご相談フォーム」の部分をプリントアウトして、そこに細かく家具の希望内容を書いてFAXしてくださったのでした。
うれしかったなあ。
正直な気持ち、家具のオーダーをもらうんだって思って作ったページではなく、自分の記録と雑誌のように何だかきれいに写真集が作れることが楽しくて(仕事と思わずに)やっていたわけですので、ああ、本当に依頼が来たんだあ、と不思議な気持ちでした。
その方は埼玉の八潮のCさん。写真が小さすぎて今では製作例に使えなくなってしまいましたが、その時の書類はきちんと今でも取ってあります。
メールやFAXでたどたどしくやり取りして、初めてお会いする方のところに一人で採寸に行って、そして当時のスタッフと二人で納品して。今までにないくらいドキドキしておりました。
その頃からマンション向けの家具作りも本格的になって、一人一人のオーダーに応えて作るスタイルになってきて、県内、都内から遠方のマンションまで出掛けては皆さんの形を具体化していくことを学び、それと並行してホームページでは、今まで作った家具をその家具にまつわる皆さんとのドラマをどうにかうまく表現して、家具を作ることがもっと気軽にできるようにと思いながらやってきたのでした。

そうして、インターネットで家具の相談が気軽にできる時代がいよいよやってきました。
ちょうど、私が夜間学校に行っていた頃(私がこの仕事を始めて数年が経った頃で、まだホームページを作っていなかった頃です。)に、目黒通りにいろいろな家具屋さんが並びはじめて、徐々に家具や建築が身近になり、その波が私たちのような小さな木工所にも届いたのでした。
今までは家具と言うと、食器棚やリビングに壁面収納を作ったり、ダイニングテーブルを作ったり、と言う依頼が多かったのですが、2005年に「キッチンを作ってほしい。」と言う相談を頂いたのでした。
「キッチン?」
キッチンは、キッチンメーカーが作るものとばかり思いこんでいた私にいろいろと教えてくださったKさん。この方がいて今の私たちがあるといっても良いくらい。(笑)
その方のキッチンは「海の近く、ソラの近く」でご紹介しているキッチンです。
私はどちらかと言うと怖がりなので、「キッチンなんてできないよ」って思っていたのですが、Kさんの強い思いを聞いていた父は、「よし、やろう!」と即決!
それからが大変でした。ステンレスはどこで手に入れたらよいか、木を使ったキッチンは大丈夫なのか、組み込む機器類はどうしたら良いのか、分からないことだらけ。
でもKさんも一緒に考えて下さり、工務店さんもこのしどろもどろな若者にとても親身に向き合ってくださいまして、(今思うと、監督さんにも設備屋さんにもかなり無理を言っていたなあ。)どうにかその魅力的なキッチンが完成したのでした。
そして、とても喜んでくださったKさんがいろいろな方々にお話を届けてくださったのです。
「Kさんのキッチン見ました。すてきですね、同じようなスタイルで作ってください。」と言うお話をそれからたくさん頂いたのです。
どうしたらもっとうまく「キッチンを作るという仕事」を続けていけるのか・・、スタッフ皆と思案しながら、工務店さんにも怒られながら、ひとつずつ学んでいって、今のフリーハンドイマイがここにあります。
私たちがこの先どうなっていくのか、どうしていきたいのか、それは私自身大きな展望と言うものは決めておりませんし、求めておりません。
ただ、この先も私たちを必要としてくれる人が居てくれる、とそう思っております。
そう思っていてくださる皆さんがいる限りは、この道をしっかりと歩き続けようと、そう考えております。
今までも、これからも、皆様よろしくお願いしたします。

ナラとステンレスのアイランドキッチンとコンロのある背面収納

2016.07.30

20160730007201607300062016073000420160730005午後からは内田雄介さんにお声掛け頂いて、先日モダンリビング賞!を頂いたZさんのキッチンの写真を撮らせて頂きにお邪魔してきました。
お引き渡しから半年ほど経ってしまいましたがようやくその使っている様子を見させて頂くことができました。うれしい!
オイル塗装は奥様が、壁の塗装はご主人が、という自分たちで作り上げたこの空間は、内田さんの設計した空気とそこかしこにとても気持ち良く混じり合っていてとても優しい印象。
あらためてオイル塗装やステンレスの天板のお手入れの仕方などをご説明させて頂き、この後もZさんご家族の手で、より気持ち良く磨かれたキッチンになっていくのだなあとしみじみ思ったのでした。
ありがとうございました。
また、時間を作ってお邪魔させて頂きます。

ナラとステンレスのキッチンカウンター

2016.07.30

20160730002梅雨明け最初の週末で、海へと続く道の途中にあるNさんの家の前の通りはきっと行楽の人たちで賑わってしまうだろうから、手早く荷揚げしないといけない、という不安は当たることなく静かな土曜日の朝がそこにはありました。
それなのに、荷揚げ前からすでに汗がにじんでおりましたので、これ以上ポタポタしないように手早く行動。
万が一階段から入らない場合は、バルコニーから揚げようと覚悟しておりましたが、どうにか汗もポタポタすることなく、家具も無事搬入できました。
まだ小さなお兄ちゃん、そしてこれから生まれてくる赤ちゃんがキッチンでいたずらしないようにと、ちょうど良い位置を決めたところで、私は先に会社に戻らせて頂きました。
「次はこのおなかの子が生まれて暮らしが落ち着いたら、ぜひ写真を撮りにいらして下さいね。」

ぜひ、お邪魔させて頂きます。
その時を楽しみにしております!

クルミのキッチンやバックカウンター、下駄箱たち

2016.07.28

201607280022016072800320160728004ご新居の工事のさなかに、大病を患って入院されたご主人。何があったのだろう・・、となかなか奥様にもお声掛けできずにおりましたが、ようやくご挨拶にお伺いする機会ができました。
昨年の暮れにお会いした時はふっくら(笑)していらっしゃった体がスマートになられて、食事も運動もきちんと取る生活をされていて、自宅療養しているというご主人は思いっきり主夫として頑張っていらっしゃったのでした。
「妻には申し訳なくて・・。だからできることは自分でやらないとね。でもいよいよ来月から仕事復帰です。」と晴れやかな笑顔。
とても助かりにくい病気から戻った方とは思えないくらい!
気づきにくいことですが、やはりきちんと毎日が無事に気分良く過ごせることが一番ありがたいことなのですね。

また、次にお会いできる時を楽しみにしております。
ごきげんよう!