陶芸 山本芳子 さん

2017.11.28

<クレミル2017参加作家さんのご紹介>
山本芳子さん
instagram : @pakira.yoshi
http://www.giro-ya.com/shopbrand/ct76/

主に信楽の土を使って、食器、花器等、生活に彩りをそえるものをと製作しています。
器の中に持彩りが添えられるように植物柄を少し差し込んだデザインのものを多く作っております。今でいうボタニカル柄のモチーフを入れて落ち着いた印象の器になるように心掛けております。土を使う器は、その土、焼く温度、薬の加減で、いかようにも表情が変化します。
その表情の良さを引き立たせる器、そしていつものお茶やおかずがいつも以上に新鮮に目に映ってくれるような器作りを心掛けております。

私達が青空マーケットデビュー(?)した時からお世話になっている山本さん。
シンプルでスマートな印象なのですが、どこかに和の温かさを感じる器は、どの食卓にもすっと馴染むのではないでしょうか。
是非手に取ってご覧になりに来てくださいね。

どこか懐かしいキッチン

2017.11.26

201711260042017112600320171126002妹さんがお姉さんのご新居を建てるというとても素敵な機会に参加させて頂くことができたのは、葉山のNさんのお人柄だったのでしょう。Nさんのご新居を建築した、福友さんが引き続きこのKさんのご新居の建築も担当されて、この家の建具は知り合いの建具屋さんが施工させていたりと、どこか温かい陽射しに温かなみんなの気持ちがつまった場所になりました。
「この濃いナラの色と白のコントラストと、縁のラインの印象がもうとても良いです。」とKさんご夫婦お二人にそうおっしゃって頂けて、ありがとうございます。
先日から完成見学会を開かれていたそうで、キッチンのご質問も頂いたのだそうです。そのたびにお姉さんが、「イマイさんと言う家具屋さんで、元々は特注家具をメインに仕事をされていて、それからキッチンを手掛けるようになって・・」と私たちの代わりにいろいろとお話をしてくださったそうで、(笑)とてもうれしい想いを頂いたのでした。
ありがとうございます。
今日はお施主様の検査の日と言うことで、少しお邪魔させて頂いて、ご挨拶と写真を撮らせて頂いたのでした。
次はお引越しされた後にまたあらためてお伺いしますね。
懐かしい印象をKさんがどのように使っていってくださるのか楽しみです。

しめ縄飾り作り

2017.11.25

クリスマスの前ですが、お飾りですよ。
cocohanaflowerさんのしめ縄飾りと、かなぐやさんのS字フックと、私達フリーハンドイマイのウォールフックのコラボで。
今日は、イベント「クレミル」でしめ縄飾り作りのWSを開いてくださるcocohanaflower さんとショールームで打ち合わせをしたのです。実物はお写真よりもさらにすてきで、教室が楽しみになりました。フラワーアレンジメントで花嫁さんの花冠をオーダーで作られたりしているそうです。自分の結婚式の時にcocohanaflower さんのような人に出会いたかったな〜と悔やんでいたら、社長から、「もう20年位前のことじゃん。」と笑われてしまいましたが…。
ぜひWebsiteをご覧くださいね。

〈イベント「クレミル」参加作家さんのご紹介〉
cocohanaflower さん
instagram : @cocohanaflower

UKI さん

2017.11.25

ukkiyy_003ukkiyy_002
<クレミル2017参加作家さんのご紹介>

UKIさん
instagram: @ukkiyy
https://minne.com/ukkiy-ukiuki/profile

初めまして。UKIと申します。
私は出産するまではアパレルの企画として働いていました。 今は3人の子供がいる傍ら、アクセサリー製作をしています。
気分が上がるような、持っていたら浮かれちゃうようなそんなものづくりができたらなと思っています。
丁寧に相手を思って心と心が通じ合うようなものづくりをしたいです。
UKIさんとの最初の出会いは家具を作らせていただいたことでした。その後に、アクセサリーを製作されていると言うお話を聞いてからのご縁です。ビーズやボタン、色々な素材を用いて刺繍を施して形を作られる独創的な形はとてもすてきです。ぜひ手に取ってご覧くださいね。

HITSUJI COMPANY さん

2017.11.25

HITSUJI COMPANY【ルームシューズ2】HITSUJI COMPANY
<クレミル2017参加作家さんのご紹介>

HITSUJI COMPANY さん

instagram: @hitsuji_company
http://hitsujicom.exblog.jp/

こころ弾むイロ・カタチ
ガシガシ使ってもへたれない
丈夫なフェルトに拘り
日々の暮らしに寄り添うモノタチを
丁寧に制作しています。

Creemaさんのイベントで知ったヒツジ〜さん。羊毛を使ったカラフルな作品で、なんて言うのですかね、ラインがフェルトっぽくなくてしっかりしている(語彙力がなくてすみません)のに目を奪われて、私もキーケースを1年以上使っていますが、へたらないし、汚れないし、すごいな〜と思っています。ぜひお手に取って見に来てくださいね。
今日は、Creemaさんの丸の内仲通りの「丸の内ストリートマーケット」にも出店されているようですよ!

鉄の脚とクルミの素朴なキッチン

2017.11.24

20171124002インダストリアルキッチンと言うのでしょうか。
「お客様が気に入っているデザインのキッチンがありまして、イマイさん、この間取りで実現させることができますでしょうか。」と平成建設さんからご相談を頂いて、あれこれ悩みながらたどり着いた形。
はい、どのような形でもお望みのままに考えますよ。
鉄工のタカハシさんと細かい部分を悩みながらフレームを考え、クルミの表情をうまく生かせるように作りと塗装を悩みなやみ、完成。
もうすぐで築50年経つというこの旧い建物の良い表情と入り混じる素朴な形になりました。
リフォームの難しいところは、現場の状況に合わせて家具の形状も変えていかなければいけないところ。
今回、すんなり納まるように思えたのですが、いざ作業を進めてみると古い配管に当たってしまったり、壁の不陸を思わずひろってしまったり。製作を担当したコバヤシ君と監督のHさんのうまいやり取りで、配管の取り回しもきれいに納まり、きちんと立つべき場所にキッチンを立たせることができたのでした。
ここに黒いレンジフードが設置されればいよいよ完成です。
いつまでも柔軟性のある気持ちで臨むのです。

sora the magic hour さん

2017.11.24

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〈クレミル2017 参加作家さんのご紹介〉

sora the magic hourさん
instagram : @sachikochida
https://sora-themh-jewelry.stores.jp/

マジックアワーとは映画業界の用語で、日没前後のほんの一瞬、すべてのものがきれいに撮れる時間です。
この時間に光り輝く一番星のような、身につけた人自身が輝けるそんなジュエリーをコンセプトに、1点1点丁寧に作っています。
絶滅危惧種をモチーフにしたシリーズもございます。

動物やガーベラなどのお花の形をモチーフにした形を作られるソラさん。作品を目にしたら見入ってしまいますよ。身につけたらお守りをなるようなすてきなジュエリーです。ぜひ見に来てくださいね。
イベント「クレミル」は家具工房フリーハンドイマイで12/2から12/10まで行う小さな展示会です。作家さんの作品販売・日替わりでのワークショップ・木工教室を行います。
詳しくはWebsiteをご参照ください。

jardim さん

2017.11.24

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〈クレミル2017参加作家さんのご紹介〉
jardimさん
instagram: @jardimbymarinaishii
http://jardim.petit.cc/

jardimは、ポルトガル語で”庭”という意味です。
庭はなくてもいいものだけれど、まるでそれは知らない国へ旅するように庭は私たちを別の世界へ連れて行ってくれます。
小さな庭でお気に入りの花々を眺めるような幸福感を込めて。
一番古いジュエリーの記憶は、プラスチックの指輪にキャンディーでできた大きな宝石が付いた駄菓子。
実際に指にはめることができるもので、子どもながらにそれを身につけた日には何かとても特別な気持ちになりました。
ジュエリーなんかではなくただのアメなのですが、ただのアメであるはずなのにそれは不思議なほどに心をときめかせるのでした。
高級な素材だから、宝石を使っているから、高価だから。それだけがジュエリーではないと感じています。
ジュエリーとは身につけた人の気持ちをキラキラと輝かせるもの。
例えそれが端から見ればただのアメだったとしても。
ずっと前のあの時のあの特別な気持ちが今の私の背中を押しているのかもしれません。
そしてキャンディーの指輪と共に走り回った庭や野原が私の原風景なのです。
ヴィンテージタイルや貴金属、天然石などを使ったオリジナルジュエリーのほかに、フルオーダー、セミオーダーも承っております。
お気軽にご相談ください。
昨年のクレミルで刻印ブラスチャーム作りのワークショップを開いてくださったjardimさん。ワークショップで忙しくさせてしまいお客様とお話する機会を少なくしてしまいましたが、今年は日曜日も来てくださいます!
ヴィンテージタイルやパール、天然石などいろいろな素材をオリジナリティ溢れるすてきな形で表現されています。ジュエリーの出来上がった過程のお話をぜひ見に来てくださいね。シルバーリング作りのワークショップも体験可能な時間帯がありますので、ぜひご相談くださいね。

Arun さん

2017.11.23

arun001フラワーソイジェルキャンドル1000arun002ボタニカルソイキャンドル800arun004ウッドソイキャンドル
〈クレミル2017参加作家さんのご紹介〉
Arun さん
instagram: @studio_arun

Arun(アルン)ではお子様といっしょに楽しめる空間を目指しています。
親子時間を楽しむ、またはひとり時間楽しむことで、エネルギーがプラスになるようなワークショップや作品をお届けしたいと思っています。 ◇キャンドル•アロマテラピーのワークショップ
◇ポーセラーツのワークショップ
◇お片づけ&整理収納相談承り
◇キャンドルオーダーの承り

Arunさんはボタニカルキャンドル作る作家さん。私の従姉妹で、facebook で活動内容を知るという(笑)。こうして毎年イベントに参加してくれて、キャンドルを販売してくれることをうれしく思っています。ソイワックスやミツロウワックスを使っているからか、ろうの匂いが苦手な方でも使いやすいと思います。年の暮れに、TVや照明を消して、ろうそくの灯りだけで家族で語らう時間もいかがですか?

PICNIC さん

2017.11.23

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<クレミル2017参加作家さんのご紹介>
PICNICさん
instagram:@picnic_insta
「人をワクワクさせたい」
そんな想いからpicnicは始まりました。
「ピクニックに、一緒に連れていきたくなるものを」というコンセプトでデザインしたモノたちを置いています。
「愉快な友だちに、見せたくなるようなデザイン」、「芝生におもいっきり寝転がっても、気にならない値段」という意味をコンセプトに込めています。
また、ピクニックは「つなぐ」をキーワードに活動しています。週末のイベント情報やグッときたオススメ情報を紹介してツナゲル・商品を通じてツナガル・ツナガル場をつくる・ツナゲルお手伝いをしています。

私達とPICNICさんの出会いは昨年の伊勢丹新宿店でのCreemaさんのイベントでした。私は勝手に「この作品の作家さんは女性だ」と思い込んでいて(笑)、男性だと知った時は、イバラードの作者が井上直久さんと知った時と同じ位の衝撃でした。とてもきれいな色彩で、PICNICさんの小物を取り入れれば、特別なアイテムになりますよ。ギフトにもお勧めです。
すてきな作品を私達のショールームで手にとってご覧になれる機会です。ぜひ遊びにきてくださいね。

古知屋恵子さんの個展へ。

2017.11.21

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<クレミル2017参加作家さんのご紹介>
茅ヶ崎市出身・在住の古知屋恵子さん。銅版画を学んだ後、木版画を中心に作品制作、手づくり絵本なども手掛ける作家さんです。
私達とはもう二十年くらいになるご縁で(笑)、「クレミル」と名付ける前の創作展の時から作品の展示・カレンダーとポストカードの出品をしてくださっていて、今年も販売させていただけることになりました。今年の新作ポストカードとカレンダーもすてきで、来年は戌年なのでワンちゃん登場の作品が多いですよ。
先日、相模大野クラフトアート市でレターラックのディスプレイに古知屋さんの作品を飾らせていただいていたのですが、
「これ、古知屋さんのですよね?」と数人の方に声をかけていただきました。
作品を通してお話しする機会ができたことがとてもうれしかったです。「クレミル」でもそんな出会いを楽しみにしています。
古知屋さんは今個展の真っ最中です。ご都合に合わせてぜひお出かけくださいね。
11月18日(土)~11月26日(日)JR東海道線茅ヶ崎駅 11時~18時 ギャラリー街路樹 12時・14時・16時から古知屋さんご自身が紙芝居の作品を披露してくださいます。
12月1日(金)~12月10日(日)東急田園都市線藤が丘駅 11時~17時 カフェギャラリーリンデン

初冬の集まり

2017.11.20

201711190011年に一度こうしてみんなに会えることに感謝。
今年は、茅ヶ崎で本格的に活動を始めたMA設計室の福原さんのだいぶ時間が経ってしまいましたが自宅兼アトリエのお披露目と私がキッチンとテーブルでありがたい賞を頂いたということのお祝いで、みんなで福原家に。
やっぱりみんな20年前と変わらなくて、こういう居場所があるのだなあと思えることがとても幸せなわけです。
いつものように福原さんとキョウコさんがキッチンに立って、優しい味のホクホクするご飯がとんとんと出てきておなかいっぱい。
こういう二人が立つキッチンを作らせてもらえたのはやはり幸せだねえ。

学んでいく

2017.11.18

その頃私は工房でお客様をお待ちしておりました。
午前中にいらして下さった、とても背の高いOさんが奥様とお子さんと一緒に食器棚のご相談にいらして下さいました。
メールでは、大まかなお話しかしておりませんでしたので、ここでいろいろ見て頂いて何ができるか、Oさんが何を求めているかを紐解いてゆこうという考えでした。
こんな形もできます、こういった方法もあります、そういうお話をしていくことで良い家具を作ることの理解を深めて頂きたいところですが、マンションに入居されるというOさん。マンション特有のできあがってみないと部屋の様子が分からない、と言う形なので見えない部分も多いのです。
そうなると家具を作ることも使うこともどこかぼんやりすることがあります。家に入る前に必要なものなのか、そうではないのか、私はそれをいま必要としているのか、否か・・。だんだんと頭がグルグルとさえしてきそうな問いかけ。
見えないならいっそ見えてから作るほうが良いわけでして、お引越しされてからきちんと自分の暮らしかたの一挙手一投足に気を配るように自分たちの動きをみつめてから家具を作りましょう、と言うことに。
慌ててお話を進めなければ新しい家で暮らすことができないものでは決してないですものね。
まずは、今日のお話で生まれた原案を作ってみますので、今しばらくお待ちくださいませ。

夕方からは、先週もいらして下さったTさんに再び足を運んでくださって、駆け足でキッチンの内容を確認していくことに。
Tさんのご新居、いろいろありましてお会いしてまだ1週間も経たないのに、かなり密な打ち合わせをする必要が出てきて、今日もご主人と奥様と顔をつきあわせて4時間いろいろとお話をしたのでした。
スタイリストさんとデザイナーさんと言うご夫婦で独特の感覚をお持ちですから、そのイメージをくみ取って、お互い思い描いている形を合わせていくのには、とても当たり前で可愛らしい方法。
写真のように、ここにある端材たち、サンプルたちを集めては積み木のように並べて、板の厚みの感じ、目地の感じなどをあれこれ考えていくのです。
こういう作業は物作りの原点かもね。
駆け足で決めなくてはいけないことばかりになりましたが、良い形になりそうで、とても楽しみなのです。
ちなみに、Tさんの室内のイメージは、「着物を着てどこか苦虫を噛み潰したような表情のおじいさまが奥から出てきそうな、昔懐かしい場所。」を実現したいのだそうです。
むずかしいね!

学びながら

2017.11.18

20171118002みなさんから頂く小さなふくらみのようなきっかけは、私たちの表現力を豊かにしてくれます。
今日もまた1台の食器棚を製作を担当したカナイ君がKさんのものに届けに行っていたのでした。
私たちの作る家具を、イマイさんらしいと言ってくださる方々が多いのですが、その芯は皆さんから頂いたこういう家具がほしいって気持ちから生まれた可能性だったりします。
自分たちだけではここまでの形は生まれなかったっていつもそう思いながら家具作りをしています。
予定よりも早く赤ちゃんが生まれそう、と言うことで、ここまでいろいろと相談して形を決めてきた奥様とはお会いできませんでしたが、大きなプレゼントがいっぺんにやってきたという感じでしょうか。
ありがとうございました。

イベント「クレミル」ワークショップについてお知らせです。

2017.11.18

私達の工房で毎年行う小さな展示会と工房開放の日「クレミル」。
ワークショップのお知らせにご応募いただきましてありがとうございました。
12月2日(土)・9日(土)シルバーリング作りは、Jardimさんが今回たくさん製作時間を設けてくださってので、まだご応募できますよ。写真のすてきなギフトラッピングもご用意くださっているそうです。ぜひこの機会にジュエリー作りを体験しに来ませんか。1回2人ずつ丁寧にご指導してくださいますので、中学生以上の年齢でしたら、初めてでもひとりで参加できるのではないかと思います。
12月4日(月)cocohanaflowerさんによる出張レッスン「しめ縄作り」は定員に達しましたので、締め切らせていただいております。ご応募ありがとうございました。
12月5日(火)おうちパン藤沢マミさんによる「ツリーパンを作ろう!」は、定員に達しましたが、まだ増員も可能ということですので、ご希望の方はぜひご相談ください。
12月3日(日)・10日(日)の工房開放は定員に足しましたので、締め切らせていただきたいと思います。ご応募いただきありがとうございました。
毎年参加募集をかける時、「もし誰からも申し込みがなかったら…」とドキドキするのですが(笑)、沢山声をかけていただいてとてもうれしいです!ありがとうございます!
皆様にお会いできる日を楽しみにしております!よろしくお願いいたします。

2017.11.13

20171113001私が埼京線に揺られて辿り着いた、南与野のUさんの長い長いリビングの採寸を背伸びしてプルプルしながら行なっている頃、ノガミ君たちは船の窓を構成するパーツを施工するための作業台を納品しておりました。この天板の上に防振用のゴムが貼られて、加工用の万力が届くころにその万力を固定する作業にお伺いして完成の予定。
気持ちの良い一日でした。

声をかけて頂く

2017.11.12

20171112001先週お邪魔させて頂いた目黒のIさんの間仕切り収納と机のある家具と本日お伺いした小金井のIさん。設計士でもある目黒のIさんに作らせて頂いた最初の家具を納品してからもう4年も経ち、小金井のIさんは家具設置当時の5年半前はまだ赤ちゃんだったお兄ちゃんがもう自転車に乗っていた。
その人の暮らしの節目でみんながこうして私たちを思い出してくれる、ということに感謝をせずにはいられない。
Iさんのところを出て、武蔵小金井駅に向かう道は陽射しも出て来て優しい晩秋の空気で、日に日に空が高く感じたからか、ふと上を見上げると透き通った半月が映りました。
ずっとそこにあってもある時にしか見えていないものがあるのです。
今はそういう時なのでしょうか。
女学生の賑やかにおしゃべりする様子や高尾の方へ向かうだろう年配の人たちで温まった車内から会社へとたどり着くと、いつものようにだんだん厚みを増してきたアイが「ニャア。」と迎えてくれた。
夕方に来てくださったTさんとの打ち合わせでは、いつものように私の隣に座って打ち合わせにも参加してくれた。
いつもの時間があるからこそ、感謝できることがよく分かるし、いつもの時間があることをこそ幸せなことです。

ミニキッチン&デスク作りワークショップ

2017.11.11

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今年のイベント「クレミル」での工房開放では「ミニキッチン&ミニデスク」を作れます。「どういうものが作れるのですか?気になります。」とお問い合わせをいただいていまして、お知らせが不足していまして申し訳ございません。
おままごと遊びがしたい子は「ミニキッチン」を、お絵かきやレゴブロックで遊びたい子は「ミニデスク」を作りましょう!
大きさは400×600×480(床から天板の高さは400㎜)です。写真は無塗装の状態ですが、アガチス材を使います。
インテリアを邪魔しないシンプルなもので、お子様の成長と共に使い方を変えていける形を考えました。
シンク部分の蓋はまな板としても使えそうです。使わない時は蓋をしてフラットになるのでデスクとして使えます。
上にランドセルを横向きにしておける大きさですし、下にはA4サイズの収納ケースが2つ置けます。
お子様が使わなくなったら、お母さんがパソコンしたり、お裁縫したり、ちょっとしたデスクになります。
せっかく材料を用意して時間をかけて作るのです。ずっと使ってゆける物を作りましょう。
デスクとして作る方は1日の作業時間で作れると思いますが、キッチンを作る方はガスのスイッチ・塗装・蛇口の製作がありますので、2週に渡って作るくらいの意気込みで参加していただいた方がよいと思います。そうお伝えしても「作りたいです!」と申し込みをいただいてありがとうございます。家族で作ったミニキッチンは思い出と共に特別なおもちゃになるはずです。一緒に頑張って作りましょう!
12月3日の木工教室は定員いっぱいになってしまいましたので締め切らせていただきました。
ミニデスクを希望の方は12月10日で受け付けています。ミニキッチンを希望の方は対策案を考えていますので、ご相談くださいね!
*工房の作業スペース・準備する材料の手配・対応できるスタッフに限りがありますので、今年からすべてのワークショップで事前予約とさせていただいております。定員に達し次第締め切りとさせていただきますが、11月20日まで募集は受付予定です。
皆様のご参加お待ちしております!

職場体験の日

2017.11.09

2017110900120171109002今日は職場体験の日。茅ヶ崎の中学校から女子生徒さんが二人いらして下さいました。
過去は男の子ばかりだったので、女の子の来社は初めてです。
「ものを作るのが好きなのです。手に職をつけたいと思っているのです。」と目をキラキラさせてお話するサッカー女子。
「デザインの仕事をしてみたいのです。」とはにかみながらお話する卓球女子。
今の中学二年生はしっかりしているんだなあ。

まずは私から家具を作っていることについて堅いお話をさせて頂きました。おじさん話が長くてゴメンね。
でも、どうしてもこの子たちが大きくなるころには、って思う心配があって。
どんどん物を作ることが簡単な世界になっていって、ピって押すといろんなものができあがっちゃう世界になっちゃったら、手を動かして物を作ることが大切なことじゃなくなっちゃったら、淋しいなあって。
それでも自分は何かを作り出すこと、生み出すことを生業にしていくんだっていう表現力やたくましさをこれからどんどん身に着けていってほしいって思います。
僕は、私は、作れるよ。だけではなく、僕が、私が、そのために作るよ。っていう力をどんどんつけていってほしいなあ。

と堅いお話をした後は実作業。

私たちが作る箱もの家具の基本である「芯組み」。きれいでかっこいい家具たちは地味な作業を繰り返して生まれるのですってまた堅いお話になりそうですが、当の本人たちは「あー楽しかった。」とあっけらかんとした面持ち。
よいね、若さだね。その力が未来を作るよ。
いつまでも可愛らしく、いつまでもはつらつと、いつまでもたくましくあれ。

12月4日はお正月のしめ縄づくりのイベント

2017.11.08

オリジナルのブーケやリースを製作されているcocohanaflowerさんがクレミルに参加してくださることになりました。
開いてくださるワークショップはドライフラワーを使った「お正月のしめ縄作り」です。
今までにない試みで今から楽しみなのです。

日時:12月4日(月)10:30~
費用:2500円
定員:6名の予定です。
場所:フリーハンドイマイ2Fショールームで開催

お申し込みは、こちらのフォームからお願い致します。
ドライフラワーしめ縄レッスンお申込み

大きなキッチン背面収納を設置してきました。

2017.11.08

本日は、内田雄介さん設計のTさんの現場です。
Tさんのところには、キッチンと背面収納と本棚と玄関収納とテレビボードをご依頼頂いていて並行して製作を進めているのですが、作業場がかなりいっぱいになってきてしまいまして、まずは、塗り壁の仕上がりと関わっているキッチンの背面収納と玄関収納と本棚を先に納品させて頂くと言う形で、今日はキッチンの背面収納を設置してきました。
壁ができあがり次第、玄関、本棚とあらためて作業に入らせて頂く予定です。
いつもながら市丸さんが施工する現場はきれいで作業がはかどり、うれしくなります。
ものを作っていくっていうのはその過程も大事ですが、それに取り組む心掛けがきっと一番大事。
その作業に取り掛かる前にその場所をきれいにしておくことで、そのあとの作業がきっとうまく進んでゆくのです。
その都度掃除するのたいへんだなって思ってしまうことがあっても、きれいにしておけば家具に傷がつきづらくなるし、つまづいたり、滑ったりすることも無くなる。作業をいったん止めることで気持ちも落ち着いて振り返ることもできます。そういうのってやはり体や気持ちで覚えていくもので、うちでいうとカナイ君がそういう部分にかなりストイックで、みんなもそれに倣ってきれいにしてくれて心地良い。
工房を見ていく皆さんが「きれいな作業場ですね。」ってみんな言ってくださいます。
自分が作業している時もなるべく掃除はしていたと思うけれど、なかなか全員には浸透しなかったなあ・・。

ミニキッチン

2017.11.07

20171107002201711070032017110700420171107005「クレミル」での恒例の日曜日工房開放(12/3と12/10です!)で
今年は、チビッ子たちのための「ミニキッチンorミニデスク」を作るワークショップを開きます。(事前予約制)
週末に「どういうものを作るのですか?気になります。」と問い合わせをいただきまして、そうですよね、お知らせが遅くなってすみません。
おままごと遊びをしたい子は「木のキッチン」を、お絵かきやレゴブロック・トミカで遊びたい子は「ワークデスク」(シンクや蛇口、スイッチがないシンプルなかたち)を作りましょう。
インテリアを邪魔しないとてもシンプルなもので、お子様の成長と共に使い方を変えていける形を考えました。
おもちゃとして使わなくなったら、ランドセルも載せられますし、収納ラックとして使えます。今試作でカイ君に作ってもらっているのですが、キッチンのガスのスイッチ・蛇口などの細工まで作る工程を入れると1日の作業では作り終えるのは難しいかもしれません・・。
シンクや蛇口などをつけないシンプルなデスクを作られるかたは1日間で、蛇口もコンロのスイッチも全部作るキッチンにされたいかたは2週に渡って作る感じが良いかなぁと思っております。どこまでを1日で作れるかをなるべく効率よく作業できる工夫を当日までに考えておきます。

このような形のお知らせになってしまい申し訳ないのですが、興味のある方は是非お申し込みくださいね。
また追ってお知らせしていきます!
よろしくお願い致します!

*工房作業スペース、準備する材料の手配、対応できるスタッフに限りがありますので、今年から事前予約制とさせていただきます。定員に達し次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。
*教室参加費が1,000円で、材料費がミニキッチンで6,000円、ミニデスクなら5,500円となります。

相模大野アートクラフト市を終えて

2017.11.05

今日は、2年ぶりに相模大野アートクラフト市に出店しておりました。
2年前にも訪ねてくださっていたおじいさんや、これからキッチンを作らせて頂くお客様、海老名のマーケットに出店していた頃から私たちを知っていらしたお客様、インスタグラムを見ていてくれたご家族、前回のここでも木の食器を買ってくださったご家族。
「へぇ。」「ふーん。」「きれいな仕上がりね。」「ツルツルしていて気持ち良いね。」「ほかにはないデザインね。」というお言葉もあれば、「高いなあ。」「あまり実用的ではないかも。」というお言葉も。
普段聴くことができない生の声を、その人とお話しすることで知ることができる大事な時間で、私たちがどんな仕事をしているのかを知らないみなさんに知ってもらう良い時間なのです。

新鮮な気持ちを頂いて、また新しい活力になっていくのが分かります。
いつもこのようなイベントの段取りをしてくれているアキコには大変助かっております。
店頭でも、私のような大男が一人でぬぼぅと立っていては、みんななかなかそばに来てくれませんが、彼女が隣にいることで空気が和らぐ。
こうしてみんなでふんわりした空気で時間が過ぎてゆく。

寒い一日でありましたが良い時間でした。

相模大野アートクラフト市に出店します。

2017.11.02

20171102002今週の日曜日の5日に開かれる「相模大野アートクラフト市」に久しぶりに出店致します。
アキコと二人でお店に立っておりますので、大きな男女が、駅の改札口を出て相模大野モアーズのほうに向かう角あたりに立っていたらそれは私たちです。
今回もいつものように、大きな家具作りの合間にみんなで作りましたキッチンや食卓で使える木のシンプルなお皿などを、メインに並べて行く予定です。
そんな二人を見ましたら気軽にお声掛け下さいませ。

(上の写真はちょっと変わった使いかたで、グラタン皿の下敷きに。)

相模大野アートクラフト市
http://sagamiono-artfesta.com/