trust

「ウォールナットのテレビボードのオーダー」

鵠沼 N様

design: Nさん
planning: daisuke imai
producer: gaku suzuki
painting: gaku suzuki

以前に大きなテレビボードを作らせて頂いた大船のSさんとお友達だというNさんから、メールを頂きました。
「大船のSさんのご紹介で初めてメールさせていただきました、Nと申します。
このたび新築の家に合わせてテレビ台をオーダーしたいと考えています。
テレビ台の大きさは、高さ600mm・横1350mm・奥行450mm、載せるテレビは32型、ブルーレイレコーダーを収納できて、棚には家族のアルバムを納めたいと思っています。棚に扉も欲しいです。
リビングは白い壁紙で床・扉等はこげ茶なので、家具も同じ色みで揃えたいです。材質はウォルナットがいいかなと思っていますが、そのあたりのことは詳しくないので他の選択肢や金額面も含めて今後教えて頂けるとありがたいです。
ご都合よろしいときにご連絡いただければと思います。よろしくお願い致します。」
さっそく原案となるプランを作って見て頂いた後に、こちらまでに来て頂けることになりました。
「Sさんとお知り合いだったのですね。」
「そんなんですよ。ママ友達だったので、ここに来る前まではいろんなことを相談に乗ってもらっていて、Sさんの言うことは間違いないって、あの頃から一家言あった人なんです。
だから、家具の相談をSさんにして、イマイさんのお話が出た時も、もうお会いする前から、お話しを聞く前から、すっかり信頼していて、躊躇なくイマイさんにお願いしようって思っていたんですよ。」と、とてもうれしい言葉。
形は、シンプルです。ブルーレイディスクレコーダーがしまえて、さらにウォークマンのデッキのあるCDプレーヤーがしまえて、他に本が置けるようなプランです。間取りの関係上、お部屋の中央にドンと置かれるわけではなく、壁に寄り添って、ささやかにある、と言う感じになる場所でしたので、なるべくシンプルに、そして使いやすい形にしたのでした。

ウォールナットのテレビボード

その配線穴の様子。スピーカーケーブルが余裕をもって通るくらいの大きさで。

ウォールナットのテレビボード

中央の扉を開けた様子。中央のルーバー扉にはAV機器を置いて、さらに、電話やスピーカーなどのちょっとしたものが置けるように、そしてそれを置いた時にケーブルがすっきる見えるように各所に配線の穴を設けています。

ウォールナットのテレビボード

押してあけるプッシュラッチ式にして、左右の引き出しと扉は、手掛けを掘りこんでそこに手を掛けて開け閉めして頂く形で考えています。シンプルです。

ウォールナットのテレビボード

格子の間隔はいつも迷うところです。今回は、標準的なピッチで、格子と隙間を同じくらいの間隔で並べました。 これがプッシュ式扉ではなく、手掛け式になるとまた見え方が変わる。面白いのです。

そして、納品後にNさんからお便りを頂きました。
「こんばんは。やっと秋も深まりつつある今日この頃。こちらこそ大変ご無沙汰しております。
今井さんに家具を納品して頂いて早一か月。いいです!!!本当にいい感じです!!!
家具が来た当初は、変なおもちゃを突っ込んで「ここオレの引き出し~」とか言う子供がいたりして(もちろん次男坊ですが)、一悶着ありましたが、収めたいものがばっちり収まって、本当に部屋がすっきりしました。
まだ傷なし!です。ホコリは…少々…。う~ん。。。
お客様にも好評なので、今井さんの宣伝をしつつ、これからも大切に使わせていただきます。
では冷え込み始めた季節、どうぞみなさまお身体ご自愛下さいませ。」
Nさん、ありがとうございました。

テレビボード

価格:340,000円(制作費・塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は15,000円から)

ちょっと関わりのありそうな家具たち