2016.03.13
休日の高速道路はとても良く流れていましたので、荒川沿いからあっという間に工房まで戻りまして、Nさんに大変喜んでもらえたノガミ君はさっそく明日発送予定のOPAC台の荷造りを始めました。
タモとツヤのないエンボス調のポリエステル化粧板を使った図書館向けの図書検索台で立って使うタイプと座って使うタイプの2つのデザイン。
格子の扉は機器が放熱できるように考えたものですが、とても良い表情。
このような台は、今のところ他の図書館では見たことがないかな、格好良いぜ、ハハハッ。(手前味噌で恐縮です。)
こちらは、明日、八街市の図書館へと運ばれます。
2016.03.13
昨年の5月に参加したヨコハマハンドメイドマルシェ2015。
あの時に、スッと立ち寄ってくださったのがNさん。
「以前からホームページを見ていて、食器棚をお願いしたいと思ってきました。」
「おぉ。」
小物を見てもらえたらよいなと思って出店していたところにそんなにしっかり相談に来て下さるなんて、こちらが焦ります・・。
「あ、ありがとうございます。そうしましたら、今日はこの場だとなかなか時間も作れないものでして、今度具体的な内容をメールでお送り頂けますか。」という形で始まったやり取り。
もう数か月で1年が経つという今日、ようやくNさんのキッチンにしっかりと据え付けることができました。
「ひと目見ただけで興奮してしまいました!」とニコニコ奥様。
あるべきものがあるべきところに納まった感じです。
うんうん。
2016.03.10
ここ最近、いつにも増して忙しい。
コバヤシ君がおめでたい事情があって、数日間お休みをしておりまして、年度末の忙しさに追いつけなくなったらどうしようとちょっとヒヤヒヤしております。
今週は、icaaさんからご依頼頂いたこの背面収納と福原さんのところの洗面台の取付があり(こちらはもうカナイ君とノガミ君に任せました!)、私は週初めから、鎌倉、茅ヶ崎、藤沢、小田原、荒川遊園の皆さんとお話をするためにグルグルと歩き回っておりまして、今日はなぜか半年経ったら、扉や引き出しの表面に白く指紋が浮き出てきてしまった青葉台のYさんのところの扉の交換に出掛けたり、明日からは練馬、稲城、立川の皆さんとお話をして、そして日曜日は私とノガミ君で墨田区のNさんの食器棚の取付と、みんなで「おぉ、忙し。」な毎日です。
来週やっとコバヤシ君が戻ってくる。
そうすれば気持ちも少し落ち着くかな。
2016.03.03
Oさんのアイランドキッチン。一番心配だった搬入は、窓からではなく玄関からどうにか搬入できて、自分の読みの甘さにかえってうれしかったりして。ひと安心。
取付自体は、製作を担当したカナイ君が段取りしながら、ノガミ君がサポートして夕方には完了。
あとは食器洗浄機が入れば完成です。夕方待ちきれなかったのかOさんの奥様からお電話がありました。
「養生はがして見ちゃおうかな。(笑)」
ぜひぜひ!
2016.03.01
どんどん気分が高揚してくる気持ちの良い朝でしたね。
車道の隅で鈍く光らなくなったプラスチックも、少し怒りっぽく見えるように隣を追い越していくトラックも、田んぼの脇に丸めて捨てられてしまった敷布団も、疲れた顔のように見えるおじさんも(私も含めて)みんな輝いて見える朝でした。
3月の風のせいかな。
今日は藤沢のSさんのところにリビングの壁いっぱいに使った収納の設置に伺いました。
通信機器やお仏壇がきちんとこの中にいらっしゃいます。
Sさんにも喜んで頂けて、気持ち良く終えることができました。
2016.02.29
今日は雨が降ったり止んだり。
都合よく搬入の時には雨は止んでくれてひと安心。その後施主であり設計士さんでもあり友人でもある福原さんも朝から来てくれて、どういうふうに納めるか打ち合わせをすませて、あとはカナイ君とコバヤシ君に作業を一任して、私は午後の納品のために先に戻らせて頂きました。
そして、先ほど戻った二人から無事に今日の作業が完了したと報告をもらいました。引戸の掘り込みと、扉と前板の手掛けが特長的なキッチン。福原さんらしい形で、大変タイヘン。
福原さんの現場では、あとは洗面カウンターとキッチンの配膳台を作る予定です。。
いよいよ、忙しい3月が始まります。
気を引き締めていかないと。
2016.02.24
「暮らしをみつめてみました」
いろいろな形を考えては重ねてを繰り返して、自身の暮らしにあった形を見つけたSさんの記事と、
「ふるくてあたらしいもの」
どこか懐かしい印象に、というそのイメージを大切に作らせて頂いたOさんの記事と、
「優しい色であふれていた」
色鮮やかな北欧調の空間に食器棚とL型の大きなリビングボードを作らせて頂いたKさんの記事の3つのお話を掲載しました。
もしよろしければご覧頂ければうれしく思います。
2016.02.21
今日は良いお天気のなか、山手のSさんのところまでカナイ君と本棚の取付でした。
細かい納まりは私たちにお任せしてくださったSさんですが、棚はシンプルに見えるようにしたいです、というご要望だけはどうにか叶えたいところでしたので、この本棚は搬入の都合上、上下に分かれるように作っているのですが、それが分からないような作りにしています。
本当は縦の側板も2枚重ならず1枚に見えるほうがスッキリするのですが、そうなると強度不足になるといけないので、側板は2枚重ねる形で、上下だけシンプルに見えるような作りにしています。
板のまま搬入してこの現地で板を組み立てて、接着剤でくっつけて、という作り方をすれば、板が2枚重なることはないのですが、そうすると何かあった時に外すことが難しくなっちゃう。
私たちとしては、造り付け家具は設置したらもうそこから動かせません、というのではなく、今回のようにまた取り外せるようにしておきたいのです。
2016.02.20
そのあとは、越谷のほうまでぐるりと。そして、再びkoushaでお昼ご飯。そして、隣の飯高さんの工房にお邪魔させて頂き、いろんなお話をさせて頂いて。
ここはいつ来ても(2回目ですが)、気持ちが落ち着く穏やかで良い場所です。
こうしてぐるりと巡っていろんなご縁があることに本当に感謝しております。
美味しいご飯と、すてきな器をありがとうございます。
家具、キッチンというハード面(と言うのかな)からだけではなく、食事や食器などのソフト面(というのかな)からも良い考え方ができるように私たちも頑張ります。
たくさん元気を頂いてまいりました。
2016.02.20
先月お引越しが終わった埼玉のKさんにようやく今日ご挨拶にお伺いすることができました。
Kさんは、元々私たちがキッチン作りを始めるきっかけとなった「海の近く、ソラの近く」茅ヶ崎のKさんのお友達。その茅ヶ崎のKさんのキッチンを作らせて頂いて(もう11年も前のお話ですね。)、埼玉のKさんが茅ヶ崎のKさんのご新居に遊びに行った時に、「いつか家を建てる時は、イマイさんにキッチンを作ってもらおう」って決めていてくださったのだそうです。
「家を建てるまでにあれから10年が経ってしまいましたが、やっと夢が叶いました。」とうれしそうにお話ししてくださいました。
そのように思ってくださっていたなんて私もうれしいです。
そのあとは、その茅ヶ崎のKさんからの贈り物であるダイニングテーブル(Kさんのご主人が作ったものなのです、その時の経緯は、製作例のどこかに乗っているはず・・。)が使っていてグラついてしまったということでその修理をさせて頂き、これでKさんの作業はすべて完了。
このテーブルもあの時Kさん(茅ヶ崎の)から「イマイさん、今度主人がテーブルを作るのですが、ここはどうしたら良いか教えてください。」ってたしか聞かれたんだっけ。懐かしいです。
あの人との出会いがなければ、今こうしてキッチン作りはしていなかったと思うと、いろんなところでいろいろな人とつながりを持てることに本当にうれしく思うのです。
Kさん(埼玉の)ご夫婦のうれしそうなお顔と賑やかにはしゃぐお子さんたちを見て、何か一つ気持ちが落ち着いて、納まるものが納まった気がしたのでした。
2016.02.19
国立のYさんは明日お引き渡しということで、最後の細かい作業を終わらせてきました。
これで完了です。
今回のYさんのご新居は、アンドオンアソシエイツさんの設計。
森藤さんにはいろいろとお世話になりました。
とても良い勉強になり、とても良い仕事ができました。
ありがとうございました。
Yさん、またあらためてご挨拶にお伺い致します。
2016.02.18
Uさんから頼まれていた状差しが完成。
Uさんのところにお届けする1台と、この2階のショールームで皆さんにお見せする1台を作りましたので、こちらにいらした際は、ご覧になっていって下さい。
Uさんと考えて目指したのは「何に使うのかよく分からない形」です。
2016.02.15
今日は三島まで。クルミの表情を好まれる方が多く、今日もクルミを、しかも柾目取りの突板を使ったなかなか見ることのない表情のキッチンを設置してきました。
ここがどこかは今は内緒でございます。
2016.02.11
フラフラとしながら搬入だけ手伝って、あとはゆっくりさせてもらっている間にみんなで終わらせてくれたMさんのキッチン。クルミのバラバラとした表情、コーリアンのラバロックというラフな印象の柄のカウンター、全体を引き締めるグレイカラー、気にってもらえるかな。
2016.02.11
インフルエンザなんて絶対に罹るものか、なんていう根拠のない自信はやはり簡単に崩れるもので、その線同士はこのままじゃ絶対につながらないよ、ってとても良く分からない夢を延々と見続けてひたすら汗をかき続けてようやく体調が戻ってきました。
その間に、行ってもらったのがこの茅ヶ崎のKさんの取付。クルミで作った玄関収納と洗面台です。
独立して頑張っているムラカミ君にも手伝ってもらって無事に完了。
もう体調崩さないように、気を引き締めないと。
2016.02.06
昨年お引き渡ししたMさんのキッチン。お引越しが終わって新しい暮らしがひと段落して、ようやくご挨拶にお伺いできました。
Mさんご自身で塗ったオスモオイル。木地の状態だと、うっすらだった導管や節などのナラの柄がとても良く表れて魅力的なキッチンになっていました。
写真だと分からないのですが、表面を浮造り加工しているので手ざわりがまだ独特で木の肌触りがもっと直に感じられる今までにはない仕上がりになりました。
「これでお料理教室始められますね。」
「はい。今すぐには、とはいかないのですがそろそろ準備を始めないとって思っていて。」
「開かれる時はぜひお知らせ下さいね。楽しみにしています!」
2016.02.05
収納扉。ここには炊飯器をしまうので、中にはスライドテーブルが隠されているのです。
KUMA鍛鉄工房の熊田さんにお願いして作ってもらったロートアイアンのハンドル。ほのかな槌目がとても良い印象です。
今日は、世田谷のMさんのところまで食器棚の取付にお伺いしてきました。チェリーの感じがとても好きで、というMさんのリビングには、家具蔵さんのテーブルやテレビボードが置かれておりました。
そして、キッチンにはこのチェリーの食器棚を置かせて頂けることに。
「うつくしいですね。ずっと見ていたいくらい。」とMさん。
美しいんだ、私たちの家具は。
うれしいなあ。
ずっとずっと美しく在りたい、傷になっても使い古されても。そういう家具を作っていきたいって思っていました。
だから、うれしいなあ。
また、見に来ますね。
2016.02.03
虎斑のあるナラの木のお皿に恵方巻を乗せてみんなで食べたら、いつもより鬼退治気分が出るのです。
2016.02.02
まもなく1年。生まれたばかりのお嬢さんにと思って(実はデザインが気に入って自分のために(?)衝動買いした)アンティークのベビータンス。昔の形だから、引き出しがガタガタして重いので、キッチンの点検を兼ねてアドバイスにお邪魔してきました。
赤ちゃんはとても小さくて、とても目の前にあるすべてのことをしっかり見ようとしていて。
おかあさんは、そのすべてを愛していて。
大人っぽい印象のキッチンだなって思っていたこの場所はとても温かな場所に変化しているように思えたのです。
また、ベビータンスの件、お話がまとまりましたらご連絡下さいね、Mさん。
2016.01.29
キッチン自体はI型のシンプルな形ですが、その背面の傾斜した部分に吊戸棚をつけたり、引き出しがたくさんの食器棚をつけたり、さらにはステンレスのキッチンパネルやキッチンの目隠しになる腰壁の上につく笠木の施工など、いつもよりもボリュームのある工事でしたので、2日間に分けて行ないまして、本日無事に完了致しました。
あとは養生がはがれてその全体が見られるのが楽しみです。
2016.01.29
ナラ材をメインに黒板、コルク、格子扉等表情豊かに作ったお子さんもお父さん、お母さんも使えるデスクの記事と、
クルミ材でキッチンとダイニングを整えて、とても魅力的な空間にしたHさんの記事と、
いつもお世話になっている設計士さんであるFさんのご自宅のキッチンを作らせて頂いた時の3つの楽しいお話を掲載致しました。
もし、よろしければご覧になってくださいね。
2016.01.28
工房で中学生二人が訪れている間に私は一人細かい作業が残っていたYさんのところまで出掛けておりました。
ここまで来るのに山あり谷ありでしたが、本日ようやく設置が完了。
これから、チェリーが焼けてくるとこの家具の表情がじわじわ変わって端正な様子が現れてきます。それが一つの楽しみです。
Yさんには、昨年暮れのクレミルに参加して下さったこともあって、作業が終わったあとに「むかし遊び」の話になりました。
今小学校では、地域のご年配の方々が集まってくださって、ちびっ子にいろんな遊びを教えてくれる、というもの。我が娘の学校でも行なっているけれど、詳しいことは知らなかったなあ・・、役員だったのに。
「でも、小さな大勢の子たちに教えるのは遊びで精いっぱいというところがあるのかもしれなくて・・。」とYさん。
「できれば、自分たちが子供の頃に教えてもらっていたしめ縄作りや凧の作り方を教えてもらえたらなあって。イマイさんのワークショップでもそう言った昔のもの作りが教われたらいいなあ、なんて。」
なるほど、面白そうです。ちょっと考えてみますね、Yさん。
また、4月頃にお邪魔します。
2016.01.28
今までも何回か声をかけていただいていたのですが、今回初めて受けることにした中学生の職業体験。
「1日で家具できないし、怪我でもされたら困るし、忙しいし…。」とネガティブなことばかり思っていたのですが、
社長も私も幼稚園・小学校でPTA活動に参加してきていろんな免疫ができたのか?希望している子が居るのなら応じようということになりました。
「質問してきたり、2人とも意欲的に話を聞いてくれました。」と担当したコバヤシ君。当初は「教えたりするの苦手なんですけど…。」と言っていたけど、中学生2人が1日ずっと意欲的な姿勢で取り組めたのは教え方が上手だったからだと思うよ。この様子だと4月からの新人教育係は安心して任せられそうだね。
私は先に帰ってしまったのですが、「楽しかったですって帰って行ったよ。」と社長からの報告。
よかった。この体験で家具職人になろう!なんて思ってくれなくてもいいんです。ただ、身近な家具がこういう風に作られていて、それを仕事にして働いている人がいるんだってことを知ってもらえただけでうれしいのです。
H君・F君、来てくれてありがとう。お疲れさまでした。
2016.01.27
ただいまスタッフ全員で現場へお出かけ中。
明日は、工房に若い「見習い」さんが2人来るのです。
どうしようかな?そわそわしちゃいますね。こんなときはお掃除をするのが一番な気がするのです。
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