ナラのリビングボード

2015.10.16

20151016002本日は、青葉区のお客様のところまで。エバーさんからのお仕事です。
写真だと分かりにくいのですが、ナラ材を使ったリビングボードです。今回は、キッチンハウスさんのオリジナルキッチンが入るということでそのキッチンの色に合わせてウレタン塗装で仕上げております。
全長4400mm以上あるこの家具。でも「天板は1枚で作りたいのです。」と言うご要望を頂いていて、今回はそれをかなえるために半分の長さで突板を反転させてブックマッチにして仕上げているのです。(写真だと分からないのですが・・。)
このように柄を楽しんで家具を作る、と言う方法もあるのです。
もし突板の張り方もちょっと独特な印象にしてみたい、って思ったら、そういう細かい気配りもご相談くださいね。

じぶんの暮らしのために作る家具なのですから楽しんで作りましょうね。

牛乳のようなやわらかい白い色をした食器棚

2015.10.15

今日はエバーさんから頂いたご依頼で、リフォーム真っ最中の茅ヶ崎のお客様のところまで食器棚の取付に。
白い家具って、まだいろいろなものが入る前はこうして写真に撮るとどこか味気なく見えてしまうこともあるのですが、ガラスを入れた開口部の印象やちょっとミルクのような白い柔らかい色がとても良い印象になっていて、お客様にも「とても良い色で今までの食器棚と違って明るく広く見えます。うれしくなってきちゃった!」と20分おきくらいに何度も作業を見に来るほど好評でした。(笑)
良い一日です。
そしていつものようにお昼で手を止めちゃうとスピードが落ちちゃうのでずっと続けて作業をしていたせいか、終わった途端に急にぐったり。ノガミ君といつもの食堂で遅い昼食を取って、こうしてパソコンの前に座っているともう子供のように眠いのです。
でも、明日も同じくエバーさんのリフォーム現場があるので、気を抜かないように頑張るのです。
今週は慌ただしいのです。

ウェブサイト更新

2015.10.14

タモ柾目とステンレスの引き戸のある食器棚以前にお会いした時はまだご結婚されたばかりの頃だったEさんから久しぶりにお声掛け頂き作らせて頂いた食器棚の記事と、

タモと真鍮とステンレスと引き戸の食器棚タモと真鍮とステンレスとガラスの組み合わせで、とてもすっきりとさわやかな食器棚に仕上がったTさんの記事と、

タモ板目の壁面収納と本棚どこか懐かしい印象が好きな奥様と、たくさんの本をお持ちのご主人がご新居に迎えた2台の大きな家具のことを書いたOさんの記事の3つの製作例を掲載しました。

よろしければご覧になってくださいね。

アメリカンチェリーとステンレスのセパレートキッチン

2015.10.13

今日は、コバヤシ君とノガミ君を連れて3人で三島のOさんのところまでチェリーのスッとした表情の柾目材を使ったキッチンの設置に行ってきました。
だんだん頼もしい二人は、もうとても段取り良く動いてくれて、私も少し気持ちゆったりと作業に取り組めました。
この世界に飛び込んでくるみんなは、いつかは自分の工房を持って自分の家具を作りたいって思いが必ずあるから、やっぱりみんないつかはここを旅立っちゃう。
そのたびに新しい顔をした人たちに私たちの家具作りを伝えていく。
それはとても大変なことで、時にはここを旅立ったスタッフたちにも協力をしてもらったりしながら、少しずつ進んできて今があるのです。

でも今はこうしてみんなが頼もしく感じることができて、とてもうれしく、とても安心するのです。
みんなでみんなの家具を作っている、そういう気持ちを忘れずに頑張ります。

収穫

2015.10.12

昨日の日曜日。
「もっといろんな絵を描く時間が欲しい」と今年の3月から絵画教室に通い始めた娘たち。
あるコンテストに入賞したという連絡を受けて、展示会場に見に行ってきました。
この連休は久しぶりにお父さんも2日間お休みを取ってくれたので、家族みんなでね。
絵が上手な子は沢山いるのに、自分の子供たちが知らない間に誰かに良い評価をしてもらえたなんて、なんだかとてもうれしいです。
絵を褒められたことなんてない私。おとうさんの遺伝子だね(笑)。

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体育の日

2015.10.12

週に1回18kmくらいの距離を走り続けて、3年ほどが経ちました。自分としては、運動不足の解消という気持ちから始めて、いつの間にか頭を空っぽにできる心地よさに気づいて仕事でいっぱいになって時々行き詰まってしまうような頭をまっさらにしたい(もちろん仕事は楽しんでいますよ)、という気持ちで続けてきたのですが、だんだんと気持ちに余裕が出てきて、いつかフルマラソンを走ってみたいって気持ちが出てきたのです。
そこでお天気が良くなる今日早速行ってまりました。
自宅のある海老名から、ちょうど茅ヶ崎の海までが21kmちょっと。往復すれば、ちょうど良い距離です。
で、海に着いたまでは気持ちが良かったのですが、途中に会社に立ち寄って少し休んだりと、ペースを崩さないように走ってきたつもりですが、40kmくらいのところでどうにも腿からつま先までカチコチになって、イタタタ。これは筋肉痛がつらい。どうにかだましだまし走ってみましたが、もう気力がなくなってしまい・・。ということで情けなく断念・・。後はのんびり歩いて帰宅。
次回は叶えてやる、とぎこちない歩き方でトボトボ帰ってきたのでした。
でもね、ここから茅ヶ崎って言ったら、いつもなら「すぐそこ」くらい気持ちなのです。それが、朝早く出て、帰宅したのがお昼を回った頃。
仕事で午前中に所沢とか水戸まで出かけてお昼過ぎには戻ってきたこともある。もちろん、車で高速道路を使ってですが。
でも、自分の脚を使うと、こんなにも大変なんだ・・。
人が出せる力ってやはり限られていると思うのですが、私たちの周りには自転車や車や、家具で言えば大きなノコギリや穴を開ける機械など、人間の力以上の力を与えてくれるものが囲んでくれている。
それは驚くほど便利で、それがなかった時にはこれほどのことができることが信じられないはずなのに、いつの間にかそれらを使うことに慣れてしまって、便利な道具があることが当たり前になってしまって、「やっとモーターのコイルが温まってきたところだぜ。」なんていつの間にか便利な力が自分の力のように思えてきてしまうのですが、実は人が出せる力なんて茅ヶ崎からヘロヘロになって帰ってくることができるくらいなのかもしれない。
便利なものを使って自分が偉くなったように思えても、一番大事なのは、自分がきちんと毎日を生きていて、きちんとご飯を作って、食べて、毎日のびのびとした気持ちを持って過ごし、また明日を迎えることができる。それだけなのだと、ヘロヘロになりながら思ったのでした。
さあ、今日は次女チアキの誕生日だ。夕方からはどうしようかな。

ステンレスとステンドグラスとロートアイアンを使ったナラ柾目の食器棚

2015.10.09

2015100900220151009003「私の夢だったの。」とうれしそうなCさんの表情に「はははっ。」と照れ笑いするコバヤシ君。この若々しく見える彼ですがすでに2児の父です。
今回は、Cさんから教わったゴミ箱ワゴンを導入しています。これが良くできていて、しまう時にガイドレールがついていて食器棚本体の側板を痛めることなくスルッとしまえる。ワゴン自体も軽量なので、女性でも扱いやすい。金物パーツと言うのは良くできています。同メーカーのソフトクローズするスライドレールも導入して、見た目は優しいけれどハイテクな食器棚になりました。
その優しい表情の一役を買ってくれているのが、ステンドグラスの波打つ表情と、KUMAさんに作ってもらったオリジナルハンドル。最近はこのロートアイアンの表情の良さを気に入ってくださる方が増えてきましたので、KUMAさんのハンドルを数種類用意することにしたのです。(ショールームでいろいろお見せできます。)その中のシンプルだけれど、槌目がほど良いハンドルをCさんが気に入ってくださいました。蜜蝋焼付仕上げにして下さっているので、食器棚にも問題なく使えるので、とても優しい表情の家具にすることができたのでした。
お昼はCさんが牛肉がゴロッと入ったやはり優しい味のカレーライスを振る舞ってくださって、遠慮なく3杯も頂いてしまいました・・。(コバヤシ君は2杯。)
いいよね、今日でこっそり41歳になったことだし、たくさん食べても。

「クラミikiikiフェスタ」に参加して青空木工教室を開きます

2015.10.09

私達の工房がある倉見の桜緑道で開かれる「第2回クラミikiikiフェスタ」の中で青空木工教室を開きます。
定番のキラキラペン立てや小箱を作ってデコレーションしましょう!
私達のほかにも、子どもが楽しめるゲーム大会や体験型のワークショップ、地元の企業さんの飲食や物販のブースが並び、
ステージではフラダンスショーやジャズやカントリーの演奏などが行われます。
今回は、倉見自治会の「防災体験ブース」で「水のう作り」の体験もできるそうです。
近年浸水の被害が心配されることが多くなりましたので、体験しておくと心強いですね。
のんびり楽しめるイベントになっているのではないかと思います。
皆さん、遊びに来てくださいね。

日時:10月17日土曜日10時~15時(雨天の場合は10月18日(日)に延期)
場所:JR倉見駅から徒歩5分「倉見桜緑道」

iPhone6sにも

2015.10.08

iPhone6s発売されましたね。
iPhone6用iPhoneスタンドとして販売している「sofa」。
サイズは0.2~0.3mmの違いということで、iPhone6sにも使えますよ。

Mさんのオークとステンレスバイブレーションカウンターのセパレートキッチン

2015.10.07

2015100700220151007003久しぶりに日が昇る前に起きると、もう空が寒いんだね、青と赤がくっきり分かれた鮮やかな日の出の時期になっていました。
「また寒い冬がやってくるなあ。」と、少しだけ肩をすぼめてすっかり日が昇っても受ける風が冷たくなってきた空気の中、自転車をこいで会社に向かいます。
またこの季節がやってくる、そう思えることが本当はとても幸せなことなのでしょうけれど、寒いの苦手だなあ。

約束通りの6時30分にカナイ君とコバヤシ君とで、小金井のMさんの現場まで。
さてさて、家具の取付週間の始まりです。
まずは、オークとステンレスバイブレーションの組み合わせのこのMさんのキッチン。荷揚げの大変さを覚悟しておりましたが、良い位置の足場と、細い手摺に助けられて、スムーズに荷揚げも終わり、午後にハイランドデザインさんとMさんが取付の様子を見に来て下さった頃には、大変な部分の作業を終えることができていました。
おおよその先が見えてきましたので、私は皆さんにご挨拶をして、カナイ君とコバヤシ君に残りの作業をお任せして、一足先に工房に戻ります。明日の準備をしなくちゃ。
いかんね、すでに年末のような慌ただしさ。

みんなで力を合わせて、きっとよい方向へ進むのです。

オークとステンレスのキッチンの設置がすべて終わりました。

2015.10.06

細かい作業が終わって、ようやくTさんのキッチンの工事が終わりました。ほぼ住みながらリフォームを行ない、自分たちでできることは自分たちで、と言うスタンスで、今も壁塗りが終わっていないところがあったり、天井板も張られていないところがあったりしながらも、ルーフバルコニーから聞こえてくる元気な二人のお嬢さんたちの笑い声。
少しずつみんなで前に進めれば良いって、言うことなんですね。
気持の良い秋風が入り込むキッチンで、キッチンに潜り込んで作業をしながらそんなことを思ったのでした。

格子のあるテレビボードのたちの納品と旧友の再会

2015.10.04

2015100300220151003003201510030042015100300520151003006昨日は、私はカナイ君とノガミ君の二人にAさんの納品に出掛けてもらっていました。
Aさんとは、最初のご相談を頂いてからもう8年になるのですが、お仏壇を置く小さな卓を作らせて頂いたり、タイルを使った色とりどりの食器棚やテーブルを作らせて頂いたりとAさんと長い時間を掛けていろいろな形でお付き合いさせてもらっております。
そして、今回納品した家具はテレビボードとキッチンワゴンと小さなスペースに作った収納。
この家具たちもいままでの家具たちと同じく1年くらい時間を掛けてAさんの形を探しながらたどり着いた形たちです。
これでようやくキッチンとリビングが整いましたね。
こういう風に作る人と使う人が気軽にお付き合いできる距離が築けたことをとてもうれしく思っています。
これからも、Aさん、よろしくお願いします。

そして、私はAさんとのおつきあいも古いですが、それよりも古い今の仕事を始めるにあたってたくさんの影響を受けた専門学校時代の同窓会に行っておりました。週に3回、昼間は家具を作りながら夕方から柿の木坂まで出かけて終電で帰ってくる日々を過ごしたのは、もう20年近く前のお話です。
あの頃ちょうど目黒通りが家具屋さんで活気付き出して、にわかに家具や建築という言葉が身近になった頃でした。学校に通いだした頃は家具をオーダーするという習慣が世間ではほとんどなく、私たちも今のような仕事のスタイルとは違っていたのです。
でも、あの頃の日々というのはとても有意義で、夜間部であってもいろんなことを教わり、疑問を抱き、何を目指すのか、お酒を飲みながら過ごしたのでした。
そして、ここを卒業したらきっと家具デザインの仕事に就くんだって思っていたのですが、気がつくと、自分で家具を考えながらいろいろな人とお話ができる環境を作ることができていて、自分でもビックリ。あの頃からは想像できなかったかな。
皆とはお互い10年近く会っていなかったりしたのですが、皆変わらず、年はとっても面影はあの頃のまま。
建築士になった人、照明のデザイナーになった人、家具デザイナーになった人、みんないろんな道に進みましたが、今でもお互い一緒になって仕事ができたり。とても素晴らしい関係が築けていることがとてもうれしい。
ありがとう、1日でたくさんの元気をもらいました。

格子扉のあるクルミの食器棚

2015.09.27

201509270022015092700326日の土曜日のお天気次第では延期させて頂こうと、「私の方も26日は運動会になります。
この時期は多いですね!もちろん、お子様の行事を優先してあげて下さい。私の方はいつでも大丈夫です。」とうれしいFさんのご厚意で、独りよがりな予定を組ませてもらっていたのですが、無事に昨日我が娘たちの運動会は開催されまして、予定通りに本日埼玉の志木市まで出掛けてきたのでした。
さらには、ご主人が搬入のお手伝いまでしてくださって。本当にありがとうございます。

当初は、駐車場から2階の窓へと外からの荷揚げを想定していましたが、どうにか階段を通して屋内からの搬入で無事に済み、取付も予定よりも早く終わってひと安心。
「すごい、すごい、思っていた以上です。この窓をずっとどうしようかって思っていたから、とてもうれしいです。ほんとうにイマイさんに頼んで良かった!」と奥様にとても喜んで頂けて。

そう、今回のポイントは、この窓をどう生かすか、ということでした。せっかく明るいキッチンなので、採光ができて、一緒に通気もできたら良いな、となりまして、格子扉やステンレスパイプの水切り棚、そして、背板を最小限にした構造、なかなか素敵な工夫をした食器棚になりました。

良かったよかった!

ウェブサイト更新しました。

2015.09.25

タモとステンレスのペニンシュラキッチンと食器棚タモ材を使って凛とした表情のキッチンとバックカウンターと吊戸棚を作らせて頂いたHさんの記事と、

チェリーのオーダースピーカー以前にキッチンを作らせて頂いたNさんから続いて作らせて頂いたチェリーのオリジナルスピーカーの記事と、

壁一面の白い食器棚真っ白なのにとても魅力的な表情にあふれているMさんの大きな食器棚の記事を掲載致しました。

もしよろしければご覧になってくださいね。

シームレス加工

2015.09.25

昨日は、2回目のSさんの取付工事でした。
人工大理石と言うのは、継ぎ目を消して一体に見せることができることも大きな特徴。
今回のSさんのキッチンの形はまさにその加工が必要な独創的なデザインなので、自分たちだけでの施工は難しい。ということで、松井さん登場。「はじめまして。」
「昔はねコーリアンの工場に勤めていたのだけれど、今はこうして現場を回っているのさ。どんな施工もやっちゃうよ。」と鼻歌まじりに作業を進めてくださいます。
その間も、「おっ、重いでしょ。手伝うよ!」と私たちをサポートしてくださったりと、こう、ドシンと構えている姿を見て私も見習わなくてはいけないなあ、と勉強になったのでした。

その作業は、溶けた樹脂と硬化剤をよく混ぜて隙間に充填して、固まったら余分な樹脂を削り落として研磨して仕上げていくのですが、今回のカウンターはすべて磨き仕上げになっているので、少し粗目のヤスリから徐々に番手を上げて、最後はコンパウンドをつけてポリッシュ。
消えた継ぎ目を見て、すごいねえ、と私たち。ありがとうございました。

残すは、ピカピカの扉たちの取付と真っ黒でピカピカしたテレビボードカウンターの納品だけ。もうすぐ終わりです。

今日はハイキング

2015.09.22

シルバーウィーク、残り1日ですね。
お留守番ばかりじゃかわいそうなので、今日はこども達とハイキングへ。
チイがバテてしまうのでは?と心配していたのですが、「おかあさん、はやく~。」と言われてしまうほど終始元気に歩いていました。
「こども達のために」と思ってお出かけしたのに、自分が1番リフレッシュできた気がします。

コーリアンカウンターの重さ

2015.09.22

いよいよ来月から製作が始まるMさんのキッチンの最終確認として、Mさんのご新居を設計されているHOUSE 0さんにお邪魔してきました。
今回はアイランドキッチンなので、工事の終盤に設置するということで、各業者さんとの複雑な絡みはないので、打ち合わせは順調に終わりましたが、問題はカウンター。
今回は、表面にナラの節アリ材を使った表情豊かなキッチンになる予定なのですが、カウンターにはコーリアンを使って、シンクも同じく人工大理石のシンク。
Mさんのリビングは2階。
「搬入をどうしようかと悩んでいまして・・。」
「そうですね、人工大理石だものね。重いよね・・。」とHOUSE 0の代表の大浦さん。
「重いですね・・。」
「そうですか・・。」

帰ってからメーカーの加工場に相談すると、80kgを越える重さになりそう。
今まさに加工しているこのSさんのカウンターよりも重いのか・・。
どうしよう。
悩ましい。

ほんとうに慌ただしい

2015.09.21

シルバーウィークということで道路が混み始めてきましたが、このところ取付工事が続きで、みんな製作のほうもなかなか手を付けられなかったりして、てんてこ舞いな毎日。
どうにか平日2日間くらいはお休みを出せそうだけれどかなりタイトな毎日です。
今日は、鶴川のSさんのリフォームの現場に。壁付けのコンロがあるキッチンとシンクがあるアイランドキッチン、そしてダイニングのカウンターと、ボリュームが大きかったので、みんなで現場に。お掛けで今日の分は順調に終わりましたが、まだ原木さんにお願いしている塗装が仕上がってこないので、扉や引き出しの前板は今日はお預け。
あと2日掛けて仕上げる予定。
だんだん頭がグルグルしてきました。

みんな、頑張りましょう。

タモ柾目と黒みを生かした上品な食器棚

2015.09.19

201509190022015091900420150919005多摩のIさんのところまで食器棚を設置してきました。
今回初めて使ったのが、このカウンターに使った石のような柄のメラミン。
メラミン化粧板も最近は魅力的な柄のものがあって、天然素材の表情の良さも素晴らしいですが、こういった化粧板にしか出せない表情が良く出ていました。波目のような柄と黒い色が私もIさんも思っていたよりも上品で、(うまく写真で表現できていませんが・・。)その色に合わせて、照明のリングもブラック、コンセントもブラックにして、とても静かな印象の食器棚に仕上がりました。
引き出しも真ん中の大きなステンレスの底板張りのものだけソフトクローズのレールを使い、他の引き出しはプッシュオープン(押すとポンッ!と出てくる引き出しです。)なのでハンドルをつけないため、とてもすっきりとした印象に、また吊戸棚の扉も大きな横長の扉が上に開く形で1枚の板の存在感が良く出て、こちらもとてもすっきりとした印象になりましたね。

重み

2015.09.18

エバーさんから預かった天板に足をつけて大きなダイニングテーブルに加工させて頂きました。
この涼しい曇り空の中汗かきながら、どうにか広い庭から搬入完了。
重いのですよ、無垢材って。この厚みでこの幅になると、それはもう。

この大きな一枚板、重量だけじゃない重みがあります。片耳を落とす前は幅が1メートルは越えていました。直径1メートル以上の木って言うとどれほどの高さに育ったのだろう。
それをパッと割って「一枚板のテーブルです。」っていうのは簡単だけれど、ここまで育つのはきっとこのひとにとって大変だったはず。
その覚悟をもって作らないとね、その覚悟を持って使わないとね。
だってこのひとこの前まで生きていたんだから。

ナラ板目無垢材を表面に使った表情豊かなセパレートキッチン

2015.09.15

2015091500220150915003二俣川のCさんのキッチン設置が今日で完了。
無垢材の良いところはその豊かな表情。でも反面、必ず季節によって動きます。動かなければ木じゃないものね。
特にキッチンのような水場で、今回のCさんの用のオイル塗装仕上げならその動きが顕著な場合も。
それでもみなさんは、オイル塗装で、無垢材を使った仕上がりが大好きです、とおっしゃってくださる方が多くいらっしゃいます。
それほどの覚悟をもってキッチンを使ってくださるのだから、うれしいことです。

で、さっそく来週は昨年設置したDさんのキッチンんバックパネルのメンテナンスに。
この1年でパネルが数ミリ延びちゃったのです。おそらくもう戻らなそうなので削ることに。
見込みが甘かったかな。

ウェブサイト更新

2015.09.15

ブラックウォールナットのレトロなデザインのオーダースピーカー少し懐かしい印象のブックシェルフタイプのスピーカーを作らせて頂いた記事と、

節有りオークとアイアンとステンレスのキッチン節のあるオーク材を荒々しいままで、またアイアンの表情もビートを残した荒々しい表情で仕上げたKさんのキッチンの記事と、

北欧風チェリーの食器棚アメリカンチェリーの優しい色でキッチンとダイニングを整えたKさんの記事を掲載しました。

もしよろしかったらご覧になってくださいね。

倉見神社神幸祭

2015.09.13

今日は倉見神社の神幸祭です。
工房の前が神酒所になっているので、今日はうちの駐車場も担ぎ手さん達の休憩所になります。
立派な倉見神社の御輿は浜降祭参加神輿の中でも最重量の御輿といわれているそうで神輿を下ろしてひと休みする担ぎ手さん達の肩のコブを見るとどれほどの重さか分かる気がします。

今年も私達と工房は神主さんの御祓いを受けることができました。

これからも私たちみんなが安全に家具を作っていくことができますように。

Tさんのキッチン完了

2015.09.11

20150910002昨日カナイ君とノガミ君が伺って残った細かい作業を終わらせて無事Tさんのキッチン設置工事は完了。あとは本日設備屋さんやガス屋さんが各種の配管接続工事を行なってくださってすべて完了の予定。
今回はTさんのお話しは急きょ動き出すことになったお仕事でして、リフォームが終わる日程までにはキッチンの設置がどうしても間に合わないというかなり無理のあるスケジュール。
そこで、リフォームが終わって、実際に暮らし始める8月末から、キッチンができあがるこの時期までは、不便ですが、カセットコンロと洗面室の水道を使って料理をして頂くことに。
昭和40年~50年に登場したシステムキッチン。
「システムキッチン」と言うと、調理に必要な機能が全てひと揃えになっていて、キッチン、と言うスペースにドシンと構えていて、ここに居ればどんな作業も簡単にできちゃう!っていうイメージがありますが、そもそも、お料理って、水が使えて、火が起こせれば、お料理はできちゃう。
昔は水場と火元は離れていたものですので、あっちで桶に水を張って、こっちのかまどで火を焚いてってやっていたのです。
「キッチンがない新居」なんて聞くと、ちょっと慌てちゃうかもしれませんが、実際はそんなことはないと思えるのです。
Tさんのこの間の暮らしの様子を聞くと、「だんだんとこのカセットコンロの暮らしも慣れてきちゃって、意外に何でもできるんだなあって思っていました。」とのこと。
私たちはキッチンに対して、本当はとてもシンプルなものなのに、大きな名前を付けてしまっているだけのかもしれない・・、なんてふと思ったりしました。