クルミ材板目のセパレートキッチンの納品

2018.10.02

2018100200320181002004チアキの運動会に私とアキコが出かけている間、カナイ君、コバヤシ君、ノガミ君、ワタナベ君の4人で静岡駅の近くのIさんの現場に出かけてもらっていました。
本当は昨日に行く予定だったのですが、台風の影響で高速道路が延々と通行止めになっていて道はどこも大変な混雑のようで、雨風の強さの大きさを思い知ったのでした。
平成さんの小林監督もその時は大きな橋の上でトラックが横転していて現場に向かえないようで、私たちの事情も察してくださって、本日の設置工事となりました。
設計を務める可愛らしいIさんから頂いたキッチンのデザインは、少し武骨な印象で、クルミの板目の突板をランダムに張って、色も少しだけ調色して仕上げています。
引き出しや扉の引手もかなぐやさんにオリジナルの引手を黒染めで作ってもらって、また新しい形ができあがりました。
今日のような陽気は心地よい日差しが入るリビングダイニングキッチンに良い形が据えられました。

Iさん、お引っ越し後にあらためてお伺いできるのを楽しみにしております。

平日の給食運動会

2018.10.02

先週土曜日に予定されていたチアキの運動会は台風のため順延となり、本日無事に開催されました。

やはり子供たちが笑う姿を見られるのは良いことです。元気が出ます。
チィなんて普段家で私が見る限りはポーカーフェイスでもの静かなものだから、(アキコやハルカの前ではもちろん違うようですが)こうして友達と居てニコニコしているのを見ると安心するのです。
残念ながらお昼ご飯はもう給食になってしまったのでお昼はみんなで食べられなかったけれど、楽しい一日だったのではないかと思います。
私もすみませんが、スタッフみんなに仕事を任せて、お休みを頂いて元気をもらってきました。

もともとなぜ始めたのかわからないのですが、ハルカが3年生か4年生の時だったかな。
「運動会が無事に終了しました。これから会場の片づけを行なうのでお手すきのお父さんはぜひ力を貸してください。」と言われて、そのあとは仕事が休みでしたので、じゃあ手伝ってこようかなと、何を思ったか人見知りの私が作業に混ぜてもらったのは、やはり娘も元気な姿を見れたし、ありがとうという気持ちがあったし、実際にその作業が楽しかったからなのでしょう。
「例年だと先生たちだけで行なっている片づけですので、子供たちが帰った後に陽が落ちるまでその作業をされていたのですが、おかげさまでこんなに早く終えることができました。」そう言ってくれたのは最初のアナウンスしてくれていたお父さん。(Tさん、てっきり先生かと思っておりました。)
「よかったら、せっかく知り合った皆さんですので、このあとに懇親会を開きたいなあと思っています。ご参加いただけますか。」
あの時、まわりはだれ一人知らないお父さんなのに自分が「ぜひ。」といった気持ちは、やはり楽しかったからで、楽しそうに活動しているお父さんたちを見たからなのでしょう。

今ではTさんはお子さんがみんな中学生以上になったこともあって中学校を後ろから支えてくれていますが、小学校のお父さんたちはその気持ちを受け継いで、昨日も平日でしたが、都合をつけてくださった皆さんたち古参の方から新たな顔ぶれも含めて20人近くが集まって6時から16時頃まで活動してくれました。
こういうつながりは、家族の気持ちも町の気持ちも強くします。
何より子供たちがうれしいと思ってくれているようで、それが一番うれしいよね。

昨日はもの静かなチィがいろいろと話をしてくれました。

プチリフォーム-オークホワイトオイル仕上げのダイニング-

2018.09.30

5年前から少しずつ家具を作らせて頂いているKさん。今回は念願だったキッチン周りを手掛けることに。
もともとついていた対面カウンターを取り払って、そのカウンターの高さも少し低くして、料理をキッチンから直接サーブできるようにしたいなあ、というご相談で、それからそれからとお話は膨らんでいったものですから、私たちだけでは対応できないなあと思い至りまして、常日頃からお世話になっているナチュラルウッドの伊藤さんに声をかけさせて頂いて、1日内装工事に入って頂いたのでした。
というわけで、昨日既存カウンターを取り払って、腰壁の高さを低くして頂いて、今朝からノガミ君とコバヤシ君の同期二人組で作業に向かってもらって、まずカウンターを固定し、サイドパネルをキッチンと固定して、バックパネルも最後にはめ込んで、無事に施工は完了。あとはその場所に合わせて製作させて頂いたその高さに合わせたいつもよりも背が高くて奥行きの小さなテーブルとやはり少し背の高い椅子、そして、奥様用のスツールを置いたら、完成。
よし、これで2年前に廊下のそばに作らせて頂いた食器棚ともこれで整えることができましたね。

ブラックウォールナットのテレビボード

2018.09.28

鵠沼のMさんのところにテレビボードの納品に伺ってきました。
Mさんのお住まいはとても古いマンションなのですが、きれいに手直しされていて、管理もきちんと行き届いていて、管理人さんも草木の選定をしていらっしゃるおじいさんも、棟内をこまめに拭いて回るおじいさんもどこかゆったりしていて、エレベーターから降りてこられるご婦人も速度はゆっくりですが、たしかな足取りです。
「久しぶりに良いお天気になりましたね。」と掃除のおじいさんがご婦人にご挨拶。
「あとでね、お友達と待ち合わせしているの。だから、バスに乗るのに時間のみに来たのよ。」とご婦人。
「そうですか、お気をつけて。」
ご年配の方々のゆっくりした時間が流れている不思議なマンションでした。

Mさんもゆったり暮らすその一人。
家具を設置しているときに、「よしよし、これでタペストリーを注文できるな。」とおっしゃっていました。
どんな場所になっていくのかな、ここは。
楽しみは少しずつ増えてゆくのが良いですね。

雨も上がって :家具屋の家づくり

2018.09.28

小さな雨粒が絶え間なく降り続ける中、朗々と神主さんの声が響きました。
ぐるっと家々に囲まれた場所なので、声が大きく響いたからか、向こうの家の猫がずっとこっちを見ていました。
雨も上がりました。
良い風が吹き抜けますように。

神主さんが帰られた後にご近所の皆さんにご挨拶。意外と若いご家族が多くてね、町の温度があがりますね。うれしいことです。
「あっ、先日草刈り大変でしたね。」
きちんと皆さん見ていてくれて、良い風が吹き抜けそう。

タモ板目ダークブラウン塗装仕上げのキッチンと食器棚

2018.09.27

2018092700420180927005ナチュラルウッドの伊藤さんとはずいぶん昔からお付き合いさせて頂いておりまして、伊藤さんのご自宅のキッチンを作らせて頂いたことをきっかけにいろいろなお仕事に携わらせて頂きました。
今回は、この工房から歩いてゆけるくらいのご近所で新築工事があるということで、そのオーナーのHさんのキッチンを作らせて頂きました。
キッチン対面につくカウンターの印象がとても良い雰囲気になりました。
床にはアカシアを使っているということで、養生が取れるとまた印象が大きく変わってきます。
今回のキッチンはタモ材を使っているのですが、濃い茶色の着色料色のオイルで仕上げていますので、導管に入った色と表面の拭き取られた色のコントラストでタモらしい表情が良く表れました。
製作を担当したカナイ君と、Hさんから言われていたこのショールームの2階にあるデスクの色に近い感じ、を出すためにあれを塗ろう、これを塗ろうと思案しながらできた仕上がりです。
完成が楽しみなのです。

はじまり :家具屋の家づくり

2018.09.27

今年の初めにふとある本を読んでいておもいたったこと。
庭でご飯が食べたいなあって。
だから、庭でご飯が食べられる家と小さなアトリエができたらいいなと思っております。
私たちにとってすてきな場所が見つかりましたので、バッタやカナヘビたちには悪いけれどまずはみんなで草刈りです。

初めての手作りお味噌

2018.09.26

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今年のお正月に KISSAKOさんのお味噌づくりに娘2人と参加させていただいたのです。
梅雨の頃にカビ取りしなきゃと容器を開けてみたら、「これはやばいんじゃない…。」と娘たちが引くぐらい白色や黒色のカビが生えていて(汗)、「ダメにしちゃったかも~、どうしよう~、でも恥ずかしくてKISSAKOさんにも聞けないし…。」と焦りながらも、いただいたレシピ通りの作業をして再び保管しておいたのです。秋ごろには出来上がりますと言われていたお味噌。「また、カビが生えていたらどうしよう。怖くて開けられないよ~。」と思っていたのですが、そのままにしておくわけにはいかないので、週末に開けてみたのです。
すると、とてもきれいに出来上がっていました!思わず「お~!」と手を叩いて喜んでしまいました。味見をしても、ちゃんとお味噌の味に出来上がっていました。その日の夜、具沢山のおみそ汁にして家族みんなで食べました。普段何気なく食べているお味噌汁ですが、ごちそうに感じられて、美味しかったのです。KISSAKOさん、すてきな機会をありがとうございました。
ちなみに容器はタッパーウェアさんのもの。実家で暮らしている時に母も抹茶色のこの容器を使っていたのを思い出して用意しました。初挑戦するものの御守が欲しくて、お揃いにしたかったのです。

ウェブサイト更新

2018.09.24

ナラ節アリ材と5mmのステンレスカウンターのセパレートキッチンうつくしい形とは何か、物つくりとは何かをあらためて考えさせて頂くきっかけを与えてくれたMさんのキッチンのお話と、

ナラ節アリ材のキッチンとバックカウンター穏やかなご主人とチャキチャキして奥様の優しい印象が良く表れた風がふわっと吹き抜けるIさんのキッチンのお話と、

ステンレスとブラックウォールナットのペニンシュラキッチンとバックカウンター魅力的な設計士さんと魅力的なご家族が作るすてきな1年間をくださったMさんのキッチンのお話の3つの素敵なお話を掲載いたしました。

よろしかったらご覧になってくださいね。

コーリアンとオークのキッチンバックカウンター

2018.09.22

2018092200120180922003今朝方まで霧のように残っていた雨が途中に粒の大きさを増し、少し寒そうに運動会が開かれている学校を道々で見かけながらWさんのところに到着しました。
半袖じゃちょっと寒かったかなって思えるくらいひんやりした外の空気が車のドアを開けるとサァッと肌に触れたのですが、出迎えてくださったWさんの笑顔で温かくなったのは言うまでもありません。
先日まで、ちょっと体調を崩してしまっていた7か月のお嬢さんもすっかり元気な様子でリビングの空気もすっかり賑やか。
まずは、前回きちんと寸法が測れなかったキッチンの前のカウンターを採寸させて頂きました。
奥様の希望で、どうしてもこのカウンターの過度の丸さが気になるのだそうで、このカウンターの上のナラの無垢材をかぶせてしまう、ということになったのです。
カウンターを交換できるのかどうかって良く皆さんに聞かれるのですが、このように取り付けられている場合は、一般的には壁の中からカウンターに向かってネジで固定されていることが多くて、また、カウンター自体も壁の中に飲み込まれている部分が多少あるので、カウンターを外そうとすると壁も壊さなければならないのです。
そこで、ときどき行うのが今のカウンターにかぶせてしまう方法です。緒かぶせる分カウンターがちょっと熱く大きくなってしまうのですが、どのくらいのサイズになるかをご説明して良い感じになりそうです。
「採寸も終わりましたし、イマイさん、寒いかもしれませんがアイス食べませんか。」とご主人がお土産のお菓子を冷凍庫から出してくださいました。
さっきまでの涼しかった体は、Wさんの温かさでとうに温まっておりましたので、喜んで頂戴いたしまして、食器棚の使い勝手やこの先どんな風にこのリビングで過ごしていきたいかなど、お二人の夢のようなものを聞かせて頂きました。
では、続いてカウンターの製作に取り掛かりますね。また印象もガラッと変わりますよ。
お子さんが大きくなってくると暮らしもガラッと変わります。そういう時にいつもで声をかけやすいところにおりますので、気軽に呼んでくださいね。

そうそう、Wさんのこの家具のポイント。
奥様がデザインのお仕事をされているということで、キッチンのすぐ近くで作業ができるようにデスクスペースが設けられていて、「実はキッチンとデスク部分で照明の色を変えたのです。」とおっしゃっていたように、ここでしっかりと仕事ができるような作りになっています。
そして、吊戸棚が面白くて、もともと吊戸棚だけがここについていたのです。
ただ、色みがキッチンと同じくかなり濃い色で、キッチンはリビング画から背を向けるので普段見えないのですが、吊戸棚はリビングから見た時にもっと明るい印象にしたい、そう思っていたのだそうです。
そこで、ここも既存の吊戸棚の扉を外して、使いやすい形をかぶせております。
まとまっちゃうと分からないでしょ。

ナラ材の傘の手元

2018.09.20

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「傘折れたー!」と言いながら、ハルカが帰宅しました。
先日の台風の日の通学途中、あまりの風の強さに手元がぽっきりと折れてしまったそうです。「持ち手が細いのがかっこいい。」と気に入っていたものでした。
「全然違う見た目で、木の持ち手になってもいいなら直してあげるよ。」と父イマイダイスケの出番です。
スタッフのみんなが帰った後に夜な夜な工房で作業をして出来上がりました。
デッサン人形の頭みたいな形になりましたね。これなら折れることはないでしょう。
「面白ーい!」とハルカの反応もいいですね。よかったよかった。

建具の製作:スタッフ ノガミ君の制作日記

2018.09.19

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「建具12枚ということで、[大きさと量があるものを効率よく進めていく。]ということを考えながら製作を進めていきました。
スタッフのワタナベさんとうまく連携を取りながら、スムーズに作業ができるようにそれぞれの工程を進めていけたと思います。
また、モール製作や、ペンキ仕上げなど初めて担当したことも多く、よい勉強になったお仕事でした。」
横浜にあるホテルの客室の改修にあたり、洗面所の建具製作の依頼を受け、スタッフのノガミ君に担当してもらいました。
取付の時も、その部屋が空いているタイミングの連絡をいただいて、何回かに分けて足を運んでの取り付け作業となりました。
無事に納まってよかったのです。
今までWebsiteの中では、設計を担当しているイマイダイスケがお客様とのお話の中で感じたことを中心にその形が出来上がるまでをお伝えしていましたが、これからはスタッフみんながどんなことを考え工夫しながら作り上げているのか、その言葉も伝えていけたらいいなと思っています。

チェリーの食器棚

2018.09.17

ハルカの体育祭が土曜日の雨でずれ込んでしまったので、日曜日に伺う予定だったOさんの取付には、カナイ君にお願いして、カイ君と一緒に向かってもらっていたのでした。
まだご新居であるマンションが完成する前からお話を進めていて、引っ越し後に新しい家での動きが少しずつ整ってきた頃にあらためて自分たちにとって必要な形がどんなものかを考えながら形を決めていきましょうということになり、最初にご相談を頂いてから1年ちょっとの時間が経ちまして、ようやくそのイメージを形にしてお届けすることができました。
チェリーが少し色付く頃にあらためてご挨拶にお伺いしたいと思います。
ありがとうございました。

体育祭

2018.09.16

20180916001長女の体育祭。昨日の雨のため順延になって本日。とても良い陽気で開催されました。
ハルカは今年2年生。中学校の体育祭ってこれほど豊かだったっけッて思えるくらい生徒たちの楽しそうなこと。
こども達がこれほど元気なことほどやはりうれしいことはありません。
そういう思いを込めて、こども達の元気が私たちを元気にしてくれていること、その元気をこういう形で見せてくれたことをありがとう、前にも書いたかもしれないけれどね、そう伝えたのです。
みんなはあまり知らないかもしれないけれど、この町のみんなのお母さん、おとうさん、おじいさん、おばあさん、先生はいつも元気なみんなのことを考えていますってね。
自治会長さんたちが集まるとうれしそうにみんなのことを話しているんだぜ。
「あの場所を通るには子供たちには危なくて狭いよ。」
「この前日が陰ったころに小学生の女の子がちょっと変わった人に声を掛けられたってよ。危ないからあのへんも見回りしようや。」って目をキラキラさせながら話しているさ。
みんなが安全に過ごせるように、安心して暮らせるようにっていつも考えているのさ。
そんなわけでそういうふうにこども達のことを考えているとそれはもう元気になるわけです。
だから、みんなの元気な姿を見せてもらうことができて、ありがとう。私たちのほうが元気をもらってキラキラしてきたよ。
みんなも家に帰ってやさしい気持ちになれたなら、お父さんやお母さんに、「今日はこうして元気な姿を見せることができたよ、ありがとう。」と伝えてもらえるとうれしいです。

そんなお話をさせて頂いたのですが、やっぱり人前で話すことが苦手なものでして、この話の5ミリも伝えられたかどうだかわかりません。

[Creema Handmade Style Book]が発売されました! 

2018.09.15

Creemaさん に参加させていただいてからどの位経つのでしょうか。
「SNSを利用した手作り通販サイト」と聞いても、当時は全くわからなかったのです。
家具やキッチンの受注につながれば、と木製雑貨の販売を私達のWebsiteからできるようにしていましたが、1ヶ月に1 件注文があるか無いかくらいの頻度でした。そんな時に、Creemaさんからメールをいただきました。せっかくメールをいただいたし、宣伝に繋がるならと参加させていただいたのがきっかけでした。
そんな軽い気持ちで参加させていただきましたが、想像以上の経験を色々させていただいております。
雑貨のご注文も以前よりいただくようになりましたし、イベントに参加して、ISETAN新宿店や渋谷ヒカリエでの販売など、自分たちの力では到底できないことを経験することができました(笑)。何よりも、手作りのものが好きで、それを使う方々とはもちろん、作る作家さん達とイベントを通じて繋がれたことが色々なお話を聞けて、勉強になりとてもありがたいことだと思っています。
そして、今回、また新しい経験をさせていただきました。
Creemaさんの本に私達の工房を取材していただき、掲載していただきました。
紙面になるとWebsiteで見ているのとはまた違い、ちょっと照れ臭い気持ちもありますが、観ていただけたら嬉しいです。特集記事も、著作権のことなど、作り手として販売していく方には色々参考になるのではないかと思います。
よろしくお願い致します!

手前味噌作りの日でした

2018.09.14

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「3歳までに一度も手に触れたことのないものはその後大人になってからもなかなか自ら手で触れようとは思わないそうです。小さい頃に色々なものに触れる機会は大切です。」
はじめさんは 乳幼児教育に関しての様々な知識をお持ちの方なので、お味噌づくりの間にも興味深いお話を色々と聞くことができます。子育て経験13年目の私ですが、今更でも「へ~、そうなんだ。」と感心してしまうことがたくさんあり、面白いです。
今回は初めて男性の参加者もいらっしゃいました。実は、男性の参加について「ママと子どもの~と宣伝していたので、どうしましょうか?」と当初戸惑いもあったのですが、今回は参加者のお二方共に「大丈夫です。」と言ってくださったので、そのまま受講していただきました。もし気になる方がいらっしゃいましたら日程調整も可能ですので、ご安心くださいね。
男性のTさんは、はじめさんも食べに行ったことがあるという平塚で飲食店を経営されている方で、「お味噌を仕込むのは初めてなので。」ということでご参加されたそうです。すてきなご縁ですね。額に汗をかきながら大豆を潰す手つきと姿が、きっと日頃もおいしいものを作られる方だろうなと感じました。(今度家族で焼き鳥食べに伺います!)
今日は生麹と大豆の匂いに包まれたショールーム。半年後が楽しみですね。おいしくなりますように。
ご参加いただきありがとうございました。また、撮影にご協力していただきありがとうございました。
はじめさんの講座の詳細がもっと知りたい方→こちら
Tさんのお店が気になる方は→こちら「やきとり 澪」

「1歳からの手作りおやつ教室」の日でした

2018.09.11

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甘い匂いが涼やかな風にのって事務所の方まで包まれます。外で金木犀の匂いを感じる時の感覚と似ていました。
甘いんだけど涼しいからさわやかに感じてとってもいい匂い。
今日ははじめさんの「1歳からの手作りおやつの日」でした。
お母さんたちが熱心に先生とお話ししながらレッスンを受けている傍らで、ご機嫌に遊んでいた子達も段々匂いに誘われて、「早く食べたいよ~。お腹がすいたよ~。」とぐずり始めていましたが、試食が始まったらとってもいい笑顔でパクパク食べ始めていました。
「匂い」から楽しめるのは手作りならではですよね。
私も、母が台所で何か作ってくれている匂いは大好きでした。パウンドケーキ・チーズケーキ・誕生日のスポンジケーキ・パン・クッキーなどいろいろと作ってくれました。おかげでこんなに大きくなりました(笑)。オーブンで焼いている匂いを嗅ぐとその時を思い出します。
お子さんが小さいとタイミングが難しいかもしれませんが、一緒に手作りおやつを楽しむ機会が増えるといいですね。
次回は、金曜日の生麹を使った手前味噌作りですよ。お楽しみに。
レッスン内容の詳細が気になる方は、はじめさんのブログ・Websiteをご参照ください。
Hug Baby教室 ブログ → http://blog.livedoor.jp/hugbaby/
Hug Baby教室 Website → https://peraichi.com/landing_pages/view/hugbaby0312

白露

2018.09.11

自転車で通るあぜ道の稲の葉が朝日を受けてきらめく季節になってきましたね。
さっきから何かをかいでいるアイ。
風が涼しくぬけてるようになったと思わないかい。
それとも、隣の部屋で何かおいしいものを作っているのがわかるのかい。

ナラ材とステンレストップのアイランドキッチン

2018.09.10

20180910002東に向かうには覚悟がいるのです。
今日はちはら台のSさんのキッチンの設置工事でした。
都内を抜けてグルっと回るか、東京湾を横断するか、眠い目をこすりながら迷いながら滞りながら、ようやく車列から抜け出して到着した時は自分たちの予定よりも30分も遅れておりました。
でも、今回の施工会社の藍舎さんのおかげで現場は私たちだけで作業させて頂けるように段取りしてくれていて、順調に作業が進められそうなのでした。
そういうわけで、眠気を払って気持ちを切り替えて、よし、雨が降ってこないうちにさっそく荷下ろしだね、と玄関に向かうところで、ぬかるみに足を取られて見事に転倒してお尻が泥だらけに・・。
しかも誰も見ていないところで転んじゃって、みんなには「社長、どうしたんですか・・。」って。
こんなに見事に転んだのは、4年くらい前にお風呂場でものすごい大きな音を立てて滑った時以来。
水道をお借りして、泥を落として、搬入を終えて、段取りをしているところに監督の田中さんがいらしてくださって、タイルの納まりや柱との関わりや配管の取り出しなど細かい部分について打ち合わせを終えたら、製作を担当したコバヤシ君、そして、ノガミ君とワタナベ君の3人に任せて、お尻の泥が乾きつつある私は一足先に会社に戻ってまいりました。
なかなか慌ただしい1週間の始まりです。

21時過ぎになって3人が無事に設置を終えて帰ってきてくれました。
ありがとう。
明日もよろしくお願いします。

ステンレスバイブレーションと節有りオークのアイランドキッチン

2018.09.09

Oさんのキッチンに会ってきたのです。
Oさんが私たちを見つけてくれたきっかけは、Pinterestだったのだそうです。
「家を作るにあたって、いろいろと調べるのに画像で探した方が探しやすくて。」とOさん。
「その中で、いろいろ調べていたら、イマイさんの名前がよく出てくるようになって、最初はフリーハンドイマイっていうハンドルネームの人が集めている画像なのかと思っていたんですよね。そしたらそういう会社なんだって。(笑)」

なるほど、それは何となく分かります。名付けた父にはすまないけれど、どこかもっさりした名前だなあって思うこともありました。
それこそまだ私がこの仕事に就き始めた頃は社名を電話で言うことが馴染めなくて、「はい、イマイです。」って言っていたこともあったり、もっと短い社名にできるかなってFHIって名前はどうかなって思ったら富士重工業(現スバル)と被ってしまったり。

今はね、いい名前だって思えます。
自由に形を作ることができる手を持った人たちの集まりって意味ですから。
よい形を頑張って作っていきますよ。

倉見神社神幸祭

2018.09.09

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今日は倉見神社の神幸祭。会社前が御神酒所になっているので、その時間が来るとお囃子や担ぎ手さん達で大賑わい。
そして、今年も私たちと工房は神主さんのお祓いを受けました。
これからも、この工房で皆様の家具やキッチンをスタッフのみんなが怪我などすることがなく、安全に作り、納めていくことができますように。
今年は、イベントでうちに遊びに来てくれたことのあるお子さんとそのご家族の姿が見られました。
こどもお神輿を担いでいたり、お囃子に参加していたり。
待っている時間に、「僕ここになんか作りに来たことあるよ。」ってお話してくれて、ありがとう、ちゃんと気づいているよ。
住んでいる場所は海老名で、自治会の活動も主に地元の方で参加しているのですが、
日中の半分以上は会社のある場所で過ごしています。その場所での繋がりを感じられてなんだかうれしかったのです。
お囃子や担ぎ手の皆様、自治会の皆様、お手伝いの方々お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

古材を使った洗面台と寝室のワードロープとTVボードの納品

2018.09.06

2018090700120180907002昨日、風の影響を心配していましたが、Hさんの洗面台と寝室のワードローブとTVボードの納品を無事に終えて帰ってきました。
今日もスタッフ2人は三島の現場へ。
予定通りの業務をすることができるという日常のありがたさ。

今回のHさんのお仕事は、ここ最近いろいろなご相談をしに来てくれるakdsの木村さんから頂いたお仕事。
最初、木村さんが私たちのところに家具の相談に来てくれたきっかけが、私が20年前に卒業したICSがそう。
木村さんもその学校の卒業生で、今回のリフォームを取り仕切る内装の椎名さんも同じ。そして、この部屋のオーナーのHさんも現在ICSにお勤めの方。
昔の思い出がポツポツとよみがえります。
夜間部だったからいろんな考え方の人が集まっていろんな話をして、建築や家具の話のほうが少なかったかもねえ。(笑)
先生自身も個性的な考えのかたが多かったですし。
あの時は見えなかったことが今は少しずつ分かるような気もして。
以前、木村さんがここで打ち合わせに来てくれた時に、「愛のある家具を作りましょう。」って言っていた。
「そうです、そうです。」って二人でうなずいて、今自分たちが愛が満ち溢れるの家具を作ることができているのかどうか少し心配ではありますが、愛のある暮らしに携わることができるように努力していくのみです。
そう、以前キッチンを作らせてもらった鎌倉のFさんもICS出身。学生時代に椅子製作のお手伝いをして、それからすっかり大人になった時にキッチンを依頼してくださったのでした。
みんなどこかでつながっているんです。

ヤモリ

2018.09.05

昨晩のニュース映像で、台風の影響のあまりの凄さに、「会社や自分の家がこうなったらどうすればいいんだろう…。」と胸騒ぎがしました。
今朝、会社に着いて自分の目でも無事を確認してから周りの掃除をしていると、窓枠の隙間にヤモリを見つけました。
「大丈夫かもしれない。」となんだか心が落ち着きました。単純ですが(笑)。日頃から備えはしていかなくてはと思います。
今日は外から荷揚げの作業にスタッフが出かけています。雨の心配はなくなりましたが、風はまだ強いので心配です。

「夏のクレミル 木工教室」を終えて

2018.09.03

_dsc1660_dsc1665_dsc1671_dsc1675_dsc1679_dsc1684_dsc1693_dsc1717_dsc1721_dsc1748_dsc1753_dsc1754_dsc1654_dsc1677_dsc1682_dsc1697_dsc1703_dsc1728_dsc1730_dsc1735_dsc1741_dsc1746「夏の~」とつく割には、涼しい雨の日曜日の朝、2日目の木工教室が始まりました。
今日のお客様も2組の参加となりました。(お子様の体調不良でキャンセルされたWさん。また次回もありますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。)今回もお客様1組にスタッフ1人がついて作業できる状態でしたので、スタッフの各工程の説明も「普段はこういう風にしていますが、今日は木工教室なので、○○さんのお好みのやり方でも大丈夫ですよ。」と、より丁寧なものに感じられました。
「リビングで、下の段にルーターとかを置いて、上に鍵とか貴重品とかを置く台が欲しくて。」とその台を製作されたHさん。今回木工教室で初めてプレス機とテープ貼り機も稼働しての加工を体験していただきました。より工程が多くて大変だったと思いますが、お2人でとても熱心に取り組んでくださって、見ていて微笑ましくてとてもうれしかったです。
「娘が台所のお手伝いをしたいと言うようになったのですが、まだ届かないので、スツールがちょうどいいなと思いまして。」とそのスツールを作られたFさん。昨年「木のキッチン」作りにも参加してくださったおとうさん。DIY好きということで、慣れた物腰が、見ていてとても安心感がありました。実は、宣伝した割に今まで誰からもお申し込みがなかったもので、Fさんがスツールを作ってくださってよかったです。(笑)「作りたいものが作れますよ。」と言われたら、自分に今必要なものを作りたいですよね。でもたまに「木工教室に参加したいのですが、何が作れるのかよくわからなくて…。」と言われる方もいらっしゃるので、毎回テーマを決めて企画をしています。
「なんとなく作業を進めながら大きさや使う部分を決めていくのではだめなんですね。はじめに全部きちんと決めてないとだめなんだ。」
「こんなにいろんな工程があるなんて思っていなかったです。家具作りって大変ですね。でも楽しかったです。想像以上のものができました。」
毎回色々なご意見をいただけて、感謝の言葉もいただけて、こういうことを実感できる機会はありがたいです。
自分が当たり前のように普段している仕事も、知らない人にわかりやすく伝えて安全に作業をしてもらえる為にはどうすればいいか、自分も、スタッフも、仕事の本質というか、日々を見直す良い機会になると思います。お客様からのリクエストで始めた工房開放の木工教室ですが、自分たちの為にもなっているのだなと改めて実感しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。次回は例年通りの「冬のクレミル」で開催予定です。Fさんの奥様にあるヒントをいただきましたので、次のテーマももう考えていますよ。10月頃から告知をしていきます。よろしくお願いいたします。