アウトセットの引き戸のある吊戸棚

2016.07.23

今日は、カナイ君とノガミ君に浦和のSさんのところまで出掛けてもらい、依頼されていた吊戸棚を設置してきました。
なかなか作る機会のないアウトセットの引き戸で、さらにそのパーツもオリジナルで製作。
塗装後もとてもスムーズに動いてきちんと止まるし、引き戸用のレールにアルミのパーツを使わないで、ナラ材そのままで仕上げる形にしましたのでとても良い印象です。

とても良い勉強になった今回の形。今後の家具作りに生かしてゆけたらもっと形の幅が広がるよね。楽しみです。

Sさん、今日はありがとうございました。

クルミとアイアンのラウンドテーブル

2016.07.21

201607210012016072100320160721004クルミを使ったラウンドテーブルのご依頼を頂いていたのです。今回はいつもよりも少し小ぶりな1,100mmのサイズで。クルミ特有の少しラフな表情とアイアンと言う組み合わせでも、良い感じに上品にまとめることができました。
このテーブルは、はるか遠くの大阪松原市のKさんのもとに行くのです。
いってらっしゃい。

ウェブサイト更新

2016.07.21

宙に浮いたようなステンレスカウンターのあるナラのキッチン緑に囲まれた気持ちの良い土地に建つお二人の作ったメロディのような家、Mさんの製作例と、

築30年以上の集合住宅のリビングをクルミの木と白い塗装でリフォーム懐かしい形のマンションの一室を住む人の色で見事に彩ることができたYさんの製作例と、

コーリアンと節アリオーク材を使ったアイランドキッチン乾いた心地良い風が吹き抜けるスタジオのようなリビングでお料理教室を始めるMさんのために作ったキッチンの製作例の3つを掲載しました。

もし、よろしければご覧になってください。

節アリナラ材とステンレスのキッチン

2016.07.19

20160719002201607190032016071900420160719005
今日は、細かいパーツを持ってHさんのところへ再び。
先日雨の中荷揚げしたお天気とは変わって、梅雨明け前なのに真夏のような暑さ。でも、公園の近くに建つこの家は気持ち良い風が吹き抜けるので、どこか心地良いのです。
木にとって湿気は侮れないですからね。
今までも、木が動きすぎちゃって、はめてあったガラスが勝手に割れちゃったことがあったり、木が伸びちゃって、カウンターを上に押し返しちゃったり、いろんなことがありました。
Hさんとそんなお話をしておりました。
無垢の表情は良いというのはもちろんでしょうけれど、成形されていないそのままの木ですから、刈り取って製材されたあとでも動くのです。昔の人々は、その動きを工夫して逃がしたり抑えたりしていました。今の人たちは新たな技術でその動き自体を無くしてしまうこともできるようになりました。どちらの方法にも良い悪いはないと思います。昔があったから今の技術ができあがったのだし、今の技術を知っているから昔に戻りたいと思う気持ちもあるわけだし。
本物とか偽物とか、良い悪いで分けられない奥深さが家具作りのそこかしこにあるのです。それが良いのです。

そして、先日お話しした、Hさんのお友達ということで今回取り入れたかなぐやさんのハンドル。美しいのです。

鶏飯

2016.07.10

家族揃ってご飯が食べられる今日の晩御飯は、おとうさんのリクエストで鶏飯。大好きな奄美大島、また行きたいな。

オークホワイトオイル仕上げのスリムな食器棚

2016.07.07

先日、納品した食器棚。
追加でオープン棚の部分にコボレ止めを取り付けてほしいということでお伺いしてまいりました。
はい、これで完成です。
最初は、家具を注文してくれたお客様だったKさん。その後、お付き合いしていく中で、お客様だった関係が私たちのアドバイザーになってくれたりと、一つのきっかけがとても豊かな関係に広がっていって。
とてもうれしいことです。
3年前に頼んでくださったちょっと変わった収納、そして今回のスリムな食器棚。
家具が私たちをつないでくれます。

それから、ちょっとさみしいお知らせ。
この食器棚でも使っているハンマーでたたいた模様のような揺らぎが特長的なハンマードグラスが今後は入手できなくなりそうです。
人気があったガラスなので、ちょっと残念ですが、この柄に負けないくらいの良い表情のガラスがもっとあるはず。
その時は皆さんと一緒に探しますね。

壁に沿って回り込む食器棚

2016.07.05

201607050012016070500320160705004夏から秋にかけての仕事が慌ただしくなってきまして、急きょ段取りを進めておきたい部分がありまして、柏のNさんの取付はカナイ君とコバヤシ君の二人に任せることに。
今回の食器棚はちょっと変わったかたちです。
当初は、キッチンの真向かいの壁に荻窪のYさんの形をイメージした食器棚を作らせて頂く形で考えていたのですが、お会いしてお話を進めていくと、ちょうどキッチンから外に出られる勝手口のような扉があって、その壁まで家具を添わせて作ることはできますか、と奥様から提案が出たのです。
もちろん、できますよ。
でも、ちょっと難しそうな形状ですね・・。
おそらくレンジフードのダクトの通り道になっていると思われる下がり梁によって天井の一部が変形していて、そこに合わせて高さの違う吊戸棚を付けなくてはいけないこと、カウンターもうまく壁に沿わせてなるべくシンプルな形で固定させなければいけない、といろいろと課題はありましたが、無事に取付が終わったということで、ホッとひと安心。
Nさん、またあらためてご挨拶にお伺いさせて頂ければと思います。
ありがとうございました。

平成建設さんの沼津の現場まで

2016.07.04

今日は、夕方から平成建設さんの現場に打ち合わせに。
沼津に新築されるYさんのご新居にシンプルだけど存在感のあるタモとステンレスを使ったキッチンを作らせて頂くのです。
だんだんと暖かな空気が肌にまとわりつく季節になってきましたが、この辺りは気持ちよく風が抜けるのです。
配管位置とタイルとの納まりを打ち合わせて、9月の設置工事に向けていよいよ動き出します。
昨日は、浦和のご実家から横浜の山手に越す予定のSさんのご実家まで打ち合わせに伺い、だんだんと遠いところから声が掛かる機会が増えてきました。
もし、私たちたちを必要としてくださるのでしたら、どこまでにゆきますよ。
でもね、本当は住んでいる近くに気に入った家具屋さんがあれば、その方にご依頼されるのが一番良いと思うのです。だって何かあったらすぐに来てくれますものね。
それでも、見つからない時はいつでも声を掛けてくださいね。
って言っていたら、大阪にお住いのKさんからお声掛け頂いたのです。
それほど遠距離でも頼んでくださるのだということに、大変ありがたく思っております。
Kさん金曜日お会いしましょう。
楽しみにしております。

チェリーのテレビボード

2016.07.02

20160702001201607020022016070200520160702004久しぶりに厚い板を使った全長2650mmほどの大きなテレビボードを作らせて頂きました。
Kさんから頂いたスケッチを元にできあがった形は、スケッチそのままの通りに仕上がりました。
汗が引かない初夏の好天に恵まれた今日、いよいよその納品でした。
奥様とまだまだ小さなお兄ちゃんは「おぉ。」と喜んで下さり、ご主人もにこやかに家具が設置されていくのを見守ってくださいました。

今回は、アメリカンチェリーの51mmの板を使って42mmの厚みに仕上げて、こげ茶のスピーカーネットと、グレースモークのアクリルがチェリーの色と良く対比していました。
他の樹々に比べて早く日焼けするチェリーは、この日当たりの良いリビングですからあっという間に対比が和らいでまた違った印象を見せてくれるはずです。
また、その時に見せて頂けるのを楽しみにしております。

ありがとうございました。

お守りの灰匙

2016.07.02

「これすてきね。」「かっこいい。」
とマーケットでディスプレイに使っていると必ず声をかけられる銅製の匙。灰匙というものだそうです。
祖母が茶道・華道の師範の腕前を持つ方だったので、亡くなった時に形見分けをしてもらい、私たちの手元に来ました。
ずっと昔から道具として使われていたものが、今現在の感性にも響くものということが、とても素晴らしいことだなといつも感動するのです。これからもマーケットのお守りにしていきます。
そして、そのお守りの効果なのか、「いつか…」と描いたいた夢がひとつ叶う機会がやってきました。
ハンドメイド作品通販・販売サイト「Creema」さんが開催される「Creema ×ISETAN」に参加できることになりました❗️百貨店さんにいつか作品を置いてもらえる日が来たら…と思っていたのですが、ISETAN新宿店さんに置いていただけるなんて‼️本当に嬉しいのです。
9月7日から12日まで伊勢丹新宿店7F催事場にて開催されます。
皆さん是非遊びに来てくださいね。
そして、そのCreemaさんのアウトドア特集ページにiPhonestand「caracol」を取り上げていただいています。ありがとうございます。
http://www.creema.jp/exhibits/pickup/155
ぜひ、ご覧くださいね。

格子柄のあるタモのダイニングボード

2016.06.30

201606300012016063000320160630004Sさんのリビングのリフォームをされていた伊沢工務店の深堀さんは、多摩のNさんのキッチンを作らせて頂いた時の監督さんです。
あの時は、数回お話しできるくらいのチャンスしかなかったのですが、たいへんうれしいことにとても私たちを良く思っていてくださって、今回Sさんから家具の相談が出た時に、「これはイマイさんしか居ないよね。」って声を掛けてくださったのでした。
ありがとうございます。
そして、Sさんと深堀さんを交えて決まった形は、リフォームして入れた建具のデザインを取り入れて全面格子柄に。ちょっと上から見ると引き出しも引き出しに見えない、まるで凹凸のある板だ。
そこをポンと押すと出てくる引き出しを見て、Sさんが「わぁ!」と、うれしそう。
「今度はこのテレビ台かしらね。」とにこやかにそうおっしゃってくださって。
その時が楽しみです。
良いご縁を頂きました。
ありがとうございました。

トイレの白い吊戸棚について考察

2016.06.29

スタジオコンボの茂呂さんとは、十条のYさんの時に知り合ってから、埼玉のFさんの室内設計をお願いしたりと、距離は遠いけれど親しくお付き合いさせて頂いているのです。
その茂呂さんから「トイレの戸棚を作ってもらえますか。」とご依頼を頂いて、本日設置してまいりました。
見た印象はシンプルな吊戸棚です。
ちょっと変わっているのは、左側に換気口があるから扉が管機構に当たらないように扉の幅を左右で変えたところくらい、に見えます。
でもね、シンプルな形でもあれこれ悩みながら作ったのです。

できればシンプルな四角い箱にしたかったのですが、トイレの間取りって、半分近くがトイレのドアを開けると便器が正面にあってこちらを向いているレイアウトが多いのです。トイレという部屋いっぱいに入り口のドアがついているわけではなく、ドアはトイレの室内の幅よりも少し幅が狭い。そうなると、戸棚をつける時に戸棚をヨコにしてトイレに持ち込んで、トイレの中で半回転させるのです。
その時に、設置場所の幅めいいっぱいで作っちゃうと、半回転させようとしてもつっかえちゃう。
戸棚の幅と奥行に対して対角線がトイレの室内の幅を越えるとつっかえちゃうのです。
むかしむかしに、マンション向けのシンプルな戸棚をたくさん作っていた時にこの失敗で20台近く幅を修正直した経験がありまして・・。
ですので、対角線で考えて戸棚の幅を決めると、どうしても設置場所の幅よりも戸棚の幅が小さくなっちゃう。
それで、そこをどう仕上げるのか・・、悩みます。
茂呂さんと決めた方法は、一番手が込んだ仕上げ方法。
上面と下面の隙間を埋めたあとに、正面は扉と同じに見えるようなパーツで端を仕上げるという形です。
普通なら1時間もあれば終わる作業も、このような仕上げでさらに戸建て住宅だと天井に廻り縁が回っているので、その欠き込みなどもあって、一人でモクモクとやっていると3時間近くあっという間に経ってしまう。
シンプルな形でもこれだけの工程を経てようやくすっきりとした形ができあがります。

「妻が帰ってきたら、喜びますよ。イマイさんありがとうございます。」と茂呂さん。

また次回、お仕事でご一緒させて頂ける時が来るのを楽しみに待っています。
これからもよろしくお願いします。

和紙入れ

2016.06.28

国宝クラスの絵画の修復も手がける表具師のKさんから頼まれていた和紙を入れる棚を設置してきました。
繊細な手の動きなのにロックな印象は相変わらずで格好良いのです。
ただいま手掛けているお仕事も興味深く拝見させて頂き、とても良い時間でした。
ありがとうございます、Kさん。
家具のメンテナンスが必要な時は、気軽に呼んでくださいね。

Kさんこんにちは。

2016.06.27

水戸のKさんのところにダイスケさんがメンテナンスと写真撮影に行くというので、私も一緒に。
私が目することができるのは、打ち合わせから形が決まり、材料から家具ができあがるまで。
取付や作業にまで一緒に行ける機会はなかなかないので、皆さんの暮らしの中に私たちが作らせて頂いた家具がどのくらいそこにあっているのか、馴染んでいるのか、分からないこともがあったりするまま、ダイスケさんやみんなが見聞きしたことだけでしか私には分からないことも多くて。
今回のように作業に同行して、家具の点検と、その使っている様子を拝見させて頂くと、お客様の声を実際に聞くことができて、自分たちがしている仕事を実感できるのでとてもうれしいです。
奥様はお仕事で、残念ながらお会いでませんでしたが、ご主人様からいろいろとお話を聞くことができました。

「週末はね、いつも毎食僕が食事を作るのですよ。」とご主人さま。
「妻はどちらかというとさっぱりしていて、要らないものは減らしていってしまうタイプなのですが、本当はもっと料理に使うお皿がほしいって僕は思っているのです。(笑)」

Kさん、ありがとうございました。

植え替え

2016.06.25

以前うちに勤めていたスタッフMさんのご家族が茅ヶ崎で営んでいた雑貨屋さんを閉めることになった時にディスプレイされていたベンジャミンを引き取らせていただいたのです。今の家になってからずっと一緒に暮らしています。ほったらかしにしてしまっているのに、今でも元気でいてくれてとてもうれしい。もう16年位になります。久しぶりにおとうさんがお休みの今日は、こども達と一緒に根をきれいにして土を替ました。ハルカが生まれる前から一緒にいるガジュマルの木も一緒に。木に護られて暮らしていることを実感します。

路地

2016.06.23

鎌倉まで。
夏にチェリーのキッチンを設置させていただく予定のYさんの現場で監督さんを交えて打ち合わせ。
階下からインディジョーンズのようなバリトンボイスが聞こえてきたところでYさん登場。
久しぶりに聞く良い声。
お早うございます。

Yさんは、ご夫婦お二人で設計のお仕事をされているので、プランについてはもう決まっていましたので、あとは現場の床に監督さんと墨出しして、それから搬入のことを打ち合わせ。
車が横につけられない立地なので、少し離れた通りに車を止めてそこからみんなで運ぶ段取りです。
そして、3階までL型のステンレスの天板を運ばなくては。
どうやってうまく進めようかな・・。

節アリナラ材とステンレスヘアラインのキッチン

2016.06.21

20160621002ふとしたご縁で楽しいつながりになっていきそう。
Hさんの新しい住まいに作らせて頂いたキッチンに光る真鍮のハンドル。かなぐやさんの作品です。
展示会で見てひとめぼれしていたのです。いつか使いたいなあって思っていたらHさんの学生時代の同級生だったとのこと。
うっかり忘れたパーツがあるので、今度はそれを取付がてら、キッチンを使っている様子を見させて頂き、かなぐやさんのところまでお出掛けできるような相談をさせて頂こうかな。
出会いはすばらしい。

ナラ柾とアイアン

2016.06.15

2016061500220160615003201606150042016061500520160615006201606150072016061500820160615009昨年のクレミルにいらしてくださってから、半年が経過しました。あの時にお話ししていたSさんのテーブルと寝室に置くチェストとちょっとカラクリがあるベッドサイドキャビネットを本日ようやく納品してきました。
「今日が来るのをとても楽しみにしていました。(笑)」とSさん。
テーブルは、いつもの厚みよりも少し厚くナラ柾を使って35mmの厚みで仕上げています。アイアンは、オリジナルと同じデザインで、色もツヤを抑えた黒色で仕上げています。
今日にあわせて、プルーヴェのスタンダードチェアも用意してくださいまして、これは私もうれしい。
すてきな組み合わせを拝見させて頂きありがとうございます。

今回のテーブルもキャビネットやチェストも、斑がおもしろく流れるナラ柾を使った家具。柾目だから表情が大人しいかというと、そうでもなく、板目よりもジェントルな印象を受けます。
まるで家具たちがSさんの眠りを見守るように。

ラワンの魅力

2016.06.15

平成建設さんのデザインアトリエにお邪魔してきました。
玄関を入ってすぐに目に入るこのキッチンは、主にスタッフの皆さんが使うキッチンでもありますが、「お客様がいらっしゃることも多いので、その時にきちんとお見せできるキッチンにしたいのです。」というお話を頂いて、クルミの柾目材を使って作らせて頂いたのです。
そのキッチンを囲う壁面には最近ではあまり主役として見かけることが少なくなったラワン材が用いられています。その素朴な表情をうまく活用したい、ということで、ここでは、ラワンをオイルフィニッシュで仕上げております。
そのラワン材、今度お話頂いたキッチンと食器棚の大きな表情になりそうです。
ラワンを拭き漆で仕上げるその姿、楽しみです。

オーク材を使ったのステンドグラスとステンレスカウンターのあるカップボード

2016.06.13

家具を作る人と使う人というお付き合いだけではなく、いろいろなところで支えてくださったり、支え合ったりととても心強い方であるKさん。
家具屋さん、というよりはイマイさんとにこやかに呼んでくださるすてきな関係。
最初の依頼の時はまだお二人だったのが、今ではクリッと大きな目をした小さな子がそばに居て。
暮らしの節目にこうやって声を掛けて頂けるなんてありがたいこと。
こうして今があるいろいろな巡り合わせに感謝しております。
そのKさんに今回ご依頼頂いたのが、廊下からリビングに抜ける通り道になる場所に作るという食器棚。
ここに作ることが正解なのか、Kさんといろいろと悩んで、行っては戻りしながらようやくここに必要という形に辿り着いたのです。
一目ぼれの力強さも好きですが、回り道しながら辿り着いたその過程のほうが私は好きだったりします。
いろいろな角度で外からみつめてようやく本質が見えてくるような感覚。
そうして辿り着いたものは、それはもう大切なものでしょう。

チェリーの食器棚

2016.06.12

2016061200220160612003逗子のYさんの食器棚の設置がようやく完了しました。
耳が聞こえないYさんご夫婦との、本日に至るまでのやりとりはとても楽しく、うれしく、そしてとても勉強になりました。
それなのに、先週で取付を終わらせるはずが私たちの段取りが悪くて終わらず、今日まで掛かってしまって・・。
それでも「細かい部分まで丁寧に対応してくださってありがとうございます。」と言ってくださって。
とても有りがたい言葉を頂きました。
こちらの方こそいろいろとお手間を取らせてしまいましてすみませんでした・・。
また、何かありましたらいつでもメール下さいね。

帰りの海岸線は、梅雨の間にちらりとのぞいたお日様のため、大渋滞。
この先秋に掛けて、鎌倉、逗子、葉山とキッチンの製作が続くのでこの渋滞を走り続けることを思うと、そして夏に向けてうす着になった女性を多く見かけると、いろいろ悩ましいのでございます。

本日発売「モダンリビングNO.227」号に掲載されました!

2016.06.07

先日行われた第4回「ファンタスティックキッチングランプリ2016」の受賞作品が掲載されていまして、私達の名前もキッチンメーカーとして掲載されています!「モダンリビング」さんには以前にも製作したキッチンを掲載していただいたことはあるのですが、私たちの名前が出ることはないので、このような機会は本当にうれしいのです。
今回の特集は「キッチンは家具」。今オーダーキッチンを取り入れようと考えている方にも参考になるのではと思います。
ぜひ手に取ってご覧くださいね。

マーケットを終えて

2016.06.05

本日は、WATOWAさんにお声をかけて頂いて、出店させて頂いたFREA MARKET。なかなか都内でこのような機会に巡り会わないので、ドキドキと出店までは微妙な緊張がありましたが、終わってみると、とても良い経験ができてとても気持ちが満ち足りております。
今回の出店のメインには「現代手工業乃党」さんのエキシビジョンが開かれておりまして、そのそばで私たちもお店を開かせて頂いたので、自分たちの作品がプロフェッショナルな方々に見られることの照れのようなものや渋谷という場所柄私たちの作品がどのように見られるかのちょっとした不安な気持ちがあったのです。
まずは始まって間もなく、一緒に参加させていただいたとても心地よい喋りかたで聴く人を包んでくれる革作家の平山篤さん、若くして老練な魅力を醸し出す作品を出されていた陶芸家の畠山雄介さんともお話しさせて頂き、それぞれの物作りのスタンスや物作りを続けることの楽しさや大変さをお聞きして、みんな一緒の気持ちを持っていることにうれしく思い、その後少し気後れしながらメイン会場にお邪魔させて頂き、ご挨拶させて頂くと、皆さん2代目や3代目として、その先代の仕事を誇りを持って受け継いでいること、(私も同じく2代目です!)さらにはその手仕事にはもっともっと表現できる側面があって、それが正面に出せないと手仕事自体が廃れてしまう危機感をどこかに持っていて、その表現できる側面が正面に持ってこれるくらいの魅力がまだまだあるっていうことを、みなさんが一生懸命頭を悩ませながら生み出していることが分かって、とてもとてもうれしくなったのです。さらには、私も通ったICSカレッジオブアーツ出身で活躍されているアクリル作家の俵藤さんもいらっしゃることにとてもとてもうれしくなったのです。

こうして若い力で物を作っていくことが続いてゆくならば、この世の中はきっと良くなっていく。