
静かに動く
2017.07.11
朝方、カイ君とワタナベ君に手伝ってもらって、日の陰る場所を見つけて写真撮影。
そのあと、アキコと一緒に陽の差し込む西善院さんの境内をお借りしまして写真撮影。
ありがとうございました。
まったく表情が違う2台のテーブル。
この写真たちをどのようにうまく活用して表現しましょうか。
2017.07.11
朝方、カイ君とワタナベ君に手伝ってもらって、日の陰る場所を見つけて写真撮影。
そのあと、アキコと一緒に陽の差し込む西善院さんの境内をお借りしまして写真撮影。
ありがとうございました。
まったく表情が違う2台のテーブル。
この写真たちをどのようにうまく活用して表現しましょうか。
2017.07.10
これはもう夏の日差しだね。
明日この場所で家具の写真を撮らせて頂くのです。この日差しでうまく撮れるかな・・。
西善院さんのご厚意で境内で撮影させて頂けることになりまして。
でも、今日来た本題はそれではなく楽しそうなことが始まりそうな感じで、そのお話を聞くために古い古い友人である建築士の福原正芳さんと一緒に伺ってきたのでした。
私は福原さんの建築も好きだし、福原さん自身が好き。
こういう人に巡り合えたことはうれしいこと。
そして、西善院さんには声を掛けて頂いたことにとても感謝しております。
願いが叶っても叶わなくてもとてもうれしい一日。
昨日も朝から茨城県の勝田まで出掛けておりました。
懐かしい場所。
10年近く前は、父と今は独立してしまったスタッフたちとよく水戸や勝田まで夜な夜な出発しては泊まり込みで作業をして、を繰り返して通ったものでした。
そして、昨日は「遠くてもイマイさんにお願いしたい。」そう言ってくださったKさんに会いに。
うれしいです。
うれしくていつものように大汗かきながらいろんなお話をしてまいりました。
いろいろなことを聞いてみんなの表情がより柔らかに楽しそうになっていくのを見るのはうれしいことです。
毎日をよく噛んで過ごすのです。
2017.07.07
コバヤシ君とカイ君がSさんの取付に行っている間に、1年ちょっとが経過したGさんのところにお邪魔してきました。
Gさんのところには、キッチン以外に洗面台も作らせて頂いていたのですが、その扉のの手掛けの部分が割れてしまったということで、様子を見てきたのです。
「このキッチンとても評判良いのですよ。」とうれしそうにお話してくださる奥様。
製作例にも書いたのですが、ご主人はとても有名な家具メーカーさんの日本支社長さん。
そのような感覚を持ち合わせているかたのキッチンを作って良いのかどうか当初は戸惑いました。
だって未だに「スリーハンドさん」とか「ハンドクラフトイマイさん」とか呼ばれちゃう小さな家具屋を信頼してくださったのですから。
ご縁をくださった小林さんには大変感謝しております!
そして、このGさんの素材の選び方、使い方はこの1年で大変私にとっての大きな糧となりました。
皆さんから少しずつ元気を頂いて大きくなっていくのだなあとあらためて実感しております。
そして、洗面台。
やっぱり割れております。今回Gさんのところではクルミの無垢材と合板を併用した形で反りを抑えた作りにしていたので、もしかしたら、無垢の反力で板が裂けたかな、と心配しておりましたが、手掛けが割れただけでしたら、きれいに直りそうです。扉をお預かりすることにして、あとはお手入れの方法をお伝えします。
キッチンは奥様がとてもきれいに使ってくださっている様子がとても良く伝わってきたのですが、お子さんが少しずついたずらするようになって、キッチンにも小さなキズがポツポツトでき始めていて。
次回修理した扉を持ってくる時にまとめてキズも治すことにしますね。
このようなちょっと遠くても身近に感じて頂けたら嬉しいなと思っております。
またお伺いしますね。
そのあとは、いよいよ解体が始まった川崎のFさんの現場へ。施工会社さんは、以前、横須賀のOさんのところでお世話になったダブルボックスさん。みんな楽しそうに仕事をしていて、こういう現場は良いですね。
今日のうちにうまくすれば寸法が出せればキッチンや食器棚の製作に取り掛かれるかと思いましたが、肯定的にも余裕がありそうですので、やはりここは慎重になって壁がある程度できてから新たに寸法を測りにくることにしました。
楽しみですね、Fさん。
すてきなキッチンになるように頑張ります。
今日は暑いです。
2017.07.07
お部屋のつかやすさを考えていくにあたって、考えることっていろいろとあるのです。
例えば、今日バックカウンターを取り付けてきたSさんのキッチン。
最初にご相談頂いた時に平面図を添付してくださっていて、そこに、「こんな感じで家具を置きたいのです。」と書かれていたのですが、そこには冷蔵庫が閉じ込められてしまうようなイメージが。
その閉じ込めてしまう印象はSさんも感じていて、どうしたら良いかがうまくまとまらなくて、できれば一度見て頂きながら相談したいのです、ということでお伺いしたのでした。
そしてそのキッチンの様子を拝見させて頂きました。
実際に暮らしてみると当初予定していたキッチンのレイアウトよりも今のほうが冷蔵庫が使いやすい、ということで、冷蔵庫用のコンセントがあるスペースとは反対側(壁側)に冷蔵庫を置いて使っていたのです。たしかに、冷蔵庫が右側に来ると部屋の真ん中にドンっと冷蔵庫が置かれることになってしまう。
「部屋の真ん中に冷蔵庫っていうのも何だか・・。」とモヤッとしていたいたSさんご夫婦。
しかり、しかり。
まずは、冷蔵庫の向きを変えてみましょうか。
ちょっと大きめの冷蔵庫なので、キッチンにあい対して置くと、引き出しが開かないのではないか、相手も狭すぎて使いづらいのではないかと、心配して横向きに使っていたので、それで、冷蔵庫を閉じ込めてしまうようなイメージができたのだそうですが、実際90度向きを変えて、キッチンと向かい合わせてみると、意外と使いやすい。
「なんだ、普通に置けました。置けないっていうのは思い込みだったのですね。」
ということでこれで、ひとつ絡まっていたひもがほどけました。
普通の向きに置けたのなら、どういった形の背面収納にすると良いか・・。
あれこれ悩みます。
Sさんのキッチンはアイランドキッチンなので、全部ぐるっと見えてしまう。リビングからキッチンもひとつながりになっているので、丸っきり見えてしまう。そうなった時に見えてもきれいに置ける形を心掛けて、あれこれ考えます。
そもそもひとつながりの部屋なので、どこまでキッチンにしたら美しいか、どんなものをカウンターに置いて使うのか。
Sさんお二人で楽しそうに悩みます。
最後にはキッチンの側面と背面もこの背面収納と素材を揃えたいなあというお話も出て、それはまとまりが出て良いなあと思ったたのですが、今回の予算を考えて、それはまだいつか。
でも、こうしてお話しながらイメージを固めていくことで、自分がどうこの場所を使いたいか、ここでどんな時間を過ごしたいのか、どんな今を過ごすのか、どんな未来を描くのか、それが分かるきっかけになってくれたのでしたらそれが一番うれしいことです。
今日は残念ながら私は取付に参加できなかったのですが、またこの背面収納の様子を見させて頂きにお伺いしたいと思います。
Sさん、次回お会いできるのを楽しみにしております。
2017.07.06
寒川町にある私達の工房。1階が工房、2階がショールームなのですが、地元の人でも未だに私たちが家具屋だって知らなかったり、
入りづらいようなので、突然の来店ということはあまりないのです(笑)。
先日、そのご来店が続いてありました。
「ありがたいな、オーダーキッチン・オーダー家具って検索して見つけてくれたのかしら?」と、お話を聞いていると、
「壁面収納だったかな、画像検索して、これいいなって思って見てみたら、こちらの写真で。寒川だっていうから。」と
30代くらいのご夫婦と、
「家づくりを意識し始めた数年前から、いろんな人の家づくりのブログなど読んで勉強してたんです。
そうしたら、キッチンとかで、フリーハンドさんの名前がよく出てきて、すごく気になっていたんですよ。」という30代くらいの男性です。
以前は、検索エンジンンに引っかかりやすいように、いろんなワードを考えたりして、ブログに載せたりしていました。
追いかけきれず、只今「オーダー家具 神奈川」で4ページ目表示。「オーダーキッチン 神奈川」で3ページ目…。
皆さん、よく私達を見つけてくださるよなと思うのです。
自分もそうですが、今は画像検索して、好みの印象を受ける写真の保存元を開く方が多いようですね。
Pinterestでも、私たちのボードにまだ載せていない製作例をブログやfacebookからどなたかがピックアップしてくださって、
うちにたどり着いてくださる方がいるのですから、驚きです。
先日、打ち合わせにきてくださったお客様も、うちに決めて来てくださるくらいだから、キッチングランプリのこととかご存知かと思い、
お話しすると「そうなんですか!すごいですね。おめでとうございます!」という反応。
ただ自慢しただけみたいになってしまいました…お恥ずかしい(笑)。
日々、何かのきっかけで皆様の目に留まってほしいと色々発信をしていますが、こういうお話を聞くと、広告・宣伝って本当に難しいですね。
でも、やはり、写真は大事なのだなと思うのです。
納品後にもお宅に伺わせてくださって、暮らしの様子を撮影までさせてくださるお客様のご厚意には本当に感謝しております。
皆様の暮らしぶりに魅せられて、私達に興味を持っていただけるのですから。
もちろん「載せないでほしい。」というお客様もいらっしゃって、掲載していない方も複数いらっしゃいます。
「え~!こんなにすてきなのに~!残念。」て思うこともありますが…。
大丈夫ですので、不都合な方はおっしゃってくださいね。
これからもよろしくお願いいたします!
2017.07.03
punktって言う、カトラリーケースを作っています。キッチンを作り始めて、キッチンのまわりのものも同じ気持ちで作れたらよいなと思って、少しずつ形を考えていて、気にっている形のひとつなのですが、最近オーダーを頂くのです。
一見、何だかよく分からない形ですし、格好良いかどうかはそのひと任せなのですが、私は好きなのです。
特にフタはね、キッチンのカウンターをお願いしているタカハシさんとあれこれ悩みながら辿り着いた形ですから、もう大好きです。
よーく見るとへぇって工夫がある。もの作りの楽しさでございます。
2017.07.02
吹奏楽部に入った中1長女。
「自分で準備しておく物のリストもらったから、楽器屋さんに行きたい。」とのことでお出かけ。
「ホルンってどんなやつだっけ?」というレベルで、楽器からは縁遠い人生を歩んできた私。買い物目的で楽器屋さんへ足を運んだ経験はないのです。
最初に入った楽器屋さんはエレクトーンやピアノが、入り口に並ぶ雰囲気のところ。
リップクリームや修正液みたいな形で、英語で表記されている商品の列を見ても、何が何だかさっぱりわからないので、可愛らしい女性の店員さんに聞いてみました。「吹奏楽部の部員さんですか?私もホルンでしたよ!」なんて話が弾み、とても詳しく色々説明をしてくれました。でも、お目当の物は在庫切れでありませんでした。
「もう一箇所の楽器屋さんがあるから行ってみよう」ということで行くと、そこはギターが入り口にずらっと並べられていて、明らかにロックなところ。体格のいい長髪の店員さんの1人はヘッドホンをしてずっとギターを調整していて、もう1人の店員さんはパソコンの前で険しい顔をしていました。さっきのお店より話しかけ辛い空気があり(笑)、同じ楽器屋さんでもジャンルが違いそうだから、ないのでは?と思いましたが、そこでリスト通りのものが揃いました。
面白いなぁ。
「楽器屋さん」と言っても、それぞれの雰囲気のお店があるのですね。
私たち家具屋もきっとそれぞれの雰囲気が違うのでしょうね。他のお店になかなか行けないので、よく分からないのですが、私たちはどんな雰囲気の場所に見られているのだろう?と思いました。
娘のお陰で、また新しいことを知る機会が増えそうで、楽しみなのです。
写真はショールームにある会長のドラムです。
2017.07.01
先日も大手ハウスメーカーさんにお勤めのUさんがここにいらっしゃって、「おもしろい!」と言ってくださいました。
私はどこか垢抜けない部分があるせいか、自分自身でスタイリッシュにピッとした形を決めることがいまいちできない性格でして、家具を作ってほしいと望んでいる皆さんと、
「こうですかね。」
「うーん、どうでしょうね。」
「ああですかね。」
「そうかもしれませんね。」
なんて、いろいろと宝さがしみたいに少しずつその先の形を探っていくわけですが、私にとってはすべて一人では決められないナヨナヨした部分を皆さんと一緒に決めてゆけるので、大変ありがたく思っているのですが、皆さんにとっては、自分たちで形を作りあげる楽しさを実感して頂けることが、とても「おもしろい!」ということなのです。
うれしい言葉です、おもしろいって。
今回の(こちらは電機メーカーにお勤めの)Uさんも、今までの皆さんと同じく一緒に作りあげたお客様の一人。
Uさんはなるべくコストを抑えたい、という思いもあって、いろんな部分をご自身で経験されました。
私たちが打ち合わせに出掛ければやっぱりその分、何かと費用が掛かってしまうのですが、それを抑えるためにプチリフォームの打ち合わせを全部ご自身で行ない、家具設置の壁の下地の位置も適確に施工会社さんにお願いし、設置場所の採寸も私が測ってほしい位置をすべてチェックしてくださって。
Uさんのお仕事は建築関係とは異なるのですが、全てしっかり行なってくださって。
このように家具の形を考えるだけではない、家具作りの参加のしかたもあるのです。
楽しんでもらえたでしょうか、きっと楽しんでもらえましたよね。
打ち合わせにここに来てくれた時、目がキラキラしていましたから。
2017.06.29
昨年のクレミルの時に木工教室に参加してくれたKさん。ご実家がここから近いということもあって、お姉さんと一緒に何度も通ってくださって、小物を作ったり、ワークショップに参加してくださったり。
そのお姉さんであるSさんは春にご紹介したように座卓をここで作ったのでしたが、妹さんのKさんは新しく家を手に入れたということで、カップボードのご相談を頂いていたのでした。
この場所を知ってもらって、いつかここで家具を作りたいって思ってくれたらうれしいな、ご近所の皆さんが気軽に足を運んでちょっとお茶を飲みながらひと息つけるようなサロンのような場所にしたい、という思いもあって始めたクレミル。
そのきっかけを作ってくれたのがこのSさんやKさんでもあります。
この町のことを教えてくれて、どんなことが私たちに必要かを教えてくれて、すぐそばで良いアドバイスをくださって。
自分たちだけではどうしたら良いのか迷ってしまう時に支えてくれる、家具をことを知ってもらいたい、というだけではなく、もしかしたら自分たちがそういう人たちを必要としていたから始めたのかなあ、そう思わせてくれる3姉妹さんです。そう、うれしい出会いなのです。
そして今日はその私たちの気持ちを持ってKさんのところにお伺いしてきたのです。
私は残念ながら、リフォームのお話がいろいろとまとまってきていて打ち合わせに出掛けていたのですが、製作を担当したノガミ君がうれしそうに先ほど納品から戻ってきました。
「クレミルの時にボクが担当させて頂いたお客様でした!」って。
いろいろうれしいです。
そして、Kさんからも。
「本日はありがとうございました。
先程、搬入が終わり我が家にきた食器棚を見て、触れて、うっとりしながらメールを打っています。
ナラの無垢材節ありにしたこと、引き戸の引手を四角にしたこと、引き出しのハンドルをKUMA鍛鉄工房さんのにしたこと、化粧板をグレーにしたこと、上をステンレスにしたこと。そして、フリーハンドイマイさんにお願い出来たこと。すべてしてよかったなぁと食器棚を前にして思っております。
家は買ったものの、まだ自分たちの家だ!という気持ちが少なかったのですが、この食器棚が来てくれたことで、あー、自分の家だなぁとより想えます。
ぜひ、落ち着いたら見に来て下さい。
食器棚はこれから家族の一員として大事に使っていきます。
本当にありがとうございました。
スタッフの方々にも、感謝をお伝えください。
近々というわけにはいかないかもしれませんが、またお願いすることがあると思います。
その時はよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
あー、良い買い物しました!職人さんってやっぱり素敵です!」
「あー、自分の家だなぁ。」っていいなあ。
2017.06.23
本日の取付でようやくKさんの工事がすべて完了となりました。
5月の連休明けに欠品となっていた食器洗浄機の設置を終えて、ひと段落したところでしたが、やっぱり収納が足りない!ということで当初予定していて、ご新居での暮らしは出費も多いし、しばらく先延ばしにしましょうとなっていたダイニングの家具をやはり早めに作ることになったのでした。
キッチンと合わせて最初に作ろうと考えていたプランは、こうしてキッチンや食器棚などができあがったことで、あらためて収納計画を見直すことができて、よりKさんが必要としている形にすることができました。
例えば、一番小さな家具には、ダイソンの掃除機が充電できるようになっていたり、ケーブルがごちゃごちゃになる通信機器がしまわれていたり。
これで、ひと通り終了ですね。
あとは元気なお子さんたちが、引き出しに入って遊んだりしないか、それが心配。
まだしばらくして暮らしが落ち着いた頃にお邪魔させて頂きますね。
何故だか今は練馬からのご相談が多いもので、Kさんのところにもそれほど遠くない時期にお伺いできそうですので。
今後ともよろしくお願い致します。
2017.06.21
ただ形を考えて作るだけでは成り立たない仕事だ、と気づくのです。
だからこそ、お話を重ねて「イマイさんにお願いしたいと思います。」というご連絡をいただけると、
とても嬉しくて、ありがたいことだなと思うのです。
2017.06.18
今日は父の日ですね。
うちは、前日の土曜日の夜にみんなでお料理。
「何食べたい?」「カツレツ!」となり、「カツレツ」に人一倍こだわりがある(自称)おとうさんが衣のつけ方を娘たちに指導(笑)。
中学校のPTA副会長になり、中学校・市役所・自治会の1日3か所での会議。皆様、お疲れ様です。そのおかげで、仕事の帰宅時間よりも早いので得られたこの時間。
ありがとうございました。みんな笑顔で、おいしくできました。
2017.06.16
「弊社でお料理イベントがあります。ご都合がよろしければぜひご参加ください。」とオーダーキッチングランプリ主催のリネアタラーラさん にお誘いいただいたのです。以前から伺ってみたいと思っておりましたし、声を掛けていただいたことが嬉しかったので、参加してきました。
高級感があってカッコいい。キッチンを考えるところから、リビングの印象をこんなにゴージャスにできるものなのかと思いました。
ショールームの名に相応しい「ここでオーダーキッチンを取り入れたらこういう生活ができるのかも」と「夢を見られる場所」でした。
普段私たちのキッチンでは使わない素材・パーツ・使い方を見ることができて、とても興味深くて面白かったです。
代表の門田さんにもご案内していただき、ありがとうございました。
今日勉強させていただいたこと、これから形にしていきたいと思います。
早めに着いてしまい、ドキドキ緊張する気持ちを鎮めるために、用賀神社でお参りをしてから向かいました。
スタッフの皆様、とても親切で丁寧な方々ばかりで、とても嬉しかったです。お料理もとてもおいしくて特別なレストランに行ったかのようでした。本当にありがとうございました。次回はイマイダイスケと一緒に伺わせてください!
2017.06.15
父の音楽(カントリーウェスタン)のファンであるというGさんからのご相談で作らせて頂いたリビングに置くコンパクトな家具。
レコードプレーヤーやカセットが聞けるラジカセなどを置いて、「ここで好きな音楽を聴いて1日過ごすのよ。」という思いの詰まった家具を作らせて頂きました。
築40年近い木造住宅はいつものような作業をする私たちに挑戦するような、まるでクイズを解いているような、そのような気にさせるほど取付に時間が掛かってしまいました。
フゥ、ひと安心です。
お茶を頂ながら、レコードに梁が落ちます。
ポール・モーリアのシバの女王がプツプツ音とともに静かに居間に流れます。
なんというか、音が手に届くような気がしたのでした。
2017.06.14
オーダーメイドのスタンドです。
ベースはiPhoneスタンドのsofaをベースに木製で新しいデザインができないかといろいろと考えて、できあがった形です。
キャンドル作家のArunさんに昨年のクレミルの時に依頼を頂いていたのですが、半年も経ってしまいました・・。すみません。
でも、とてもきれいな形にまとまりましたよ。
iPhoneスタンドは現在、sofaでいろいろな機種が置けるタイプを作っているところで、もうすぐお披露目できるのですが、それが完成になったらひとまず製作はストップになるかな、と漠然と考えております。
最初のモデルのtetraを作り始めたのが、ちょうど5年前でした。
その時のブログ(古いブログですね・・。)
「予告です。音を楽しむ2日間」
もともと、スピーカーの良さを知ってもらおうと思って、若い人たちにも良い音を聞くことの良さを知ってもらえたらと思って、気軽に音を楽しんでもらおうとどちらかというと若い人向けに考えた木製小物でした。
もちろん、その当時も反響させて音が大きくなるスピーカーってたくさん出ていたのですが、木製のしっかりしたものが少なかったようで、皆さんにとても気に入ってもらえました。
でも今では、いろいろなメーカーさんがその技術を持ってすてきなスタンドを作られて、数多くの形が出回っております。
だから、気軽に音が楽しめるようになりましたね。
ひとつの役割が終わるかな。
また新たな魅力が伝わるものを考えてゆこうと思うのです。
2017.06.13
今日は製作を担当したコバヤシ君がリーダーとなって、カナイ君、ワタナベ君と一緒にSさんのダイニングの家具の設置に向かってもらいました。
本当は私も一緒に伺う予定でしたが、現在建築中のYさんの現場にカウンターを届けないと行けなくなったり、、先日のグランプリを頂いた余韻からかいろいろなお問い合わせを頂いたりして、その前からご相談頂いている皆さんも図面もお待たせしてしまっていたりと、なかなか手が離せなくなってしまって、みんなにお任せすることに。
だんだんと時間が経つにつれて雨が強くなってくる一日でしたが、作業はとても順調に進んだようで、思っていたよりも早くコバヤシ君から完了の連絡が入りました。ありがたいね。
すぐさま、Sさんからもお礼のメールが届いて、順調な一日。
少しずつですが、図面も進められて、明日はとても久しぶりにピーズさんに会いに行く予定。
夏にお仕事させて頂くことになったのです。
楽しみです。
2017.06.09
お知らせが遅れしまいましたが、
モダンリビング最新刊233号が発売されていまして、先日私達が参加した「ファンタスティックオーダーキッチングランプリ2017」の受賞作品の記事が掲載されています!有名な建築士さんをはじめ、普段見ていただけないであろう方々の評価をいただけているのは、とてもありがたくてうれしいのです。この機会に多くの方に見ていただけたら嬉しいです。
そして、今回の特別付録版は、a dayのオールパーパススプレー付きです!市販の洗剤にはないとてもいい香りで、化粧品に使える位安心・安全な材料を使っているということです。これから梅雨の時期、水回りを掃除していい香りがしてきたら、不快は気分が和らぎますね!ボトルもシンプルでかわいいです。普段使いには高価なので(汗)、同じ値段でこんなお試しの機会があるのはとても嬉しいです。
特別付録版は数量限定ですので、興味のある方はお急ぎくださいね。
よろしくお願いします!
最初の写真は石田篤さん撮影のもの。こんなすてきな写真が撮れるようになりたいのです。
2017.06.08
その頃私は何をしていたかというと、1年に一度この時期に行なわれるチアキが通う小学校の恒例行事でもある体力測定のお手伝い。
平日ということでなかなか集まれるお父さんも少ないのですが、なるべくできる手伝いはしたいなと思いまして、チアキがいる3年生の計測がある本日にお手伝いに参加しておりました。
チィちゃん、喜んでくれたかな。
こういう活動への参加って子供のためでもあるのですが、どちらかというと自分のため、普段会えないひとたちと接することができる大切な機会です。
自分の住む町がどういうふうになっているか、学校や近隣のご年配の方々がどう子供たちを見て、どう私たちを見ていてくれているか、そういうことを知る大切な機会でもあります。
作業が終わって帰る時に、蛍光ベストを着て、早く帰っている1年生の後ろ姿を見守っている、近所のおじいさん。(と言っては失礼かな。)
そのおじいさんの背中ってなかなか見る機会がないですから。
こういう時間はうれしい時間なのです。
夕方会社に戻って、しばらくするとトミヤさんが予定通りにいらして下さいました。
何というか大好きな建築士さんで、最初の出会いは、今から9年前にキッチンを作らせて頂いたKさんの内覧会でした。とても声が大きな建築士さんという印象で、その時はそれほどお話する時間も取れなかったのですが、私もトミヤさんもどこからお互いを覚えていてくださって、2年前にOさんのキッチンをリフォームする際に再びお会いできたのです。
その時に、富谷さんに打ち合わせのあとにいろいろと連れ回されたおかげで(笑)、どんどんすてきな人たちと出会うことができたのでした。
その大変ユニークなキャラクターにみんな惹かれちゃうのです。
そのようなトミヤさんと今度お仕事で再びご一緒させて頂けることになりそうで、今日は私たちの工房を訪ねてくださったのでした。
「ようこそ、トミヤさん!」
今日のお仕事のお話は、24日の大きな打ち合わせの事前確認ということで5分で終わってしまいまして、あとの3時間55分(4時間55分!)はひたすら気の合うお話を。良くも悪くも似ているところがたくさんあって、とてもうれしい時間でした。
近い感覚を持った人と一緒に過ごせる、一緒にお仕事できることのすばらしさ、とてもとてもうれしいです。
帰り際には、男二人でショールームの明かりを落として、ならんで記念撮影。
とてもとてもうれしいのです。
2017.06.08
久しぶりに大きなおおきな家具を作らせて頂きました。
たしか昨日から梅雨入りと言われていて、今日の予報も雲行きが怪しかったのですが、どうにか無事きれいに設置できまして、ホッと胸を撫で下ろしております。
と、ちょうど取付が終わった頃に、Oさんからメールを頂きました。
「Oです。
先ほど取り付けが完了いたしました。
イマイさんのような社長のもとで働いているからなのか、同じような方がイマイさんに集まってくるのかわかりませんが、みなさんに丁寧に取り付けしていただきました。
仕事に誇りを持ち、謙虚に仕事に向かい、丁寧に熱心に取り組む姿を拝見し、完成した家具以上に、あー、イマイさんのところに頼んでよかったなと思いました。
間違いなかったなと感じました。もちろん完成した家具もすばらしいです。
もっと圧迫感を感じるかと思っていたのですが、壁一面にぴったりと収まっているので、まるではじめからあるような感じがして、もうすでに我が家にマッチしてます。
ダイソンの収納棚、CDの引き出し、図鑑を入れる棚、机を2つに分けたこと、電話のコードを棚の中にしまったこと、今井さんとの打ち合わせで決まっていったことすべてがよかったです。
数回、丁寧に打ち合わせしていただいたおかげで納得のいくものになりました。
みなさまの心のこもった家具を我が家で引き継ぎ、できるだけ丁寧に使います!
「できるだけ」としか言えないところが心苦しいのですが、子供達にもわかってもらえるよう伝えていきたいと思います。
次はカウンター下をお願いしたいと思っております。
イマイさんをはじめ、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。
どうぞ皆様にもよろしくお伝えください。
本当にありがとうございました。」
とてもとてもうれしいお便り、ありがとうございました。
Oさん、今日は私も一緒に伺えずすみませんでした。
またあらためてご挨拶にお伺い致します!
これからもよろしくお願い致します。
2017.06.06
「置き家具だし、設置場所は1階。Nさんのお家に行けるよ。」と社長に言われ、4年前に作らせていただいた Nさんのキッチンを実際に見られるせっかくの機会なので、作業場で今回ご依頼いただいた本棚を持ってみて、「これなら大丈夫。」と葉山までお出かけしてきました。
家具の大きさに対して、天井の高さ・設置場所に着くまでの間口の大きさ・照明などの当たらないように注意するものの位置の把握して、家具をどう回して入れるか…。毎回、気をつけなくてはいけないことは多々あることはわかっているはずなのに…うまく動けず…家具は大きくて重い…。(今回の家具は軽い方だと思うのですが。)
私「スタッフと行った方が楽でしょ?」
社長「それはね。動きが違うから。」
あはは…ごめんなさい(汗)。
そして、Nさんのナラのキッチンをはじめ、ステキな佇まいのお家を見せていただくことができました。
そこで出会ったのが、銅製ハンドルの緑青の美しさ。
「そのハンドルが水に近いからかな。1番色が変わってて。」とNさん。
見る角度によっては、虹色に見えるハンドルなんてとても素敵ですね。手のあたりも柔らかい気がしました。
ステンレス・鉄・真鍮・陶器等、色々な材料のハンドルを見る機会がありますが、銅製もとても魅力的だということを知りました。
やはり、現場は大変ですがいろいろ勉強になりますね(笑)。
Nさん、お邪魔しました。ありがとうございました。塗装頑張ってくださいね。
2017.06.03
以前茅ヶ崎にあった家具屋さんにお願いした家具なのですが、もうお店が無くなってしまって・・、とご相談にいらして下さったSさんのテレビボードを本日設置してきました。
私の両親と同じくらいの年齢でしょうか。私もまるで親戚の叔父様、叔母様にお話するかのように気さくにお付き合いさせて頂き、今日に至りました。
週明けからこの新しい場所での暮らしが始まるということで、「引っ越しはもう大変よー。」とにこやかにおっしゃっておりましたが、楽しみですね。
これからもよろしくお願い致します。
2017.06.02
お互い抱いているイメージをすり合わせて一つのかたちへと向かっていく作業は、なかなかどうして大変だったりします。
特に椅子となると、機能的な部分よりも造形的な部分で、その人がどう考えているかを捉えることが難しかったりするのです。
本日は、クラシックギターを演奏するための椅子、というお話をはるばる東大和から聞かせに来て下さいました。
私の両親より少しお若い方で、そういうご相談に私のような若造に会いに来て下さること、大変うれしく思っております。
よいかたち作りを頑張ります。
2017.06.01
夕方からミーレ表参道まで。
昨年「オーダーキッチングランプリ」で内田雄介さん設計の素敵な空間にZさんのキッチンを作らせて頂いたのですが、今年はハイランドデザインさん設計の小金井のMさんのキッチンを評価して頂いたのです。
2年連続授賞式に呼んでいただけるなんて!
ということで、ホクホクとアキコと二人で出掛けてきたのです。
ちょっと早めに着いた私たちは、ウェルカムドリンクのシャンパンで良い気分になってしまいまして、その頃、ハイランドデザインの高橋さんご家族が到着。
「おめでとうございます!ありがとうございます!」と賑やかに挨拶しているところにMさんご夫婦も到着。
応募総数102組の中からの6組なんてそれだけでもうれしいし、何よりもお祝いということで、主催のモダンリビングさん、ミーレさん、リネアタラーラさんが振る舞って下さるお料理が楽しみで、二人でワクワク。
で、ムシャムシャいただきながら、「美味しいね、どんな賞を頂けるだろうね。」と話しておりましたがなかなか呼ばれず、なんと最後にグランプリとして名前を呼んでいただきました。
1番だぜ!すごいぜ!!
ハイランドデザインの高橋さんとMさんは大学の同級生。気心知れた仲で、その中に私も溶け込むように混ぜてくださって、今回の作品はその3様の形が実現してこういう素晴らしい賞を頂くことができたのだと実感致しました。
高橋さんは、「私たちはMさんの希望を取り入れたキッチンを置くことができる空間を周りの風景とのバランスをとって作っただけで、キッチンについてはイマイさんのおかげです。」と言ってくださって。
私も、「キッチンはMさんご夫婦の的確なイメージがあったからこそできた形で、私たちはそのイメージを実現するお手伝いさせて頂いただけです。」とお伝えし、
Mさんは、「私たちが家を作るなら、とずっと温めてきたイメージを全て高橋さん、今井さんに投げかけたのですが、それがその通りに実現できるものづくりの素晴らしさ、楽しさを教えていただきました。」と言ってくださって。
うれしい言葉たちです。
そして、主催者さんからは、「これは3者3様の気持ちやチームワークや思いやる気持ちがあって生まれた形なのですね。」という素敵な言葉を頂いたのでした。
そうですね、お互いの縁(大学卒業後はしばらく会うことがなかった高橋さんとMさんが偶然三鷹の街で出会って再び親交を深めたこと、奥様が見つけてくれていた私たちフリーハンドイマイに興味はあったけれど、絶対ここに決めたいっていう強い思いを持っていたわけではないまま、たまたま私たちの工房を訪ねた時に、父が工房にいて(私は不在だったのです)父が使っていたDATがMさんが設計したものだったこと)、そういう縁がうまくつながって今回このような素敵な賞を頂けたのだなあと、高橋さんとMさんとお話ししていたのでした。
大変うれしい賞を頂き、ありがとうございました。
帰り際にMさんが、「今度みんなでうちに来てくださいね。」っておっしゃっていた言葉、とてもとても楽しみにしています!
2017.06.01
今から20年前、仕事を続けながら通わせてもらった目黒の専門学校「ICS」。建築と家具のこと、その楽しさ、難しさの入り口を教えてくれた学校でもあります。
その当時主任を務めていらっしゃった秋山先生とは、facebbokを通じてそのご活躍を存じておりまして、この度WIW(World Interior Week)ということで、ミッドタウンで活動の展示をされていると聞いて、見に行くことに。
もしかしたら、と思っておりましたが、先生にお会いすることができました!
うれしいです!
ヒゲが生えて、「年取ったよ。」と仰っておりましたが、昔と変わらないくらい大きな声で、力つよい握手をしてくださって、あぁ、秋山先生だ、と思い出しました。
それはもうハッピーディです!