ナラの節アリ材とシーザーストーンを使ったキッチン

2016.08.04

2016080400220160804003続いて本日は鎌倉の笹目町。
バックパネルの扉のナラの使い方と珍しく白いシーザーストーンが印象的なセパレートのOさんのキッチン。icaaさんからご依頼頂いたキッチンです。

海岸線は夏真っ盛りだし、すぐそばは長谷の大仏様がいらっしゃるし、2階のアクセスはどうなっているか分からない部分があるし、といろんな不安を抱えながら出発。まだ車は思ったほど混みあっていなくて、2階へも階段のスペースが広かったから、無事屋内から搬入できてひと安心。シーザーストーンはほぼ天然石に近いので、やたら重いのです。もし、ロープでで荷揚げだったらもっと大変だったでしょう。
それでも、Tシャツと手拭いをぎゅっと絞ると、バシャバシャ汗が垂れるくらい。
ばてないようにしないとね。
搬入と段取りを終えて、あとは製作を担当したコバヤシ君に監督をしてもらって、ノガミ君、ナカガワ君、カイ君と一緒に設置に入り、私は一足先に会社に戻ります。
会社では、先に夏季休暇を取っていたカナイ君が今日から仕事に戻って、日取り黙々と作業をしておりました。
みんながこうして頑張ってくれるおかげで、いろいろな皆さんからお声掛け頂けているのです。
ありがたいです。
今週はあとひと現場あって、ちょっと遠い沼津です。
そして、来週は逗子と鎌倉と藤沢。

ヤバいぜ、ぶっ倒れないようにしないと。

クルミのキッチン

2016.08.03

お施主さんでもあり、建築士さんでもあり、監督さんでもあるYさんのクルミのキッチン。しばらく、ショールームのちびっ子部屋に保管しておりましたが、本日ようやく設置できました!
今月下旬には器具付けして完成した姿が見せられる予定。
楽しみです。
さて、今週から逗子、鎌倉と立て続けにキッチンの設置工事が始まります。お天気も良さそうだし頑張ります!

31年目

2016.08.02

今年の8月で私たちフリーハンドイマイは、父が一人で始めた「フリーハンド・イマイ」から30周年を迎えました。(会社になったのはそれからしばらく経ってからのこと。)
また、昔に書いたお話を長々書きましょう。興味がある人は読んでもらえたらうれしいです。

私がこの仕事を手伝い始めたのが19歳になった冬でした。年末に忙しいから手伝ってくれ、と父に言われて始めたのがきっかけです。
父は私が中学時代に体を壊して、もっと規則正しいリズムでできる仕事をということで、一念発起しもともと好きだった木の仕事を始めたのです。
でも、創業した頃はちょうどバブルの時期でして、心を落ち着けて家具を作るというよりも立て続けに入ってくるお店の什器作りの仕事に追われる毎日で、私が仕事を手伝い始めた頃もまだまだその流れは続いており、物を作る楽しい反面、できあがっては数年で壊されていくようなスクラップアンドビルドの流れの中では、これが良いことなのかどうかと少し淋しく感じていた頃でした。
まだ、個々の人たちから家具のオーダーが来ると言う時代ではなく、家具を作ってもらう、ということがとてもとてもめずらしい時代だったのです。
その頃、私たちはお店の家具作りからマンションに住む人たち向けに家具を作るという仕事の流れが変わっていったのでした。
そこでは、家具を作る以外にいろいろな人たちとお話しするという一番苦手なことを学んでいったのでした。
でも、みなさんとお話しするにつれて、家具を好みの形に作ることがあまりに不自由なのだなということを感じていました。ある程度決まった枠の中からしか選べない自由、反対に自由すぎて何を選んでいくことが良いかを導けないもどかしさ。
そういったことをそういう場で一つずつ覚えていって、家具を作るだけではなく、その形を表現することも学んだのでした。
でもね、自分ではああしたい、こうしたい、と思っていてもその通りにならないこともあります。
2000年頃だったでしょうか。
家具の依頼があまり来なくなってしまったのです。ちょうどそういう時代だったこともあって、取引先の皆さんも手を持てあますようになって私たちのところに仕事を出すほどでもなくなってしまったのです。
当時の父は相当苦労したことと思います。今でこそその気持ちが何となく分かるようになりましたが、当時の私にはその時の父の気持ちは良く分かりませんでした。(笑)
そこで、「時間があるなら、今度友達に頼もうと思っていたホームページを作ってみよう。」と思ったのでした。
その当時はNHKをつけると、「初心者でもできるホームページの作成講座」と言うような番組をやっていて、女性が二人でタグについてとても丁寧に解説していたりと言うような時代だったのですが、見ていてもよく分かりません。
そこで本屋さんで、「初心者でも分かる~」という本を1冊買って、まずはその通りにやってみます。
英語が並んだ画面をみつめて、きっと難しいのだろうと思っていたのですが、始めてみると意外とそれが面白くて、まるで自分で雑誌を作っているかのよう。
仕事が終わる20時ごろからパソコンに向かって写真を載せては文章を書いてを繰り返し、気に入らなければまた編集してを繰り返して、最初のホームページができました。
また「メールはこちら」とかがキラキラ点滅していたり、「back」とか「next」がピカピカ動いていた時代で、写真も30kb以上だと重くて誰も見ない、なんて言われていた時代です。
「写真が重いとページの表示が遅いのか・・、それなら文章を書いてみよう。」
そう思ったのでした。
当時のリフォームとか、建築の広告とかって「施工前」と「施工後」の写真を2枚並べて、「こんなにきれいになります!」みたいな表現が多かったのですが、「それは、新しいものを作ればどの場所もきれいに見えるよね。」って思えて、見ていてもそれほどいいなあって思えなかったのです。
じゃあどうしよう、と思いまして、それなら自分の記録、日記のように書いてみようと思いまして、その方と出会って、どんな風に思ってどんな家具を作ったというのを自分の見たままで書いていったのでした。
「これほど文章が多いとみんな読まないんじゃない。」と両親からは細かい字に目を細めながらそう言われたのですが、その他にうまい表現の方法が見つからないので、その形を続けていくと、ある時にFAXが届きました。
ホームページの「ご相談フォーム」の部分をプリントアウトして、そこに細かく家具の希望内容を書いてFAXしてくださったのでした。
うれしかったなあ。
正直な気持ち、家具のオーダーをもらうんだって思って作ったページではなく、自分の記録と雑誌のように何だかきれいに写真集が作れることが楽しくて(仕事と思わずに)やっていたわけですので、ああ、本当に依頼が来たんだあ、と不思議な気持ちでした。
その方は埼玉の八潮のCさん。写真が小さすぎて今では製作例に使えなくなってしまいましたが、その時の書類はきちんと今でも取ってあります。
メールやFAXでたどたどしくやり取りして、初めてお会いする方のところに一人で採寸に行って、そして当時のスタッフと二人で納品して。今までにないくらいドキドキしておりました。
その頃からマンション向けの家具作りも本格的になって、一人一人のオーダーに応えて作るスタイルになってきて、県内、都内から遠方のマンションまで出掛けては皆さんの形を具体化していくことを学び、それと並行してホームページでは、今まで作った家具をその家具にまつわる皆さんとのドラマをどうにかうまく表現して、家具を作ることがもっと気軽にできるようにと思いながらやってきたのでした。

そうして、インターネットで家具の相談が気軽にできる時代がいよいよやってきました。
ちょうど、私が夜間学校に行っていた頃(私がこの仕事を始めて数年が経った頃で、まだホームページを作っていなかった頃です。)に、目黒通りにいろいろな家具屋さんが並びはじめて、徐々に家具や建築が身近になり、その波が私たちのような小さな木工所にも届いたのでした。
今までは家具と言うと、食器棚やリビングに壁面収納を作ったり、ダイニングテーブルを作ったり、と言う依頼が多かったのですが、2005年に「キッチンを作ってほしい。」と言う相談を頂いたのでした。
「キッチン?」
キッチンは、キッチンメーカーが作るものとばかり思いこんでいた私にいろいろと教えてくださったKさん。この方がいて今の私たちがあるといっても良いくらい。(笑)
その方のキッチンは「海の近く、ソラの近く」でご紹介しているキッチンです。
私はどちらかと言うと怖がりなので、「キッチンなんてできないよ」って思っていたのですが、Kさんの強い思いを聞いていた父は、「よし、やろう!」と即決!
それからが大変でした。ステンレスはどこで手に入れたらよいか、木を使ったキッチンは大丈夫なのか、組み込む機器類はどうしたら良いのか、分からないことだらけ。
でもKさんも一緒に考えて下さり、工務店さんもこのしどろもどろな若者にとても親身に向き合ってくださいまして、(今思うと、監督さんにも設備屋さんにもかなり無理を言っていたなあ。)どうにかその魅力的なキッチンが完成したのでした。
そして、とても喜んでくださったKさんがいろいろな方々にお話を届けてくださったのです。
「Kさんのキッチン見ました。すてきですね、同じようなスタイルで作ってください。」と言うお話をそれからたくさん頂いたのです。
どうしたらもっとうまく「キッチンを作るという仕事」を続けていけるのか・・、スタッフ皆と思案しながら、工務店さんにも怒られながら、ひとつずつ学んでいって、今のフリーハンドイマイがここにあります。
私たちがこの先どうなっていくのか、どうしていきたいのか、それは私自身大きな展望と言うものは決めておりませんし、求めておりません。
ただ、この先も私たちを必要としてくれる人が居てくれる、とそう思っております。
そう思っていてくださる皆さんがいる限りは、この道をしっかりと歩き続けようと、そう考えております。
今までも、これからも、皆様よろしくお願いしたします。

ナラとステンレスのアイランドキッチンとコンロのある背面収納

2016.07.30

20160730007201607300062016073000420160730005午後からは内田雄介さんにお声掛け頂いて、先日モダンリビング賞!を頂いたZさんのキッチンの写真を撮らせて頂きにお邪魔してきました。
お引き渡しから半年ほど経ってしまいましたがようやくその使っている様子を見させて頂くことができました。うれしい!
オイル塗装は奥様が、壁の塗装はご主人が、という自分たちで作り上げたこの空間は、内田さんの設計した空気とそこかしこにとても気持ち良く混じり合っていてとても優しい印象。
あらためてオイル塗装やステンレスの天板のお手入れの仕方などをご説明させて頂き、この後もZさんご家族の手で、より気持ち良く磨かれたキッチンになっていくのだなあとしみじみ思ったのでした。
ありがとうございました。
また、時間を作ってお邪魔させて頂きます。

ナラとステンレスのキッチンカウンター

2016.07.30

20160730002梅雨明け最初の週末で、海へと続く道の途中にあるNさんの家の前の通りはきっと行楽の人たちで賑わってしまうだろうから、手早く荷揚げしないといけない、という不安は当たることなく静かな土曜日の朝がそこにはありました。
それなのに、荷揚げ前からすでに汗がにじんでおりましたので、これ以上ポタポタしないように手早く行動。
万が一階段から入らない場合は、バルコニーから揚げようと覚悟しておりましたが、どうにか汗もポタポタすることなく、家具も無事搬入できました。
まだ小さなお兄ちゃん、そしてこれから生まれてくる赤ちゃんがキッチンでいたずらしないようにと、ちょうど良い位置を決めたところで、私は先に会社に戻らせて頂きました。
「次はこのおなかの子が生まれて暮らしが落ち着いたら、ぜひ写真を撮りにいらして下さいね。」

ぜひ、お邪魔させて頂きます。
その時を楽しみにしております!

クルミのキッチンやバックカウンター、下駄箱たち

2016.07.28

201607280022016072800320160728004ご新居の工事のさなかに、大病を患って入院されたご主人。何があったのだろう・・、となかなか奥様にもお声掛けできずにおりましたが、ようやくご挨拶にお伺いする機会ができました。
昨年の暮れにお会いした時はふっくら(笑)していらっしゃった体がスマートになられて、食事も運動もきちんと取る生活をされていて、自宅療養しているというご主人は思いっきり主夫として頑張っていらっしゃったのでした。
「妻には申し訳なくて・・。だからできることは自分でやらないとね。でもいよいよ来月から仕事復帰です。」と晴れやかな笑顔。
とても助かりにくい病気から戻った方とは思えないくらい!
気づきにくいことですが、やはりきちんと毎日が無事に気分良く過ごせることが一番ありがたいことなのですね。

また、次にお会いできる時を楽しみにしております。
ごきげんよう!

ロートアイアンのツマミ

2016.07.27

2016072700220160727003KUMA鍛鉄工房の熊田さんにまた新たにツマミを作って頂いたのです。節アリのナラ材でテレエビボードを作っているのですが、その形に似合うようなシンプルだけれどどこか手の跡が残る表情のものを使ってみたかったのです。
お施主様は気に入って頂けるかどうか。設計事務所さんからのお仕事で、「お客様からお任せしますと言って頂けたので。」と言われているのですが、いつもは皆さんのイメージを形にすることがお仕事ですが、こういった自分で自分の形を決めるのはなかなか不慣れで。
気に入ってもらえたらうれしいなあ。

真鍮のパーツを見に

2016.07.25

国際連合大学前で開催されるマーケットにかなぐやさんが出展されるというお話を、先日キッチンを作らせて頂いたお客様でもあるHさん(Hさんとかなぐやのオーナーの太田さんは同級生)から聞きまして、ぜひあらためて拝見したいと思いまして、アキコと一緒にチアキを連れて出掛けてきたのです。ハルカはお友達とお祭りへ。

やはり美しいです。
これから家具に取り入れていきたいかたちでした。ご一緒にいらっしゃったガラス作家の丸岡さんにもすてきなお話を聞かせて頂いて。私の知っているガラスだけじゃなくもっといろいろな見せ方があって、ガラスの可能性ってもっといろいろありそうってワクワクさせてもらいました。
そのあともSIWAさん、工芸青花さんなどワクワクするようなクラフトマーケットと、フレッシュな野菜やスパイスが並ぶフードマーケットが魅力的に隣り合うこの広場。久しぶりにお店を出す側ではなく見る側として楽しませてもらいました。
「お姉ちゃんも来てたらきっと楽しめたのにね。」
「チィちゃん、お姉ちゃんと来たかった?」

帰りにフリッツハンセンさんのお店にご挨拶させて頂き、ケアホルムのおそろしく力強いデザインのテーブルたちをまじまじと拝見させて頂き、いろいろと勉強になった1日だったのです。

そして、夕方からはえびな市民まつりへ。
先に出掛けたハルカと待ち合わせるも友達を見つけてはすぐに飛び出していってしまう。
だんだんと自分たちよりも友人と過ごす時間が長くなっていくのでしょう。
自分たちはいつまでもハルカも一緒に、って思っていても、彼女は彼女の時間があって。
何となく自分がぎこちなくなって淋しいなって思う時も出てくるのでしょう。

「いつかきっと君も恋におちるだろう つないだお手々を振り払うように」

くるりがそう言っていました。

アウトセットの引き戸のある吊戸棚

2016.07.23

今日は、カナイ君とノガミ君に浦和のSさんのところまで出掛けてもらい、依頼されていた吊戸棚を設置してきました。
なかなか作る機会のないアウトセットの引き戸で、さらにそのパーツもオリジナルで製作。
塗装後もとてもスムーズに動いてきちんと止まるし、引き戸用のレールにアルミのパーツを使わないで、ナラ材そのままで仕上げる形にしましたのでとても良い印象です。

とても良い勉強になった今回の形。今後の家具作りに生かしてゆけたらもっと形の幅が広がるよね。楽しみです。

Sさん、今日はありがとうございました。

クルミとアイアンのラウンドテーブル

2016.07.21

201607210012016072100320160721004クルミを使ったラウンドテーブルのご依頼を頂いていたのです。今回はいつもよりも少し小ぶりな1,100mmのサイズで。クルミ特有の少しラフな表情とアイアンと言う組み合わせでも、良い感じに上品にまとめることができました。
このテーブルは、はるか遠くの大阪松原市のKさんのもとに行くのです。
いってらっしゃい。

ウェブサイト更新

2016.07.21

宙に浮いたようなステンレスカウンターのあるナラのキッチン緑に囲まれた気持ちの良い土地に建つお二人の作ったメロディのような家、Mさんの製作例と、

築30年以上の集合住宅のリビングをクルミの木と白い塗装でリフォーム懐かしい形のマンションの一室を住む人の色で見事に彩ることができたYさんの製作例と、

コーリアンと節アリオーク材を使ったアイランドキッチン乾いた心地良い風が吹き抜けるスタジオのようなリビングでお料理教室を始めるMさんのために作ったキッチンの製作例の3つを掲載しました。

もし、よろしければご覧になってください。

節アリナラ材とステンレスのキッチン

2016.07.19

20160719002201607190032016071900420160719005
今日は、細かいパーツを持ってHさんのところへ再び。
先日雨の中荷揚げしたお天気とは変わって、梅雨明け前なのに真夏のような暑さ。でも、公園の近くに建つこの家は気持ち良い風が吹き抜けるので、どこか心地良いのです。
木にとって湿気は侮れないですからね。
今までも、木が動きすぎちゃって、はめてあったガラスが勝手に割れちゃったことがあったり、木が伸びちゃって、カウンターを上に押し返しちゃったり、いろんなことがありました。
Hさんとそんなお話をしておりました。
無垢の表情は良いというのはもちろんでしょうけれど、成形されていないそのままの木ですから、刈り取って製材されたあとでも動くのです。昔の人々は、その動きを工夫して逃がしたり抑えたりしていました。今の人たちは新たな技術でその動き自体を無くしてしまうこともできるようになりました。どちらの方法にも良い悪いはないと思います。昔があったから今の技術ができあがったのだし、今の技術を知っているから昔に戻りたいと思う気持ちもあるわけだし。
本物とか偽物とか、良い悪いで分けられない奥深さが家具作りのそこかしこにあるのです。それが良いのです。

そして、先日お話しした、Hさんのお友達ということで今回取り入れたかなぐやさんのハンドル。美しいのです。

鶏飯

2016.07.10

家族揃ってご飯が食べられる今日の晩御飯は、おとうさんのリクエストで鶏飯。大好きな奄美大島、また行きたいな。

オークホワイトオイル仕上げのスリムな食器棚

2016.07.07

先日、納品した食器棚。
追加でオープン棚の部分にコボレ止めを取り付けてほしいということでお伺いしてまいりました。
はい、これで完成です。
最初は、家具を注文してくれたお客様だったKさん。その後、お付き合いしていく中で、お客様だった関係が私たちのアドバイザーになってくれたりと、一つのきっかけがとても豊かな関係に広がっていって。
とてもうれしいことです。
3年前に頼んでくださったちょっと変わった収納、そして今回のスリムな食器棚。
家具が私たちをつないでくれます。

それから、ちょっとさみしいお知らせ。
この食器棚でも使っているハンマーでたたいた模様のような揺らぎが特長的なハンマードグラスが今後は入手できなくなりそうです。
人気があったガラスなので、ちょっと残念ですが、この柄に負けないくらいの良い表情のガラスがもっとあるはず。
その時は皆さんと一緒に探しますね。

壁に沿って回り込む食器棚

2016.07.05

201607050012016070500320160705004夏から秋にかけての仕事が慌ただしくなってきまして、急きょ段取りを進めておきたい部分がありまして、柏のNさんの取付はカナイ君とコバヤシ君の二人に任せることに。
今回の食器棚はちょっと変わったかたちです。
当初は、キッチンの真向かいの壁に荻窪のYさんの形をイメージした食器棚を作らせて頂く形で考えていたのですが、お会いしてお話を進めていくと、ちょうどキッチンから外に出られる勝手口のような扉があって、その壁まで家具を添わせて作ることはできますか、と奥様から提案が出たのです。
もちろん、できますよ。
でも、ちょっと難しそうな形状ですね・・。
おそらくレンジフードのダクトの通り道になっていると思われる下がり梁によって天井の一部が変形していて、そこに合わせて高さの違う吊戸棚を付けなくてはいけないこと、カウンターもうまく壁に沿わせてなるべくシンプルな形で固定させなければいけない、といろいろと課題はありましたが、無事に取付が終わったということで、ホッとひと安心。
Nさん、またあらためてご挨拶にお伺いさせて頂ければと思います。
ありがとうございました。

平成建設さんの沼津の現場まで

2016.07.04

今日は、夕方から平成建設さんの現場に打ち合わせに。
沼津に新築されるYさんのご新居にシンプルだけど存在感のあるタモとステンレスを使ったキッチンを作らせて頂くのです。
だんだんと暖かな空気が肌にまとわりつく季節になってきましたが、この辺りは気持ちよく風が抜けるのです。
配管位置とタイルとの納まりを打ち合わせて、9月の設置工事に向けていよいよ動き出します。
昨日は、浦和のご実家から横浜の山手に越す予定のSさんのご実家まで打ち合わせに伺い、だんだんと遠いところから声が掛かる機会が増えてきました。
もし、私たちたちを必要としてくださるのでしたら、どこまでにゆきますよ。
でもね、本当は住んでいる近くに気に入った家具屋さんがあれば、その方にご依頼されるのが一番良いと思うのです。だって何かあったらすぐに来てくれますものね。
それでも、見つからない時はいつでも声を掛けてくださいね。
って言っていたら、大阪にお住いのKさんからお声掛け頂いたのです。
それほど遠距離でも頼んでくださるのだということに、大変ありがたく思っております。
Kさん金曜日お会いしましょう。
楽しみにしております。

チェリーのテレビボード

2016.07.02

20160702001201607020022016070200520160702004久しぶりに厚い板を使った全長2650mmほどの大きなテレビボードを作らせて頂きました。
Kさんから頂いたスケッチを元にできあがった形は、スケッチそのままの通りに仕上がりました。
汗が引かない初夏の好天に恵まれた今日、いよいよその納品でした。
奥様とまだまだ小さなお兄ちゃんは「おぉ。」と喜んで下さり、ご主人もにこやかに家具が設置されていくのを見守ってくださいました。

今回は、アメリカンチェリーの51mmの板を使って42mmの厚みに仕上げて、こげ茶のスピーカーネットと、グレースモークのアクリルがチェリーの色と良く対比していました。
他の樹々に比べて早く日焼けするチェリーは、この日当たりの良いリビングですからあっという間に対比が和らいでまた違った印象を見せてくれるはずです。
また、その時に見せて頂けるのを楽しみにしております。

ありがとうございました。

お守りの灰匙

2016.07.02

「これすてきね。」「かっこいい。」
とマーケットでディスプレイに使っていると必ず声をかけられる銅製の匙。灰匙というものだそうです。
祖母が茶道・華道の師範の腕前を持つ方だったので、亡くなった時に形見分けをしてもらい、私たちの手元に来ました。
ずっと昔から道具として使われていたものが、今現在の感性にも響くものということが、とても素晴らしいことだなといつも感動するのです。これからもマーケットのお守りにしていきます。
そして、そのお守りの効果なのか、「いつか…」と描いたいた夢がひとつ叶う機会がやってきました。
ハンドメイド作品通販・販売サイト「Creema」さんが開催される「Creema ×ISETAN」に参加できることになりました❗️百貨店さんにいつか作品を置いてもらえる日が来たら…と思っていたのですが、ISETAN新宿店さんに置いていただけるなんて‼️本当に嬉しいのです。
9月7日から12日まで伊勢丹新宿店7F催事場にて開催されます。
皆さん是非遊びに来てくださいね。
そして、そのCreemaさんのアウトドア特集ページにiPhonestand「caracol」を取り上げていただいています。ありがとうございます。
http://www.creema.jp/exhibits/pickup/155
ぜひ、ご覧くださいね。

格子柄のあるタモのダイニングボード

2016.06.30

201606300012016063000320160630004Sさんのリビングのリフォームをされていた伊沢工務店の深堀さんは、多摩のNさんのキッチンを作らせて頂いた時の監督さんです。
あの時は、数回お話しできるくらいのチャンスしかなかったのですが、たいへんうれしいことにとても私たちを良く思っていてくださって、今回Sさんから家具の相談が出た時に、「これはイマイさんしか居ないよね。」って声を掛けてくださったのでした。
ありがとうございます。
そして、Sさんと深堀さんを交えて決まった形は、リフォームして入れた建具のデザインを取り入れて全面格子柄に。ちょっと上から見ると引き出しも引き出しに見えない、まるで凹凸のある板だ。
そこをポンと押すと出てくる引き出しを見て、Sさんが「わぁ!」と、うれしそう。
「今度はこのテレビ台かしらね。」とにこやかにそうおっしゃってくださって。
その時が楽しみです。
良いご縁を頂きました。
ありがとうございました。

トイレの白い吊戸棚について考察

2016.06.29

スタジオコンボの茂呂さんとは、十条のYさんの時に知り合ってから、埼玉のFさんの室内設計をお願いしたりと、距離は遠いけれど親しくお付き合いさせて頂いているのです。
その茂呂さんから「トイレの戸棚を作ってもらえますか。」とご依頼を頂いて、本日設置してまいりました。
見た印象はシンプルな吊戸棚です。
ちょっと変わっているのは、左側に換気口があるから扉が管機構に当たらないように扉の幅を左右で変えたところくらい、に見えます。
でもね、シンプルな形でもあれこれ悩みながら作ったのです。

できればシンプルな四角い箱にしたかったのですが、トイレの間取りって、半分近くがトイレのドアを開けると便器が正面にあってこちらを向いているレイアウトが多いのです。トイレという部屋いっぱいに入り口のドアがついているわけではなく、ドアはトイレの室内の幅よりも少し幅が狭い。そうなると、戸棚をつける時に戸棚をヨコにしてトイレに持ち込んで、トイレの中で半回転させるのです。
その時に、設置場所の幅めいいっぱいで作っちゃうと、半回転させようとしてもつっかえちゃう。
戸棚の幅と奥行に対して対角線がトイレの室内の幅を越えるとつっかえちゃうのです。
むかしむかしに、マンション向けのシンプルな戸棚をたくさん作っていた時にこの失敗で20台近く幅を修正直した経験がありまして・・。
ですので、対角線で考えて戸棚の幅を決めると、どうしても設置場所の幅よりも戸棚の幅が小さくなっちゃう。
それで、そこをどう仕上げるのか・・、悩みます。
茂呂さんと決めた方法は、一番手が込んだ仕上げ方法。
上面と下面の隙間を埋めたあとに、正面は扉と同じに見えるようなパーツで端を仕上げるという形です。
普通なら1時間もあれば終わる作業も、このような仕上げでさらに戸建て住宅だと天井に廻り縁が回っているので、その欠き込みなどもあって、一人でモクモクとやっていると3時間近くあっという間に経ってしまう。
シンプルな形でもこれだけの工程を経てようやくすっきりとした形ができあがります。

「妻が帰ってきたら、喜びますよ。イマイさんありがとうございます。」と茂呂さん。

また次回、お仕事でご一緒させて頂ける時が来るのを楽しみに待っています。
これからもよろしくお願いします。

和紙入れ

2016.06.28

国宝クラスの絵画の修復も手がける表具師のKさんから頼まれていた和紙を入れる棚を設置してきました。
繊細な手の動きなのにロックな印象は相変わらずで格好良いのです。
ただいま手掛けているお仕事も興味深く拝見させて頂き、とても良い時間でした。
ありがとうございます、Kさん。
家具のメンテナンスが必要な時は、気軽に呼んでくださいね。

Kさんこんにちは。

2016.06.27

水戸のKさんのところにダイスケさんがメンテナンスと写真撮影に行くというので、私も一緒に。
私が目することができるのは、打ち合わせから形が決まり、材料から家具ができあがるまで。
取付や作業にまで一緒に行ける機会はなかなかないので、皆さんの暮らしの中に私たちが作らせて頂いた家具がどのくらいそこにあっているのか、馴染んでいるのか、分からないこともがあったりするまま、ダイスケさんやみんなが見聞きしたことだけでしか私には分からないことも多くて。
今回のように作業に同行して、家具の点検と、その使っている様子を拝見させて頂くと、お客様の声を実際に聞くことができて、自分たちがしている仕事を実感できるのでとてもうれしいです。
奥様はお仕事で、残念ながらお会いでませんでしたが、ご主人様からいろいろとお話を聞くことができました。

「週末はね、いつも毎食僕が食事を作るのですよ。」とご主人さま。
「妻はどちらかというとさっぱりしていて、要らないものは減らしていってしまうタイプなのですが、本当はもっと料理に使うお皿がほしいって僕は思っているのです。(笑)」

Kさん、ありがとうございました。

植え替え

2016.06.25

以前うちに勤めていたスタッフMさんのご家族が茅ヶ崎で営んでいた雑貨屋さんを閉めることになった時にディスプレイされていたベンジャミンを引き取らせていただいたのです。今の家になってからずっと一緒に暮らしています。ほったらかしにしてしまっているのに、今でも元気でいてくれてとてもうれしい。もう16年位になります。久しぶりにおとうさんがお休みの今日は、こども達と一緒に根をきれいにして土を替ました。ハルカが生まれる前から一緒にいるガジュマルの木も一緒に。木に護られて暮らしていることを実感します。