手さぐり

2017.04.13

なやましい構造。
最初の部材は少し力を加えたらきれいに導管に沿って割れてしまったのでした。
では、木取りを変えてみようか。
二回目の部材はなかなか良い感じです。自分の手でグイッとやっても先ほどのようには割れたりしない。でもこれが脚に組み込まれて重たい天板が載るとどのくらいのストレスが掛かるのか。手探りですね。
「じゃあ、カナイ君。どのくらいで耐えられなくなるか試してみよう。」
と、片側をバイスで固定して、反対側は人の力以上にということでクランプで締めてみると最初の部材よりは強いのですが、ある程度力を加えたところでもげるように割れてしまいました。
うーむ。
3つ目に用意した部材は、クロスする根元の面積が広いもの。
こちらはきちんと割れませんでした。
やはりこの木取りでこの形になるのだね。
それでいて美しい形にしていくにはどうするかな。