木目の印象

2017.11.02

20171102004Oさんからご依頼頂いているリビングの家具がおおよそ完成。
今回は、珍しい木柄で作っているのが特長。
揺らぐようなナラの柾目の印象を出すために、突板屋さんといろいろ相談して、柾目だけだといくつかのロットを混ぜてもそれほど違いは出しにくいということで、2種類の追い柾に近い木目を使って、部分的にタケノコを半割りにしたりして、揺らぐような表情豊かな柄に仕上げました。
一般的に突板と言うと、うすくなった木と言うイメージになりがちですが、張り方、見せ方によっては無垢材では難しい表現も可能な素材。
幾何学的に並べたり、そのままの成り立ちを表現したり。
そこにおもしろさがあるのですね。

続いて、ようやくオヌマさんから仕上がってきた鉄のフレームに合わせて、デスクを製作の予定。
Oさん、お待たせして申し訳ございません。
もうしばらくお待ち頂ければ幸いです。

頑張ります。