はざま

2018.03.25

20180325002昨日と今日はどうしても見ておきたかった行事がありまして、一日半のお休みを頂きました。この週末に何か家具のことをご検討くださっていた皆様すみません。
ハルカがこの1年間活動を続けた吹奏楽部の成果を見せる発表会があったのです。
これまでよく耳にした中学に入ると子供が頑張って大人に近づこうとする、というように、ハルカもだんだんと自分でいろんな方向へと進もうとしていく姿を嬉うれしいようなさみしいような気持ちで見ておりました。
そして、先生たちはこども達に自分を信じて前に進むことを気持ちよく伝えてくれて、それに応えるように子供たちも自分なりの大人像を見つけようと頑張る姿は、とても頼もしく映るのでした。
昨年から再び学校の役員として学校の様子を拝見させてもらっているのですが、小学校とは違ったこどもの頼もしさに自分たち大人などが口出ししなくてもきっとうまく学生生活は回っていくのだろうと思わせる頼もしさを感じておりました。
そして、昨日はその吹奏楽部の定期演奏会。3年生が卒業して、2年と1年が1年間の活動の成果を発表する日なのでした。
親として、役員として、そのできあがりを聞かせてもらい、1年間でこれほど人は成長するんだなって、あらためて自分たちには遠い昔になってしまった子供たちの吸収の素晴らしさに微笑ましく思ったのでした。
でも、頼もしさは何となくそこまで。演奏が終わって、みんなのあいさつも終わって、片付けが始まると・・、みんなうれしさが残ったままだからかなかなか片付けがはかどらない様子。
見かねて、親たちが手を出し始める。だって下校時刻が過ぎちゃうもの。
知り合いのお父さんやお母さんもみんなで手伝ってぱたぱたと椅子や道具を運んでいく。通り過ぎる部員の子たちが、「ありがとうございます。」と可愛らしく挨拶をしてくれます。
こういう作業って好きなんですよ。なんだか自分たちも学生に戻ったような気がして。そのうえ、こども達に喜んでもらえるならそれはそれはうれしいよね。
ふと、作業が終わってみると、こども達があらためてありがとうございます、と。
なあんだ、そうか。まだ子供たちはこども達なんだよね。みんなの笑顔や廊下の隅ではしゃぐ様子を見ていると、頑張ってみんな一人ずつでかんばっているように思えても、やっぱりまだ子供なんだ。そう思うとどこか安心できたというか、うれしかったのでした。

翌日郊外でて、今日は市内の中学校が集まって合同の発表会。
昨日の子供らしさはどこかに隠したみんなは舞台の真ん中で立派に素晴らしい演奏を聞かせてくれたのでした。
こどもっぽさの抜けたりりしい姿に再び少し寂しくうれしくなったのでした。