日記「自由な手たち」

20190929002

思いが実る

今年のチアキの運動会が終わりました。
相変わらず、親父の会としての活動に参加していたので、チアキの競技以外はなかなか観覧する時間はありませんでしたが、とても良いお天気に恵まれて、子どもたちも健やかな様子でお互いの頑張りを健闘しあって心地よい高揚感に包まれた一日でした。
今年のPTA会長は、念願のOさん。
何が念願なのかというと、当時会長だったTさんの声掛けで始まったこの親父の会で、「イマイさん、せっかく運動会の片づけを手伝って下さったご縁ですので、この後懇親会をやろうと思うので、ぜひいらしてください。」と誰も知らないお父さんたちの集まりになぜか足を踏み入れてしまった(笑)ことが今のみんなのお付き合いのはじまりなのですが、その時からOさんが居たのですね。今まだその当時のメンバーで残られているのはOさんくらいでしょうか。(発起人のTさんはもうお子さんが中学生以上になったので、今は中学校で活躍してくださっています。)
その当時からいつかはこの立ち位置で活躍してくれるだろうというみんなの思いがあったのですが、他の活動で忙しかったこともあってなかなか引き受けてもらうことが難しかったのですが、一番下の息子さんが卒業されるこの年にようやくこの場に立ってくださいました。
それがみんなうれしくて、閉会式になり始めるとぞろぞろ関わりのあるお父さんたちがテントの下に集まってきたのでした。
みんなこれを聞くために今日頑張ってきたんだよって感じで。
Oさんも普通ならドキドキするところでしょうけれど、みんなに囲まれてうれしそうな様子で、その挨拶は後ろのうれしいヤジと一緒にとても温かなものに終わりました。
みんなニコニコしております。

周りからは、否定的な意見が多く出たりすることもあります。
無駄な活動が多い。負担が多い。子供のためという名がつくだけの労働じゃないか、とか。
ものの見方はいろいろです。
私のように自分で仕事をしていれば多少時間の都合もつくかもしれないけれど、会社に勤めている人でしたら、会社に理解が必要だったりする。
会社としては、「社会貢献頑張ってね。」という声を掛けてくれるかもしれないけれど、会社と切り離された活動に理解をしてもらうことが難しかったりすることも多いと思います。
それでもなんで続けられるのかな。
私の1年先輩の会長さんがこう言っていました。
「この活動は、子供のため、学校のため、地域のためなんて言っているとなかなかモチベーションが続かなかったりするから、まずは自分が楽しめないといけないよね。」って。
「それが難しいようなら自分が楽しくできるような場所に変えていかないと。」って。
その言葉通りにこうしてお父さんたちで時々集まる時間がとても温かく楽しく、そういう空気の中でこういう人たちがいるのなら自分も何か手伝ってみようかなって思えたのです。
自分がこういうことに関わるなんて以前は思ってもいなかったし、今はこういう活動がなかったら今の自分はないのではないかと思えるくらいだし、不思議なことです。
関わってみて、お父さんたちだけの集まりだったのが、町の中にはいろんな年配の人がいて子供たちをこっそり(笑)見守ってくれていることを知ったり、海老名の子供たちをこういうふうに育てたいって思っている熱い大人がたくさんいることを知ったりして、ああ、自分はこの町に生きているんだなあ、とこういう活動を通してあらためて思うのでした。
Oさんがにこやかに挨拶を終えて「いやあ、緊張したよ。」と言いながらテントに戻ってきた時に、みんな「よかったよ、よかったよ。」ってうれしそうに言っている様子を見て、あらためてよい集まりでよい町にいるのだなあと思えたのです。