日記「自由な手たち」

20191201001

12月のはじまり

久しぶりに何も予定を入れていない日曜日。
ハルカは試験を受けに行くということで夕方まで彼女抜きになってしまったので、アキコとチィと3人で薬師池公園まで出掛けることにしました。
リスはね、そっぽを向いてなかなか遊んでくれませんでしたが、薬師池の周りに広がる紅葉はみごとでお茶屋さんであんころ餅を頂きながらぼんやりしておりました。
お餅と一緒にお新香が出てくるので、へぇと思いながらポリポリと頂くのですが、これがとても良いのですね。
そういえば、先日マザーズカフェさんにお邪魔した時に頂いたとても味の濃いチーズケーキにもつぶの粗いお塩が添えられていて、「これつけて食べると美味しいのよ。」と言われるままに食べてみたら、なかなか癖になる味わいだったなあ。
永井家と荻野家という二つの旧い家が園内にあって、お茶を頂いた後に見学させてもらったのですが、昔のダイドコロはなんて素朴なのでしょうね。
玄関またいで入ると大きな土間になっていて、ほんのり燻した香りが漂っています。
突きあたりの暗いところに大きな水瓶があってその壁際には木で囲った四角い流しがあって、それが壁の一部から外に向かってじょろじょろと流れるようになっている。
その下は丸い小さな石が敷かれていて、お水が静かに流れていくのでしょう。
水場から少し離れたところにこんもりとした二つの山があって、そこに釜が据えられていて、下には薪をくべる穴が開いていて、かまどになっているわけですね。
広い広い土間にはそれだけ。
見渡せば今に囲炉裏が切られている限りで、煮炊きや支度は履物を履いて風がすぅっと入ってくる。
夏はいくらか涼しいけれど虫たちが顔をのぞかせるし、冬は風が足元をすくうように冷たいし、手は真っ赤っかになるだろうし、それでも朝からお母さんがパタパタ動き出して、薪がパチパチ言い出して、お鍋がぐつぐついう様子や、お米がフワッと薫る様子に心躍るだろうし、良いも悪いもいろんなことをしっかり受け止めながら生きている様子がこの素朴な場所にいると伝わってくるようです。
「おなかが減ったね、お姉ちゃんがもうすぐ帰ってくるだろうし。」
ということで、ただいま。
今日から12月です。

 

 

【近日開催予定のイベントのおしらせ】

クレミル2019
日時: 12月14日(土)、15日(日)10:00~17:00
場所:フリーハンドイマイ工房にて
詳細:https://www.freehandimai.com/?p=20028