ホワイトオークとホワイトペイント仕上げのリビングボード

2020.05.07

久しぶりに家具の納品です。
こういう時期ですので、お邪魔させて頂くことも注意深くなります。
今日は幸いにも気候も暖かで大変良いお天気でしたので、Tさんも段取りよく準備してくださっておりまして、終始風通し良く作業をさせて頂くことができました。
どうにも階段から入らないサイズの天板で設計したわけですが、これを小さくしてしまうとこの家具、この空間の印象がだいぶ小さくなってしまうと思いまして、階段から搬入する覚悟でこの形に至ったのです。
「そうか、エレベーターに入らないのか。ご苦労様。」と管理人さんに気持ちの後押しされながら、5階までどうにか無事に運び込めてひと安心。
この搬入さえ終われば、あとは工房で仮組したとおりにカイ君が組み上げていくのみ。
私は時間を見計らって、夏から初秋にかけて工事に入らせて頂く予定の四街道のSさんの現場を見に行くことに。
「まだ基礎工事中かもしれません。」
と言われておりましたが、なかなかこちらのほうまで出掛ける機会はないので、せっかくなので立地を見ておけたらと思いまして立ち寄らせて頂くことに。
小学校が近くにあって、公園が豊富なとても良い場所でした。
本来でしたらもっと子供たちの活気ある声が響いているでしょうけれど、そういう日がやってくるのを待ち望むのです。

今回も以前に作らせて頂いたカップボードから引き続きカイ君が制作を担当したリビングボードを納品させて頂きました。
今まで使っていたヒュルスタのガラスのキャビネットの印象も残せるようにということで、細いアルムフレームを使った扉のある吊戸棚も合わせて作らせて頂き、これで、ダイニング、リビングへの印象が整ったと思います。

Tさん、とても素敵な器をたくさんお持ちでしたので、ここがこの先どのような印象になっていくのか、また少し落ち着いた頃にお邪魔させて頂こうと思います。