秋の火ごはん

2020.10.25

先日、千葉の四街道のSさんのキッチンを作らせていただいたあとに、その設計事務所さんから良い評判を頂いて、新たなキッチンのお話を頂いていたのですが、お客様の都合が悪くなってしまいまして、ぽっかりと時間が空いてしまいました。
アキコが日美(日曜美術館)をよく見ているのですね。
「じゃあ、行きたかった横須賀美術館に行こうよ。」
そのなかで上田薫さんの作品が見られるというので3人で出掛けることに。(ハルはもう部活です。)
今まで来たことなかったのですが、すてきな美術館。
ふわりと回遊する感覚や壁と天井がつながる柔らかい印象と海に緩やかに続くような鮮やかな芝の前庭などとても心地よい場所でした。
上田さんの時間を止めたその見せかたの美しさに驚いて、もう一つうれしかったのが谷内六郎さんの気持ちの蝋燭が灯るような作品に触れられて、心地よく帰ってきたのでした。
夜はみんなで約束していた庭ご飯。(オグさん煙かったですかね、すみません!)
お野菜からお肉へと移ると日がパチパチとはぜて、よい香りも漂って。こうして陽が落ちると少し肌寒く感じますが、アキコが用意した野菜をごった煮した汁物で体を温めながら、火が通ったお野菜とお肉を頂いて、最後はハルカが作る濃い味の焼きおにぎりを頂いて、最後はチィが楽しみにしていた夏の残りの線香花火でおしまい。
おいしい一日でした。