タオル掛けの扉にカビが出ていないか確認しましょう。

2021.07.13

雨が続いていますね。梅雨なので仕方がないのですが、洗濯物を部屋干しにしていたり想像以上に部屋の湿度が上がったままの状態が続いています。木のキッチンや家具をお使いで、タオル掛けのタオルが前板にかかっている形でお使いの方々には特に確認してほしいのですが、木が湿気を吸いきれなくなってカビが生えているかもしれません。確認して早めに対処していけばきれいな状態を保てますので、一緒に確認してみましょう。
写真は我が家の洗面所の写真です、タオル掛けのタオルが帰宅しても湿ったままの状態が続いていたり、この扉を開ける時に隣の扉とこすってしまっていたりしていたら、木が湿気をため込んでいるサインです。タオルを外して板の状態を確認してみましょう。我が家は毎年梅雨時期には扉がこすってしまいます。
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我が家はオイル塗装の扉ですが、表面だけではなく裏側にまでカビが生えてしまっていました。いけませんね。アルコール除菌スプレーをキッチンペーパーに吹き付けてカビの部分を拭き取りました。
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きれいになりました。表面についていただけのカビでしたら拭き取りだけで簡単に落とせますが、根が深くなっていると落とせない場合もありますので確認が必要です。カビを落とせたことが確認できたら、400番くらいの紙やすりで軽く磨いてから蜜蝋ワックスを塗り込んでおくとアルコールで取れてしまった塗膜を補うことができるのでよいと思います。
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まだ雨の時期は続きそうですので、朝出かける時と夜就寝前にはここのタオルはハンガーに下げて別の場所に干していきます。一度症状が出ている扉ですので梅雨が明けるまでは再びカビが生える可能性は高いです。扉に常に湿気が触れていないようにしましょう。「こんなことに気をつけなくちゃいけないの?木の扉って面倒。」と思われるかもしれませんが、木を水回りできれいに使用していく為には必要なことです。梅雨が明けて暑い日差しが戻ってくれば扉同士もこすらなくなって無くなる問題ですから、梅雨限定の家事のひとつとして習慣にしていきたいと思います。
確認してみて「カビが落とせなかった!」など困ったことが起きた方は連絡してくださいね。