カバの講演台

2021.12.22

珍しい形を作らせて頂きました。

講演台です。ただ、ちょっと工夫があるのは高さが変わる講演台です。

カバの柾目材を使って五分ツヤで仕上げています。昇降装置をぎらぎらと見せたくなくて落ち着いた印象になるように仕上げたのです。

数年前まで娘が通う学校の役員をしていたものですから、こういう演題の前に立つと「次はPTA会長の言葉です。」と体育館の向こう端で司会をしている教頭先生の顔が浮かびます。

昔から人前で話すことなんて自分の性分ではないと思っていたのにいつの間にかそういう素晴らしい場所で子供たちに話ができる機会を得ていたことが懐かしくありがたく思い浮かびます。

だけどこういう演題の前に立つとやっぱりドキドキするのです。

校長先生たちは私よりも背丈がこじんまりした方が多かったので、そのあとに私が壇上に立つとちょっとマイクが低かったりして、それでももう右脚と右手が一緒に出ちゃうような状態なので、マイクの高さなんて変えられないものでして、ちょっと猫背になりながらバクバク心臓の音を聞きながら自分の声はきちんとみんなに届いているのだろうか、なんて思いながらお話したことを思い出すのです。

あの時話した言葉は今でもなかなか自分の中で好きな話でして、またまたここに載せてみます。

もし、興味があれば読んでもらえたらうれしいなあ。

2015年3月20日「今日は卒業式でした。

2019年3月12日「卒業式

2019年4月6日「入学式でした。

2020年3月11日「おめでとう、ハルカ。