キッチンのオイル塗装はお客様自身で施工

キッチンの塗装をするHさんご夫婦

2022.04.03

キッチンのオイル塗装の前に床を養生

今日はHさんのキッチンの塗装の日です。

あいにくの雨模様でしたが、すでに工務店さん造り付けの収納で塗装を実践済みでしたので、手際よく進めてくださいまして、良い感じです。

雨だとよけいに乾きにくいので、なるべく手際よく塗らないといけませんからね。

オイル塗装は染みこんで硬化する塗装なのですが、塗ったまま放置すると仕上がりがあまり良くないので、拭き取りが大切。そして、塗装前にきちんと表面を研磨してあげることも大切。

これをするだけで手触りとツヤの感じが大きく変わりますので。ちょうどその作り付けの収納で1回塗り終わっている棚板がありましたので、2回目の塗装方法をレクチャー。

2回目の塗料はほとんど染みこまずに表面にツヤを与えるくらいですので、この2回目の塗装前に研磨が触り心地の良さを左右します。

と言っても難しいことはなく細かい目の紙やすりで撫でるように磨いていくくらいですので、まずは私のほうでこんな感じです、と磨いてオイルを擦り込んでみて、それを触って実感してもらいます。

「なるほど、ツルツルです!」とHさん。

そうして、作業内容とその作業の具合というか感覚というか、それを知ってもらって、さあ始めましょう!

先ほどお伝えしたようにして引き出しを外してもらって、奥様は引き出しから、ご主人は床の養生から。

コロナ過ということで、なかなか工事が進まない現場も多いようで、Hさんもその状況になってしまって、予定よりも工事に時間が掛かっているとのことですが、あとは住みながら工事をしていくのだそうで、家作りにはいろいろな道のりがありますものね。

私たちの時も工事を担当してくださる工務店さんが急きょ変わったりして、(かえってそれがとても良い形になったのですが)スムーズに新居に入ることができなくてアキコの実家に居候したり。今ではとても良い思い出です。

何よりもHさんが楽しんで作業してくださっているのがうれしいのでした。

次回は住み始めてから。

あらためてご挨拶に伺わせて頂きますね。

がんばってくださいね。